やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

2012 序
 平成24年度診療報酬改定は,医療と介護報酬の同時改定であるとともに「社会保障・税一体改革成案」で示された2025年の高齢社会のイメージを見据えつつ,あるべき医療の実現に向けた第一歩の改定であるだけに注目された.
 今回の改定は,歯科治療の需要の将来予想で,高齢者の治療の難度・リスクの増加が伴うとされるだけに,国民・患者が望む安心・安全で質の高い歯科治療が受けられる環境を整えていくために必要な分野に重点配分された.
 歯科診療報酬における重点配分は,
 (1)チーム医療の推進や在宅歯科医療の充実等,
 (2)生活の質に配慮した歯科医療の適切な評価,である.
 (1)については,医療連携により,誤嚥性肺炎等の術後合併症の軽減を図るため,病院等におけるチーム医療の推進に向け,周術期の口腔機能管理料が新設された.このほか,歯科治療総合医療管理料・在宅患者歯科治療総合医療管理料の対象疾患の拡大や,基本診療料や指導管理料における医科診療科との連携を評価する等に重点がおかれた.
 また,在宅歯科医療の推進にあたっては,歯科訪問診療料の評価の引き上げ,歯科訪問診療の器具の携行や,歯科衛生士の歯科訪問診療の補助に関する評価を新設する等,訪問診療の実態を反映した改定となった.
 (2)については,う蝕や歯周病等の歯科疾患の改善のため,歯の保存に資する技術等の充実を図るなど,従来より積み残された技術の評価にも重点配分された.
 このような改定の概要の特徴を多くの症例により充実させ,現場での連携促進に役立つものとした.
 もう1つの特徴が,レセプトオンライン化の推進に伴い,画面審査でこの3月から開始される突合点検・縦覧点検の要点を,できるだけその仕組みに合わせて解説を行った.
 この突合点検,縦覧点検を行ううえで歯科治療上の流れになっている1口腔単位での歯科疾患管理料の算定要件を踏まえた治療計画を初診時,再診月の2月目,その後の4月以内の期間等の縦覧点検でのポイントも念頭に症例解説した.同時に義歯管理料についても義歯新製から2月,3月目以降,6月目に治療の評価のポイントがあることも併せて解説する事例に工夫をこらした.
 これらは,24年度改定の概要を反映した編集であると同時に,日常診療のうえで見落としやすい治療計画の流れを,現場でチェックしやすい内容となるように心掛けた.
 赤本の編集企画の意図をご理解いただき,臨床に役立てられるならば編者一同の喜びといたすところであります.
 編者一同
1 治療の流れで症例検索チャート
2 レセプト一般用・用・訪問診療用
3 歯科診療報酬点数早見表
4 24年度改訂は2025年への一里塚
5 2012年度歯科診療報酬改定点まとめ
6 審査情報提供事例について
7 突合点検,縦覧点検の傾向と対策
8 返戻・査定について 事例
9 24年度改訂−具体的事例を中心に
10 新症例
 症例01 歯科診療特別対応地域支援加算
 症例02 歯科疾患管理料算定(管理型の例)
 症例03 周術期口腔機能管理(その1)(同一病院内の医科で手術⇔歯科で周術期口腔機能計画策定+周術期口腔機能管理)
 症例04 周術期口腔機能管理(その2)連携歯科医療機関での周術期口腔機能管理料(I)算定例
 症例05 周術期口腔機能管理(その3)歯科を併設しない病院耳鼻科で手術→歯科診療所へ依頼
 症例06 周術期口腔機能管理(その4)歯科を併設する病院での中咽頭がん患者の口腔機能管理
 症例07 糖尿病患者への月1回のSPT(治療間隔の短縮例)
 症例08 侵襲性歯周炎の治療と月1回のSPT(15歳の若年性歯周炎)
 症例09 歯科訪問診療2(同一建物居住者,1日5人以下,著しく歯科診療が困難な者,在宅療養支援歯科診療所)
 症例10 訪問歯科衛生指導料(複雑なもの,簡単なもの),歯科訪問診療補助加算(在宅1人,歯科衛生士同行,在宅療養支援歯科診療所)
 症例11 充填の算定方法
 症例12 FOp後の歯周病部分的再評価検査例
 症例13 歯科用3次元エックス線断層撮影(歯科用CT撮影)
 症例14 臼歯部を含む接着ブリッジ
 症例15 慢性腎臓病(chronic kidney disease)患者と歯科治療総合医療管理料
 症例16 骨粗鬆症治療中患者の歯科治療総合医療管理料
 症例17 広範囲顎骨支持型装置埋入手術料(2回法による埋入手術)広範囲顎骨支持型補綴(床義歯形態のもの)
 症例18 広範囲顎骨支持型装置埋入手術料(2回法による埋入手術)広範囲顎骨支持型補綴(ブリッジ形態のもの)

基本診療料
 保険解説
  001 歯科初診料
  002 歯管を算定し治療終了後再度の初診料
  003 歯管を算定し治療終了後2月以内の再度の初診料
  004 任意中断後2カ月経過した場合の再度の初診料(歯管算定)
  005 電話再診後の1日2度来院
  006 義歯修理の1日2度来院(再診料が算定できない場合)
  007 検診後の受診(学校歯科医の保険医療機関)
  008 成人歯科検診後の初診
  009 初診・再診に対する時間外加算
  010 初診料に対する休日加算(初診時・処置時の休日加算)
  011 再診時の休日加算(再診時・処置時の休日加算)
  012 乳幼児加算(5歳6カ月,乳幼児深夜加算・乳幼児の処置加算)
  013 初診時歯科診療導入加算(著しく歯科診療が困難な者)
  014 診療期間中の保険者変更
  015 自費から保険診療への移行
医学管理等
 保険解説
  016 診療情報提供料(I)―歯科診療所から病院への手術依頼
  017 地域歯科診療支援病院歯科初診料〔診療情報提供料(I)―病院⇔歯科診療所〕
  018 診療情報提供料(I)―介護保険との連携(主治医から意見を求められた場合)
  019 診療情報提供料(II)―セカンド・オピニオン
  020 糖尿病・心筋梗塞既往患者の抜歯(抗凝固剤服用中)(地域歯科診療支援病院,歯科診療所からの紹介)
  021 歯科治療総合医療管理料(医管)(歯痛で狭心症発作が予測される例―医科診療所からの診療情報提供)
  022 歯科特定疾患療養管理料(心身医学療法)
  023 歯科特定疾患療養管理料(シェーグレン症候群)(口腔乾燥症,薬剤情報提供料)
  024 睡眠時無呼吸症候群の治療(医科からの紹介)
在宅医療
 保険解説
  025 歯科訪問診療1(在宅1人への訪問,急性対応)
  026 歯科疾患在宅療養管理料(在宅1人への訪問,歯科衛生士を同行および歯科衛生士単独)
  027 歯科疾患在宅療養管理料と歯科訪問診療料(施設1人への訪問)
  028 歯科訪問診療時の時間に関する加算(施設1人への訪問)
  029 地域医療連携体制加算(同一建物居住者1日6人以上の連携先による1人のみ診療)
  030 集団への訪問歯科衛生指導(同一建物居住者1日6人以上,訪衛指簡)
  031 退院時共同指導料,在宅患者連携指導料(地域歯科診療支援病院歯科→在宅療養支援歯科診療所)
  032 在宅の要介護認定者と歯科訪問診療1,居宅療養管理指導(在宅1人,歯科衛生士同行,在宅療養支援歯科診療所)
  033 月の途中で要介護認定を受けた患者の訪問診療(在宅1人,歯科衛生士同行,歯在管,訪衛指,居宅療養管理指導,在宅療養支援歯科診療所)
  034 歯科衛生士が行う居宅療養管理指導(同一建物居住者1日5人以下,歯科衛生士同行,在宅療養支援歯科診療所)
検査
 保険解説
画像診断
 保険解説
  035 歯科エックス線撮影(デンタル)
  036 歯科パノラマ断層撮影と同時の歯科エックス線撮影
  037 症状確認のための歯科エックス線撮影(全顎撮影以外)
  038 同一部位に同時に2以上の撮影(パノラマとデンタル)
  039 全顎撮影と同時のデンタル(同一方法,同一部位同時撮影)
  040 歯科エックス線撮影後,日を異にしたパノラマ撮影
  041 持参パノラマエックス線写真による診断
  042 顎関節症の規格エックス線撮影
  043 歯科画像診断管理加算1
投薬(薬剤算定法)・注射
 保険解説
麻酔
 保険解説
歯の疾患の処置,歯内療法
 保険解説
 覆罩と歯髄切断
  044 う蝕処置
  045 う蝕処置,間接歯髄保護処置
  046 う蝕処置,直接歯髄保護処置→光CR充填
  047 直接歯髄保護処置→抜髄(1カ月以内)
  048 歯髄温存療法(AIPC)
  049 歯髄温存療法(AIPC)→麻酔抜髄(3カ月以内)
  050 生活歯髄切断(潰Pulに対する応用)→生PZ
  051 失活歯髄切断
  052 生切後および失切後のPZ
  053 生活歯髄切断(若年者に対する応用)→歯冠修復を自費へ移行
  054 生活歯髄切断→抜髄(生切後経過不良の抜髄例)→根充
 Pulの治療
  055 麻酔抜髄即日根充(抜髄即充)
  056 麻酔抜髄(抜髄→根管貼薬→根充,加圧根充)
  057 失活抜髄即日根充(抜髄即充)
  058 同一歯の失活抜髄と失活歯髄切断
  059 歯根未完成歯の暫間的根充→加圧根充
  060 抜髄・根充→再根充
 Perの治療
  061 感染根管処置(3根管例)→根充
  062 感根即充(単根管例)
  063 切開と同時の感染根管処置(歯科外来診療環境体制加算)
  064 歯根分割掻爬術(自院にて歯根分割)と感染根管処置
  065 歯根分割歯(他院にて分割済)の感染根管処置
  066 根管内細菌簡易培養検査(S培)
  067 歯髄壊死
  068 歯髄壊疽
  069 抜歯を前提とした根管治療(消炎処置)
  070 根治経過不良の抜歯(感根処と抜歯)
  071 残根の根治と根面被覆
  072 根管側壁または髄床底穿孔
  073 根管内異物除去(根管内リーマー破折)
  074 根管外に突出した異物の除去(歯科外来診療環境体制加算)
 その他の治療
  075 知覚過敏症(3歯までの場合と4歯以上の場合)
小児・著しく歯科診療が困難な者の治療
 保険解説
  076 う蝕多発傾向者と歯科疾患管理料(7歳)(フッ化物局所応用・歯科衛生実地指導料1)
  077 フッ化物洗口指導加算(7歳)――歯科衛生実地指導料1
  078 乳歯の初期う蝕早期充填処置(6歳未満)
  079 幼若永久歯の初期う蝕早期充填処置(7歳)
  080 乳歯の光CR充填(う蝕歯即時充填形成,6歳未満)
  081 乳幼児う蝕薬物塗布処置(乳歯のサホライド応用,6歳未満)
  082 乳歯の生活歯髄切断(吸入鎮静療法応用,6歳未満)
  083 乳歯の抜髄・感染根管処置(6歳未満)
  084 乳歯列期の歯肉炎(単G)(混合歯列期歯周病検査)
  085 乳歯のFMC・インレー(6歳未満)
  086 乳歯の複合レジン冠(6歳未満)
  087 乳歯金属冠(6歳未満)
  088 号泣のため診療不能(6歳未満)(乳幼児時間外加算)
  089 同一月に5歳から6歳になった例
  090 歯科診療特別対応連携加算(地域歯科診療支援病院,脳性麻痺のため歯科診療所から抜歯依頼の例)
  091 歯科衛生実地指導料2―著しく歯科診療が困難な者(歯科診療特別対応加算,外来環)
  092 吸入鎮静法(亜酸化窒素)(10歳)
  093 吸入鎮静法(アネソキシン)(6歳未満)
  094 静脈内鎮静法(歯科診療特別対応加算,抜歯)
  095 著しく歯科診療が困難な者(7歳)(抜歯,歯科診療特別対応加算)
歯周治療
 保険解説
 歯周基本治療
  096 単Gのスケーリング,歯周基本治療処置
  097 混合歯列期の歯肉炎(単G)(混合歯列期歯周病検査,スケーリング)
  098 歯周炎へのスケーリング(全顎28歯)
  099 スケーリングからスケーリング・ルートプレーニングへ(SRP)
  100 P症状安定後のP急発と再SRP
  101 歯周ポケット掻爬(PCur),歯周精密検査
  102 歯周基本治療後のペリオクリン注入例
  103 P急発時のペリオクリン注入例
 歯周外科手術
  104 歯周ポケット掻爬術
  105 新付着手術(ENAP)……304
  106 薬物性の歯肉増殖(複雑性歯肉炎)―歯肉切除手術(GEct)……308 
  107 歯肉剥離掻爬手術(FOp)と人工骨填入例
  108 歯周組織再生誘導手術(GTR)……316
 歯周治療用装置
  109 歯周外科手術前の歯周治療用装置(冠形態および床義歯形態)
  110 歯周外科手術後における歯周治療用装置(床義歯形態)の修理
  111 歯周外科手術と歯周治療用装置(冠形態)
 その他の手術
  112 歯肉弁根尖側移動術
  113 遊離歯肉移植術
  114 口腔前庭拡張術
  115 小帯切除術
  116 歯周疾患治療薬の応用(ヒノポロン使用例)
  117 暫間固定(TFix)(簡単なもの)
  118 歯ぎしりの処置(咬合性外傷,アクチバトール式咬合床)
  119 歯ぎしりの処置(アクチバトール式以外の咬合床)
 SPT
  120 歯周精密検査以降の歯周治療とSPT
  121 歯周病安定期治療開始後に病状悪化(SPTを中止し,歯周外科手術)
  122 歯周病安定期治療中の歯周疾患処置(P処)
歯冠修復
 保険解説
 充填およびインレー
  123 初期う蝕早期充填処置(歯管,実地指1)
  124 充形→アマルガム充填 1窩洞2面応用(隣接面を含まないもの)
  125 充形→光CR充填(歯冠破折例)
  126 歯質くさび状欠損(WSD)の光CR充填
  127 充形→光重合型グラスアイオノマー充填(2窩洞 重複歯面)
  128 歯頸部根面う蝕へのグセ充(歯面処理を行わない場合)
  129 レーザー応用による充形,窩洞形成(う蝕無痛)
  130 修形(メタルインレー)
  131 修形(CRインレー,クリアフィル応用)
  132 修形(CRインレー,SR-イソシット応用)
  133 充形(異種材料の充填)(アマルガムと光CR)
  134 コンビネーション・インレー(メタルインレーと光CR)
  135 異日充填(充形→同一月に新たなう蝕)
  136 光CR充填後の抜髄,再充填
  137 歯冠修復物製作後の歯冠破折
  138 次回充填例(う蝕処置,間接歯髄保護処置後の充填)
  139 根充後のCR充填とメタルインレー(KP)
 クラウン
  140 クラウン・ブリッジ維持管理料(歯冠補綴物)
  141 クラウン・ブリッジ維持管理料(算定後の歯冠補綴物再製)
  142 クラウン・ブリッジ維持管理料(ブリッジ)
  143 クラウン・ブリッジ維持管理料(未届出保険医療機関の算定)
  144 前歯3/4冠(生PZと失PZ)
  145 臼歯4/5冠(生PZと失PZ)
  146 FMC(生PZ)(生PZ後の知覚過敏)
  147 FMC(失PZとメタルコア)
  148 FMC(失PZとレジンコア)
  149 FMC(歯冠補綴物の連結)
  150 FMC(歯根分割分岐部病変掻爬後)
  151 レジンジャケット冠(前歯,生PZと失PZ)
  152 複合レジンジャケット冠(12歳)
  153 硬質レジンジャケット冠〔光重合型〕(前歯・生PZ)
  154 硬質レジンジャケット冠〔加熱重合型〕(前歯・失PZとメタルコア)
  155 レジン前装金属冠(硬質レジン)
  156 歯冠修復物の除去(FMC,4/5冠,メタルコア,インレー,CR)
  157 咬合調整(FMC過高,単Per)
ブリッジ
 保険解説
  158 前歯1歯欠損ブリッジ(有床義歯併用の場合の補診)
  159 前歯1歯欠損ブリッジ(3/4冠支台とレジン前装金属ポンティック)
  160 前歯1歯欠損ブリッジ(健全歯抜髄と金属裏装ポンティック)
  161 犬歯1歯欠損ブリッジ(2345設計,中切歯が支台として使用できない特例)
  162 前歯延長ブリッジ
  163 前歯2歯欠損ブリッジ(レジン前装金属冠とレジン前装金属ポンティック)
  164 前歯3歯欠損ブリッジ(リテイナー)
  165 前歯4歯欠損ブリッジ(支台歯とポンティックの数6歯以上)
  166 インレーとFMC支台のブリッジ
  167 小臼歯金属裏装ポンティックブリッジ
  168 大臼歯鋳造ポンティックブリッジ(大臼歯冠支台)
  169 小臼歯延長ブリッジ
  170 大臼歯延長ブリッジ
  171 臼歯2歯欠損ブリッジ
  172 犬歯・小臼歯連続欠損ブリッジ
  173 前歯・臼歯5歯欠損ブリッジ
  174 下顎分割抜歯後のブリッジ
  175 上顎分割抜歯後のブリッジ(566欠損)
  176 歯根分割(切断)後支台のブリッジ(4566欠損)
  177 欠損歯がなく1歯相当分の間隙のあるブリッジ(3△4欠損)
  178 前歯部接着ブリッジ
  179 事前承認ブリッジ(3歯欠損で2歯間隙)
  180 可動性ブリッジ
  181 ブリッジの除去
ダツリ・修理
 保険解説
  182 金属歯冠修復物脱落,当日の根充
  183 FMCの再装着(クラウン・ブリッジ維持管理中)
  184 レジンジャケット冠の再装着
  185 再装着(他院で製作された保険給付外補綴物)
  186 レジン前装金属ポンティックの破損,修理
  187 ブリッジの破損,修理
  188 インレーおよびメタルコアの未来院請求
  189 ブリッジの未来院請求
  190 未来院請求後(未)のブリッジの装着
  191 自費切替(臼歯金合金インレー)
  192 材料差額(前歯3/4冠)と自費切替(FMC)
  193 ブリッジの自費切替(メタルボンドブリッジ)
  194 補管未届出保険医療機関での補綴物新製例
有床義歯
 保険解説
  195 有床義歯の補綴時診断料
  196 多数歯欠損義歯と有床義歯関連技術の費用
  197 有床義歯の技術料―総義歯例
  198 少数歯(1歯)欠損義歯(鉤歯・鉤対歯調整)
  199 顎運動関連検査2回算定例
  200 残根上の義歯(残根削合によるもの)
  201 残根上の義歯(残根コーピングによるもの)
  202 即時義歯
  203 有床義歯の短期間製作
  204 熱可塑性樹脂有床義歯
  205 顎補綴
  206 1顎に義歯2床装着(14K金合金鉤使用)
  207 特殊印象(咬合圧印象)
  208 有床義歯の人工歯
  209 有床義歯の補綴隙使用例
  210 欠損歯数と義歯歯数が異なる症例
  211 鋳造バー・バークラスプ義歯
  212 鋳造バーと屈曲バーの使用義歯
  213 フック,スパーの使用義歯
  214 保持装置の使用例
義歯管理料と有床義歯調整管理料
 保険解説
  215 新製有床義歯管理料(義管A),有床義歯調整管理料(義調)
  216 義歯管理料の算定時期(義管B,義管C)
  217 少数歯欠損義歯に対する有床義歯管理料・咬合機能回復困難加算
  218 有床義歯修理と新義歯製作(新製義歯装着前の義管B)
  219 同一初診で上下の義歯を異なる月に新製(次月から1年以内)
  220 同一初診で上下の義歯を異なる月に新製(1年経過後)
  221 有床義歯内面適合法と有床義歯管理料
有床義歯内面適合法・修理
 保険解説
  222 有床義歯内面適合法(床適合) その1 直接法例
  223 有床義歯内面適合法(床適合) その2 間接法例
  224 有床義歯修理(人工歯の置換)
  225 有床義歯修理(人工歯の咬合面レジン添加,直接法・間接法)
  226 新義歯予定の旧義歯の有床義歯内面適合法(床適合)
  227 有床義歯修理(歯科技工加算) その1 義歯床破損例 
  228 有床義歯修理 その2 6カ月以内の修理・人工歯脱落例
  229 有床義歯修理 その3 鉤破損例・補強線使用例
  230 旧義歯への増歯
  231 義歯修理と有床義歯内面適合法(床適合)
  232 義歯修理(増歯)と有床義歯内面適合法の同時例(長時間待機)
  233 有床義歯修理と新義歯製作
  234 有床義歯床下粘膜調整処置(T.コンデ)
  235 有床義歯の未来院請求
  236 局部床義歯の自費切替(金属床義歯)
選定療養費
 保険解説
  237 金属床総義歯(選定療養費)
  238 C選療
手術の算定
 保険解説
抜歯・移植・抜歯後の異常および関連事項
 保険解説
  239 抜歯(臼歯)(POSによる経過診療例)
  240 抜歯中止(抜歯中),再度抜歯
  241 転位歯抜歯と歯根露出部への遊離歯肉移植術
  242 抜歯窩再掻爬手術
  243 難抜歯
  244 分割抜歯(ヘミセクション)
  245 埋伏過剰歯の抜歯
  246 下顎水平埋伏智歯の抜歯
  247 上顎智歯の難抜歯(半埋伏歯=骨性不完全埋伏歯)
  248 抜歯中止(抜歯着手前),貧血に対しての酸素吸入
  249 濾胞性歯嚢胞(含歯性嚢胞)摘出術と水平埋伏歯抜去(病理組織検査)
  250 口腔底迷入下顎智歯抜去術
  251 後出血処置(1日2度来院)
  252 ドライソケットの治療
  253 歯の移植手術
炎症(消炎手術)
 保険解説
  254 消炎拡大→抜歯(急性化膿性歯根膜炎)
  255 智歯周囲炎(歯肉弁切除例)
  256 智歯周囲炎(抜歯例)
  257 骨膜下膿瘍(切開排膿→抜歯)
  258 頬部膿瘍(口腔外切開),手術当日の注射手技料
  259 口底炎(口腔底膿瘍切開),手術当日の点滴注射
  260 歯根分割掻爬術
  261 腐骨除去手術
  262 歯性上顎洞炎(投薬:消炎酵素剤)
  263 上顎洞陥入歯根の摘出
  264 上顎洞口腔瘻閉鎖術(抜歯時)
  265 上顎洞口腔瘻閉鎖術(著しく困難なもの)
外傷と骨折処置・顎関節症
 保険解説
 外傷
  266 外傷による歯の打撲
  267 口腔外縫合術
  268 創傷処理と歯の再植術(部位を異にする場合)
  269 歯槽骨骨折非観血的整復術
  270 歯槽骨骨折観血的整復術
  271 下顎骨折非観血的整復術
 顎関節症
  272 顎関節症(マイオモニター,咬合調整)
  273 顎関節症(スプリント療法,顎関節規格エックス線撮影法)
  274 顎関節症(徒手的授動術:パンピングを併用した場合)
粘膜疾患処置・その他の外来手術
 保険解説
 粘膜疾患
  275 孤立性アフタ(付着型薬剤による治療)
  276 再発性アフタ(軟膏塗布による治療)
  277 口腔扁平苔癬(軟膏塗布による治療,歯科特定疾患療養管理料)
  278 白板症(口腔病理診断,歯科特定疾患療養管理料)
  279 口腔カンジダ症(投薬)
  280 浮動歯肉切除術
  281 エプーリス切除手術(病理組織検査)
 嚢胞・腫瘍
  282 粘液嚢胞摘出術(口唇)
  283 小帯形成術
  284 唾石摘出術
  285 がま腫切開術
  286 良性腫瘍摘出術(舌)
  287 歯科インプラント摘出術(人工歯根タイプ)
  288 歯槽骨整形手術
  289 下顎隆起形成術
  290 顎堤形成術
  291 歯根端切除手術
  292 歯根端切除手術と歯根嚢胞摘出手術
  293 萌出困難歯の開窓術
  294 濾胞性歯嚢胞開窓術
リハビリテーション
 保険解説
  295 術後の摂食機能療法
  296 脳梗塞後遺症の摂食機能療法(舌接触補助床)
  297 脳血管疾患等リハビリテーション(言語機能訓練)
歯科矯正
 保険解説
  298 片側性唇顎口蓋裂による咬合異常
  299 骨格性下顎前突による咬合不全・発音障害
  300 第一・第二鰓弓症候群による咬合異常

  付-1 口腔外科手術の所定点数および準用点数
  付-2 検査・病理診断の点数(医科点数表から)
  付-3 歯科材料点数一覧
  付-4 基本診療料・特掲診療料のおもな施設基準等(抜粋)(平成24年4月)
  索引