やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

 1章 この本ができたきっかけ それは出会い!(小原啓子)
  はじめに
  経営のプロは違う…ちょっとした驚き
  マネジメントのノウハウをフルに組み込んだ本
  マネジメント感覚を持つと社会が変わって見える
  仲間とガチャガチャ言いながら夢を形にする
ちょっぴり輝いて仕事してみますか…さらに魅力的な歯科衛生士になるために
 2章 輝く華の歯科衛生士とは(小原啓子/歯科衛生士チーム)
  保険改正はますます厳しくなる.気づいていますか?私たちに求められているものは「患者満足」,「自己啓発」,「経営感覚」
  「花」と「華」2つの歯科衛生士タイプの差
  ベテランだから輝いているんじゃない.新人だって光っているよ どんなときにも輝く華の歯科衛生士はいる
  輝いて仕事がしたいよね!
  恥ずかしがらず,言ってみよう「輝いて仕事がしたい!」
 3章 歯科衛生士はどこに行く?(小原啓子)
  歯科衛生士はどこに行く?
  若い歯科衛生士が辞めている
  もう少し働いてほしい
  歯科診療室の中で起こる歯科衛生士としての変化
 4章 歯科衛生士としてのキャリア(小原啓子/竹元雅彦)
  どうして歯科衛生士になったの?
  資格があれば一人前は,まだ早い!
  一人前までの道のりは遠くて近い?
  歯科衛生士のキャリアを上げよう
  卵レベルは「一所懸命さ」に価値がある時期
  試用レベルは「前向きな姿勢」で乗り切る時期
  フレッシュレベルは「仕事の明確化」をする時期
  イキイキレベルは「目標の明確化」をする時期
  ベテランレベルは「役割期待への対応」をする時期
  華の歯科衛生士レベルは「自己の役割形成」をする時期
  プラトー状態からの脱出
 5章 キャリアプランを立ててみよう(小原啓子/竹元雅彦)
  私の人生設計…どんな人生にしたいのか?
  人生に戦略と戦術を持つ
  社会で使われている戦略と戦術
  自分でつくるキャリアプラン
  今一度,自分のキャリアプランを眺めて
 6章 さあ,輝く華の歯科衛生士度をチェック!(小原啓子/歯科衛生士チーム)
  歯科衛生士業務の生産性
  ベテラン歯科衛生士が試されるとき
  輝く華の歯科衛生士度を知る
  業務別能力開発シートで自分の仕事を採点してみよう
  業務別能力開発シートの別の使い方
 7章 納得できる仕事をする(小原啓子)
  やる気の向上は,何で起きるのか
  仕事のモチベーションを上げる環境づくり
  歯科衛生士にとっての動機づけ要因は担当制にあり
  自分の目標を持つ
  目標は声に出して言ってみる
  自分自身の意識改革
 8章 歯科衛生士教育が変わった.だから歯科衛生士は当然変わる(小原啓子)
  今までとは全く違う歯科衛生士が出てくる
  歯科衛生士が2年制教育へと移行するまで
  時代に合わせて歯科衛生士は変わっていった
  3年制教育へ 歯科衛生士の教育を変えるという動き
  難しかった教育改革
  苦肉の策,予算はつける
  歯科衛生士教育が大学で行われる喜び
  やっと,3年制移行が全国統一へ
  独自性のあるカリキュラムを持った学校
自己成長は自己認識から─仕事を前向きに捉えたいと考えている歯科衛生士に
 9章 「研究者」の立場から(竹元雅彦)
  伝えるための言葉
  基本はコミュニケーション
  言葉が大切なのは同じことをイメージするため
  言葉を覚えることと仕事のプロになること
  自己成長は自己認識から
 10章 仕事の質を高めよう(竹元雅彦)
  仕事を真面目に考えよう
  仕事の捉え方
  歯科衛生士としてのあなたの場合は?
  「職務の充実」とはなんですか
  「職務の拡大」とはなんですか
  仕事をコントロールする
  マーケティング的な視点を持とう
  職位と権限とリーダーシップ.実はここが言いたかった
 11章 医院における人間関係(竹元雅彦)
  我慢して仕事するほどつらいものはないけれど
  どの世界でも同じことが言える
  考えてみよう.「自分が壁をつくっているかもしれない」と
  合わない人は必ずいる
  発想を変えてみる
  ビジネス・ライクの関係でいればよい
  自分の性格は一つではない
  自分も知らない,自分の性格
  SPには歴史がある
  他者にある同じSPは反応しあう
  脱同一化
  自分自身をじっくり見る
  やってみよう自己診断
  それぞれのタイプを知っていれば,楽になる
  対角線上が天敵との関係
  自分を知って相手を知ると接し方がズバッと見えてくる
チームで乗り切る歯科医院経営─一歩先行く歯科衛生士に…
 12章 経営コンサルティングの立場から 歯科医院の現実を知っておこう(坪島秀樹)
  チャンスを逃さない
  歯科医院の現実を知るということ
  歯科業界を取り巻く厳しい現状
  保険収入の限界
  歯科医院経営にはお金がかかる.歯科医師の経営感覚
 13章 経営データで見る平均的な歯科医院像(坪島秀樹)
  知っておこう 歯科医院の経営とは
  収入ってどれだけあるの?収入は売上高でわかる
  費用ってどれくらいかかるの?費用には変動費と固定費がある
  変動費ってなに?変動費とは売上高に比例して変化する費用のこと
  固定費ってなに?固定費とは売上高に関係なく発生する費用のこと
  歯科医院ってどれぐらいの利益があるの?
  利益がそのまま院長の収入?利益からごっそり引かれて残ったのが院長の手取り
  税金(所得税,住民税)払わなきゃ!!
  借入金元金の返済しなくっちゃ!!
  最後に残ったのが院長の手取り
 14章 元気が出る歯科医院の仕組みづくり(坪島秀樹)
  経営感覚を持とう
  ゴーイングコンサーン…実は,続けることが一番難しい
  自分がいくら稼いでいるか知ってる?
  歯科医院で売上を上げるとは?
  歯科医院の粗利益率を上げるとは?
  損益分岐点売上高を知っておこう.ここがまさしく経営感覚!
  使わないといけない支出,研修費や広告宣伝費
  皆さんの歯科医院は大丈夫?簡単チェック
 15章 経営コンサルタントが語る,流行っている歯科医院の特徴(坪島秀樹)
  視点1 予防の導入
  視点2 AIDMAの法則から経営を考える
  視点3 患者さんが求める本当の説明とは?
  視点4 リコールシステムの確立
  視点5 徹底した接遇による患者満足,ライバルはホテル
  視点6 患者さんを飽きさせない待合室の工夫
 コラム
  自信を持て.努力して.誰かがあなたのがんばりを必ず見ている.苦しいときは,あなたが成長するための試練.
  今日の涙が明日の微笑みに.必ず,輝くよ,未来の華の歯科衛生士.
  そのきっかけを,私たちはこの本を通して提供します.