推薦の序
厚生省健康政策局歯科衛生課長 宮武光吉
近年,わが国では,人口の急速な高齢化に伴い,疾病構造が変化してきていることなどから保健医療サービスに対する住民のニーズが急速に高まってきており,良質な保健医療の供給を行いうる体制を整備するため,資質の高い保健医療関係者の養成を行うことが重要な課題となっている.
歯科衛生士の資質向上を図るため,歯科衛生士学校養成所の修業年限の延長,学科課程の改正等が昭和58年に行われ,5年後の昭和63年よりすべての養成所で新カリキュラムによる教育が行われるようになった.本改正により,保健指導や歯科予防処置に関する教科内容の充実が図られた.そして,平成元年6月には,歯科衛生士法の一部改正がされ,歯科衛生士の業務に歯科保健指導が加わるとともに,免許権者が都道府県知事から厚生大臣に改められた.
また,わが国における歯科保健対策の動きについて目を向けると,近年,80歳になっても20本の歯を保つことを目的とした8020(ハチマル・ニイマル)運動が全国各地で広がってきている.来年度よりはじまる老人保健事業第3次計画では,在宅寝たきり老人に対して歯科衛生士による訪問口腔衛生指導が行われることとなっており,歯科保健事業の充実強化が図られるようになってきている.歯の健康づくりに対する国民の関心は年々高まってきており,歯科保健指導や歯科予防処置等の業務を通じて,国民の歯の健康づくりに従事する歯科衛生士の果たす役割は今後ますます重要になると考えられる.
資質の高い歯科衛生士が養成されるためには,最新の歯科保健医療に関する知識および技術が,効果的に学生に対して教授されることが必要である.このようなときに新しい歯科衛生士教本が発刊され,内容の見直しが行われることは,誠に意義深く,歯科衛生士教育の充実強化とともに,わが国における歯科保健対策を推進していくうえで要となると確信している.
本書が多くの歯科衛生士教育機関において十分に活用され,よりよい歯科衛生士が養成されることを期待し,推薦の序としたい.
平成3年12月
新歯科衛生士教本の発刊にあたって
歯科衛生士教育は,昭和24年に始まってから,40年余りが経過しました.
この間,歯科保健に対する社会的ニーズの高まりや,歯科医学・医療の発展に伴い,歯科衛生士およびその養成・教育の質的量的な充実が叫ばれ,徐々に法制上の整備・改正も行われて,今日では就業歯科衛生士数約5万名,また歯科衛生士養成所も132校を数えるに到りました.
全国歯科衛生士教育協議会は,こうした社会的要請に対応するため,昭和36年に発足して以来多くの関係者の築いてきた教育の土台をもとに,昭和42年,「歯科衛生士教本」を発刊しましたが,さらに昭和56年,「教本の全面改訂」の着手・発行を経て,10年目を迎えることになりました.
しかしながら,再び歯科衛生士教育は時代の大きな節目にさしかかろうとしております.
今日,わが国では,高齢化社会の到来とともに,国民の医療への要望もますます多様化し,医療の質的向上が強く求められるようになってまいりました.このような流れを背景として,ここ数年の間に,歯科衛生士に対する社会の要望にも大きな変化が現れてきました.
それに伴って,昭和58年2月,歯科衛生士養成所教授要綱が改められ,重ねて昭和63年には歯科衛生士試験出題基準も示されて,各教科目の関係や,新しい科目の導入などが求められるようになりました.また,さらに,平成元年6月に歯科衛生士法の一部改正が行われ,新たに歯科衛生士業務に保健指導が加わることや,統一試験の実施と知事免許から厚生大臣免許への移行などが明記され,歯科衛生士の活躍に大きな期待がよせられています.
本協議会では,このような状況の変化に対して必要な準備を進めてまいりましたが,ことに歯科衛生士教本については,慎重な検討を加えて対応することになりました.
このため,これまでの歯科衛生士教本についての教育現場からの意見の収集調査,他の保健医療職種の教育との関連,臨床および公衆衛生現場における歯科衛生士の活動状況等を分析し,併せて教授要綱ならびに出題基準をふまえた新たな編集方針のもとにさらなる充実をはかるべく,ここに“新歯科衛生士教本”として刊行することといたしました.
この新歯科衛生士教本が十分活用され,わが国民の歯科保健の向上に役立つことを切に願うものであります.
平成3年12月
全国歯科衛生士教育協議会 榊原悠紀田郎 戸田善久
歯科衛生士教本編集委員 石川達也 宮脇美智子 勝山 茂 成田むつ 西 正勝 善本秀知
第2版の序文
本書の初版が発行されたのは1993年4月のことであるが,はやくも10年近くを経過しようとしている.その間,読者の方々にもご好評をいただき,11刷を重ねるまでになったが,歯科衛生士をめぐる状況が大きく変化していく時代のなかで,サれに追随していくだけの内容を維持していく必要があり,今回一部著者の交代を含めて,内容の小改訂を行った.
本書が,この改訂によりさらに役立つものとなることを,著者一同願っている.
なお,第2版の1〜3章は石川,4章は櫻井,5章は善本,6章は井上,7章は吉江,8章は川口,9章は西野,10章は松本,11章は亀山,付章は榊原が,それぞれ分担執筆した.
2002年1月
著者一同
第1版の序文
歯科衛生士教育の中に歯科臨床概論が組み込まれたのは,前の教本のときからであるが,この科目は,歯学部学生の歯科臨床概論や歯科医学概論が目下のところ完備しているとはいえないし,当面の目的に適う書籍も見当たらない.歯科衛生士の学生は,大部分歯科以外の家庭で育った子女であるから,その仕事の場である歯科臨床について,おおよその理解をもって教育を受けたほうがよい.また,多少歯科医師や診療所のことを知っていたとしても,当事者としてその場で役割を担って働くためには,かなりまとまった知識が必要である.それを,歯科衛生士教育のごく初期のところで果たそうというのが,この歯科臨床概論である.
このように述べてくると,この本には二つの大きな目標があることがわかる.その一つは,歯科衛生士学生のための歯科医学や臨床への入門案内である.しかし入門案内には不可欠なやさしくわかりやすい表現を工夫することは,容易なことではない.歯科や医科の用語,あるいは臨床の内容は一般社会からかなり縁遠い存在で,ただ漢字が多いとか用語がわかりにくいという難しさだけではない.いままで経験したことのない状況に直面して,戸惑っている人に説明することの困難さに似ている.文節ごとに脚注がいるのではないかという気さえする.はなはだ虫のよい注文ではあるが,教壇に立たれる先生方に脚注的な補強をしていただかないと授業が進まないのではないかとさえ思われる.
もう一つの目標は,要約した歯科臨床のシステムや診療の流れの紹介で,そのなかで活躍することになる歯科衛生士の役割を学生に自覚してもらうことである.しかし,このことにも別の意味の難しさがある.歯科臨床のシステムは,人のシステム,施設・設備のシステム,診療のシステム,運営管理のシステムや社会の取り決めなどが相互に干渉し合うシステムである.そしてそのいずれが欠落しても歯科臨床の円滑な流れは期待できない.
この教本はこのように絡み合う問題を抱えながら,各著者間の意見を調整しつつ編集されたが,時間的な制約もあったため,でき上がってみると未整理な箇所が見受けられる.今後改めなければならないところが少なくないと思われるので,各位のご叱声をお願いする次第である.
なお,本書の1〜3章は石川,4章は桜井,5章は善本,6章は井上,7章は吉江,8章は川口,9章は森谷,10章は松本,11章は亀山,付章は榊原がそれぞれ分担執筆した.
平成5年3月3日
著者一同
厚生省健康政策局歯科衛生課長 宮武光吉
近年,わが国では,人口の急速な高齢化に伴い,疾病構造が変化してきていることなどから保健医療サービスに対する住民のニーズが急速に高まってきており,良質な保健医療の供給を行いうる体制を整備するため,資質の高い保健医療関係者の養成を行うことが重要な課題となっている.
歯科衛生士の資質向上を図るため,歯科衛生士学校養成所の修業年限の延長,学科課程の改正等が昭和58年に行われ,5年後の昭和63年よりすべての養成所で新カリキュラムによる教育が行われるようになった.本改正により,保健指導や歯科予防処置に関する教科内容の充実が図られた.そして,平成元年6月には,歯科衛生士法の一部改正がされ,歯科衛生士の業務に歯科保健指導が加わるとともに,免許権者が都道府県知事から厚生大臣に改められた.
また,わが国における歯科保健対策の動きについて目を向けると,近年,80歳になっても20本の歯を保つことを目的とした8020(ハチマル・ニイマル)運動が全国各地で広がってきている.来年度よりはじまる老人保健事業第3次計画では,在宅寝たきり老人に対して歯科衛生士による訪問口腔衛生指導が行われることとなっており,歯科保健事業の充実強化が図られるようになってきている.歯の健康づくりに対する国民の関心は年々高まってきており,歯科保健指導や歯科予防処置等の業務を通じて,国民の歯の健康づくりに従事する歯科衛生士の果たす役割は今後ますます重要になると考えられる.
資質の高い歯科衛生士が養成されるためには,最新の歯科保健医療に関する知識および技術が,効果的に学生に対して教授されることが必要である.このようなときに新しい歯科衛生士教本が発刊され,内容の見直しが行われることは,誠に意義深く,歯科衛生士教育の充実強化とともに,わが国における歯科保健対策を推進していくうえで要となると確信している.
本書が多くの歯科衛生士教育機関において十分に活用され,よりよい歯科衛生士が養成されることを期待し,推薦の序としたい.
平成3年12月
新歯科衛生士教本の発刊にあたって
歯科衛生士教育は,昭和24年に始まってから,40年余りが経過しました.
この間,歯科保健に対する社会的ニーズの高まりや,歯科医学・医療の発展に伴い,歯科衛生士およびその養成・教育の質的量的な充実が叫ばれ,徐々に法制上の整備・改正も行われて,今日では就業歯科衛生士数約5万名,また歯科衛生士養成所も132校を数えるに到りました.
全国歯科衛生士教育協議会は,こうした社会的要請に対応するため,昭和36年に発足して以来多くの関係者の築いてきた教育の土台をもとに,昭和42年,「歯科衛生士教本」を発刊しましたが,さらに昭和56年,「教本の全面改訂」の着手・発行を経て,10年目を迎えることになりました.
しかしながら,再び歯科衛生士教育は時代の大きな節目にさしかかろうとしております.
今日,わが国では,高齢化社会の到来とともに,国民の医療への要望もますます多様化し,医療の質的向上が強く求められるようになってまいりました.このような流れを背景として,ここ数年の間に,歯科衛生士に対する社会の要望にも大きな変化が現れてきました.
それに伴って,昭和58年2月,歯科衛生士養成所教授要綱が改められ,重ねて昭和63年には歯科衛生士試験出題基準も示されて,各教科目の関係や,新しい科目の導入などが求められるようになりました.また,さらに,平成元年6月に歯科衛生士法の一部改正が行われ,新たに歯科衛生士業務に保健指導が加わることや,統一試験の実施と知事免許から厚生大臣免許への移行などが明記され,歯科衛生士の活躍に大きな期待がよせられています.
本協議会では,このような状況の変化に対して必要な準備を進めてまいりましたが,ことに歯科衛生士教本については,慎重な検討を加えて対応することになりました.
このため,これまでの歯科衛生士教本についての教育現場からの意見の収集調査,他の保健医療職種の教育との関連,臨床および公衆衛生現場における歯科衛生士の活動状況等を分析し,併せて教授要綱ならびに出題基準をふまえた新たな編集方針のもとにさらなる充実をはかるべく,ここに“新歯科衛生士教本”として刊行することといたしました.
この新歯科衛生士教本が十分活用され,わが国民の歯科保健の向上に役立つことを切に願うものであります.
平成3年12月
全国歯科衛生士教育協議会 榊原悠紀田郎 戸田善久
歯科衛生士教本編集委員 石川達也 宮脇美智子 勝山 茂 成田むつ 西 正勝 善本秀知
第2版の序文
本書の初版が発行されたのは1993年4月のことであるが,はやくも10年近くを経過しようとしている.その間,読者の方々にもご好評をいただき,11刷を重ねるまでになったが,歯科衛生士をめぐる状況が大きく変化していく時代のなかで,サれに追随していくだけの内容を維持していく必要があり,今回一部著者の交代を含めて,内容の小改訂を行った.
本書が,この改訂によりさらに役立つものとなることを,著者一同願っている.
なお,第2版の1〜3章は石川,4章は櫻井,5章は善本,6章は井上,7章は吉江,8章は川口,9章は西野,10章は松本,11章は亀山,付章は榊原が,それぞれ分担執筆した.
2002年1月
著者一同
第1版の序文
歯科衛生士教育の中に歯科臨床概論が組み込まれたのは,前の教本のときからであるが,この科目は,歯学部学生の歯科臨床概論や歯科医学概論が目下のところ完備しているとはいえないし,当面の目的に適う書籍も見当たらない.歯科衛生士の学生は,大部分歯科以外の家庭で育った子女であるから,その仕事の場である歯科臨床について,おおよその理解をもって教育を受けたほうがよい.また,多少歯科医師や診療所のことを知っていたとしても,当事者としてその場で役割を担って働くためには,かなりまとまった知識が必要である.それを,歯科衛生士教育のごく初期のところで果たそうというのが,この歯科臨床概論である.
このように述べてくると,この本には二つの大きな目標があることがわかる.その一つは,歯科衛生士学生のための歯科医学や臨床への入門案内である.しかし入門案内には不可欠なやさしくわかりやすい表現を工夫することは,容易なことではない.歯科や医科の用語,あるいは臨床の内容は一般社会からかなり縁遠い存在で,ただ漢字が多いとか用語がわかりにくいという難しさだけではない.いままで経験したことのない状況に直面して,戸惑っている人に説明することの困難さに似ている.文節ごとに脚注がいるのではないかという気さえする.はなはだ虫のよい注文ではあるが,教壇に立たれる先生方に脚注的な補強をしていただかないと授業が進まないのではないかとさえ思われる.
もう一つの目標は,要約した歯科臨床のシステムや診療の流れの紹介で,そのなかで活躍することになる歯科衛生士の役割を学生に自覚してもらうことである.しかし,このことにも別の意味の難しさがある.歯科臨床のシステムは,人のシステム,施設・設備のシステム,診療のシステム,運営管理のシステムや社会の取り決めなどが相互に干渉し合うシステムである.そしてそのいずれが欠落しても歯科臨床の円滑な流れは期待できない.
この教本はこのように絡み合う問題を抱えながら,各著者間の意見を調整しつつ編集されたが,時間的な制約もあったため,でき上がってみると未整理な箇所が見受けられる.今後改めなければならないところが少なくないと思われるので,各位のご叱声をお願いする次第である.
なお,本書の1〜3章は石川,4章は桜井,5章は善本,6章は井上,7章は吉江,8章は川口,9章は森谷,10章は松本,11章は亀山,付章は榊原がそれぞれ分担執筆した.
平成5年3月3日
著者一同
1章 歯科医療/1
I 医療と診療の意味……1
II 歯科臨床とは……2
1.歯科医療の内容……2
2.主治医……4
3.患者・受診者……4
III 医の倫理とインフォームドコンセント……4
1.医療従事者の心がまえ……4
2.法令にみる医の倫理……5
IV 歯科医療の特異性……6
1.医療を扱う人……6
2.医療対象および技術の特異性……6
3.医療の技術的精度……7
4.硬組織に対する治療法……7
5.修復材料と修復法……7
6.外観美の回復……7
V 歯科診療における人――歯科診療従事者の種類と役割……8
1.歯科医師……8
2.歯科衛生士……8
3.歯科技工士……10
4.看護婦,准看護婦……11
5.栄養士……11
6.歯科助手……11
7.受付,秘書,事務員……12
2章 歯科患者/13
I 患者の心理……13
II 患者への対応……14
1.来院目的……14
2.初診の患者……15
3.転医の患者……16
4.再来院の患者……17
III 加齢と歯科診療の特徴……17
IV 小児歯科患者への対応……18
1.子どもの年齢と協力性……18
2.扱いにくい子ども……18
3.協力的な子ども……19
4.保護者,付き添い……19
V 高齢歯科患者への対応……19
VI 特殊な歯科患者への対応……20
1.有病歯科患者……20
2.心身障害者……20
3.精神障害者……21
VII 在宅療養……22
1.在宅療養……22
2.在宅訪問の対象となる患者……22
3.老人の寝たきり度の判定基準……23
3章 歯科疾患の概要/24
I 歯の発育および萌出異常……24
II 歯および硬組織の疾患……25
III 歯髄および根尖歯周組織の疾患……25
IV 歯周疾患……26
V 不正咬合を含む歯,顎,顔面の異常……26
VI 歯列欠損の状態……27
VII 顎骨の疾患……27
VIII 唾液腺の疾患……28
IX 口腔軟組織の疾患……28
X 舌の疾患およびその他の口腔の病変……29
XI 口腔領域の神経の病変……29
XII 口腔領域外原発疾患(いわゆる全身疾患に関連する口腔病変)……29
4章 歯科診療所/31
I 歯科医療の行われる場……31
II 歯科診療所とその規模……32
III 歯科診療所の診療分野……32
IV 歯科診療所の設備内容……33
1.入り口,玄関……33
2.待合室とこれに付属した部分……34
3.受付,会計など事務をする部分……34
4.X線室……34
5.診療室,手術室……34
6.歯科技工室……35
7.その他の設備……35
5章 歯科診療のながれの概要/37
I 患者の受け入れ準備……37
II 受 付……38
III 患者の診療室への誘導……39
IV 予診準備……39
V 診査の前準備……41
VI 診 察……42
VII 検 査……43
VIII 診断と患者への説明……43
IX 治 療……44
X 治療を終了した患者の誘導……44
XI メインテナンス……45
XII 応急処置……45
XII 救急処置……46
1.神経性ショック……46
2.過換気症候群……46
3.局所麻酔薬によるもの……46
XIV 訪問診療……47
1.高齢化社会と寝たきり老人の増加……47
2.歯科治療におけるリスク……48
3.高齢化社会での歯科医師・歯科衛生士の責任……48
4.往診用歯科診療機器の開発……49
6章 歯科保存治療の概要/51
I 歯科保存治療とは……51
II 保存修復……53
1.う窩の診査……53
2.歯質の切削……53
3.窩洞形成……54
4.裏装(覆髄)……54
5.形成修復……54
6.インレー修復……55
III 歯内療法……56
1.歯髄診断……57
2.歯髄鎖静法……57
3.歯髄覆罩法……57
4.生活歯髄切断法……58
5.抜髄法……58
6.外科的歯内療法……62
7章 歯周治療の概要/63
I 歯周疾患について……63
1.歯周疾患とは……63
2.歯周疾患の種類……63
3.歯周疾患の原因……63
4.歯周疾患の症状……65
II 歯周治療のながれ……65
1.歯周診査……65
2.診断・治療方針の決定……66
3.基本治療……66
4.歯周外科治療……69
5.修復治療……70
6.メインテナンス……70
III 歯科衛生士の役割……70
1.歯周診査……70
2.基本治療……70
3.歯周外科治療……71
4.メインテナンス……71
8章 歯科補綴治療の概要/72
I 歯科補綴治療とは……72
II クラウン・ブリッジ治療のながれ……76
III 有床義歯治療のながれ……78
9章 小児歯科治療の概要/80
I 小児歯科とは……80
II 小児の特徴と小児および保護者への対応法……81
1.出生前期……81
2.新生児期……82
3.乳児期……82
4.幼児期……82
5.学童期……83
6.思春期……85
III 小児歯科診療の特徴……85
IV 歯科保健指導……86
10章 矯正歯科治療の概要/86
I 矯正歯科治療とは……87
II 不正咬合の種類……87
1.叢 生……87
2.反対咬合……87
3.上顎前突……88
4.開 咬……88
III 診断および治療方針の決定……88
1.問 診……88
2.診 査……89
3.診断資料……89
4.症例分析……91
5.診断,治療計画の説明……91
IV 矯正歯科治療における経過……91
1.術前観察……91
2.動的治療……91
3.保 定……92
4.術後観察……92
11章 口腔外科治療の概要/93
I 口腔外科とは……93
II 口腔領域の各種疾患……94
1.炎症性疾患……94
2.外 傷……94
3.腫瘍性疾患……95
4.嚢胞性疾患……96
5.奇 形……97
6.その他の疾患……97
III 口腔外科における治療内容……98
1.外科的分野……98
2.内科的分野……100
IV 口腔外科における診査……100
1.病気の確定・診断のために……100
2.病気の治療,手術のために……101
V 口腔外科の対象となる患者……101
1.外来で……101
2.入院で……101
VI 口腔外科と歯科衛生士……102
1.守秘義務……102
2.清潔,不潔の感覚……102
3.感染の危険に関して……102
12章 歯科医療の変遷/103
I はじめに……103
II 古い時代……103
III 紀元前後のころ……105
IV 中世のころ……107
V 10〜15世紀のころ……109
VI 16世紀のころ……111
VII 17世紀のころ……112
VIII 18世紀のころ……113
IX 19世紀のころ……115
X わが国への現代歯科医療の流入と発達……117
さくいん……120
I 医療と診療の意味……1
II 歯科臨床とは……2
1.歯科医療の内容……2
2.主治医……4
3.患者・受診者……4
III 医の倫理とインフォームドコンセント……4
1.医療従事者の心がまえ……4
2.法令にみる医の倫理……5
IV 歯科医療の特異性……6
1.医療を扱う人……6
2.医療対象および技術の特異性……6
3.医療の技術的精度……7
4.硬組織に対する治療法……7
5.修復材料と修復法……7
6.外観美の回復……7
V 歯科診療における人――歯科診療従事者の種類と役割……8
1.歯科医師……8
2.歯科衛生士……8
3.歯科技工士……10
4.看護婦,准看護婦……11
5.栄養士……11
6.歯科助手……11
7.受付,秘書,事務員……12
2章 歯科患者/13
I 患者の心理……13
II 患者への対応……14
1.来院目的……14
2.初診の患者……15
3.転医の患者……16
4.再来院の患者……17
III 加齢と歯科診療の特徴……17
IV 小児歯科患者への対応……18
1.子どもの年齢と協力性……18
2.扱いにくい子ども……18
3.協力的な子ども……19
4.保護者,付き添い……19
V 高齢歯科患者への対応……19
VI 特殊な歯科患者への対応……20
1.有病歯科患者……20
2.心身障害者……20
3.精神障害者……21
VII 在宅療養……22
1.在宅療養……22
2.在宅訪問の対象となる患者……22
3.老人の寝たきり度の判定基準……23
3章 歯科疾患の概要/24
I 歯の発育および萌出異常……24
II 歯および硬組織の疾患……25
III 歯髄および根尖歯周組織の疾患……25
IV 歯周疾患……26
V 不正咬合を含む歯,顎,顔面の異常……26
VI 歯列欠損の状態……27
VII 顎骨の疾患……27
VIII 唾液腺の疾患……28
IX 口腔軟組織の疾患……28
X 舌の疾患およびその他の口腔の病変……29
XI 口腔領域の神経の病変……29
XII 口腔領域外原発疾患(いわゆる全身疾患に関連する口腔病変)……29
4章 歯科診療所/31
I 歯科医療の行われる場……31
II 歯科診療所とその規模……32
III 歯科診療所の診療分野……32
IV 歯科診療所の設備内容……33
1.入り口,玄関……33
2.待合室とこれに付属した部分……34
3.受付,会計など事務をする部分……34
4.X線室……34
5.診療室,手術室……34
6.歯科技工室……35
7.その他の設備……35
5章 歯科診療のながれの概要/37
I 患者の受け入れ準備……37
II 受 付……38
III 患者の診療室への誘導……39
IV 予診準備……39
V 診査の前準備……41
VI 診 察……42
VII 検 査……43
VIII 診断と患者への説明……43
IX 治 療……44
X 治療を終了した患者の誘導……44
XI メインテナンス……45
XII 応急処置……45
XII 救急処置……46
1.神経性ショック……46
2.過換気症候群……46
3.局所麻酔薬によるもの……46
XIV 訪問診療……47
1.高齢化社会と寝たきり老人の増加……47
2.歯科治療におけるリスク……48
3.高齢化社会での歯科医師・歯科衛生士の責任……48
4.往診用歯科診療機器の開発……49
6章 歯科保存治療の概要/51
I 歯科保存治療とは……51
II 保存修復……53
1.う窩の診査……53
2.歯質の切削……53
3.窩洞形成……54
4.裏装(覆髄)……54
5.形成修復……54
6.インレー修復……55
III 歯内療法……56
1.歯髄診断……57
2.歯髄鎖静法……57
3.歯髄覆罩法……57
4.生活歯髄切断法……58
5.抜髄法……58
6.外科的歯内療法……62
7章 歯周治療の概要/63
I 歯周疾患について……63
1.歯周疾患とは……63
2.歯周疾患の種類……63
3.歯周疾患の原因……63
4.歯周疾患の症状……65
II 歯周治療のながれ……65
1.歯周診査……65
2.診断・治療方針の決定……66
3.基本治療……66
4.歯周外科治療……69
5.修復治療……70
6.メインテナンス……70
III 歯科衛生士の役割……70
1.歯周診査……70
2.基本治療……70
3.歯周外科治療……71
4.メインテナンス……71
8章 歯科補綴治療の概要/72
I 歯科補綴治療とは……72
II クラウン・ブリッジ治療のながれ……76
III 有床義歯治療のながれ……78
9章 小児歯科治療の概要/80
I 小児歯科とは……80
II 小児の特徴と小児および保護者への対応法……81
1.出生前期……81
2.新生児期……82
3.乳児期……82
4.幼児期……82
5.学童期……83
6.思春期……85
III 小児歯科診療の特徴……85
IV 歯科保健指導……86
10章 矯正歯科治療の概要/86
I 矯正歯科治療とは……87
II 不正咬合の種類……87
1.叢 生……87
2.反対咬合……87
3.上顎前突……88
4.開 咬……88
III 診断および治療方針の決定……88
1.問 診……88
2.診 査……89
3.診断資料……89
4.症例分析……91
5.診断,治療計画の説明……91
IV 矯正歯科治療における経過……91
1.術前観察……91
2.動的治療……91
3.保 定……92
4.術後観察……92
11章 口腔外科治療の概要/93
I 口腔外科とは……93
II 口腔領域の各種疾患……94
1.炎症性疾患……94
2.外 傷……94
3.腫瘍性疾患……95
4.嚢胞性疾患……96
5.奇 形……97
6.その他の疾患……97
III 口腔外科における治療内容……98
1.外科的分野……98
2.内科的分野……100
IV 口腔外科における診査……100
1.病気の確定・診断のために……100
2.病気の治療,手術のために……101
V 口腔外科の対象となる患者……101
1.外来で……101
2.入院で……101
VI 口腔外科と歯科衛生士……102
1.守秘義務……102
2.清潔,不潔の感覚……102
3.感染の危険に関して……102
12章 歯科医療の変遷/103
I はじめに……103
II 古い時代……103
III 紀元前後のころ……105
IV 中世のころ……107
V 10〜15世紀のころ……109
VI 16世紀のころ……111
VII 17世紀のころ……112
VIII 18世紀のころ……113
IX 19世紀のころ……115
X わが国への現代歯科医療の流入と発達……117
さくいん……120