21世紀の老化研究に期待して 石川冬木
■さまざまな生物種における老化現象
1.老化の基本メカニズムは保存されているのか―酵母からの挑戦 今井眞一郎
Is the fundamental mechanism of aging conserved?―A challenge from yeast cells
○酵母の老化メカニズム
○酵母の老化メカニズムにおける普遍的要素
○ゲノムの多様性と老化メカニズム?―heterochromatin island仮説
2.ゾウリムシの性の老化と若返り 芳賀信幸
Aging and rejuvenation of sexual activity in Paramecium
○原生動物の老化
○性の老化と若返り
○未熟効果とイマチュリンの発見
○回春効果
○イマチュリンの分子機構
○老化の統一的理解は可能か
3.線虫C.elegansの寿命を制御する遺伝子ネットワーク 本田修二・木村幸太郎
The gene network that regulates longevity in Caenorhabditis elegans
○老化と遺伝子
○C.elegansの老化
○C.elegansの長寿命遺伝子突然変異体
○C.elegansの長寿遺伝子ネットワーク
○老化のメカニズム
○長寿遺伝子の成立
■細胞寿命と老化
4.細胞老化研究の展望 井出利憲
Recent progress in cellular senescence
○加齢・老化・老衰・寿命
○老化の内因と外因
○老化の遺伝子プログラムはあるか
○分裂時計は老化の遺伝子プログラムか
○分裂時計は老化時計か―細胞老化は臓器・個体の老化とどうかかわるか
○分裂時計と老化制御
5.哺乳類のテロメア,テロメラーゼと細胞寿命 丹伊田浩行・真貝洋一
Mammalian telomere,telomerase and cell life-span
6.老化細胞における細胞周期制御異常 渡並優子・他
Impaired cell cycle progression in senescent cells
○シグナル伝達と細胞老化
○CDKと細胞老化
○pRbと細胞老化
○CKIと細胞老化
7.造血幹細胞の老化 渋谷和子・中内啓光
The aging of hematopoietic stem cells
○造血幹細胞と老化におけるこれまでの研究
○造血幹細胞の純化
○純化された造血幹細胞の老化
8.ヒト再生上皮幹細胞の老化 安本 茂
Aging of human epithelial stem cells
○表皮構成細胞の細胞動態と幹細胞
○幹細胞は老化するか
○幹細胞の増殖能力
○自己再生能力と幹細胞
○表皮幹細胞の分子マーカー
○幹細胞の同定分離
○幹細胞の老化とテロメア,テロメラーゼ
○上皮幹細胞とテロメラーゼ活性
■あやまり蓄積仮説と老化
9.脳老化の終末像としてのAlzheimer病 西道隆臣
Alzheimer's disease
○βアミロイド仮説
○蛋白質分解酵素(プロテアーゼ)の関与
10.活性酸素と老化 鈴木敬一郎・谷口直之
Reactive oxygen species and ageing
○活性酸素種による生体成分の傷害
○老化とグリケーション
○抗酸化酵素と寿命
○老化とミトコンドリア
○カロリーと寿命
11.ミトコンドリアと老化 米田 誠
Ageing and mitochondria
○ミトコンドリア内における酸化的ストレス産生の悪循環
○呼吸鎖障害と組織酸素分圧
○高濃度酸素と細胞死
○ミトコンドリア遺伝子型とヒトの寿命
12.老化に伴う骨病変―骨粗鬆症 細井孝之
Osteoporosis as an aging-related disease
○骨粗鬆症の病態と分類
○老化のメカニズムと多因子性疾患としての骨粗鬆症
■老化モデル
13.SAMモデル 竹田俊雄
Senescence-accelerated mouse(SAM)
○開発の経緯および老化特性
○病態生物学的表現形質
○遺伝学的背景
○促進老化にかかわる基本的メカニズム
14.Klothoマウス 鍋島陽一
Klotho mouce
○早期老化マウスの発見
○原因遺伝子Klothoの同定
○Klotho発見の意義
15.遺伝性ヒト老化モデル―Werner症候群 後藤 眞
Werner syndrome
○ヒト老化遺伝子ハンティングレース
○Werner症候群遺伝子(DNAヘリカーゼ)とは
○遺伝性早老症候群―Werner症候群とは
○Werner症候群の老化研究への役割
16.DOWN症候群における早発痴呆 高嶋幸男
Precocious dementia in Down syndrome
○DSの神経病理の特徴
○Down症候群の早発痴呆の発生要因
17.細胞老化の理論―コンピュータ・シミュレーションからのアプローチ 北野宏明
The theory of cellular senescence
○細胞老化の謎
○既存理論の限界
○2プロセス・モデル
18.老化の進化学 巌佐 庸
Evolutionary theory of aging
○老化は年当り死亡率の上昇で表される
○寿命は生物種によって大きく異なる
○寿命は淘汰によって変化する
○突然変異の蓄積と自然淘汰のバランス
○生存と繁殖のトレードオフ
○最適の防御努力
○男性と女性でどうして寿命が異なるのか
○寿命はプログラムされているのか
○サイドメモ○
Caenorhabditis elegans(C.elegans)
老化のメカニズム
細胞周期とサイクリン/CDK
CD34
幹細胞の定義
ピログルタミン酸
活性酸素と抗酸化物質
それでは老化をどう定義するか?
モデルマウスTS65Dn
■さまざまな生物種における老化現象
1.老化の基本メカニズムは保存されているのか―酵母からの挑戦 今井眞一郎
Is the fundamental mechanism of aging conserved?―A challenge from yeast cells
○酵母の老化メカニズム
○酵母の老化メカニズムにおける普遍的要素
○ゲノムの多様性と老化メカニズム?―heterochromatin island仮説
2.ゾウリムシの性の老化と若返り 芳賀信幸
Aging and rejuvenation of sexual activity in Paramecium
○原生動物の老化
○性の老化と若返り
○未熟効果とイマチュリンの発見
○回春効果
○イマチュリンの分子機構
○老化の統一的理解は可能か
3.線虫C.elegansの寿命を制御する遺伝子ネットワーク 本田修二・木村幸太郎
The gene network that regulates longevity in Caenorhabditis elegans
○老化と遺伝子
○C.elegansの老化
○C.elegansの長寿命遺伝子突然変異体
○C.elegansの長寿遺伝子ネットワーク
○老化のメカニズム
○長寿遺伝子の成立
■細胞寿命と老化
4.細胞老化研究の展望 井出利憲
Recent progress in cellular senescence
○加齢・老化・老衰・寿命
○老化の内因と外因
○老化の遺伝子プログラムはあるか
○分裂時計は老化の遺伝子プログラムか
○分裂時計は老化時計か―細胞老化は臓器・個体の老化とどうかかわるか
○分裂時計と老化制御
5.哺乳類のテロメア,テロメラーゼと細胞寿命 丹伊田浩行・真貝洋一
Mammalian telomere,telomerase and cell life-span
6.老化細胞における細胞周期制御異常 渡並優子・他
Impaired cell cycle progression in senescent cells
○シグナル伝達と細胞老化
○CDKと細胞老化
○pRbと細胞老化
○CKIと細胞老化
7.造血幹細胞の老化 渋谷和子・中内啓光
The aging of hematopoietic stem cells
○造血幹細胞と老化におけるこれまでの研究
○造血幹細胞の純化
○純化された造血幹細胞の老化
8.ヒト再生上皮幹細胞の老化 安本 茂
Aging of human epithelial stem cells
○表皮構成細胞の細胞動態と幹細胞
○幹細胞は老化するか
○幹細胞の増殖能力
○自己再生能力と幹細胞
○表皮幹細胞の分子マーカー
○幹細胞の同定分離
○幹細胞の老化とテロメア,テロメラーゼ
○上皮幹細胞とテロメラーゼ活性
■あやまり蓄積仮説と老化
9.脳老化の終末像としてのAlzheimer病 西道隆臣
Alzheimer's disease
○βアミロイド仮説
○蛋白質分解酵素(プロテアーゼ)の関与
10.活性酸素と老化 鈴木敬一郎・谷口直之
Reactive oxygen species and ageing
○活性酸素種による生体成分の傷害
○老化とグリケーション
○抗酸化酵素と寿命
○老化とミトコンドリア
○カロリーと寿命
11.ミトコンドリアと老化 米田 誠
Ageing and mitochondria
○ミトコンドリア内における酸化的ストレス産生の悪循環
○呼吸鎖障害と組織酸素分圧
○高濃度酸素と細胞死
○ミトコンドリア遺伝子型とヒトの寿命
12.老化に伴う骨病変―骨粗鬆症 細井孝之
Osteoporosis as an aging-related disease
○骨粗鬆症の病態と分類
○老化のメカニズムと多因子性疾患としての骨粗鬆症
■老化モデル
13.SAMモデル 竹田俊雄
Senescence-accelerated mouse(SAM)
○開発の経緯および老化特性
○病態生物学的表現形質
○遺伝学的背景
○促進老化にかかわる基本的メカニズム
14.Klothoマウス 鍋島陽一
Klotho mouce
○早期老化マウスの発見
○原因遺伝子Klothoの同定
○Klotho発見の意義
15.遺伝性ヒト老化モデル―Werner症候群 後藤 眞
Werner syndrome
○ヒト老化遺伝子ハンティングレース
○Werner症候群遺伝子(DNAヘリカーゼ)とは
○遺伝性早老症候群―Werner症候群とは
○Werner症候群の老化研究への役割
16.DOWN症候群における早発痴呆 高嶋幸男
Precocious dementia in Down syndrome
○DSの神経病理の特徴
○Down症候群の早発痴呆の発生要因
17.細胞老化の理論―コンピュータ・シミュレーションからのアプローチ 北野宏明
The theory of cellular senescence
○細胞老化の謎
○既存理論の限界
○2プロセス・モデル
18.老化の進化学 巌佐 庸
Evolutionary theory of aging
○老化は年当り死亡率の上昇で表される
○寿命は生物種によって大きく異なる
○寿命は淘汰によって変化する
○突然変異の蓄積と自然淘汰のバランス
○生存と繁殖のトレードオフ
○最適の防御努力
○男性と女性でどうして寿命が異なるのか
○寿命はプログラムされているのか
○サイドメモ○
Caenorhabditis elegans(C.elegans)
老化のメカニズム
細胞周期とサイクリン/CDK
CD34
幹細胞の定義
ピログルタミン酸
活性酸素と抗酸化物質
それでは老化をどう定義するか?
モデルマウスTS65Dn