はじめに
近年の生命科学の進展は著しいものがあり,それに伴って医学・医療技術は急速に高度化し,専門化・細分化している.また,社会における人口構造や疾病構造も大きく変化しつつある.そのようななかで,医療に対する社会のニーズは多様で複雑になってきており,単に病気を治すばかりでなく,どのように診断・治療が行われているかというプロセスや,さらには病気治癒後の社会復帰までをも含めて,患者に対する心理的・倫理的・社会的側面も含めた対応が必要になるなど,医療の質が大きく問われている.また,医療安全という観点からも,医療行為に対して複数の目が注がれることによって危機管理が行われる必要がある.このように,患者を中心とした良質で安全な医療を提供するためには,多種類の医療関連専門職の能動的な「協働」による「チーム医療」の実践が不可欠である.
このように医療の質が問われる現在,積極的な「チーム医療」は必須であるが,現状ではそれを実践するときに,専門性も教育課程も別々である複数の医療専門職同士の連携・協働がうまく機能しない場面が問題となることがある.「チーム医療」の実践は,医療現場に出て直ちにできるようなものではなく,学生時代から専門領域を超えて,同じ場所でともに学びながら,相互の職能を理解し合い,問題解決をはかる訓練をして初めてその能力が培われるものである.「チーム医療」は現代医療の機能形態そのものと言っても過言ではなく,それを担う優れた人材の育成は急務と言える.そのためには,各専門職がその基本的な資質として「チーム医療を前提とした知識・技能・態度」を身につける必要がある.本書はそのような資質を醸成するために必要な内容を盛り込むことを意図した.
本書の構成は,I.チーム医療概論,II.実践編 チーム医療の実際,III.インタープロフェッショナル教育(IPE),IV.チーム医療の今後の展望の4編からなる.概論では,保健医療福祉システム,各専門職の職能,チーム医療における倫理,コミュニケーション論,医療安全と医療経済の問題等を論じ,実践編では,臨床での疾患別医療チームと課題別医療チームの実際例,チーム医療演習の展開例を各職種・職能を意識しつつ記述した.また,インタープロフェッショナル教育(IPE)においては,教育・演習の内容に関する総論,今後の教育プログラムの開発・実践のヒントとなる日本における3つの大学の先駆的取り組み,さらに国際的なIPEの取り組み状況の紹介を含めた.今後の展望においては,医療の基本としてのチーム医療の概念の歴史と今後のあるべき姿について述べている.
本書は,医療関連職をめざす学生の基本テキストとして,また医療現場スタッフにとってのチーム医療実践のための参考書として役立てば幸いである.
最後に,出版にあたり多くの領域の多人数にわたる執筆者の諸調整にご尽力頂いた医歯薬出版の編集担当者に深く感謝致します.
2011年9月
編者を代表して 水本清久
近年の生命科学の進展は著しいものがあり,それに伴って医学・医療技術は急速に高度化し,専門化・細分化している.また,社会における人口構造や疾病構造も大きく変化しつつある.そのようななかで,医療に対する社会のニーズは多様で複雑になってきており,単に病気を治すばかりでなく,どのように診断・治療が行われているかというプロセスや,さらには病気治癒後の社会復帰までをも含めて,患者に対する心理的・倫理的・社会的側面も含めた対応が必要になるなど,医療の質が大きく問われている.また,医療安全という観点からも,医療行為に対して複数の目が注がれることによって危機管理が行われる必要がある.このように,患者を中心とした良質で安全な医療を提供するためには,多種類の医療関連専門職の能動的な「協働」による「チーム医療」の実践が不可欠である.
このように医療の質が問われる現在,積極的な「チーム医療」は必須であるが,現状ではそれを実践するときに,専門性も教育課程も別々である複数の医療専門職同士の連携・協働がうまく機能しない場面が問題となることがある.「チーム医療」の実践は,医療現場に出て直ちにできるようなものではなく,学生時代から専門領域を超えて,同じ場所でともに学びながら,相互の職能を理解し合い,問題解決をはかる訓練をして初めてその能力が培われるものである.「チーム医療」は現代医療の機能形態そのものと言っても過言ではなく,それを担う優れた人材の育成は急務と言える.そのためには,各専門職がその基本的な資質として「チーム医療を前提とした知識・技能・態度」を身につける必要がある.本書はそのような資質を醸成するために必要な内容を盛り込むことを意図した.
本書の構成は,I.チーム医療概論,II.実践編 チーム医療の実際,III.インタープロフェッショナル教育(IPE),IV.チーム医療の今後の展望の4編からなる.概論では,保健医療福祉システム,各専門職の職能,チーム医療における倫理,コミュニケーション論,医療安全と医療経済の問題等を論じ,実践編では,臨床での疾患別医療チームと課題別医療チームの実際例,チーム医療演習の展開例を各職種・職能を意識しつつ記述した.また,インタープロフェッショナル教育(IPE)においては,教育・演習の内容に関する総論,今後の教育プログラムの開発・実践のヒントとなる日本における3つの大学の先駆的取り組み,さらに国際的なIPEの取り組み状況の紹介を含めた.今後の展望においては,医療の基本としてのチーム医療の概念の歴史と今後のあるべき姿について述べている.
本書は,医療関連職をめざす学生の基本テキストとして,また医療現場スタッフにとってのチーム医療実践のための参考書として役立てば幸いである.
最後に,出版にあたり多くの領域の多人数にわたる執筆者の諸調整にご尽力頂いた医歯薬出版の編集担当者に深く感謝致します.
2011年9月
編者を代表して 水本清久
I チーム医療概論
1.チーム医療とは
1 定義,目的,効果
2 臨機応変のプロジェクトチーム
3 用語について
4 背景・経緯
5 「チーム医療」教育
2.保健医療福祉のシステムと職能
1)保健医療福祉のシステム
1 保健医療福祉のシステム
2 諸外国の医療システム
3 今後の問題点
2)各専門職の職能と医療従事者のとらえるチーム医療
医師 薬剤師 保健師 助産師 看護師 管理栄養士・栄養士 食品衛生管理者 健康食品管理士 衛生管理者 作業環境測定士 臨床検査技師 臨床工学技士 診療放射線技師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 視能訓練士 救急救命士 産業カウンセラー 臨床心理士 医療ソーシャルワーカー
3.チーム医療の倫理
1)臨床におけるチーム医療の倫理
1 倫理とは
2 専門職論と倫理綱領
3 医療現場における倫理的問題への対応
2) 研究におけるチーム医療の倫理
1 人を対象にした研究とはなにか
2 多職種で倫理原則を共有する
3 倫理原則を総合的に解釈する意義
4 研究倫理の歴史
5 専門家が研究途上で遭遇する倫理的ジレンマ
6 むすびにかえて
4.チーム医療におけるコミュニケーション
1 はじめに:チーム医療はコミュニケーション医療
2 医療従事者間で必要なコミュニケーション
3 患者―医療従事者関係の特徴
4 チーム医療のなかでの医療従事者,患者,家族の役割
5 患者―医療従事者間のコミュニケーション
6 チーム医療における問題解決型コミュニケーション
7 チーム医療におけるコミュニケーションの必要性
5.医療の効率・経済的観点からみたチーム医療
1) 医療安全
1 病院における医療安全のシステム
2 インシデントレポートの課題
3 チーム医療で医療の安全は守れるか
4 ノンテクニカルスキルとチームマネジメント
5 医療情報技術(IT)の活用
2) 医療経済
1 栄養サポートチーム(NST;nutrition support team)
2 クリニカルパス
3 がん化学療法
4 診療アシスタント
5 まとめ
3) クリニカルパス
1 クリニカルパスの開発
2 クリニカルパスの基本的事項
3 クリニカルパスの具体例
4 クリニカルパスと診療報酬
5 クリニカルパスとチーム医療
6 クリニカルパスの効果
II 実践編 チーム医療の実際
1.チーム医療の実際
1) 栄養サポート
1 総論
2 医師の役割
3 管理栄養士の役割
4 薬剤師の役割
5 看護師の役割
6 言語聴覚士の役割
7 理学療法士・作業療法士の役割
8 臨床検査技師の役割
2) 緩和ケア
1 総論
2 目的
3 職種と具体的行動
4 チームの効果と評価
3) 院内感染対策
1 総論
2 目的
3 ICT活動における3つの視点
4 職種と具体的行動
5 感染制御におけるチーム医療の評価
4) 褥瘡対策
1 総論
2 目的
3 職種と具体的行動
4 チームの効果
5 各専門職の関わり
5) 化学療法外来
1 総論
2 目的
3 職種と具体的行動
4 チーム医療の活性化
5 まとめ
6) 肝臓病センター
1 総論
2 医師の役割
3 臨床検査技師の役割
4 診療放射線技師の役割
5 看護師の役割
6 薬剤師の役割
7 管理栄養士の役割
8 医事課の役割
7) 糖尿病センター
1 総論
2 医師の役割
3 看護師の役割
4 管理栄養士の役割
5 薬剤師の役割
6 健康運動指導士(理学療法士)の役割
7 臨床検査技師の役割
8 事務部門の役割
8) 在宅ケア(在宅医療)
1 総論―在宅医療とは
2 目的
3 職種
4 具体的行動
5 在宅医療によって得られる効果と評価
9) 呼吸ケア
1 総論
2 目的
3 RSTを構成する職種とチームの発展
4 職種と具体的行動
5 RSTの機能と将来展望
10) 治験・臨床研究における多職種連携
1 総論
2 臨床研究コーディネーター(CRC;clinical research coordinator)
3 治験・臨床研究における各部門の連携体制の実際
4 チームの効果と評価
2.チーム医療演習の展開例
1) 救急医療―心筋梗塞患者の急性期治療と心臓リハビリテーション
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域との関わり
4 チーム医療の目的
5 キーワード
2) 大災害時の医療現場―大災害時の初期救急医療
1 設定
2 関わりあう職種
3 チーム医療の目的
4 キーワード
3) 脳血管障害―脳梗塞後遺症としての嚥下障害,言語障害,運動障害など
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域における関わりあい
4 チーム医療の目的
5 キーワード
4) 糖尿病と合併症―腎症診療におけるチーム医療の重要性
1 腎症診療におけるチーム医療の重要性
2 症例
3 関わりあう職種
4 チームが目指す方向―チーム医療の実際
5 おわりに
6 キーワード
5) 神経難病
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域における関わりあい
4 チーム医療の目的
5 キーワード
6) インフルエンザの流行
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域との関わり
4 チーム医療の目的―入院患者にインフルエンザが発症した場合
5 キーワード
7) 咽頭がん医療
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域における関わりあい
4 チーム医療の目的
5 キーワード
8) 末期がん・骨転移
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域との関わり
4 チーム医療
5 キーワード
9) 臓器移植 腎移植
1 症例
2 関わりあう職種
3 チームでの関わり
4 キーワード
III インタープロフェッショナル教育(IPE;interprofessional education)
1.チーム医療教育
1 チーム医療教育の意義と実施の時期
2 チーム医療教育の目標
3 チーム医療教育の内容
2.チーム医療実習
1 概要
2 実習対象となる医療チーム
3 実習参加者
4 チーム医療体験実習プログラム
5 チーム医療体験実習の評価
6 チーム医療実習の今後の課題
3.日本の大学における取り組み例の紹介
1) 北里大学
はじめに
1 チーム医療教育の取り組みの背景と目標
2 チーム医療教育の実施内容
3 チーム医療教育プログラムの取り組み体制
4 本プログラムに対する評価
5 将来構想
むすび
2) 群馬大学
1 群馬大学におけるIPEの沿革およびその運営
2 IPEの実際
3 IPEにおける学習成果と評価
4 今後の課題と展望
3) 筑波大学
1 背景
2 ケア・コロキウム(チームワーク演習)
3 プログラムの実施体制
4 今後の展望
4.チーム医療教育における国際的な状況
1 はじめに
2 Community Health Worker活用におけるIPEの必要性
3 21世紀の医療・保健人教育におけるIPEの位置づけ
4 国際的IPE教育の取り組み
5 今後の課題
IV チーム医療の今後の展望
1.今後の展望 インタープロフェッショナル・ヘルスケア―チーム医療の実際と教育プログラム
はじめに
1 チーム医療の基本
2 病院(医療現場)におけるチーム医療の実践
3 展望
1.チーム医療とは
1 定義,目的,効果
2 臨機応変のプロジェクトチーム
3 用語について
4 背景・経緯
5 「チーム医療」教育
2.保健医療福祉のシステムと職能
1)保健医療福祉のシステム
1 保健医療福祉のシステム
2 諸外国の医療システム
3 今後の問題点
2)各専門職の職能と医療従事者のとらえるチーム医療
医師 薬剤師 保健師 助産師 看護師 管理栄養士・栄養士 食品衛生管理者 健康食品管理士 衛生管理者 作業環境測定士 臨床検査技師 臨床工学技士 診療放射線技師 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 視能訓練士 救急救命士 産業カウンセラー 臨床心理士 医療ソーシャルワーカー
3.チーム医療の倫理
1)臨床におけるチーム医療の倫理
1 倫理とは
2 専門職論と倫理綱領
3 医療現場における倫理的問題への対応
2) 研究におけるチーム医療の倫理
1 人を対象にした研究とはなにか
2 多職種で倫理原則を共有する
3 倫理原則を総合的に解釈する意義
4 研究倫理の歴史
5 専門家が研究途上で遭遇する倫理的ジレンマ
6 むすびにかえて
4.チーム医療におけるコミュニケーション
1 はじめに:チーム医療はコミュニケーション医療
2 医療従事者間で必要なコミュニケーション
3 患者―医療従事者関係の特徴
4 チーム医療のなかでの医療従事者,患者,家族の役割
5 患者―医療従事者間のコミュニケーション
6 チーム医療における問題解決型コミュニケーション
7 チーム医療におけるコミュニケーションの必要性
5.医療の効率・経済的観点からみたチーム医療
1) 医療安全
1 病院における医療安全のシステム
2 インシデントレポートの課題
3 チーム医療で医療の安全は守れるか
4 ノンテクニカルスキルとチームマネジメント
5 医療情報技術(IT)の活用
2) 医療経済
1 栄養サポートチーム(NST;nutrition support team)
2 クリニカルパス
3 がん化学療法
4 診療アシスタント
5 まとめ
3) クリニカルパス
1 クリニカルパスの開発
2 クリニカルパスの基本的事項
3 クリニカルパスの具体例
4 クリニカルパスと診療報酬
5 クリニカルパスとチーム医療
6 クリニカルパスの効果
II 実践編 チーム医療の実際
1.チーム医療の実際
1) 栄養サポート
1 総論
2 医師の役割
3 管理栄養士の役割
4 薬剤師の役割
5 看護師の役割
6 言語聴覚士の役割
7 理学療法士・作業療法士の役割
8 臨床検査技師の役割
2) 緩和ケア
1 総論
2 目的
3 職種と具体的行動
4 チームの効果と評価
3) 院内感染対策
1 総論
2 目的
3 ICT活動における3つの視点
4 職種と具体的行動
5 感染制御におけるチーム医療の評価
4) 褥瘡対策
1 総論
2 目的
3 職種と具体的行動
4 チームの効果
5 各専門職の関わり
5) 化学療法外来
1 総論
2 目的
3 職種と具体的行動
4 チーム医療の活性化
5 まとめ
6) 肝臓病センター
1 総論
2 医師の役割
3 臨床検査技師の役割
4 診療放射線技師の役割
5 看護師の役割
6 薬剤師の役割
7 管理栄養士の役割
8 医事課の役割
7) 糖尿病センター
1 総論
2 医師の役割
3 看護師の役割
4 管理栄養士の役割
5 薬剤師の役割
6 健康運動指導士(理学療法士)の役割
7 臨床検査技師の役割
8 事務部門の役割
8) 在宅ケア(在宅医療)
1 総論―在宅医療とは
2 目的
3 職種
4 具体的行動
5 在宅医療によって得られる効果と評価
9) 呼吸ケア
1 総論
2 目的
3 RSTを構成する職種とチームの発展
4 職種と具体的行動
5 RSTの機能と将来展望
10) 治験・臨床研究における多職種連携
1 総論
2 臨床研究コーディネーター(CRC;clinical research coordinator)
3 治験・臨床研究における各部門の連携体制の実際
4 チームの効果と評価
2.チーム医療演習の展開例
1) 救急医療―心筋梗塞患者の急性期治療と心臓リハビリテーション
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域との関わり
4 チーム医療の目的
5 キーワード
2) 大災害時の医療現場―大災害時の初期救急医療
1 設定
2 関わりあう職種
3 チーム医療の目的
4 キーワード
3) 脳血管障害―脳梗塞後遺症としての嚥下障害,言語障害,運動障害など
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域における関わりあい
4 チーム医療の目的
5 キーワード
4) 糖尿病と合併症―腎症診療におけるチーム医療の重要性
1 腎症診療におけるチーム医療の重要性
2 症例
3 関わりあう職種
4 チームが目指す方向―チーム医療の実際
5 おわりに
6 キーワード
5) 神経難病
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域における関わりあい
4 チーム医療の目的
5 キーワード
6) インフルエンザの流行
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域との関わり
4 チーム医療の目的―入院患者にインフルエンザが発症した場合
5 キーワード
7) 咽頭がん医療
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域における関わりあい
4 チーム医療の目的
5 キーワード
8) 末期がん・骨転移
1 症例
2 関わりあう職種
3 地域との関わり
4 チーム医療
5 キーワード
9) 臓器移植 腎移植
1 症例
2 関わりあう職種
3 チームでの関わり
4 キーワード
III インタープロフェッショナル教育(IPE;interprofessional education)
1.チーム医療教育
1 チーム医療教育の意義と実施の時期
2 チーム医療教育の目標
3 チーム医療教育の内容
2.チーム医療実習
1 概要
2 実習対象となる医療チーム
3 実習参加者
4 チーム医療体験実習プログラム
5 チーム医療体験実習の評価
6 チーム医療実習の今後の課題
3.日本の大学における取り組み例の紹介
1) 北里大学
はじめに
1 チーム医療教育の取り組みの背景と目標
2 チーム医療教育の実施内容
3 チーム医療教育プログラムの取り組み体制
4 本プログラムに対する評価
5 将来構想
むすび
2) 群馬大学
1 群馬大学におけるIPEの沿革およびその運営
2 IPEの実際
3 IPEにおける学習成果と評価
4 今後の課題と展望
3) 筑波大学
1 背景
2 ケア・コロキウム(チームワーク演習)
3 プログラムの実施体制
4 今後の展望
4.チーム医療教育における国際的な状況
1 はじめに
2 Community Health Worker活用におけるIPEの必要性
3 21世紀の医療・保健人教育におけるIPEの位置づけ
4 国際的IPE教育の取り組み
5 今後の課題
IV チーム医療の今後の展望
1.今後の展望 インタープロフェッショナル・ヘルスケア―チーム医療の実際と教育プログラム
はじめに
1 チーム医療の基本
2 病院(医療現場)におけるチーム医療の実践
3 展望








