第3版の序文
本書の第1版は1998年8月に出版されましたが,これは財団法人東京都健康推進財団多摩がん検診センター内にある細胞検査士養成講座の開設20周年を記念して発刊されたものです.多摩がん検診センターにかかわりのある人々が中心となり,その他多くの方がたの協力により実現しました.2002年4月には小改訂を行い第2版を発行しました.第1版の発刊以来今日まで,多数の読者に愛読され,多くの施設で教科書として利用されてきました.しかし,この間,著者のなかには物故者となられたり,第一線を退かれた方がた,所属が変更になった人々が少なからずおられました.また,内容的にも,癌取り扱い規約の変更,WHOなどの国際分類の変更があり,本書でもこれらに対応する必要性が出てきました.さらに,読者や著者からの要望もあって,今回この第3版では今日の細胞診の流れに沿った内容にするべく大幅に見直しました.以下に第2版との主な変更点を列挙します.
(1)「総論」のなかに「細胞診の歴史と制度」を加筆した.
(2)「各論」の掲載順を,細胞検査士養成施設での標準的な講義順とした.
(3)「カラー図譜」の充実を図った.
(4)「演習問題」の全面的見直しを行った.
(5)新たに巻末に細胞診特有の「用語集」を付した.
(6)新しい執筆者を加え,全般的な見直しを行った.
1928年にG.N.Papanicolaouが現在の細胞診をスタートしてから80年近く経過し,細胞診は当初の子宮頸部剥離細胞診から全身の臓器に応用されるようになり,さらには穿刺吸引細胞診など新しい分野へと発展しました.臨床面における細胞診の重要性については改めて説明する必要はありませんが,本書が細胞診という臨床的に重要な分野を目指す人々や初心者にとって「標準的」テキストとして役立つことを願ってやみません.第3版を刊行するにあたり,協力していただいた著者・協力者の皆様をはじめ,多くの関係者に心より感謝いたします.
平成19年9月
著者を代表して 帝京大学医学部附属溝口病院臨床病理科
水口國雄
第1版の序文
財団法人東京都健康推進財団細胞検査士養成所は,昭和54年4月に当財団の前身である東京都がん検査センター内に開設された「細胞診スクリーナー養成講座」として発足して以来,本年で開設20年を迎えることになりました.
この間,186名の日本臨床細胞学会認定の細胞検査士を養成し,それぞれの方が,がんの予防,治療にかかわる第一線機関で活躍されております.
このたび,当財団では養成所の開設20年を記念して,これまで永年積み重ねてきた成果を集大成し,本書「スタンダード細胞診テキスト」を出版することといたしました.
最近,厚生省の「がん検診の有効性評価に関する研究班」報告書をめぐり,がん検診の有効性について関心が高まっておりますが,がんによる死亡が依然として第一位を占める現在,二次予防対策として検診に求められるものは大きいものがあります.そのなかで,がんの早期発見のために,細胞検査士の役割はますます期待されるところです.
当財団は,細胞検査士養成所の運営のほか,細胞診の専門研修を実施しており,今後とも細胞検査士の養成とレベルアップに一層の力を注いでまいりたいと存じます.
本書は,これから細胞検査士を目指そうとする方がたの教科書として,また,現在細胞検査士として従事されている方がたの実用の書として,広くご活用いただければ幸いです.
平成10年8月
財団法人東京都健康推進財団理事長 渡辺能持
第1版の序文
細胞診がPapanicolaouによって確立されて以来,その有用性は臨床的にも社会的にも広く認められるようになりました.細胞診は,その方法の簡便性から,集団検診やスクリーニングに用いられるとともに,疾患の診断,治療経過の観察,治療効果の判定などに広く応用されています.これは各地方自治体による検診業務における細胞診の積極的導入という側面にも現れています.さらに現在,細胞診が病理診断の重要な部分を占めているのは周知の事実です.このような細胞診の発展に伴い,その診断システムを支える細胞検査士制度が日本臨床細胞学会の指導により確立されています.その一環として,資格試験制度および細胞検査士養成制度があり,そのための養成所も整備されています.また,一部の大学のなかには細胞検査士になるための学科をもっているところも出てきました.現在,このような教育施設では,古い教科書を使用するか,またはその施設独自の教育資料を個別に利用しているのが現状です.このような状況のなかで,養成所などでの教育内容を均一化,標準化するために,細胞検査士のための実践的な,新しい内容の教科書を望む声が出てきたのはきわめて自然なことでありました.
以上述べたような背景から,今回,細胞検査士養成所の一つである多摩がん検診センターおよびその母体である(19)東京都健康推進財団が中心となり,細胞診の教科書をつくることになりました.養成所以外にもそのような教科書を必要としている受験者,検査技師学校の学生は少なからずいると思われ,教科書発行の意義は十分にあると判断されました.しかし,これまでにも種々の細胞診に関する書籍が多数発刊されており,同種の本では意味がありません.細胞診を学ぶ人々に真に役立つ内容で,しかも,どの養成所でも使用できる教科書にしたいということから,今回のこの企画には多摩がん検診センターの関係者・外部講師陣以外に,他の細胞検査士養成所や大学の関係者にも参加していただきました.そして,1つの項目について,指導医と細胞検査士が分担して執筆しているのが特徴です.特に細胞像については細胞検査士が中心になってまとめました.執筆者の熱意により,当初予定していたよりもページ数が多くなりましたが,それだけ内容を充実させることができたと考えます.出版にあたり種々のご配慮をいただいた医歯薬出版(株)編集部および(19)東京都健康推進財団の関係者に心より感謝いたします.また,資料の提供などで全国の多くの細胞診関係者にお世話になりました.この場を借りて御礼申しあげます.
この教科書が今後の細胞検査士の育成に役立つことを祈ってやみません.いたらぬ点も多々あろうかと思いますので,ご指摘いただければ幸いです.
平成10年8月
著者を代表して 水口國雄
本書の第1版は1998年8月に出版されましたが,これは財団法人東京都健康推進財団多摩がん検診センター内にある細胞検査士養成講座の開設20周年を記念して発刊されたものです.多摩がん検診センターにかかわりのある人々が中心となり,その他多くの方がたの協力により実現しました.2002年4月には小改訂を行い第2版を発行しました.第1版の発刊以来今日まで,多数の読者に愛読され,多くの施設で教科書として利用されてきました.しかし,この間,著者のなかには物故者となられたり,第一線を退かれた方がた,所属が変更になった人々が少なからずおられました.また,内容的にも,癌取り扱い規約の変更,WHOなどの国際分類の変更があり,本書でもこれらに対応する必要性が出てきました.さらに,読者や著者からの要望もあって,今回この第3版では今日の細胞診の流れに沿った内容にするべく大幅に見直しました.以下に第2版との主な変更点を列挙します.
(1)「総論」のなかに「細胞診の歴史と制度」を加筆した.
(2)「各論」の掲載順を,細胞検査士養成施設での標準的な講義順とした.
(3)「カラー図譜」の充実を図った.
(4)「演習問題」の全面的見直しを行った.
(5)新たに巻末に細胞診特有の「用語集」を付した.
(6)新しい執筆者を加え,全般的な見直しを行った.
1928年にG.N.Papanicolaouが現在の細胞診をスタートしてから80年近く経過し,細胞診は当初の子宮頸部剥離細胞診から全身の臓器に応用されるようになり,さらには穿刺吸引細胞診など新しい分野へと発展しました.臨床面における細胞診の重要性については改めて説明する必要はありませんが,本書が細胞診という臨床的に重要な分野を目指す人々や初心者にとって「標準的」テキストとして役立つことを願ってやみません.第3版を刊行するにあたり,協力していただいた著者・協力者の皆様をはじめ,多くの関係者に心より感謝いたします.
平成19年9月
著者を代表して 帝京大学医学部附属溝口病院臨床病理科
水口國雄
第1版の序文
財団法人東京都健康推進財団細胞検査士養成所は,昭和54年4月に当財団の前身である東京都がん検査センター内に開設された「細胞診スクリーナー養成講座」として発足して以来,本年で開設20年を迎えることになりました.
この間,186名の日本臨床細胞学会認定の細胞検査士を養成し,それぞれの方が,がんの予防,治療にかかわる第一線機関で活躍されております.
このたび,当財団では養成所の開設20年を記念して,これまで永年積み重ねてきた成果を集大成し,本書「スタンダード細胞診テキスト」を出版することといたしました.
最近,厚生省の「がん検診の有効性評価に関する研究班」報告書をめぐり,がん検診の有効性について関心が高まっておりますが,がんによる死亡が依然として第一位を占める現在,二次予防対策として検診に求められるものは大きいものがあります.そのなかで,がんの早期発見のために,細胞検査士の役割はますます期待されるところです.
当財団は,細胞検査士養成所の運営のほか,細胞診の専門研修を実施しており,今後とも細胞検査士の養成とレベルアップに一層の力を注いでまいりたいと存じます.
本書は,これから細胞検査士を目指そうとする方がたの教科書として,また,現在細胞検査士として従事されている方がたの実用の書として,広くご活用いただければ幸いです.
平成10年8月
財団法人東京都健康推進財団理事長 渡辺能持
第1版の序文
細胞診がPapanicolaouによって確立されて以来,その有用性は臨床的にも社会的にも広く認められるようになりました.細胞診は,その方法の簡便性から,集団検診やスクリーニングに用いられるとともに,疾患の診断,治療経過の観察,治療効果の判定などに広く応用されています.これは各地方自治体による検診業務における細胞診の積極的導入という側面にも現れています.さらに現在,細胞診が病理診断の重要な部分を占めているのは周知の事実です.このような細胞診の発展に伴い,その診断システムを支える細胞検査士制度が日本臨床細胞学会の指導により確立されています.その一環として,資格試験制度および細胞検査士養成制度があり,そのための養成所も整備されています.また,一部の大学のなかには細胞検査士になるための学科をもっているところも出てきました.現在,このような教育施設では,古い教科書を使用するか,またはその施設独自の教育資料を個別に利用しているのが現状です.このような状況のなかで,養成所などでの教育内容を均一化,標準化するために,細胞検査士のための実践的な,新しい内容の教科書を望む声が出てきたのはきわめて自然なことでありました.
以上述べたような背景から,今回,細胞検査士養成所の一つである多摩がん検診センターおよびその母体である(19)東京都健康推進財団が中心となり,細胞診の教科書をつくることになりました.養成所以外にもそのような教科書を必要としている受験者,検査技師学校の学生は少なからずいると思われ,教科書発行の意義は十分にあると判断されました.しかし,これまでにも種々の細胞診に関する書籍が多数発刊されており,同種の本では意味がありません.細胞診を学ぶ人々に真に役立つ内容で,しかも,どの養成所でも使用できる教科書にしたいということから,今回のこの企画には多摩がん検診センターの関係者・外部講師陣以外に,他の細胞検査士養成所や大学の関係者にも参加していただきました.そして,1つの項目について,指導医と細胞検査士が分担して執筆しているのが特徴です.特に細胞像については細胞検査士が中心になってまとめました.執筆者の熱意により,当初予定していたよりもページ数が多くなりましたが,それだけ内容を充実させることができたと考えます.出版にあたり種々のご配慮をいただいた医歯薬出版(株)編集部および(19)東京都健康推進財団の関係者に心より感謝いたします.また,資料の提供などで全国の多くの細胞診関係者にお世話になりました.この場を借りて御礼申しあげます.
この教科書が今後の細胞検査士の育成に役立つことを祈ってやみません.いたらぬ点も多々あろうかと思いますので,ご指摘いただければ幸いです.
平成10年8月
著者を代表して 水口國雄
第3版の序文
第1版の序文
カラー図譜
A-婦人科
B-呼吸器
C-泌尿器
D-乳腺
E-甲状腺
F-唾液腺
G-消化器
H-体腔液
I-リンパ節
J-造血器(骨髄)
K-骨・軟部腫瘍
L-中枢神経
M-小児腫瘍
総論
I
細胞診(臨床細胞学)の歴史
細胞診制度の歴史
細胞診判定法の変遷
II
細胞の構造
顕微鏡とその取り扱い
細胞診標本作製の技術
細胞診標本に用いられる染色法の実際と意義
スクリーニングの実際
細胞の種類と形態
組織型の推定
各論
A-婦人科
発生
解剖・組織
病理
コルポスコピー(子宮腟部拡大鏡診)
ホルモン細胞診〔ホルモン評価法〕
炎症・感染症の細胞診
扁平上皮化生細胞
再生上皮細胞
異形成の細胞診
上皮内癌の細胞診
微小浸潤扁平上皮癌の細胞診
子宮頸癌の細胞診
扁平上皮癌
その他の上皮性腫瘍
間葉系腫瘍,上皮性・間葉系混合腫瘍,その他の腫瘍(子宮頸部)
卵巣腫瘍
絨毛性疾患
子宮内膜の細胞診
細胞診の実際
子宮頸部腺上皮病変の細胞像
子宮頸管細胞採取器具
B-呼吸器
組織発生
機能と構造
細胞診検体採取法
悪性腫瘍
良性腫瘍および腫瘍類似病変
非腫瘍性肺疾患
縦隔
正常細胞の細胞診
非細胞性物質の細胞診
炎症性疾患の細胞診
過形成変化の細胞診
扁平上皮化生細胞
異型扁平上皮細胞の判定基準
腫瘍細胞と鑑別を要する主な疾患
上皮性良性腫瘍
上皮性悪性腫瘍(癌)
縦隔腫瘍
その他の腫瘍
C-泌尿器
腎
組織発生,解剖
臨床的事項
病理組織
腎の細胞診
腎盂・尿管
解剖
病理組織と臨床像
膀胱
解剖と生理
臨床的事項
病理組織
検体処理法
尿路領域の細胞診
膀胱の細胞診
腎盂・尿管の細胞診
尿道の細胞診
陰茎の細胞診
前立腺
解剖
臨床的事項
病理組織
前立腺の細胞診
精巣
組織発生,解剖
臨床的,病理学的事項
精巣の細胞診
D-乳腺
発生
解剖・組織
病理
乳腺の細胞診
乳腺腫瘤の穿刺吸引細胞診
乳頭分泌物の細胞診
E-甲状腺
甲状腺の発生と構造,機能
甲状腺疾患の疫学,臨床,病理組織所見
甲状腺病変の穿刺吸引細胞診
標本作製上の注意点
正常および良性細胞
炎症性病変
腫瘍様病変
良性腫瘍
悪性腫瘍
報告様式
F-唾液腺
組織発生
解剖
穿刺吸引細胞診
唾液腺穿刺吸引細胞診の報告様式
G-消化器
口腔,咽頭
食道
胃
小腸・大腸
肝臓
肝外胆管,胆嚢
膵臓
食道の細胞像
食道の正常細胞
良性疾患の細胞像
良性腫瘍の細胞診
悪性腫瘍の細胞診
胃の細胞像
胃の正常細胞
良性異型細胞
悪性腫瘍の細胞診
十二指腸,肝,胆,膵の細胞像
正常細胞および良性疾患の細胞像
悪性腫瘍の細胞診
大腸の細胞像
正常細胞および良性疾患の細胞像
悪性腫瘍の細胞診
肛門の細胞像
正常細胞
悪性腫瘍の細胞診
H-体腔液
体腔の解剖学的,組織学的基礎知識
中皮細胞
体腔液の炎症・反応性状態
漿膜にみられる腫瘍
体腔液細胞診における転移性悪性細胞の鑑別
陰嚢水の細胞診
脳脊髄液の細胞診
関節液の細胞診
I-リンパ節
正常リンパ節組織
リンパ節およびリンパ球の発生と分化
悪性リンパ腫
転移性腫瘍
リンパ節の反応性ないし炎症性病変
サルコイドーシス
亜急性壊死性リンパ節炎(菊池・藤本病)
リンパ節細胞診の対象材料
穿刺吸引材料を対象とした検体処理
リンパ節にみられる正常細胞
リンパ節の細胞診断
スクリーニングに際して
良性病変
悪性病変
リンパ節における免疫染色,および分子病理学的検査法
J-造血器(骨髄)
骨髄の解剖・組織
悪性と間違いやすい病変
白血病および白血病関連病変
K-骨・軟部腫瘍
骨腫瘍
骨の構造
骨腫瘍の分類
軟部腫瘍
軟部腫瘍の分類
L-中枢神経
神経系
神経系の発生
中枢神経系の構成細胞および腫瘍の発生母地
脳腫瘍の分類
主な脳腫瘍
脳腫瘍の細胞診断
脳病変の細胞診
M-小児腫瘍
臨床的特徴
発生要因
病理学的特徴
小児に特有の腫瘍
神経芽腫群腫瘍
褐色細胞腫
肝芽腫
腎芽腫
膵芽腫
髄芽腫
網膜芽腫
その他の腫瘍
演習問題
総論
技術
婦人科
消化器
呼吸器
その他
用語集
索引
第1版の序文
カラー図譜
A-婦人科
B-呼吸器
C-泌尿器
D-乳腺
E-甲状腺
F-唾液腺
G-消化器
H-体腔液
I-リンパ節
J-造血器(骨髄)
K-骨・軟部腫瘍
L-中枢神経
M-小児腫瘍
総論
I
細胞診(臨床細胞学)の歴史
細胞診制度の歴史
細胞診判定法の変遷
II
細胞の構造
顕微鏡とその取り扱い
細胞診標本作製の技術
細胞診標本に用いられる染色法の実際と意義
スクリーニングの実際
細胞の種類と形態
組織型の推定
各論
A-婦人科
発生
解剖・組織
病理
コルポスコピー(子宮腟部拡大鏡診)
ホルモン細胞診〔ホルモン評価法〕
炎症・感染症の細胞診
扁平上皮化生細胞
再生上皮細胞
異形成の細胞診
上皮内癌の細胞診
微小浸潤扁平上皮癌の細胞診
子宮頸癌の細胞診
扁平上皮癌
その他の上皮性腫瘍
間葉系腫瘍,上皮性・間葉系混合腫瘍,その他の腫瘍(子宮頸部)
卵巣腫瘍
絨毛性疾患
子宮内膜の細胞診
細胞診の実際
子宮頸部腺上皮病変の細胞像
子宮頸管細胞採取器具
B-呼吸器
組織発生
機能と構造
細胞診検体採取法
悪性腫瘍
良性腫瘍および腫瘍類似病変
非腫瘍性肺疾患
縦隔
正常細胞の細胞診
非細胞性物質の細胞診
炎症性疾患の細胞診
過形成変化の細胞診
扁平上皮化生細胞
異型扁平上皮細胞の判定基準
腫瘍細胞と鑑別を要する主な疾患
上皮性良性腫瘍
上皮性悪性腫瘍(癌)
縦隔腫瘍
その他の腫瘍
C-泌尿器
腎
組織発生,解剖
臨床的事項
病理組織
腎の細胞診
腎盂・尿管
解剖
病理組織と臨床像
膀胱
解剖と生理
臨床的事項
病理組織
検体処理法
尿路領域の細胞診
膀胱の細胞診
腎盂・尿管の細胞診
尿道の細胞診
陰茎の細胞診
前立腺
解剖
臨床的事項
病理組織
前立腺の細胞診
精巣
組織発生,解剖
臨床的,病理学的事項
精巣の細胞診
D-乳腺
発生
解剖・組織
病理
乳腺の細胞診
乳腺腫瘤の穿刺吸引細胞診
乳頭分泌物の細胞診
E-甲状腺
甲状腺の発生と構造,機能
甲状腺疾患の疫学,臨床,病理組織所見
甲状腺病変の穿刺吸引細胞診
標本作製上の注意点
正常および良性細胞
炎症性病変
腫瘍様病変
良性腫瘍
悪性腫瘍
報告様式
F-唾液腺
組織発生
解剖
穿刺吸引細胞診
唾液腺穿刺吸引細胞診の報告様式
G-消化器
口腔,咽頭
食道
胃
小腸・大腸
肝臓
肝外胆管,胆嚢
膵臓
食道の細胞像
食道の正常細胞
良性疾患の細胞像
良性腫瘍の細胞診
悪性腫瘍の細胞診
胃の細胞像
胃の正常細胞
良性異型細胞
悪性腫瘍の細胞診
十二指腸,肝,胆,膵の細胞像
正常細胞および良性疾患の細胞像
悪性腫瘍の細胞診
大腸の細胞像
正常細胞および良性疾患の細胞像
悪性腫瘍の細胞診
肛門の細胞像
正常細胞
悪性腫瘍の細胞診
H-体腔液
体腔の解剖学的,組織学的基礎知識
中皮細胞
体腔液の炎症・反応性状態
漿膜にみられる腫瘍
体腔液細胞診における転移性悪性細胞の鑑別
陰嚢水の細胞診
脳脊髄液の細胞診
関節液の細胞診
I-リンパ節
正常リンパ節組織
リンパ節およびリンパ球の発生と分化
悪性リンパ腫
転移性腫瘍
リンパ節の反応性ないし炎症性病変
サルコイドーシス
亜急性壊死性リンパ節炎(菊池・藤本病)
リンパ節細胞診の対象材料
穿刺吸引材料を対象とした検体処理
リンパ節にみられる正常細胞
リンパ節の細胞診断
スクリーニングに際して
良性病変
悪性病変
リンパ節における免疫染色,および分子病理学的検査法
J-造血器(骨髄)
骨髄の解剖・組織
悪性と間違いやすい病変
白血病および白血病関連病変
K-骨・軟部腫瘍
骨腫瘍
骨の構造
骨腫瘍の分類
軟部腫瘍
軟部腫瘍の分類
L-中枢神経
神経系
神経系の発生
中枢神経系の構成細胞および腫瘍の発生母地
脳腫瘍の分類
主な脳腫瘍
脳腫瘍の細胞診断
脳病変の細胞診
M-小児腫瘍
臨床的特徴
発生要因
病理学的特徴
小児に特有の腫瘍
神経芽腫群腫瘍
褐色細胞腫
肝芽腫
腎芽腫
膵芽腫
髄芽腫
網膜芽腫
その他の腫瘍
演習問題
総論
技術
婦人科
消化器
呼吸器
その他
用語集
索引