第2版の序
本書の初版が発行されたのは2000年であるから,いつの間にか16年も経過してしまった.その当時は言語聴覚士向けの教科書は少なかったので,幸い需要に応えることができたようで,17回にわたる増刷を行うことができた.増刷の度に細かい修正は加えていたが,それにも限界が感じられたので,今回,全面的に改訂をすることとした.
改訂のきっかけになったのは,主に言語聴覚士国家試験出題基準の変更である.初版発行時より臨床歯科医学の領域に大きな変化はないが,項目立てや用語が変わっている.初版でも内容的には出題基準を網羅しているが,項目立てが多少異なっていた.その点をなるべく出題基準に合わせたほうが,講義を担当する者にとっても学生にとっても理解しやすいと考え,整合性をとるようにした.また,疾患を理解しやすくするために,疾患の項目については節ごとにまとめの表を作り,原則カラー写真とした.
今回の大きな変更点は,器質性構音障害を前面に出して取り上げたことである.初版でも内容的には口腔・顎・顔面の機能障害のなかの言語障害として取り上げていたが,章立てはしていなかった.当時に比べてこの領域の進歩は目覚ましく,国家試験でも重要な項目になっているし,講義の科目として入っている学校も少なくない.それにもかかわらず,通覧したところでは器質性構音障害に関する教科書はほとんどみられない.そこで,初版の口腔・顎・顔面の機能障害のなかの言語障害の部分に加筆,修正して構音障害という章立てとし,器質性構音障害をより充実させた.また,表紙の書名もそれとわかるように変更した.
摂食嚥下障害についても,なるべく出題基準に沿った執筆をお願いしたが,本シリーズに「摂食・嚥下障害学」があるので,あえて書籍名には表さなかった.本書でも内容的には出題基準を網羅しているので,ご活用いただければ幸いである.
もう一点,改訂せざるを得なかった事情がある.それは執筆陣の環境の変化である.初版の序文にも記したように,最初の発行の土台となったのは言語聴覚士の学校の講義録であり,執筆者は講義の準備をしてくれていた当時の昭和大学歯学部第一口腔外科の教室員に依頼した.しかし,当然のことながら執筆者を取り巻く環境が変化し,責任ある立場で講義を担当している者が多い.逆に,すでに退職して講義を担当しなくなった者も少なくない.このような事情から前回の執筆陣のなかから一部の方には編集を担当していただくこととした.また,執筆者は基本的には初版の担当者にお願いするものの,一部では後継の方に代わっていただくこととした.
初版で執筆をお願いしていたにもかかわらず,今回の執筆陣には参加していただけなかった方々には大変心苦しいのだが,事情をご賢察いただき,ご了解くださるようお願いしたい.これまでのご尽力とご理解に感謝申し上げる.
最後になるが,終始ていねいに仔細にわたる部分まで対応してくださり,本書の完成にご支援,ご協力下さった医歯薬出版編集部に心から謝意を表する.
2016年1月
道 健一
第1版の序
長い間の懸案であり,多くの人々の念願であったいわゆるSTの国家資格法が平成9年12月にようやく成立し,平成11年4月には4003名の「言語聴覚士」がわが国に誕生した.医療言語聴覚士資格制度推進協議会の一員として,それまでの長い道のりを考えると感慨深いものがある.同時に養成課程のシラバスや国家試験の出題基準も提示された.その中で臨床歯科医学,口腔外科学についての要項や基準も明らかにされた.
しかし現状では,言語聴覚士のための臨床歯科医学,口腔外科学の教科書はまったくない.全国に次々と養成機関が発足し,教育が始まっているがその指針になるものがみられない.
そこで,これまで,国立リハビリテーションセンター学院,国際医療福祉大学,日本福祉教育専門学校などで講義をしていた講義録をまとめて教科書をつくることにした.執筆はその講義の準備をしてくれた昭和大学歯学部第一口腔外科の現教室員および元教室員にお願いすることとした.一つの施設で全部の原稿を分担したので編集方針に偏りはあると思う.しかし逆に,相互の連携を密にすることができたので統一をとることができたと思う.
原稿は,なるべく実際の臨床データを盛り込んだり事例を紹介しようとして,少し欲ばり過ぎたために最初の予定よりも増えてしまった.そのために初学者あるいは学生には少し内容が過剰かもしれない.しかし,教科書として学生に読んでもらうだけでなく,現任の言語聴覚士や研究者にも多少参考になればと思って敢えてこれ以上は削除しないで掲載することにした.
最初の教科書だから当然ご批判を受けることは覚悟の上である.遠慮なくご指摘を頂きたい.そのご批判に従って順次改善してゆきたいと考えているので,ご指摘はかえってありがたいと思っている.
最後に,何度もの原稿の調整に応じてくれた執筆者の方々,また,何回もの校正をお許し頂き,ご支援,ご協力をいただいた齋藤和博氏をはじめとした医歯薬出版の方々に心から謝意を表する.
2000年8月
道 健一
本書の初版が発行されたのは2000年であるから,いつの間にか16年も経過してしまった.その当時は言語聴覚士向けの教科書は少なかったので,幸い需要に応えることができたようで,17回にわたる増刷を行うことができた.増刷の度に細かい修正は加えていたが,それにも限界が感じられたので,今回,全面的に改訂をすることとした.
改訂のきっかけになったのは,主に言語聴覚士国家試験出題基準の変更である.初版発行時より臨床歯科医学の領域に大きな変化はないが,項目立てや用語が変わっている.初版でも内容的には出題基準を網羅しているが,項目立てが多少異なっていた.その点をなるべく出題基準に合わせたほうが,講義を担当する者にとっても学生にとっても理解しやすいと考え,整合性をとるようにした.また,疾患を理解しやすくするために,疾患の項目については節ごとにまとめの表を作り,原則カラー写真とした.
今回の大きな変更点は,器質性構音障害を前面に出して取り上げたことである.初版でも内容的には口腔・顎・顔面の機能障害のなかの言語障害として取り上げていたが,章立てはしていなかった.当時に比べてこの領域の進歩は目覚ましく,国家試験でも重要な項目になっているし,講義の科目として入っている学校も少なくない.それにもかかわらず,通覧したところでは器質性構音障害に関する教科書はほとんどみられない.そこで,初版の口腔・顎・顔面の機能障害のなかの言語障害の部分に加筆,修正して構音障害という章立てとし,器質性構音障害をより充実させた.また,表紙の書名もそれとわかるように変更した.
摂食嚥下障害についても,なるべく出題基準に沿った執筆をお願いしたが,本シリーズに「摂食・嚥下障害学」があるので,あえて書籍名には表さなかった.本書でも内容的には出題基準を網羅しているので,ご活用いただければ幸いである.
もう一点,改訂せざるを得なかった事情がある.それは執筆陣の環境の変化である.初版の序文にも記したように,最初の発行の土台となったのは言語聴覚士の学校の講義録であり,執筆者は講義の準備をしてくれていた当時の昭和大学歯学部第一口腔外科の教室員に依頼した.しかし,当然のことながら執筆者を取り巻く環境が変化し,責任ある立場で講義を担当している者が多い.逆に,すでに退職して講義を担当しなくなった者も少なくない.このような事情から前回の執筆陣のなかから一部の方には編集を担当していただくこととした.また,執筆者は基本的には初版の担当者にお願いするものの,一部では後継の方に代わっていただくこととした.
初版で執筆をお願いしていたにもかかわらず,今回の執筆陣には参加していただけなかった方々には大変心苦しいのだが,事情をご賢察いただき,ご了解くださるようお願いしたい.これまでのご尽力とご理解に感謝申し上げる.
最後になるが,終始ていねいに仔細にわたる部分まで対応してくださり,本書の完成にご支援,ご協力下さった医歯薬出版編集部に心から謝意を表する.
2016年1月
道 健一
第1版の序
長い間の懸案であり,多くの人々の念願であったいわゆるSTの国家資格法が平成9年12月にようやく成立し,平成11年4月には4003名の「言語聴覚士」がわが国に誕生した.医療言語聴覚士資格制度推進協議会の一員として,それまでの長い道のりを考えると感慨深いものがある.同時に養成課程のシラバスや国家試験の出題基準も提示された.その中で臨床歯科医学,口腔外科学についての要項や基準も明らかにされた.
しかし現状では,言語聴覚士のための臨床歯科医学,口腔外科学の教科書はまったくない.全国に次々と養成機関が発足し,教育が始まっているがその指針になるものがみられない.
そこで,これまで,国立リハビリテーションセンター学院,国際医療福祉大学,日本福祉教育専門学校などで講義をしていた講義録をまとめて教科書をつくることにした.執筆はその講義の準備をしてくれた昭和大学歯学部第一口腔外科の現教室員および元教室員にお願いすることとした.一つの施設で全部の原稿を分担したので編集方針に偏りはあると思う.しかし逆に,相互の連携を密にすることができたので統一をとることができたと思う.
原稿は,なるべく実際の臨床データを盛り込んだり事例を紹介しようとして,少し欲ばり過ぎたために最初の予定よりも増えてしまった.そのために初学者あるいは学生には少し内容が過剰かもしれない.しかし,教科書として学生に読んでもらうだけでなく,現任の言語聴覚士や研究者にも多少参考になればと思って敢えてこれ以上は削除しないで掲載することにした.
最初の教科書だから当然ご批判を受けることは覚悟の上である.遠慮なくご指摘を頂きたい.そのご批判に従って順次改善してゆきたいと考えているので,ご指摘はかえってありがたいと思っている.
最後に,何度もの原稿の調整に応じてくれた執筆者の方々,また,何回もの校正をお許し頂き,ご支援,ご協力をいただいた齋藤和博氏をはじめとした医歯薬出版の方々に心から謝意を表する.
2000年8月
道 健一
第2版の序
第1版の序
序章 歯科概論
(道 健一)
1 歯科医療の歴史と現況
(1)歯科医療の歴史 (2)歯科医療の現況
2 歯科医療における言語聴覚士の役割
第1章 歯・口腔・顎・顔面の構造と機能
1 歯・口腔・顎・顔面の形態と構造(阿部伸一)
1 歯・歯周組織の形態と構造
(1)歯の構造 (2)歯周組織の構造
2 口腔・顎・顔面の形態と構造
(1)顔面・頸部の形態と構造
(2)口腔・咽頭の形態と構造
(3)鼻腔の形態と構造
2 歯・口腔・顎・顔面の発生と発育(中村雅典)
1 歯・歯周組織の発生と発育
(1)歯胚の発育 (2)歯と歯周組織の形成
(3)代生歯の発生 (4)歯の萌出
2 口腔・顎・顔面の発生と発育
(1)顔面の発生 (2)上下顎の発生
(3)口蓋の発生 (4)顎関節の発生
(5)唾液腺の発生 (6)口腔・顎・顔面の発育
3 歯・口腔・顎・顔面の機能
1 咀嚼機能(小野高裕)
(1)咀嚼の生理的意義
(2)咀嚼運動の制御と各器官の働き
2 摂食嚥下機能(道脇幸博)
(1)メカニズム (2)神経・筋機構
(3)年齢変化
3 言語機能(今井智子・山下夕香里)
(1)言語機能における口腔の役割
(2)鼻咽腔閉鎖機能 (3)構音機能
4 口腔の診察法
1 口腔診察用器械・器具(長谷川篤司)
(1)歯科用ユニット (2)診療用器具
2 消毒・滅菌・感染予防(道脇幸博)
(1)病原微生物 (2)感染と感染症
(3)消毒と滅菌 (4)口腔の汚染状況
(5)標準予防策 (6)針刺し事故対策
3 診察診断法(佐野 司)
(1)診察法 (2)画像診断
(3)口腔機能検査法
第2章 歯・歯周組織の疾患および歯科医学的処置
1 う蝕,歯髄炎,歯根膜炎(長谷川篤司)
1 う蝕
2 う蝕以外の歯の硬組織疾患
(1)咬耗 (2)摩耗症 (3)侵蝕症(酸蝕症)
3 歯髄炎
4 歯根膜炎,急性根尖性歯周炎,慢性根尖性歯周炎
(1)歯根膜炎 (2)急性根尖性歯周炎
(3)慢性根尖性歯周炎
5 歯の外傷
(1)歯の破折 (2)歯の脱臼
2 歯周病(長谷川篤司)
1 歯周病
2 炎症性疾患
(1)歯肉炎 (2)特殊な歯肉炎
(3)歯周炎(慢性辺縁性歯周炎)
(4)咬合性外傷 (5)歯周症・若年性歯周炎
3 歯肉の腫瘍状病変
(1)エプーリス(歯肉腫)
(2)義歯性線維腫,こんにゃく状歯肉
(3)歯肉線維腫症
3 歯列不正(長谷川篤司)
4 歯の欠損(長谷川篤司)
1 歯の欠損
2 歯の一部の補綴
(1)充填物〔コンポジットレジン,メタルインレー,コンポジットレジンインレーなど〕
(2)被覆冠(メタルクラウン,ジャケットクラウン,陶材焼付金属冠)
3 歯の抜けた欠損部の補綴
(1)歯の移植 (2)橋義歯(ブリッジ)
(3)有床義歯(入れ歯)
(4)人工歯根(インプラント)
4 顎の欠損部の補綴
(1)顎補綴
5 歯の萌出・数・形態・形成の異常(長谷川篤司)
1 歯の萌出の異常
(1)早期萌出 (2)晩期萌出,晩期残存
(3)萌出位置の異常(異所萌出歯)
2 歯の萌出時の障害
(1)生歯疾患 (2)智歯難生
3 歯数の異常
(1)無歯症(先天欠如) (2)過剰歯
4 歯の形態の異常
5 歯の形成の異常
6 口腔ケア(片岡竜太)
1 口腔ケアとは
(1)口腔ケアの種類
(2)口腔ケアを誰が行うか
2 口腔ケアの意義
(1)咽頭細菌数の減少 (2)誤嚥性肺炎予防
(3)要介護者の認知機能の改善
(4)要介護高齢者の栄養改善
3 唾液,食物,微生物の口腔環境に及ぼす影響
(1)唾液 (2)食物 (3)微生物
4 口腔衛生状態と機能の評価
(1)口腔衛生状態の評価
(2)口腔機能の評価 (3)口腔ケアに対するリスク
(4)全身状態の評価
5 口腔清掃法
(1)洗口(含嗽)法 (2)清拭法
(3)洗浄法 (4)歯磨き法
6 清掃用具と歯磨剤,含嗽・洗口剤
(1)歯の清掃用具 (2)歯磨剤
(3)粘膜の清掃器具 (4)含嗽・洗口剤
(5)義歯の清掃用具
第3章 口腔・顎・顔面の疾患
(道 健一)
1 口腔・顎・顔面の先天異常,発育異常
1 総論
(1)定義 (2)種類 (3)先天異常の表現型
(4)原因
2 口唇・口蓋裂および類似疾患
(1)口唇・口蓋裂 (2)その他の裂奇形
(3)先天性鼻咽腔閉鎖不全症
(4)顔面鼻咽腔症候群(Velo-cardio-facial症候群):22q11.2欠失症候群
(5)Pierre Robin(ピエールロバン)症候群
(6)後天的口腔・鼻腔遮断不全
3 舌・口底・頬・口唇の異常
(1)舌の異常 (2)口唇・頬の異常
(3)小帯の異常
4 咬合異常,顎変形症
(1)顎変形症 (2)骨隆起
(3)続発性の顎変形症
5 骨系統疾患および類似疾患
(1)骨系統疾患
(2)骨の異常を伴う代謝病,内分泌疾患
(3)頭蓋顔面の異常を伴う症候群
(4)頭蓋顔面の異常を伴う染色体異常
2 口腔・顎・顔面の損傷
1 総論
(1)定義 (2)種類
2 顔面外傷
3 口腔軟組織外傷
(1)急性外傷 (2)慢性外傷
4 顎骨骨折
5 顎関節脱臼
3 口腔・顎・顔面の炎症,感染症
1 総論
(1)概念 (2)分類 (3)症状
2 顔面・頸部の感染症
(1)化膿性炎 (2)特異性炎
(3)リンパ節炎
3 口腔の感染症
(1)細菌感染症
(2)真菌感染症(口腔カンジダ症)
(3)ウイルス感染症
4 口腔・顎・顔面の嚢胞および類似疾患
1 総論
2 軟組織に発生する嚢胞
(1)胎生期の残遺組織に由来する嚢胞
(2)唾液の貯留による嚢胞(粘液嚢胞)
(3)軟組織内の歯原性嚢胞
3 顎骨に発生する嚢胞
(1)炎症性嚢胞 (2)発育性嚢胞
(3)その他の嚢胞 (4)嚢胞類似疾患
5 口腔・顎・顔面の腫瘍および類似疾患
1 総論
(1)概念 (2)分類
2 軟組織に発生する腫瘍
(1)良性腫瘍 (2)悪性腫瘍
3 顎骨に発生する腫瘍
(1)良性腫瘍 (2)腫瘍類似疾患
(3)悪性腫瘍
6 唾液腺疾患
1 形態・機能の異常
(1)形態の異常 (2)機能の異常
2 異物
(1)唾石症 (2)その他の異物
3 炎症
(1)化膿性唾液腺炎 (2)流行性耳下腺炎
(3)慢性硬化性顎下腺炎〔Kuttner(キュットナー)腫瘍〕
4 嚢胞
5 腫瘍
6 その他の唾液腺疾患
(1)Sjogren(シェーグレン)症候群
(2)Mikulicz(ミクリッツ)病
7 口腔・顎・顔面の神経系疾患,疼痛性疾患,心因性病態
1 神経痛
(1)神経障害性疼痛
(2)侵害受容器性疼痛(仮性神経痛,症候性神経痛)
2 神経麻痺
(1)顔面神経麻痺 (2)三叉神経麻痺
(3)舌咽神経麻痺 (4)舌下神経麻痺
3 けいれん
4 心因性病態
8 顎関節疾患
1 発育異常
(1)関節突起無形成,関節突起形成不全
(2)関節突起過形成
2 外傷
3 炎症
(1)外傷性顎関節炎 (2)化膿性顎関節炎
4 全身性疾患に関連した顎関節異常
(1)リウマチ性顎関節炎 (2)その他
5 腫瘍および類似疾患
6 顎関節強直症
7 顎関節症
9 口腔粘膜疾患
1 総論
2 口内炎など
(1)水疱を主徴とするもの
(2)紅斑,びらんを主徴とするもの
(3)潰瘍を主徴とするもの
(4)白斑を主徴とするもの
(5)色素沈着を主徴とするもの
3 舌炎など
(1)赤い平らな舌 (2)舌痛症
(3)黒毛舌症
4 口唇炎など
5 血液疾患による口腔症状
(1)貧血 (2)白血病 (3)出血性素因
第4章 咀嚼・摂食・構音障害に対する歯科医学的治療法
1 手術療法(代田達夫)
1 口唇形成術
2 口蓋形成術
3 咽頭弁形成術(咽頭弁移植術)
4 顎骨形成術
5 舌小帯伸展術
6 口蓋隆起削除術
7 口腔がん手術
(1)舌の切除 (2)下顎の切除
(3)上顎の切除 (4)合併切除
2 人工材料による機能回復(道 健一)
1 補綴的発音補助装置の種類と適応
(1)顔面補綴,顎補綴(上顎補綴,下顎補綴)
(2)口蓋補綴 (3)鼻咽腔部補綴
(4)舌接触補助床(palatal augmentation prosthesis:PAP)
(5)歯の補綴 (6)顎位の矯正装置
2 補綴的発音補助装置の利点・欠点
(1)利点 (2)欠点
3 補綴的発音補助装置の製作方法
(1)装置の構造 (2)製作方法の概要
3 再建と機能回復(道 健一)
1 再建術と形成術
2 口腔顔面の再建術
(1)遊離皮膚移植(遊離粘膜移植)
(2)遊離骨移植 (3)有茎組織移植
(4)遊離組織移植
第5章 咀嚼障害
(小野高裕)
1 咀嚼障害の特徴
1 歯髄・歯周組織・口腔粘膜の炎症による咀嚼障害
2 歯・歯列欠損による咀嚼障害
3 顎骨欠損による咀嚼障害
4 舌・口底・中咽頭の欠損による咀嚼障害
5 機能性の咀嚼障害
6 障害認定における「そしゃく障害」
2 咀嚼障害の検査・評価
1 顎口腔器官の評価法
(1)歯・歯周組織の評価
(2)唾液分泌速度の評価
(3)義歯の評価 (4)顎関節・咀嚼筋の評価
2 咀嚼機能検査
3 咀嚼能力測定
4 画像検査
5 問診票による咀嚼能力評価
3 咀嚼障害の治療
1 歯列欠損による咀嚼障害
2 顎骨欠損による咀嚼障害の回復
3 舌の欠損・運動障害による咀嚼障害の回復
第6章 摂食嚥下障害
(高橋浩二)
1 嚥下障害の発症メカニズム
1 静的嚥下障害
2 動的嚥下障害(機能的嚥下障害)
2 嚥下障害の検査・評価
1 機器を必要としない検査法
2 専門的な機器を用いて行う検査法
3 嚥下障害の治療・訓練
1 発達障害への対応
2 口腔,咽頭疾患への対応
3 中枢性疾患・高齢者への対応
4 機能訓練法
5 代償的方法
6 外科的治療
7 訓練実施上の留意点
コラム 排痰・吸引(高橋浩二)
I 排痰
II 吸引
第7章 構音障害
1 構音障害の発生メカニズムと特徴(今井智子・山下夕香里)
1 口腔と鼻腔への呼気調節の異常(鼻咽腔閉鎖機能不全)
2 口腔・鼻腔の共鳴腔の形態異常
(1)口腔共鳴の異常 (2)鼻腔共鳴の異常
(3)口腔鼻腔瘻(瘻孔)
3 口腔における呼気操作の異常(構音障害)
2 器質性構音障害の特徴(今井智子・山下夕香里)
1 口腔鼻腔瘻(瘻孔)あるいは/および鼻咽腔閉鎖機能不全と関連するもの
2 鼻咽腔閉鎖機能不全と関連しないもの
(1)構音操作の異常によるもの
(2)構音器官の形態異常によるもの
3 構音障害の検査・評価
1 鼻咽腔閉鎖機能に関する検査(山下夕香里)
(1)簡便な検査法 (2)機器を用いた検査法
2 構音に関する検査(今井智子)
(1)産生された音を評価する方法
(2)構音操作を観察する方法
(3)その他の検査
4 鼻咽腔閉鎖機能不全に伴う構音障害
1 口蓋裂(山下夕香里)
(1)症状 (2)評価および診断
(3)治療
2 先天性鼻咽腔閉鎖不全症(今井智子)
(1)症状 (2)評価および診断
(3)治療
5 口腔疾患による構音障害(山下夕香里)
1 口蓋隆起
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2 巨舌症(大舌症)
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
3 舌小帯短縮症
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
4 舌癖に伴う音の誤り
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
5 顎変形症
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
6 嚢胞など
6 舌・口底切除,中咽頭切除,顎切除後の構音障害
1 舌・口底切除(今井智子・山下夕香里)
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2 軟口蓋・中咽頭切除(今井智子)
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
3 顎切除(今井智子)
1.上顎切除
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2.下顎切除
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
7 口腔疾患以外の原因による構音障害(山下夕香里)
1 運動障害性構音障害
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2 加齢に伴うロ腔機能障害
8 チームアプローチ(山下夕香里)
1 口蓋裂のチームアプローチ
(1)誕生時 (2)出生から1歳まで
(3)2歳から3歳まで
(4)4歳から6歳まで (5)学童期
(6)成人まで
2 口腔がんのチームアプローチ
サイドメモ
パラトグラムによる構音運動の観察
歯・口腔・顔面の症状の表現方法
バイオフィルム感染症
口腔清掃法と口腔清掃指導
義歯装着時の注意
スタティックパラトグラフィーの検査方法
MFTを応用した舌運動訓練
和文索引
欧文索引
第1版の序
序章 歯科概論
(道 健一)
1 歯科医療の歴史と現況
(1)歯科医療の歴史 (2)歯科医療の現況
2 歯科医療における言語聴覚士の役割
第1章 歯・口腔・顎・顔面の構造と機能
1 歯・口腔・顎・顔面の形態と構造(阿部伸一)
1 歯・歯周組織の形態と構造
(1)歯の構造 (2)歯周組織の構造
2 口腔・顎・顔面の形態と構造
(1)顔面・頸部の形態と構造
(2)口腔・咽頭の形態と構造
(3)鼻腔の形態と構造
2 歯・口腔・顎・顔面の発生と発育(中村雅典)
1 歯・歯周組織の発生と発育
(1)歯胚の発育 (2)歯と歯周組織の形成
(3)代生歯の発生 (4)歯の萌出
2 口腔・顎・顔面の発生と発育
(1)顔面の発生 (2)上下顎の発生
(3)口蓋の発生 (4)顎関節の発生
(5)唾液腺の発生 (6)口腔・顎・顔面の発育
3 歯・口腔・顎・顔面の機能
1 咀嚼機能(小野高裕)
(1)咀嚼の生理的意義
(2)咀嚼運動の制御と各器官の働き
2 摂食嚥下機能(道脇幸博)
(1)メカニズム (2)神経・筋機構
(3)年齢変化
3 言語機能(今井智子・山下夕香里)
(1)言語機能における口腔の役割
(2)鼻咽腔閉鎖機能 (3)構音機能
4 口腔の診察法
1 口腔診察用器械・器具(長谷川篤司)
(1)歯科用ユニット (2)診療用器具
2 消毒・滅菌・感染予防(道脇幸博)
(1)病原微生物 (2)感染と感染症
(3)消毒と滅菌 (4)口腔の汚染状況
(5)標準予防策 (6)針刺し事故対策
3 診察診断法(佐野 司)
(1)診察法 (2)画像診断
(3)口腔機能検査法
第2章 歯・歯周組織の疾患および歯科医学的処置
1 う蝕,歯髄炎,歯根膜炎(長谷川篤司)
1 う蝕
2 う蝕以外の歯の硬組織疾患
(1)咬耗 (2)摩耗症 (3)侵蝕症(酸蝕症)
3 歯髄炎
4 歯根膜炎,急性根尖性歯周炎,慢性根尖性歯周炎
(1)歯根膜炎 (2)急性根尖性歯周炎
(3)慢性根尖性歯周炎
5 歯の外傷
(1)歯の破折 (2)歯の脱臼
2 歯周病(長谷川篤司)
1 歯周病
2 炎症性疾患
(1)歯肉炎 (2)特殊な歯肉炎
(3)歯周炎(慢性辺縁性歯周炎)
(4)咬合性外傷 (5)歯周症・若年性歯周炎
3 歯肉の腫瘍状病変
(1)エプーリス(歯肉腫)
(2)義歯性線維腫,こんにゃく状歯肉
(3)歯肉線維腫症
3 歯列不正(長谷川篤司)
4 歯の欠損(長谷川篤司)
1 歯の欠損
2 歯の一部の補綴
(1)充填物〔コンポジットレジン,メタルインレー,コンポジットレジンインレーなど〕
(2)被覆冠(メタルクラウン,ジャケットクラウン,陶材焼付金属冠)
3 歯の抜けた欠損部の補綴
(1)歯の移植 (2)橋義歯(ブリッジ)
(3)有床義歯(入れ歯)
(4)人工歯根(インプラント)
4 顎の欠損部の補綴
(1)顎補綴
5 歯の萌出・数・形態・形成の異常(長谷川篤司)
1 歯の萌出の異常
(1)早期萌出 (2)晩期萌出,晩期残存
(3)萌出位置の異常(異所萌出歯)
2 歯の萌出時の障害
(1)生歯疾患 (2)智歯難生
3 歯数の異常
(1)無歯症(先天欠如) (2)過剰歯
4 歯の形態の異常
5 歯の形成の異常
6 口腔ケア(片岡竜太)
1 口腔ケアとは
(1)口腔ケアの種類
(2)口腔ケアを誰が行うか
2 口腔ケアの意義
(1)咽頭細菌数の減少 (2)誤嚥性肺炎予防
(3)要介護者の認知機能の改善
(4)要介護高齢者の栄養改善
3 唾液,食物,微生物の口腔環境に及ぼす影響
(1)唾液 (2)食物 (3)微生物
4 口腔衛生状態と機能の評価
(1)口腔衛生状態の評価
(2)口腔機能の評価 (3)口腔ケアに対するリスク
(4)全身状態の評価
5 口腔清掃法
(1)洗口(含嗽)法 (2)清拭法
(3)洗浄法 (4)歯磨き法
6 清掃用具と歯磨剤,含嗽・洗口剤
(1)歯の清掃用具 (2)歯磨剤
(3)粘膜の清掃器具 (4)含嗽・洗口剤
(5)義歯の清掃用具
第3章 口腔・顎・顔面の疾患
(道 健一)
1 口腔・顎・顔面の先天異常,発育異常
1 総論
(1)定義 (2)種類 (3)先天異常の表現型
(4)原因
2 口唇・口蓋裂および類似疾患
(1)口唇・口蓋裂 (2)その他の裂奇形
(3)先天性鼻咽腔閉鎖不全症
(4)顔面鼻咽腔症候群(Velo-cardio-facial症候群):22q11.2欠失症候群
(5)Pierre Robin(ピエールロバン)症候群
(6)後天的口腔・鼻腔遮断不全
3 舌・口底・頬・口唇の異常
(1)舌の異常 (2)口唇・頬の異常
(3)小帯の異常
4 咬合異常,顎変形症
(1)顎変形症 (2)骨隆起
(3)続発性の顎変形症
5 骨系統疾患および類似疾患
(1)骨系統疾患
(2)骨の異常を伴う代謝病,内分泌疾患
(3)頭蓋顔面の異常を伴う症候群
(4)頭蓋顔面の異常を伴う染色体異常
2 口腔・顎・顔面の損傷
1 総論
(1)定義 (2)種類
2 顔面外傷
3 口腔軟組織外傷
(1)急性外傷 (2)慢性外傷
4 顎骨骨折
5 顎関節脱臼
3 口腔・顎・顔面の炎症,感染症
1 総論
(1)概念 (2)分類 (3)症状
2 顔面・頸部の感染症
(1)化膿性炎 (2)特異性炎
(3)リンパ節炎
3 口腔の感染症
(1)細菌感染症
(2)真菌感染症(口腔カンジダ症)
(3)ウイルス感染症
4 口腔・顎・顔面の嚢胞および類似疾患
1 総論
2 軟組織に発生する嚢胞
(1)胎生期の残遺組織に由来する嚢胞
(2)唾液の貯留による嚢胞(粘液嚢胞)
(3)軟組織内の歯原性嚢胞
3 顎骨に発生する嚢胞
(1)炎症性嚢胞 (2)発育性嚢胞
(3)その他の嚢胞 (4)嚢胞類似疾患
5 口腔・顎・顔面の腫瘍および類似疾患
1 総論
(1)概念 (2)分類
2 軟組織に発生する腫瘍
(1)良性腫瘍 (2)悪性腫瘍
3 顎骨に発生する腫瘍
(1)良性腫瘍 (2)腫瘍類似疾患
(3)悪性腫瘍
6 唾液腺疾患
1 形態・機能の異常
(1)形態の異常 (2)機能の異常
2 異物
(1)唾石症 (2)その他の異物
3 炎症
(1)化膿性唾液腺炎 (2)流行性耳下腺炎
(3)慢性硬化性顎下腺炎〔Kuttner(キュットナー)腫瘍〕
4 嚢胞
5 腫瘍
6 その他の唾液腺疾患
(1)Sjogren(シェーグレン)症候群
(2)Mikulicz(ミクリッツ)病
7 口腔・顎・顔面の神経系疾患,疼痛性疾患,心因性病態
1 神経痛
(1)神経障害性疼痛
(2)侵害受容器性疼痛(仮性神経痛,症候性神経痛)
2 神経麻痺
(1)顔面神経麻痺 (2)三叉神経麻痺
(3)舌咽神経麻痺 (4)舌下神経麻痺
3 けいれん
4 心因性病態
8 顎関節疾患
1 発育異常
(1)関節突起無形成,関節突起形成不全
(2)関節突起過形成
2 外傷
3 炎症
(1)外傷性顎関節炎 (2)化膿性顎関節炎
4 全身性疾患に関連した顎関節異常
(1)リウマチ性顎関節炎 (2)その他
5 腫瘍および類似疾患
6 顎関節強直症
7 顎関節症
9 口腔粘膜疾患
1 総論
2 口内炎など
(1)水疱を主徴とするもの
(2)紅斑,びらんを主徴とするもの
(3)潰瘍を主徴とするもの
(4)白斑を主徴とするもの
(5)色素沈着を主徴とするもの
3 舌炎など
(1)赤い平らな舌 (2)舌痛症
(3)黒毛舌症
4 口唇炎など
5 血液疾患による口腔症状
(1)貧血 (2)白血病 (3)出血性素因
第4章 咀嚼・摂食・構音障害に対する歯科医学的治療法
1 手術療法(代田達夫)
1 口唇形成術
2 口蓋形成術
3 咽頭弁形成術(咽頭弁移植術)
4 顎骨形成術
5 舌小帯伸展術
6 口蓋隆起削除術
7 口腔がん手術
(1)舌の切除 (2)下顎の切除
(3)上顎の切除 (4)合併切除
2 人工材料による機能回復(道 健一)
1 補綴的発音補助装置の種類と適応
(1)顔面補綴,顎補綴(上顎補綴,下顎補綴)
(2)口蓋補綴 (3)鼻咽腔部補綴
(4)舌接触補助床(palatal augmentation prosthesis:PAP)
(5)歯の補綴 (6)顎位の矯正装置
2 補綴的発音補助装置の利点・欠点
(1)利点 (2)欠点
3 補綴的発音補助装置の製作方法
(1)装置の構造 (2)製作方法の概要
3 再建と機能回復(道 健一)
1 再建術と形成術
2 口腔顔面の再建術
(1)遊離皮膚移植(遊離粘膜移植)
(2)遊離骨移植 (3)有茎組織移植
(4)遊離組織移植
第5章 咀嚼障害
(小野高裕)
1 咀嚼障害の特徴
1 歯髄・歯周組織・口腔粘膜の炎症による咀嚼障害
2 歯・歯列欠損による咀嚼障害
3 顎骨欠損による咀嚼障害
4 舌・口底・中咽頭の欠損による咀嚼障害
5 機能性の咀嚼障害
6 障害認定における「そしゃく障害」
2 咀嚼障害の検査・評価
1 顎口腔器官の評価法
(1)歯・歯周組織の評価
(2)唾液分泌速度の評価
(3)義歯の評価 (4)顎関節・咀嚼筋の評価
2 咀嚼機能検査
3 咀嚼能力測定
4 画像検査
5 問診票による咀嚼能力評価
3 咀嚼障害の治療
1 歯列欠損による咀嚼障害
2 顎骨欠損による咀嚼障害の回復
3 舌の欠損・運動障害による咀嚼障害の回復
第6章 摂食嚥下障害
(高橋浩二)
1 嚥下障害の発症メカニズム
1 静的嚥下障害
2 動的嚥下障害(機能的嚥下障害)
2 嚥下障害の検査・評価
1 機器を必要としない検査法
2 専門的な機器を用いて行う検査法
3 嚥下障害の治療・訓練
1 発達障害への対応
2 口腔,咽頭疾患への対応
3 中枢性疾患・高齢者への対応
4 機能訓練法
5 代償的方法
6 外科的治療
7 訓練実施上の留意点
コラム 排痰・吸引(高橋浩二)
I 排痰
II 吸引
第7章 構音障害
1 構音障害の発生メカニズムと特徴(今井智子・山下夕香里)
1 口腔と鼻腔への呼気調節の異常(鼻咽腔閉鎖機能不全)
2 口腔・鼻腔の共鳴腔の形態異常
(1)口腔共鳴の異常 (2)鼻腔共鳴の異常
(3)口腔鼻腔瘻(瘻孔)
3 口腔における呼気操作の異常(構音障害)
2 器質性構音障害の特徴(今井智子・山下夕香里)
1 口腔鼻腔瘻(瘻孔)あるいは/および鼻咽腔閉鎖機能不全と関連するもの
2 鼻咽腔閉鎖機能不全と関連しないもの
(1)構音操作の異常によるもの
(2)構音器官の形態異常によるもの
3 構音障害の検査・評価
1 鼻咽腔閉鎖機能に関する検査(山下夕香里)
(1)簡便な検査法 (2)機器を用いた検査法
2 構音に関する検査(今井智子)
(1)産生された音を評価する方法
(2)構音操作を観察する方法
(3)その他の検査
4 鼻咽腔閉鎖機能不全に伴う構音障害
1 口蓋裂(山下夕香里)
(1)症状 (2)評価および診断
(3)治療
2 先天性鼻咽腔閉鎖不全症(今井智子)
(1)症状 (2)評価および診断
(3)治療
5 口腔疾患による構音障害(山下夕香里)
1 口蓋隆起
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2 巨舌症(大舌症)
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
3 舌小帯短縮症
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
4 舌癖に伴う音の誤り
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
5 顎変形症
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
6 嚢胞など
6 舌・口底切除,中咽頭切除,顎切除後の構音障害
1 舌・口底切除(今井智子・山下夕香里)
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2 軟口蓋・中咽頭切除(今井智子)
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
3 顎切除(今井智子)
1.上顎切除
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2.下顎切除
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
7 口腔疾患以外の原因による構音障害(山下夕香里)
1 運動障害性構音障害
(1)症状 (2)評価および診断 (3)治療
2 加齢に伴うロ腔機能障害
8 チームアプローチ(山下夕香里)
1 口蓋裂のチームアプローチ
(1)誕生時 (2)出生から1歳まで
(3)2歳から3歳まで
(4)4歳から6歳まで (5)学童期
(6)成人まで
2 口腔がんのチームアプローチ
サイドメモ
パラトグラムによる構音運動の観察
歯・口腔・顔面の症状の表現方法
バイオフィルム感染症
口腔清掃法と口腔清掃指導
義歯装着時の注意
スタティックパラトグラフィーの検査方法
MFTを応用した舌運動訓練
和文索引
欧文索引








