はじめに
真弓俊彦
地域医療機能推進機構中京病院ICU診療部 副院長,ICU部長
「急性腹症診療ガイドライン」が2025年に7年ぶりに改訂された.ガイドラインの最終目的は患者の予後を改善することであり,そのためにはガイドラインを普及し,より多くの方に使用していただくことが必要である.そこで前半では,この改訂された「急性腹症診療ガイドライン2025」のポイントを,ガイドライン作成の中心的な役割を担っていただいた三原弘先生をはじめ,ガイドライン作成メンバーに直々に解説いただいた.
一方,ガイドラインの誌面は限られており,十分な推奨やコツを伝えきれていないものも少なくない.そこで本特集では,「急性腹症の診療の質を上げる秘策」と題し,ガイドラインを活用いただくための方策や,ガイドラインでは推奨できていない急性腹症診療での診療のコツを伝授することを目的として企画した.
エビデンスが十分ではなくても,秀逸な執筆者の豊富な経験や知見からもご紹介いただている.ただし,どこまでわかっていて,どこからがわからないのかを明確にし,エビデンスが十分でない場合には,その旨も記載をお願いした.
また,今回は急性腹症でのマネジメントのポイントを経験豊富な先生方に示していただくとともに,医療訴訟を防ぐための秘策を2名の弁護士(うち1名は医師でもある),1名は医療側の立場から,1名は患者側の立場から,そのポイントを伝授いただくことを企画した.
各稿,いずれも魅力的で非常に学びの多いものとなっており,是非,隅々までご一読されることを願っている.
真弓俊彦
地域医療機能推進機構中京病院ICU診療部 副院長,ICU部長
「急性腹症診療ガイドライン」が2025年に7年ぶりに改訂された.ガイドラインの最終目的は患者の予後を改善することであり,そのためにはガイドラインを普及し,より多くの方に使用していただくことが必要である.そこで前半では,この改訂された「急性腹症診療ガイドライン2025」のポイントを,ガイドライン作成の中心的な役割を担っていただいた三原弘先生をはじめ,ガイドライン作成メンバーに直々に解説いただいた.
一方,ガイドラインの誌面は限られており,十分な推奨やコツを伝えきれていないものも少なくない.そこで本特集では,「急性腹症の診療の質を上げる秘策」と題し,ガイドラインを活用いただくための方策や,ガイドラインでは推奨できていない急性腹症診療での診療のコツを伝授することを目的として企画した.
エビデンスが十分ではなくても,秀逸な執筆者の豊富な経験や知見からもご紹介いただている.ただし,どこまでわかっていて,どこからがわからないのかを明確にし,エビデンスが十分でない場合には,その旨も記載をお願いした.
また,今回は急性腹症でのマネジメントのポイントを経験豊富な先生方に示していただくとともに,医療訴訟を防ぐための秘策を2名の弁護士(うち1名は医師でもある),1名は医療側の立場から,1名は患者側の立場から,そのポイントを伝授いただくことを企画した.
各稿,いずれも魅力的で非常に学びの多いものとなっており,是非,隅々までご一読されることを願っている.
はじめに
(真弓俊彦)
急性腹症診療ガイドライン2025─診療の質向上と未来への展望
(三原 弘)
これがスタンダード! 急性腹症の診療アルゴリズム─2 step methods
(小豆畑丈夫)
急性腹症の問診
(矢島知治)
急性腹症における身体診察─押さえるべきポイントとそのエビデンス
(矢吹 拓)
急性腹症でポイントオブケア超音波(POCUS)はこんなに活用できる
(亀田 徹)
小児急性腹症での超音波検査(US)活用法─子どもたちの代弁者になるために
(小野友輔)
CT撮影と読影─重篤な疾患を見落とさないためのコツとピットフォール
(亀井誠二)
腸閉塞とイレウスは異なる疾患である
(山田岳史・他)
腸閉塞症の治療方針決定のための水溶性造影剤(ガストログラフイン(R))を用いた消化管造影検査の有用性
(高山祐一・加藤暁俊)
レントゲン,US,CTで所見がないときに何を考えるか?─詳細な病歴が真実を暴く
(林 寛之)
小児急性腹症診察のポイント─外観観察による重症度評価
(下野隆一)
高齢者の急性腹症─非典型な訴えに潜む疾患を見逃さないために
(阿武 賢・林 寛之)
入院か帰宅かどう判断する?─帰宅させる際のコツ
(窪田忠夫)
急性腹症診療の質を高める教育戦略─多層的アプローチと革新的ツールの活用
(三原 弘)
バンドル,アプリを活用しよう
(真弓俊彦)
訴訟とならないための秘訣─医療側弁護士から
(梶 英一郎)
訴訟とならないための秘訣─患者側弁護士から
(浅川敬太)
次号の特集予告
(真弓俊彦)
急性腹症診療ガイドライン2025─診療の質向上と未来への展望
(三原 弘)
これがスタンダード! 急性腹症の診療アルゴリズム─2 step methods
(小豆畑丈夫)
急性腹症の問診
(矢島知治)
急性腹症における身体診察─押さえるべきポイントとそのエビデンス
(矢吹 拓)
急性腹症でポイントオブケア超音波(POCUS)はこんなに活用できる
(亀田 徹)
小児急性腹症での超音波検査(US)活用法─子どもたちの代弁者になるために
(小野友輔)
CT撮影と読影─重篤な疾患を見落とさないためのコツとピットフォール
(亀井誠二)
腸閉塞とイレウスは異なる疾患である
(山田岳史・他)
腸閉塞症の治療方針決定のための水溶性造影剤(ガストログラフイン(R))を用いた消化管造影検査の有用性
(高山祐一・加藤暁俊)
レントゲン,US,CTで所見がないときに何を考えるか?─詳細な病歴が真実を暴く
(林 寛之)
小児急性腹症診察のポイント─外観観察による重症度評価
(下野隆一)
高齢者の急性腹症─非典型な訴えに潜む疾患を見逃さないために
(阿武 賢・林 寛之)
入院か帰宅かどう判断する?─帰宅させる際のコツ
(窪田忠夫)
急性腹症診療の質を高める教育戦略─多層的アプローチと革新的ツールの活用
(三原 弘)
バンドル,アプリを活用しよう
(真弓俊彦)
訴訟とならないための秘訣─医療側弁護士から
(梶 英一郎)
訴訟とならないための秘訣─患者側弁護士から
(浅川敬太)
次号の特集予告















