くすりを知りたい,知らせたい
子どもの診察のあとに,これから処方するくすりの説明をはじめますと,熱心に耳を傾けるお母さんがふえてきました.子どもにのませるくすりなのですから,くすりの名まえや使いかた,効きめ,それに副作用までも,お母さんが知っていたいと思うのは当然です.私たち小児科医や薬剤師も,お母さんに知っていてほしいと願っています.
この本の使いかた
この本はくすりの説明に利用するためのパンフレット集です.必要なページをコピーして,処方したくすりの名まえを記入し,お母さんに手渡せるようにレイアウトしています.説明文は医薬品の添付文書をもとにしていますが,くすりの作用や副作用のすべてを書いているわけではありません.これだけは知ってほしい,という大切なポイントのみに絞りましたから,小児科医や薬剤師が必要に応じて肉付けすることになるでしょう.
わからないところはありませんか?
「さじ加減」という言葉があります.同じ病気にかかっていてもからだのようすはひとりひとりちがいますから,処方も微妙にちがいます.処方されたくすりの説明も微妙にちがうものです.
この本は,なるべく多くの人にあてはまるように書かれていますから,わからないところがあったら遠慮なく主治医や薬剤師にたずねましょう.ドイ』ガにアケムーしまたれまホ生『が弟 日本外来小児科学会が出版した『お母さんに伝えたい子どもの病気ホームケアガイド』(第1版1994年,第2版2003年)は,おかげさまで多くの方々から好評をいただいています.同じ編集委員が集まって,子どものくすりについての安心ガイドを作りました.
子どもの診察のあとに,これから処方するくすりの説明をはじめますと,熱心に耳を傾けるお母さんがふえてきました.子どもにのませるくすりなのですから,くすりの名まえや使いかた,効きめ,それに副作用までも,お母さんが知っていたいと思うのは当然です.私たち小児科医や薬剤師も,お母さんに知っていてほしいと願っています.
この本の使いかた
この本はくすりの説明に利用するためのパンフレット集です.必要なページをコピーして,処方したくすりの名まえを記入し,お母さんに手渡せるようにレイアウトしています.説明文は医薬品の添付文書をもとにしていますが,くすりの作用や副作用のすべてを書いているわけではありません.これだけは知ってほしい,という大切なポイントのみに絞りましたから,小児科医や薬剤師が必要に応じて肉付けすることになるでしょう.
わからないところはありませんか?
「さじ加減」という言葉があります.同じ病気にかかっていてもからだのようすはひとりひとりちがいますから,処方も微妙にちがいます.処方されたくすりの説明も微妙にちがうものです.
この本は,なるべく多くの人にあてはまるように書かれていますから,わからないところがあったら遠慮なく主治医や薬剤師にたずねましょう.ドイ』ガにアケムーしまたれまホ生『が弟 日本外来小児科学会が出版した『お母さんに伝えたい子どもの病気ホームケアガイド』(第1版1994年,第2版2003年)は,おかげさまで多くの方々から好評をいただいています.同じ編集委員が集まって,子どものくすりについての安心ガイドを作りました.
PART1 くすりについて知っておこう
くすりが必要な理由
くすりを使うときに知っておいてほしいこと
市販薬と病院でもらうくすりはどうちがう
副作用の心配
くすりを処方する前に伝えてほしいこと
くすりの投与方法のちがい
のみぐすりのいろいろ
ぬりぐすりのいろいろ
お母さんのくすりと母乳
漢方薬
PART2 くすりのじょうずな使いかた
くすりののませかた
いつのむ?/忘れたら?
まぜてもいい?/出てしまったら?
いつまで?/残ったら?
ぬりぐすりの使いかた
坐薬の使いかた
点眼薬の使いかた
点鼻薬の使いかた
点耳薬の使いかた
携帯用吸入薬の使いかた
家庭用吸入器の使いかた
PART3 よく使われる子どものくすり
感染症のくすり
抗生物質・化学療法剤
ペニシリン系抗生物質
セフェム系抗生物質
マクロライド系抗生物質
テトラサイクリン系抗生物質
ホスホマイシン系抗生物質
ペネム系抗生物質
合成抗菌剤
抗ウイルス剤
抗ヘルペスウイルス剤
抗インフルエンザウイルス剤
解熱鎮痛剤
トローチ剤
せき止めのくすり
たんをきるくすり
ぬりぐすり
抗生物質製剤
配合剤
抗真菌(白癬菌)剤
アレルギーの病気のくすり
抗ヒスタミン剤
アレルギー性鼻炎の点鼻薬
喘息のくすり
気管支拡張剤 ―交感神経刺激剤
気管支拡張剤 ―テオフィリン製剤
吸入薬 ―気管支拡張剤
吸入薬 ―ステロイド剤
抗アレルギー剤
のみぐすり(1)
のみぐすり(2)
のみぐすり(3)
吸入薬
点眼薬
点鼻薬
湿疹,アトピー性皮膚炎などのぬりぐすり
ステロイド剤
非ステロイド剤
尿素製剤
殺菌消毒剤
ポビドンヨード液
消化器の病気のくすり
吐き気止めのくすり
下痢止めのくすり
整腸剤
乳糖分解酵素剤
便秘のくすり
ピコスルファートナトリウム
坐薬
浣腸液
グリセリン製剤
蟯虫駆除剤
パモ酸ピランテル
けいれんのくすり
熱性けいれんの予防薬
ジアゼパム
抗てんかん剤
フェノバルビタール
フェニトイン
バルプロ酸ナトリウム
カルバマゼピン
目の病気のくすり
点眼薬
抗菌剤
抗炎症剤
その他のくすり
起立性調節障害のくすり
貧血のくすり
鉄剤
ビタミンK剤
・ひとくちガイド
・抗生物質を長い間のませると,あとで効かなくなる?
・アスピリンに注意
・知っておきたいこと
・「かぜぐすり」って?
・とりあえずのくすり
・はちみつは1歳までは使わない
・主な飲料の成分
・ビタミン剤
・医薬分業
・薬局と薬店
・索引
くすりが必要な理由
くすりを使うときに知っておいてほしいこと
市販薬と病院でもらうくすりはどうちがう
副作用の心配
くすりを処方する前に伝えてほしいこと
くすりの投与方法のちがい
のみぐすりのいろいろ
ぬりぐすりのいろいろ
お母さんのくすりと母乳
漢方薬
PART2 くすりのじょうずな使いかた
くすりののませかた
いつのむ?/忘れたら?
まぜてもいい?/出てしまったら?
いつまで?/残ったら?
ぬりぐすりの使いかた
坐薬の使いかた
点眼薬の使いかた
点鼻薬の使いかた
点耳薬の使いかた
携帯用吸入薬の使いかた
家庭用吸入器の使いかた
PART3 よく使われる子どものくすり
感染症のくすり
抗生物質・化学療法剤
ペニシリン系抗生物質
セフェム系抗生物質
マクロライド系抗生物質
テトラサイクリン系抗生物質
ホスホマイシン系抗生物質
ペネム系抗生物質
合成抗菌剤
抗ウイルス剤
抗ヘルペスウイルス剤
抗インフルエンザウイルス剤
解熱鎮痛剤
トローチ剤
せき止めのくすり
たんをきるくすり
ぬりぐすり
抗生物質製剤
配合剤
抗真菌(白癬菌)剤
アレルギーの病気のくすり
抗ヒスタミン剤
アレルギー性鼻炎の点鼻薬
喘息のくすり
気管支拡張剤 ―交感神経刺激剤
気管支拡張剤 ―テオフィリン製剤
吸入薬 ―気管支拡張剤
吸入薬 ―ステロイド剤
抗アレルギー剤
のみぐすり(1)
のみぐすり(2)
のみぐすり(3)
吸入薬
点眼薬
点鼻薬
湿疹,アトピー性皮膚炎などのぬりぐすり
ステロイド剤
非ステロイド剤
尿素製剤
殺菌消毒剤
ポビドンヨード液
消化器の病気のくすり
吐き気止めのくすり
下痢止めのくすり
整腸剤
乳糖分解酵素剤
便秘のくすり
ピコスルファートナトリウム
坐薬
浣腸液
グリセリン製剤
蟯虫駆除剤
パモ酸ピランテル
けいれんのくすり
熱性けいれんの予防薬
ジアゼパム
抗てんかん剤
フェノバルビタール
フェニトイン
バルプロ酸ナトリウム
カルバマゼピン
目の病気のくすり
点眼薬
抗菌剤
抗炎症剤
その他のくすり
起立性調節障害のくすり
貧血のくすり
鉄剤
ビタミンK剤
・ひとくちガイド
・抗生物質を長い間のませると,あとで効かなくなる?
・アスピリンに注意
・知っておきたいこと
・「かぜぐすり」って?
・とりあえずのくすり
・はちみつは1歳までは使わない
・主な飲料の成分
・ビタミン剤
・医薬分業
・薬局と薬店
・索引








