第3版の序
本書を2000年に上梓してから早5年が過ぎた.2003年には改訂を行ったが,その後の医学医療の進歩にあわせ,再度見直しを行い,第3回目の改訂を行うことになった.
看護ケアならびに栄養指導の観点で臨床検査の結果を応用することはきわめて重要で,かつ意義深いと考える.この考えから本書を発行したのであるが,本書が多くの人々にご愛読いただいていることを知り,著者としては意を強くするとともに,責任感をも感じる.
おりしも栄養士教育では大きな変革が生じた.2000年に「栄養士法の一部を改正する法律」が制定され,2002年から施行された.それを受けて管理栄養士養成施設カリキュラムなどが見直され,管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)が改正された.この一連の教育改革で目立つのは,栄養士において臨床例をよく観察し,臨床データに基づいた栄養管理,栄養指導などが要求されるようになったことである.本書の意図した臨床検査の解釈,各疾病における臨床検査値の読み方は,まさしく栄養士教育の改革にマッチしたものと思う.実際に多くの管理栄養士養成施設で本書が利用されていると聞く.
さて,第3版では,糖尿病,高血圧症などのガイドラインが改正されたことにあわせ,より新たな情報を盛り込むことにした.また,読者からお寄せいただいたご意見を十分に鑑み,看護ケア,栄養指導により有益なものとなるよう,随所に改訂を行った.ぜひ本書をご活用いただき,病める人のケア,国民の健康の維持,増進に邁進されることを期待したい.
2005年 梅薫る候
奈良信雄
序言(初版)
現代医療はチーム医療によって支えられている.
患者さんの疾病を診断し,治療したり,ケアするのは,医師だけではない.看護婦(士),栄養士,薬剤師,臨床検査技師,診療放射線技師,理学療法士,言語療法士など多くのコメディカルスタッフが参加し,全人的な医療が行われている.コメディカルスタッフはそれぞれの持つ専門的な知識や技能を最大限に発揮することにより医療に大きく貢献することができる.
ところで,現代の医療の中で占める臨床検査の役割は大きい.医師の五感,聴診器1本だけで行われた診断法はもはや過去のものとなっている.正しく疾患を診断したり,重症度や合併症の存在などをも知るためには,臨床検査なくしては成立しない.すなわち,臨床検査は,病気を正確に診断し,しかも精密に病態を把握するのに欠かせない手段である.客観的な情報を提供してくれるので,科学に基づいた医療の実践に役立つのだ.
チーム医療が有効に機能するには,参加する医療スタッフのすべてが患者さんの病態を正確に把握していなければならない.看護婦(士),栄養士も十分に患者さんの病態を知っておくべきである.そのためには,臨床検査の意義や解釈を十分に認識しておく必要があろう.
たとえば,心筋梗塞の患者さんをケアしたり,リハビリを行うには,心機能の回復状態を把握しておかねばならない.心電図検査の所見,血液検査の結果などを十分に踏まえてケアしなければならないのである.糖尿病患者に対する栄養指導では,患者さんの血糖状態,インスリンの分泌状態を知らなくては正しい栄養指導がおぼつかないだろう.
看護婦(士),栄養士の皆さんには,疾患の診断や治療効果の判定における臨床検査の意義をよく知っておいていただきたいと思う.また,代表的な疾患での病態,検査結果についても十分に理解しておいていただきたいと願う.
本書は,このような背景から看護婦(士),栄養士を始め,多くの医療スタッフが臨床検査の意義を理解し,代表的な疾患での検査所見を認識してもらうことを目的に編集した.ぜひ,医療の現場で活用していただきたいと願う.また,看護婦(士),栄養士を始め,コメディカルスタッフを育成する大学,短期大学,専修学校などの教育施設で,教科書としてご利用いただければ幸いである.
本書の企画・編集にご協力いただいた医歯薬出版(株)編集部に深謝したい.
2000年初春
奈良信雄
本書を2000年に上梓してから早5年が過ぎた.2003年には改訂を行ったが,その後の医学医療の進歩にあわせ,再度見直しを行い,第3回目の改訂を行うことになった.
看護ケアならびに栄養指導の観点で臨床検査の結果を応用することはきわめて重要で,かつ意義深いと考える.この考えから本書を発行したのであるが,本書が多くの人々にご愛読いただいていることを知り,著者としては意を強くするとともに,責任感をも感じる.
おりしも栄養士教育では大きな変革が生じた.2000年に「栄養士法の一部を改正する法律」が制定され,2002年から施行された.それを受けて管理栄養士養成施設カリキュラムなどが見直され,管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)が改正された.この一連の教育改革で目立つのは,栄養士において臨床例をよく観察し,臨床データに基づいた栄養管理,栄養指導などが要求されるようになったことである.本書の意図した臨床検査の解釈,各疾病における臨床検査値の読み方は,まさしく栄養士教育の改革にマッチしたものと思う.実際に多くの管理栄養士養成施設で本書が利用されていると聞く.
さて,第3版では,糖尿病,高血圧症などのガイドラインが改正されたことにあわせ,より新たな情報を盛り込むことにした.また,読者からお寄せいただいたご意見を十分に鑑み,看護ケア,栄養指導により有益なものとなるよう,随所に改訂を行った.ぜひ本書をご活用いただき,病める人のケア,国民の健康の維持,増進に邁進されることを期待したい.
2005年 梅薫る候
奈良信雄
序言(初版)
現代医療はチーム医療によって支えられている.
患者さんの疾病を診断し,治療したり,ケアするのは,医師だけではない.看護婦(士),栄養士,薬剤師,臨床検査技師,診療放射線技師,理学療法士,言語療法士など多くのコメディカルスタッフが参加し,全人的な医療が行われている.コメディカルスタッフはそれぞれの持つ専門的な知識や技能を最大限に発揮することにより医療に大きく貢献することができる.
ところで,現代の医療の中で占める臨床検査の役割は大きい.医師の五感,聴診器1本だけで行われた診断法はもはや過去のものとなっている.正しく疾患を診断したり,重症度や合併症の存在などをも知るためには,臨床検査なくしては成立しない.すなわち,臨床検査は,病気を正確に診断し,しかも精密に病態を把握するのに欠かせない手段である.客観的な情報を提供してくれるので,科学に基づいた医療の実践に役立つのだ.
チーム医療が有効に機能するには,参加する医療スタッフのすべてが患者さんの病態を正確に把握していなければならない.看護婦(士),栄養士も十分に患者さんの病態を知っておくべきである.そのためには,臨床検査の意義や解釈を十分に認識しておく必要があろう.
たとえば,心筋梗塞の患者さんをケアしたり,リハビリを行うには,心機能の回復状態を把握しておかねばならない.心電図検査の所見,血液検査の結果などを十分に踏まえてケアしなければならないのである.糖尿病患者に対する栄養指導では,患者さんの血糖状態,インスリンの分泌状態を知らなくては正しい栄養指導がおぼつかないだろう.
看護婦(士),栄養士の皆さんには,疾患の診断や治療効果の判定における臨床検査の意義をよく知っておいていただきたいと思う.また,代表的な疾患での病態,検査結果についても十分に理解しておいていただきたいと願う.
本書は,このような背景から看護婦(士),栄養士を始め,多くの医療スタッフが臨床検査の意義を理解し,代表的な疾患での検査所見を認識してもらうことを目的に編集した.ぜひ,医療の現場で活用していただきたいと願う.また,看護婦(士),栄養士を始め,コメディカルスタッフを育成する大学,短期大学,専修学校などの教育施設で,教科書としてご利用いただければ幸いである.
本書の企画・編集にご協力いただいた医歯薬出版(株)編集部に深謝したい.
2000年初春
奈良信雄
■臨床検査総論
1 臨床検査の意義と内容
A 臨床検査とは
B 臨床検査の意義
C 臨床検査の種類
D 臨床検査の進め方
E 検査結果の解釈
F 検査結果を解釈するうえで注意すべき事項
G 検査と医療保険
2 看護・栄養と臨床検査
A 医療の中の臨床検査
B 看護と臨床検査
C 栄養と臨床検査
■臨床検査各論
1 尿・便検査
A 腎臓の働きと尿検査
●尿量
●尿pH
●尿の比重
●尿タンパク
●尿糖
●潜血
●ケトン体
●尿沈
B 便検査
●潜血
●寄生虫
2 血液検査
A 赤血球沈降速度(血沈,赤沈)
B 血球検査
●赤血球,ヘモグロビン,ヘマトクリット
●白血球
●血小板
●血液像
C 血栓・止血検査
●出血時間
●プロトロンビン時間
●活性化部分トロンボプラスチン時間
●フィブリノゲン
●トロンボ試験
●フィブリン分解産物
●分子マーカー
D 骨髄検査
3 血液生化学検査
A タンパク検査
●血清総タンパク
●血清アルブミン
●血清タンパク分画
B 糖検査
●血糖
●糖負荷試験
●糖化ヘモグロビン(ヘモグロビンA1c),フルクトサミン,糖化アルブミン
●1,5―アンヒドログルシトール
●インスリン,Cペプチド
C 脂質検査
●総コレステロール
●トリグリセリド
●リポタンパク
●HDL―コレステロール
●LDL―コレステロール
D 肝・胆道系検査
●アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ,アラニンアミノトランスフェラーゼ
●乳酸脱水素酵素
●ビリルビン
●アルカリホスファターゼ
●γ―グルタミルトランスペプチダーゼ
●コリンエステラーゼ
●チモール混濁試験,硫酸亜鉛混濁試験
●インドシアニングリーン試験
●アンモニア
E 膵機能検査
●アミラーゼ
●リパーゼ
F 腎機能検査
●血中尿素窒素
●クレアチニン
●クレアチニンクリアランス
●フェノールスルホンフタレイン試験
●尿中微量アルブミン
●β2―ミクログロブリン
G 尿酸検査
●尿酸
H 電解質検査
●ナトリウム
●クロール
●カリウム
●カルシウム
●リン
I ホルモン検査
a 下垂体ホルモン
●成長ホルモン
●副腎皮質刺激ホルモン
●甲状腺刺激ホルモン
●黄体形成ホルモン,卵胞刺激ホルモン
●プロラクチン
●抗利尿ホルモンまたはバソプレシン
b 甲状腺ホルモン
●サイロキシン,遊離型サイロキシン,トリヨードサイロニン,遊離型トリヨードサイロニン
●カルシトニン
c 副甲状腺ホルモン
d 副腎皮質ホルモン
●コルチゾール
●アルドステロン
●副腎性男性ホルモン
e 副腎髄質ホルモン
●カテコールアミン
f 性腺ホルモン
●テストステロン
●エストロゲン
●プロゲステロン
g 膵臓ホルモン
●インスリン
●Cペプチド
●グルカゴン
J 無機質検査
●鉄
●総鉄結合能,不飽和鉄結合能
●フェリチン
●銅
●マグネシウム
4 免疫・血清検査
A 炎症マーカー検査
●C反応性タンパク
B 感染症関連の免疫・血清検査
●抗ストレプトリジンO抗体
●梅毒反応
●A型肝炎ウイルス検査
●B型肝炎ウイルス検査
●C型肝炎ウイルス検査
●エイズウイルス検査
●成人T細胞白血病ウイルス検査
C 免疫グロブリン検査
●血清免疫電気泳動
●免疫グロブリン定量
D 細胞性免疫検査―血球細胞表面マーカー
E 自己抗体検査
●リウマチ因子
●抗核抗体
●抗甲状腺抗体
●抗赤血球抗体
F アレルギー検査
●免疫グロブリンE(RAST,RIST)
G 腫瘍マーカー検査
●α―フェトプロテイン
@●癌胎児性抗原
●CA19―9
H 輸血関連検査
●ABO血液型
●Rh血液型
5 病原微生物検査
A 微生物検査法の種類と適応
●塗抹検査
●培養検査
●その他の検査
B 主な感染症の起炎菌
6 染色体・遺伝子検査110
A 染色体検査
B 遺伝子検査
●先天性疾患
●造血器腫瘍
●感染症
7 病理検査114
A 細胞診検査
B 病理組織検査
●生検(バイオプシー)
●迅速病理検査
●手術摘出標本検査
8 生理機能検査119
A 循環機能検査
●心電図検査
●心音図検査
●心臓エコー(超音波)検査
●脈波検査
B 呼吸機能検査
●肺活量測定
●努力性肺活量測定
●動脈血ガス分析
C 神経機能検査
●脳波検査
●筋電図検査
●エコー検査
■疾患と検査
1 消化器疾患
1 消化管疾患
●逆流性食道炎
●食道癌
●急性胃炎
●慢性胃炎
●胃・十二指腸潰瘍
●胃切除後症候群
●胃癌
●急性腸炎
●慢性腸炎
●タンパク漏出性胃腸症
●過敏性腸症候群
●クローン病
●潰瘍性大腸炎
●吸収不良症候群
●大腸癌
●常習性便秘
2 肝・胆道・膵疾患
●急性肝炎
●慢性肝炎
●劇症肝炎
●肝硬変
●脂肪肝
●肝癌
●胆石症
●急性胆炎
●急性膵炎
●慢性膵炎
●膵癌
2 心臓・循環器疾患
●不整脈
●心臓弁膜症
●うっ血性心不全
●狭心症
●心筋梗塞
●高血圧症
3 代謝・栄養障害
●肥満
●るいそう
●糖尿病
●低血糖症
●高脂血症
●高尿酸血症,痛風
●ビタミン欠乏症
4 内分泌疾患
●尿崩症
●甲状腺機能亢進症
●甲状腺機能低下症
●原発性副甲状腺機能亢進症
●クッシング症候群
●アジソン病
●原発性アルドステロン症
5 呼吸器疾患
●肺炎
●肺結核症
●慢性気管支炎
●気管支喘息
●肺癌
6 腎・泌尿器疾患
●急性糸球体腎炎
●慢性糸球体腎炎
●ネフローゼ症候群
●急性腎盂腎炎
●急性腎不全
●慢性腎不全
●尿管結石症
●前立腺肥大,前立腺癌
7 血液疾患
●鉄欠乏性貧血
●巨赤芽球性貧血
●白血病
●悪性リンパ腫
●多発性骨髄腫
8 骨疾患
●骨粗鬆症
●骨軟化症(くる病)
9 脳・神経・筋疾患
●脳血管障害
●脳炎・髄膜炎
●パーキンソン病
●脳腫瘍
●多発性硬化症
●重症筋無力症
●進行性筋ジストロフィー症
●アルツハイマー病
10 膠原病
●全身性エリテマトーデス(SLE)
●関節リウマチ
●全身性硬化症(強皮症)
●多発性筋炎・皮膚筋炎
●ベーチェット病
●シェーグレン症候群
11 感染症・中毒
●細菌性赤痢
●腸チフス・パラチフス
●コレラ
●細菌性食中毒
●自然毒食中毒
フグ中毒
キノコ中毒
●アニサキス症
●MRSA感染症
●エイズ(後天性免疫不全症候群)
●急性アルコール中毒
12 皮膚・アレルギー
●アトピー性皮膚炎
●じんま疹
●帯状疱疹
●褥瘡
13 小児疾患
●フェニルケトン尿症
●ホモシスチン尿症
●メープルシロップ尿症
・索引
1 臨床検査の意義と内容
A 臨床検査とは
B 臨床検査の意義
C 臨床検査の種類
D 臨床検査の進め方
E 検査結果の解釈
F 検査結果を解釈するうえで注意すべき事項
G 検査と医療保険
2 看護・栄養と臨床検査
A 医療の中の臨床検査
B 看護と臨床検査
C 栄養と臨床検査
■臨床検査各論
1 尿・便検査
A 腎臓の働きと尿検査
●尿量
●尿pH
●尿の比重
●尿タンパク
●尿糖
●潜血
●ケトン体
●尿沈
B 便検査
●潜血
●寄生虫
2 血液検査
A 赤血球沈降速度(血沈,赤沈)
B 血球検査
●赤血球,ヘモグロビン,ヘマトクリット
●白血球
●血小板
●血液像
C 血栓・止血検査
●出血時間
●プロトロンビン時間
●活性化部分トロンボプラスチン時間
●フィブリノゲン
●トロンボ試験
●フィブリン分解産物
●分子マーカー
D 骨髄検査
3 血液生化学検査
A タンパク検査
●血清総タンパク
●血清アルブミン
●血清タンパク分画
B 糖検査
●血糖
●糖負荷試験
●糖化ヘモグロビン(ヘモグロビンA1c),フルクトサミン,糖化アルブミン
●1,5―アンヒドログルシトール
●インスリン,Cペプチド
C 脂質検査
●総コレステロール
●トリグリセリド
●リポタンパク
●HDL―コレステロール
●LDL―コレステロール
D 肝・胆道系検査
●アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ,アラニンアミノトランスフェラーゼ
●乳酸脱水素酵素
●ビリルビン
●アルカリホスファターゼ
●γ―グルタミルトランスペプチダーゼ
●コリンエステラーゼ
●チモール混濁試験,硫酸亜鉛混濁試験
●インドシアニングリーン試験
●アンモニア
E 膵機能検査
●アミラーゼ
●リパーゼ
F 腎機能検査
●血中尿素窒素
●クレアチニン
●クレアチニンクリアランス
●フェノールスルホンフタレイン試験
●尿中微量アルブミン
●β2―ミクログロブリン
G 尿酸検査
●尿酸
H 電解質検査
●ナトリウム
●クロール
●カリウム
●カルシウム
●リン
I ホルモン検査
a 下垂体ホルモン
●成長ホルモン
●副腎皮質刺激ホルモン
●甲状腺刺激ホルモン
●黄体形成ホルモン,卵胞刺激ホルモン
●プロラクチン
●抗利尿ホルモンまたはバソプレシン
b 甲状腺ホルモン
●サイロキシン,遊離型サイロキシン,トリヨードサイロニン,遊離型トリヨードサイロニン
●カルシトニン
c 副甲状腺ホルモン
d 副腎皮質ホルモン
●コルチゾール
●アルドステロン
●副腎性男性ホルモン
e 副腎髄質ホルモン
●カテコールアミン
f 性腺ホルモン
●テストステロン
●エストロゲン
●プロゲステロン
g 膵臓ホルモン
●インスリン
●Cペプチド
●グルカゴン
J 無機質検査
●鉄
●総鉄結合能,不飽和鉄結合能
●フェリチン
●銅
●マグネシウム
4 免疫・血清検査
A 炎症マーカー検査
●C反応性タンパク
B 感染症関連の免疫・血清検査
●抗ストレプトリジンO抗体
●梅毒反応
●A型肝炎ウイルス検査
●B型肝炎ウイルス検査
●C型肝炎ウイルス検査
●エイズウイルス検査
●成人T細胞白血病ウイルス検査
C 免疫グロブリン検査
●血清免疫電気泳動
●免疫グロブリン定量
D 細胞性免疫検査―血球細胞表面マーカー
E 自己抗体検査
●リウマチ因子
●抗核抗体
●抗甲状腺抗体
●抗赤血球抗体
F アレルギー検査
●免疫グロブリンE(RAST,RIST)
G 腫瘍マーカー検査
●α―フェトプロテイン
@●癌胎児性抗原
●CA19―9
H 輸血関連検査
●ABO血液型
●Rh血液型
5 病原微生物検査
A 微生物検査法の種類と適応
●塗抹検査
●培養検査
●その他の検査
B 主な感染症の起炎菌
6 染色体・遺伝子検査110
A 染色体検査
B 遺伝子検査
●先天性疾患
●造血器腫瘍
●感染症
7 病理検査114
A 細胞診検査
B 病理組織検査
●生検(バイオプシー)
●迅速病理検査
●手術摘出標本検査
8 生理機能検査119
A 循環機能検査
●心電図検査
●心音図検査
●心臓エコー(超音波)検査
●脈波検査
B 呼吸機能検査
●肺活量測定
●努力性肺活量測定
●動脈血ガス分析
C 神経機能検査
●脳波検査
●筋電図検査
●エコー検査
■疾患と検査
1 消化器疾患
1 消化管疾患
●逆流性食道炎
●食道癌
●急性胃炎
●慢性胃炎
●胃・十二指腸潰瘍
●胃切除後症候群
●胃癌
●急性腸炎
●慢性腸炎
●タンパク漏出性胃腸症
●過敏性腸症候群
●クローン病
●潰瘍性大腸炎
●吸収不良症候群
●大腸癌
●常習性便秘
2 肝・胆道・膵疾患
●急性肝炎
●慢性肝炎
●劇症肝炎
●肝硬変
●脂肪肝
●肝癌
●胆石症
●急性胆炎
●急性膵炎
●慢性膵炎
●膵癌
2 心臓・循環器疾患
●不整脈
●心臓弁膜症
●うっ血性心不全
●狭心症
●心筋梗塞
●高血圧症
3 代謝・栄養障害
●肥満
●るいそう
●糖尿病
●低血糖症
●高脂血症
●高尿酸血症,痛風
●ビタミン欠乏症
4 内分泌疾患
●尿崩症
●甲状腺機能亢進症
●甲状腺機能低下症
●原発性副甲状腺機能亢進症
●クッシング症候群
●アジソン病
●原発性アルドステロン症
5 呼吸器疾患
●肺炎
●肺結核症
●慢性気管支炎
●気管支喘息
●肺癌
6 腎・泌尿器疾患
●急性糸球体腎炎
●慢性糸球体腎炎
●ネフローゼ症候群
●急性腎盂腎炎
●急性腎不全
●慢性腎不全
●尿管結石症
●前立腺肥大,前立腺癌
7 血液疾患
●鉄欠乏性貧血
●巨赤芽球性貧血
●白血病
●悪性リンパ腫
●多発性骨髄腫
8 骨疾患
●骨粗鬆症
●骨軟化症(くる病)
9 脳・神経・筋疾患
●脳血管障害
●脳炎・髄膜炎
●パーキンソン病
●脳腫瘍
●多発性硬化症
●重症筋無力症
●進行性筋ジストロフィー症
●アルツハイマー病
10 膠原病
●全身性エリテマトーデス(SLE)
●関節リウマチ
●全身性硬化症(強皮症)
●多発性筋炎・皮膚筋炎
●ベーチェット病
●シェーグレン症候群
11 感染症・中毒
●細菌性赤痢
●腸チフス・パラチフス
●コレラ
●細菌性食中毒
●自然毒食中毒
フグ中毒
キノコ中毒
●アニサキス症
●MRSA感染症
●エイズ(後天性免疫不全症候群)
●急性アルコール中毒
12 皮膚・アレルギー
●アトピー性皮膚炎
●じんま疹
●帯状疱疹
●褥瘡
13 小児疾患
●フェニルケトン尿症
●ホモシスチン尿症
●メープルシロップ尿症
・索引








