やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

1編 歯周病の新治療システムの特徴
1章 歯周治療の改定概要……2
2章 歯周病の分類……4
 1 歯肉炎:病変は歯肉に限局……4
   1.単純性歯肉炎(単G)……4
   2.複雑性歯肉炎(複G)……5
   3.歯肉外傷……6
   4.歯肉退縮……6
 2 歯周炎:病変は深部に波及……7
   1.成人性歯周炎……7
     1)軽度歯周炎(P1)……7
     2)中等度歯周炎(P2)……8
     3)重度歯周炎(P3)……8
     4)患歯の保存が不可能な歯周炎(P4)……8
   2.急速性歯周炎……9
     1)若年性歯周炎……9
     2)急速進行性歯周炎……9
     3)特殊性歯周炎……9
 3 咬合性外傷:歯根膜や歯槽骨に生じる外傷性の病変……10
3章 歯周治療の基本的な考え方……11
 1 歯周治療への患者の導入……11
 2 診査・診断と治療計画の立案……11
 3 歯周基本治療……11
   1.プラークコントロールとスケーリング……11
   2.スケーリング・ルートプレーニング(SRP)あるいは歯周ポケット掻爬(PCur)……11
 4 再評価と治療計画の修正……12
 5 歯周外科手術と補綴処置……12
 6 部分的な再評価……12
 7 治癒ならびに病状安定・メインテナンス……12
4章 歯周治療の流れ―臨床例……14
  症例1 単純性歯肉炎……14
    初診→歯周基本検査1→診断→治療計画→歯周基本治療→歯周基本検査2→治癒
  症例2 中等度歯周炎(P2):歯周外科手術を伴わないもの……17
    初診→歯周基本検査1→診断→治療計画→歯周基本治療→歯周基本検査2→歯周基本治療→歯周基本検査3→治癒
  症例3 重度歯周炎(P3):歯周外科手術を伴うもの……22
    初診→歯周基本検査1→診断→治療計画→歯周基本治療→歯周基本検査2→歯周基本治療→歯周精密検査2→歯周外科手術→歯周精密検査3→メインテナンス

2編 歯周病の新治療システムと保険解説
1章 初 診……30
 1 初診料……30
    患者への説明と同意……31
    他の医療機関への診療情報提供……31
2章 歯周治療への導入……32
 1 歯周病がどのような疾病であるかを説明する……32
 2 歯周組織の現状を認識させる……32
 3 原因因子であるプラークや歯石の付着状況を確認させる……32
 4 患者の歯周疾患罹患程度を説明する……32
 5 大まかな治療内容を説明する……32
3章 歯周組織検査……34
    歯周基本検査……34
    歯周精密検査……34
 1 プラークの付着状態……35
   1.PCR……35
   2.OHI……36
 2 歯周ポケットの測定……36
   1.ポケットの分類……36
   2.アタッチメントレベルとは……36
   3.ポケットの測定器具……37
   4.プロービングの目的……37
   5.ポケット測定法と注意点……38
 3 歯の動揺度測定……38
    Millerの動揺度の分類……38
 4 歯肉の炎症程度……39
 5 咬合の診査……39
 6 根分岐部病変の診査……39
 7 プラーク増加因子の診査……40
 8 付着歯肉の診査……41
 9 口腔内カラー写真……42
4章 診断・治療計画の立案……43
 1 診断……43
 2 予後の判定……43
 3 治療計画……43
5章 応急(緊急)処置……45
6章 歯周基本治療……46
 1 モチベーション(動機づけ)……46
 2 プラークコントロール……47
   1.患者自身が行うプラークコントロール……47
   2.動機づけ……47
   3.ブラッシング技術の指導……47
   4.術者が行うプラークコントロール……47
 3 スケーリング……48
 4 スケーリング・ルートプレーニング(SRP)……49
 5 歯周ポケット掻爬(PCur)……50
   1.歯周ポケットが 3 mm程度の軽症例に適応される場合……50
   2.歯周ポケットの深い中等度〜重度の歯周炎に適応される場合……51
 6 咬合性外傷に対する処置……51
   1.咬合調整と歯冠形態修正……51
   2.暫間固定……52
   3.歯周治療用装置……52
   4.ブラキシズムの治療……52
 7 歯周疾患の処置(P処)……53
7章 再評価・治療計画の修正……54
 1 歯周基本検査1,歯周精密検査1……54
 2 歯周基本検査2,歯周精密検査2……54
 3 歯周基本検査3……54
 4 部分的再評価……55
 5 治癒,メインテナンス……55
8章 歯周外科手術……56
 1 歯周ポケット掻爬術……56
 2 新付着手術(ENAP)……57
 3 歯肉切除手術……58
 4 歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)……60
 5 歯肉歯槽粘膜形成術(MGS)……61
 6 根分岐部病変に対する外科処置……63
   1.歯根分割法……63
   2.根切除術……63
   3.ヘミセクション……63
9章 歯周病患者の補綴処置……64
10章 メインテナンス……65
11章 歯周病の指導管理……66
 1 歯周疾患指導管理料……66
   1.歯周疾患基本指導管理料……66
   2.歯周疾患継続指導管理料……66
 2 歯科衛生実地指導料……66
 3 歯科口腔衛生指導料……67

3編 臨床例
 症例1 単Gのスケーリング……70
    主な略称一覧……71
 症例2 P↓1↓のスケーリング,SRP(歯周基本検査)……73
 症例3 P↓2↓のスケーリング(歯周精密検査)〔全身疾患を伴う場合〕……79
 症例4 P↓2↓の SRP,PCur(歯周基本検査)……82
 症例5 P↓2↓の SRP,PCurの繰り返し……86
 症例6 P↓2↓の歯周精密検査後の SRPと部分的再評価……92
 症例7 歯周外科手術が必要な場合……96
 症例8 歯周外科手術後にメインテナンスに移行……100
 症例9 16齢未満のスケーリング……107

4編 老人保健における歯周治療
 1 老人歯周疾患基本指導管理料……112
 2 歯科口腔疾患指導管理料……112
 3 寝たきり老人訪問口腔指導管理料……113
  症例1 軽度の歯周炎……114
  症例2 中等度以上の歯周炎……119
  症例3 訪問診療……125
5編 Q&A……130

さくいん……134
付 主な歯周病関連保険点数一覧……137
付 歯周組織検査記録票・プラークコントロールレコード票例……138