やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社


 世界同時不況化の経済危機をどう克服するかで,政府は対応に追われています.そのなかで,社会保障のあるべき姿を見直すとの視点から持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた「中期プログラム」が閣議決定されました.安心強化の3原則は,(1)中福祉・中負担の社会,(2)安心強化と財源確保の同時進行,(3)安定財源の確保を図るために「社会保障の機能強化」の方針が示されました.
 医療制度改革は,後期高齢者医療制度の見直しを行うなかでも,医療機関の機能分担の強化と在宅医療推進の流れは変わらないと思われます.2010年に予定されている診療報酬改定は,この重点課題を評価し,さらに推進するものとなるでしょう.
 2008年度改定で示された『歯科疾患管理』を,治療体系のうえで一層明確化する流れには変わりがないと予想されます.さらに,在宅医療にかかわる施設間連携による地域完結型医療の実現強化に向けて,「4疾患5事業」の内実を評価する診療報酬改定をどのような仕組みで行うかが改定の焦点となるでしょう.それには,歯科医療機関が他の医療機関との共働関係の充実に向けてどのような医療情報を共有するかが重要になります.
 今回の2009年4月版は,このような次期改定にむけて,歯科疾患管理を初診からの治療計画にどう反映させて治療を行うかという点について,そのケースを示しながらポイントを解説したものとなっています.
 また,2008年度改定以降の疑義解釈を網羅するとともに,その一部を新症例として提示しました.さらに疑義解釈の回答に対しては若干の解説を加え,読者の便宜をはかりました.
 一方,2011年に実施される予定のレセプト電算処理システム(電子レセプト)とオンライン請求とは何かについて,知っておきたい内容を付録別冊としてまとめました.
 電子レセプトは,とりわけ歯科にあっては一口腔単位で治療管理が可能であるため,歯周病の重症化予防がどのような治療手順で行われているか,また,齲蝕の重症化予防にはどのような治療手順が有効かもこのデータの活用で判定できると思われます.今後は,在宅医療の分野でも,口腔機能の向上や口腔ケアが患者にどれだけ寄与するかなどのデータも蓄積され,今後の医療政策に反映されていくことが望まれます.
 さらに,そのデータに基づいていかなる治療内容を評価し,新たな技術を導入するかの医療政策に深く関与するツールとして活用されることを期待しております.
 “赤本”として親しまれてきた本書の編集方針は,「変革」と「持続」をキーワードとして,こういった流れを読者に知っていただくと同時に,その有効な活用法を常に提示し,一層読者の要望を反映する中身の充実に向けた編集内容にしたいと考えております.
 一層のご愛読とご批判を賜ればと願っております.
 編者一同
 1.処置内容別目次(症例番号対応)
 2.レセプト見本・一般用
 3.レセプト見本・(訪問診療料算定患者を除く)
 4.レセプト見本・(訪問診療料算定患者)
 5.歯科診療報酬点数早見表
 6.レセプト記載上の留意事項
 7.疑義解釈(その1〜7)
 8.歯科疾患管理料〔歯管〕について
 9.義歯管理料(義管A,B,C)の算定について
 10.歯周治療の流れと算定のポイント
 別冊:レセプト電算処理システムとオンライン請求
  1.電子レセプトについて
  2.電子レセプトのレコード例(イメージ)
  3.電子レセプト例(紙レセプトとの対比イメージ)
  4.レセプト電算処理システム(レセ電算)導入手順
  5.レセプトオンライン請求の流れ
新症例
 新1 歯科疾患管理料と再度の初診(歯周治療)
 新2 歯科疾患管理料と再度の初診(充填)
 新3 歯科疾患管理料と再度の初診(再度の歯内療法)
 新4 歯科疾患管理料と1カ月経過後の初診(外傷)
 新5 総義歯患者(「義歯フテキ」患者)に対する歯科疾患管理料
 新6 顎運動関連検査(2回)
 新7 義歯修理の複数回算定例
 新8 短期間での義歯再製(患者転居による転院)
 新9 歯周病安定期治療(SPT中の歯周疾患処置)
 新10 歯周病安定期治療(SPT中の口腔内消炎手術)
 新11 歯周病安定期治療(SPT中の歯周外科手術)
 新12 歯科衛生士等居宅療養管理指導(居住系施設への訪問)
 ・平成21年3月廃止(旧品名)の経過措置医薬品(新医薬品名)
 ・平成21年8月廃止(旧品名)の経過措置医薬品(新医薬品名)
基本診療料 保険解説
 1.初診料
 2.初診料(歯科疾患管理料を算定しない場合)→初診料
 3.初診料(歯管・外来環)→初診料(歯管・外来環)
 4.初診料,再診料(初診<歯科疾患管理料算定>→再診)
 5.未来院による治療中断(歯科疾患管理料算定例で治療期間が2カ月開いた場合)
 6.1日2度来院(再診料が算定できる場合)
 7.1日2度来院(再診料が算定できない場合)
 8.検診後の受診(学校歯科医の保険医療機関で治療を行った場合)
 9.歯周病検診後の受診
 10.初診・再診に対する時間外加算(6歳以上)
 11.休日加算(初診に対する休日加算+処置時の休日加算)
 12.休日加算(再診に対する休日加算+処置時の休日加算)
 13.乳幼児加算(5歳6カ月,乳幼児深夜加算)
 14.乳幼児加算,時間外処置加算(5歳未満,乳幼児時間外加算)
 15.初診時歯科診療導入加算(障害者)
 16.診療期間中の保険者変更
 17.自費から保険診療への移行
医学管理等 保険解説
 18.地域歯科診療支援病院歯科初診料(病院)
 19.高次歯科医療を担う病院歯科との連携(病院)(糖尿病による低血糖発作,心筋梗塞のため止血困難が予測される症例)
 20.診療情報提供料(I)―大学病院への手術依頼(診療所から)
 21.診療情報提供料(I)―診療所からの紹介(大学病院歯科から)
 22.診療情報提供料(I)―介護保険との連携(主治医から意見を求められた場合)
 23.診療情報提供料(II)―第三者の意見(セカンドオピニオン)
 24.歯痛で狭心症発作が予測される例―歯科治療総合医療管理料
 25.歯科特定疾患療養管理料+心身医学療法
 26.シェーグレン症候群,歯科特定疾患療養管理料(口腔乾燥症,薬剤情報提供料)
 27.睡眠時無呼吸症候群の治療→医科からの紹介
検査 保険解説
エックス線および画像診断 保険解説
 28.歯科エックス線撮影(デンタル)
 29.歯科パノラマ断層撮影と同時の歯科エックス線撮影
 30.電子画像管理加算(デンタル)
 31.歯科パノラマ断層撮影と別種のエックス線撮影
 32.全顎撮影と同時のデンタル(同一方法,同時撮影)
 33.顎関節症の規格エックス線撮影
 34.画像診断(病院歯科)加算 画像診断管理加算
投薬(薬剤算定法)・注射 保険解説
麻酔 保険解説
歯牙処置,歯内療法 保険解説
 35.知覚過敏症(3歯までの場合と4歯以上の場合)
 36.齲蝕処置・間接歯髄覆罩
 37.齲蝕処置・直接歯髄覆罩→光CR充填
 38.齲蝕処置・直接歯髄覆罩→抜髄(1カ月以内)
 39.非侵襲性歯髄覆罩
 40.生活歯髄切断(潰Pulに対する応用)→生PZ
 41.生切後のPZと失切後のPZ
 42.生活歯髄切断(若年者に対する応用)→自費へ移行
 43.生活歯髄切断→抜髄(生切後経過不良の抜髄例)
 44.失活歯髄切断
 45.麻酔抜髄即日根充(抜髄即充)
 46.麻酔抜髄(2根管の加圧根充例)
 47.麻酔抜髄(3根管中1根管の加圧根充例)
 48.失活抜髄即日根充(抜髄即充)
 49.加圧根充加算の算定
 50.同一歯の失活抜髄と失活歯髄切断
 51.歯根未完成歯の暫間的根充→加圧根充(電子画像管理加算)
 52.抜髄後→未来院(歯科疾患管理料を算定した場合)
 53.抜髄・根充→再根充
 54.感染根管処置,歯肉息肉除去(3根管例)
 55.感染根管処置と感根即充(単根管例)
 56.感染根管処置(イオン導入法)(2根管例)
 57.切開と同時の感染根管処置,FCKとポストの除去
 58.歯根分割歯(他院にて分割)の感染根管処置
 59.根管内細菌簡易培養検査(S培)
 60.歯髄壊死
 61.歯髄壊疽
 62.歯髄壊疽→急化Per,投薬
 63.抜歯を前提とした根管治療(消炎処置)
 64.根治経過不良の抜歯(感根処と抜歯)
 65.残根の根治と根面被覆
 66.根管側壁および髄床底穿孔
 67.根管内異物除去(根管内リーマー破折)
 68.根管外に突出した異物の除去
小児・障害者の治療 保険解説
 69.齲蝕多発傾向者と歯科疾患管理料(7歳)(フッ化物局所応用・歯科衛生実地指導料)
 70.フッ化物洗口指導加算(7歳)―歯科衛生実地指導料
 71.歯科疾患管理料と選定療養費(7歳)
 72.乳歯の初期齲蝕小窩裂溝填塞処置(5歳未満)
 73.幼若永久歯の初期齲蝕小窩裂溝填塞処置(7歳)
 74.乳歯の光CR充填(齲蝕歯即時充填形成,5歳未満)
 75.乳幼児齲蝕薬物塗布処置(乳歯のサホライド応用,5歳未満)
 76.乳歯の生活歯髄切断(笑気吸入鎮静療法応用,5歳未満)
 77.乳歯の感染根管処置(5歳未満)
 78.乳歯のFCK(5歳未満)
 79.乳歯の複合レジン冠(5歳未満)
 80.乳歯の金属冠応用(5歳未満)
 81.号泣のため診療不能(6歳未満)(乳幼児時間外加算)
 82.同一月に4歳から5歳になった例
 83.笑気吸入鎮静法(10歳)
 84.笑気吸入鎮静法アネソキシン使用(5歳未満)(初診時歯科診療導入加算)
 85.静脈内鎮静法(障害者加算)
 86.6歳未満抜歯(乳幼児加算+障害者加算)
歯周治療 保険解説
 87.単Gのスケーリング
 88.P1のスケーリング(全顎28歯,30歳歯周炎)
 89.P1のスケーリング・ルートプレーニング(SRP)
 90.多数歯にSRPを行う例(SRP後の補綴,40歳歯周炎)
 91.スケーリング→SRP→再SRP
 92.歯周ポケット掻爬(PCur),歯周精密検査
 93.歯周疾患処置(ペリオクリン使用例)
 94.歯周ポケット掻爬術(4,5,6月)
 95.新付着手術(ENAP)
 96.薬物性の歯肉増殖(複雑性歯肉炎)―GEct
 97.FOpと人工骨填入例
 98.歯周組織再生誘導手術
 99.歯周治療用装置と歯周外科手術(その1)
 100.歯周治療用装置と歯周外科手術(その2)
 101.歯肉弁根尖側移動術
 102.遊離歯肉移植術
 103.口腔前庭拡張術
 104.小帯切除術
 105.Pの急性発作
 106.歯周疾患治療薬の応用(ヒノポロン使用例)
 107.歯ぎしりの処置(咬合性外傷)
 108.歯周治療のSPT(初回のSPT)
 109.歯周病安定期治療開始後1年経過時点で病状悪化(SPTを中止した場合)
 110.SPT→再度の初診(6カ月後)
歯冠修復 保険解説
 111.齲蝕歯即時充填形成
 112.初期齲蝕小窩裂溝填塞処置(歯科疾患管理料,歯科衛生実地指導料)
 113.充填の算定方法
 114.齲蝕歯即時充填形成→アマルガム充填 1窩洞2面応用(隣接面を含まないもの)
 115.齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(歯冠破折例)
 116.齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(歯頸部応用例,クサビ状欠損例)
 117.齲蝕歯即時充填形成→光重合型グラスアイオノマー充填(2窩洞,重複歯面の算定例)
 118.齲蝕歯即時充填形成→グラスアイオノマーセメント充填(歯頸部根面齲蝕への応用)
 119.レーザー応用による齲蝕歯即時充填形成(齲蝕歯無痛的窩洞形成加算)
 120.齲蝕歯インレー修復形成→メタルインレー(単純なもの)
 121.齲蝕歯インレー修復形成→メタルインレー(複雑なもの)
 122.齲蝕歯インレー修復形成→CRインレー(クリアフィル応用)
 123.齲蝕歯インレー修復形成→CRインレー(SR-イソシット応用)
 124.齲蝕歯即時充填形成→異種材料の充填(アマルガムと光CR)
 125.窩洞形成→異種材料の充填(メタルインレーと光CR)
 126.齲蝕歯即時充填形成後→同一月に新たな齲蝕の発見
 127.齲蝕歯即時充填形成→翌月に新たな齲蝕の発見・インレー再装着
 128.齲蝕歯即時充填形成→Pul→再光CR充填
 129.齲蝕歯インレー修復形成→歯牙破折→歯冠修復
 130.次回充填例(齲蝕処置,間接歯髄覆罩,KP,光CR充填)
 131.根充後のCR充填とメタルインレー(KP)
 132.補綴物維持管理料(歯冠補綴物)
 133.補綴物維持管理料(算定後の歯冠補綴物再製)
 134.補綴物維持管理料(ブリッジ)
 135.補綴物維持管理料(補管未届出保険医療機関,算定)
 136.前歯冠(生PZと失PZ)
 137.臼歯冠(生PZと失PZ)
 138.臼歯冠(小臼歯・大臼歯の適用)
 139.FCK(生PZ)(生PZ後の知覚過敏)
 140.FCK(失PZとメタルコア)
 141.FCK(失PZとレジンコア)
 142.FCK(歯冠修復物の連結)
 143.FCK(歯根分割分岐部病変掻爬後の失PZ)
 144.レジンジャケット冠(前歯,生PZと失PZ)
 145.複合レジンジャケット冠(6歳)
 146.硬質レジンジャケット冠(前歯・生PZ)〔光重合型〕
 147.硬質レジンジャケット冠(前歯・失PZとメタルコア)〔加熱重合型〕
 148.硬質レジンジャケット冠(小臼歯・失PZとレジンコア)〔光重合型〕
 149.前装鋳造冠(硬質レジン前装鋳造冠)
ブリッジ 保険解説
  保険診療適応ブリッジの一覧
 150.ブリッジの補綴時診断料とスタディモデル
 151.補綴時診断料 ブリッジ2装置による欠損補綴
 152.補綴時診断料 ブリッジと有床義歯併用による欠損補綴
 153.冠支台と硬質レジン前装鋳造ポンティック
 154.健全歯抜髄と金属裏装ポンティック
 155.犬歯1歯欠損ブリッジ(2345設計.中切歯が支台として使用できない場合)
 156.前歯延長ブリッジ
 157.前歯2歯欠損ブリッジ(硬質レジン前装鋳造冠と前装鋳造ポンティック)
 158.前歯3歯欠損ブリッジ(リテイナー)
 159.前歯4歯欠損ブリッジ(支台歯とポンティック数6歯以上)
 160.インレーとFCK支台のブリッジ
 161.小臼歯金属裏装ポンティックブリッジ
 162.大臼歯鋳造ポンティックブリッジ(大臼歯冠支台)
 163.小臼歯延長ブリッジ
 164.大臼歯延長ブリッジ
 165.臼歯2歯欠損ブリッジ
 166.智歯支台の2歯欠損ブリッジ(45678設計)
 167.犬歯・小臼歯連続欠損ブリッジ(1123456欠損)
 168.前歯・臼歯5歯欠損ブリッジ
 169.下顎分割抜歯後のブリッジ
 170.上顎分割抜歯後のブリッジ(566欠損)
 171.歯牙分離切断後支台のブリッジ(456678欠損)
 172.欠損歯がなく1歯相当分の間隙のあるブリッジ(3△4欠損)
 173.前歯部接着ブリッジ
 174.事前承認を必要とするブリッジ(3歯欠損で2歯間隙)
 175.可動性ブリッジ
 176.ブリッジの除去
ダツリ・修理 保険解説
 177.CK脱落,当日の根充
 178.FCKの再装着
 179.レジンジャケット冠および歯冠継続歯の再装着
 180.硬質レジンジャケット冠とコアの脱落,再装着(補管中)
 181.他院で製作された保険給付外歯冠修復物の再装着
 182.硬質レジン前装鋳造ポンティックの破損,修理
 183.ブリッジの破損,修理
 184.インレーおよびメタルコアの未来院請求
 185.ブリッジの未来院請求・補管
 186.未来院請求後(未)のブリッジの装着
 187.自費切替(臼歯金合金インレー)
 188.前歯冠,材料差額とFCK自費切替
 189.ブリッジの自費切替(メタルボンドブリッジ)
 190.補管実施保険医療機関の2年以内の歯冠補綴物再装着
 191.補管の未届出保険医療機関における歯冠補綴物新製例
 192.補管の未届出保険医療機関におけるブリッジ新製例
有床義歯 保険解説
 193.有床義歯の補綴時診断料
 194.スタディモデル(模)
 195.有床義歯の技術料―局部義歯例
 196.有床義歯の技術料―総義歯例
 197.1歯欠損義歯(鉤歯・鉤対歯調整)
 198.少数歯欠損義歯
 199.多数歯欠損義歯
 200.顎運動関連検査2回算定例
 201.遊離端義歯と複合義歯
 202.残根上の義歯(残根削合によるもの)
 203.残根上の義歯(残根コーピングによるもの)
 204.即時義歯
 205.有床義歯の短期間製作
 206.熱可塑性樹脂有床義歯
 207.顎補綴
 208.1顎に義歯2床装着(14K金合金鉤使用)
 209.印象採得が困難な症例
 210.特殊印象(咬合圧印象)
 211.ゴシックアーチとチェックバイト(上顎総義歯,下顎14歯補綴の局部義歯)
 212.有床義歯の人工歯
 213.有床義歯の補綴隙使用例
 214.欠損歯数と義歯歯数が異なる義歯
 215.鋳造バー・バークラスプ義歯
 216.鋳造バーと屈曲バーの使用義歯
 217.バーと鉤のろう着義歯
 218.フック,スパーの使用義歯
 219.保持装置の使用例
義歯管理料 保険解説
 220.義歯製作と義歯管理料(新製有床義歯管理料,有床義歯管理料)
 221.義歯製作と義歯管理料(有床義歯管理料,有床義歯長期管理料)(前症例つづき)
 222.他院製作義歯の義歯不適合(有床義歯管理料)
 223.少数歯欠損義歯に対する有床義歯管理料・咬合機能回復困難加算
 224.床裏装と有床義歯管理料
 225.有床義歯修理と義歯管理料(咬合機能回復困難加算)
有床義歯床裏装・修理 保険解説
 226.有床義歯床裏装 その1 直接法例
 227.有床義歯床裏装 その2 間接法例
 228.有床義歯修理(人工歯の置換)
 229.有床義歯修理(人工歯の咬合面レジン添加,直接法・間接法)
 230.新義歯予定の旧義歯の床裏装
 231.有床義歯修理 その1 義歯床破損・補強線使用例
 232.有床義歯修理 その2 6カ月以内の修理・人工歯脱落例
 233.有床義歯修理 その3 鉤破損例・補強線使用例
 234.旧義歯への増歯
 235.義歯破損と床裏装
 236.義歯破損(増歯)と床裏装同時例(長時間待機)
 237.有床義歯修理と新義歯製作
 238.有床義歯床下粘膜調整処置
 239.即時義歯後の床裏装
 240.有床義歯の未来院請求
 241.局部床義歯の自費切替(金属床義歯)
選定療養による金属床総義歯 保険解説
 242.金属床総義歯(選定療養費)
手術の算定 保険解説
抜歯,移植,抜歯後の異常および関連事項 保険解説
 243.抜歯(臼歯)(POSによる経過診療例)
 244.抜歯中止(抜歯中),再度抜歯
 245.転位歯抜歯と歯肉歯槽粘膜形成術
 246.抜歯窩再掻爬手術
 247.難抜歯
 248.分割抜歯(ヘミセクション)
 249.過剰歯の抜歯
 250.下顎水平埋伏智歯の抜歯
 251.上顎埋伏智歯の抜歯
 252.抜歯中止(抜歯着手前),貧血に対しての酸素吸入
 253.濾胞性歯嚢胞(含歯性嚢胞)摘出術と埋伏歯抜去(病理組織検査)
 254.口腔底迷入智歯の摘出(地域歯科診療支援病院歯科初診料・再診料)
 255.後出血処置(1日2度来院)
 256.ドライソケットの治療
 257.歯の移植手術
炎症(消炎手術) 保険解説
 258.急性化膿性歯根膜炎(消炎拡大→抜歯)
 259.智歯周囲炎(歯肉弁切除例)
 260.智歯周囲炎(抜歯例)
 261.骨膜下膿瘍(切開排膿術→抜歯)
 262.頬部膿瘍(口腔外切開)
 263.口底炎(口腔底切開)
 264.根分岐部病変に対する歯根分割掻爬
 265.腐骨除去手術
 266.歯性上顎洞炎(投薬:消炎酵素剤)
 267.上顎洞陥入歯根の摘出
 268.上顎洞口腔瘻閉鎖術(抜歯時)
 269.上顎洞口腔瘻閉鎖術(著しく困難なもの)
外傷と骨折処置・顎関節症 保険解説
 270.外傷による歯の打撲
 271.口腔外縫合術
 272.同一部位への口腔内縫合術と歯の再植術(5歳未満)
 273.口腔内縫合術と歯の再植術(部位を異にする場合)
 274.歯槽骨骨折非観血的整復術
 275.歯槽骨骨折観血的整復術
 276.下顎骨折非観血的整復術
 277.顎関節症(マイオモニター,咬合調整)
 278.顎関節症(スプリント療法)
 279.顎関節症(徒手的授動術:パンピングを併用した場合)
粘膜疾患処置・その他の外来手術 保険解説
 280.孤立性アフタ(付着型薬剤による治療)
 281.再発性アフタ(軟膏塗布による治療)
 282.扁平苔癬(軟膏塗布による治療,歯科特定疾患療養管理料)
 283.白板症(口腔病理診断,歯科特定疾患療養管理料)
 284.口腔カンジダ症(投薬)
 285.浮動歯肉切除術
 286.エプーリス切除手術(病理組織検査)
 287.粘液嚢胞摘出術(口唇)
 288.小帯形成術
 289.唾石摘出術
 290.がま腫切開
 291.良性腫瘍摘出術(舌)
 292.歯科インプラント摘出術(人工歯根タイプ)
 293.歯槽骨整形手術
 294.下顎隆起形成術
 295.顎堤形成術
 296.歯根端切除手術
 297.歯根端切除手術と歯根嚢胞摘出手術
 298.萌出困難歯の開窓術
 299.濾胞性歯嚢胞開窓術
在宅医療 保険解説
 300.歯科訪問診療1(在宅1人診療,在宅患者等急性歯科疾患対応加算,障害者加算)
 301.歯科訪問診療1,訪問歯科衛生指導(在宅1人診療,歯科衛生士帯同および単独)
 302.歯科訪問診療加算(施設において1人診療,夜間歯科訪問診療加算・患家診療時間超過加算例)
 303.歯科訪問診療1,後期高齢者在宅療養口腔機能管理料(在宅1人診療,訪問歯科衛生指導,歯科衛生士帯同)
 304.歯科訪問診療2(施設において複数診療・2人目以降,後期高齢者在宅療養口腔機能管理料,訪問歯科衛生指導,歯科衛生士帯同および単独例)
 305.社会福祉施設等への訪問診療(地域医療連携体制加算)
 306.歯科訪問診療2(施設において複数診療・2人目以降,著しく診療が困難な者の例)
 307.在宅への訪問診療,地域医療連携体制加算
 308.集団への訪問歯科衛生指導(施設等において複数診療例)
 309.在宅の要介護認定者と歯科訪問診療1,居宅療養管理指導
 310.月の途中で要介護認定を受けた患者の訪問診療(在口管,訪衛指,居宅療養管理指導,歯科衛生士帯同例)
後期高齢者歯科医療 保険解説
 311.後期高齢者在宅療養口腔機能管理料
 312.在宅における医科診療所,高次医療機関(歯科)との連携(後期高齢者)
リハビリテーション 保険解説
 313.術後の摂食機能療法
歯科矯正 保険解説
 314.片側性唇顎口蓋裂による咬合異常
 315.骨格性下顎前突による咬合不全・発音障害
 316.第一・第二鰓弓症候群による咬合異常

 請求書,レセプトの記載要領(平成20年4月)
 薬価・請求点数早見表(平成20年4月以降)
 付-1 口腔外科手術の所定点数および準用点数
 付-2 検査・病理診断の点数(医科点数表から)
 付-3 歯科材料点数一覧(平成20年10月1日,平成21年4月1日改定分)
 付-4 歯科診療に係る指針(2007年11月日本歯科医学会)
  ・歯周病の診断と治療に関する指針
  ・有床義歯の管理について
  ・ブリッジについての考え方2007
  ・歯科疾患の総合的管理に関する基本的考え方
 付-5 診療録,歯科診療報酬明細書記載上の主な略称
 索引