やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

序文
 2007年は,医療制度改革により医療構造改革が大きく動きだし,改革の具体的全容が明らかになる年です.
 2006年の診療報酬改定で連続3回のマイナス改定となり,歯科界にとっては大きな痛手となっております.
 また,2006年10月には,高齢者の一部負担の見直しと特定療養費を廃止し,将来的な保険導入を行うかどうかの仕組みをもった「保険外併用療養費」が創設されました.
 さらに,2008年には,医療費適正化計画,後期高齢者医療制度の創設,保険者の再編・統合の推進などの改革が進められようとしています.
 昨年の診療報酬改正の基本方針は,
 (1)患者からみてわかりやすい,患者の生活の質(QOL)を高める医療を実現する視点
 (2)質の高い医療を効率的に提供するために,医療機能の分化・連携を推進する視点
 (3)わが国の医療の中で今後重点的に対応していくべきと思われる領域の評価の在り方について検討する視点
 (4)医療費の配分の中で効率化の余地があると思われる領域の評価の在り方を検討する視点
 から大幅に見直されました.
 しかしながら2006年4月改定以降の疑義解釈等により,追加・訂正された項目が多岐にわたっております.
 本書では,大改定以降の内容を徹底的に分析し,間違いやすい問題点を抽出して処置別に解決策を明示し,さらにレセプト記載時の注意点や「摘要」欄記載を網羅し,カルテとの対応が一目でわかるよう配慮しました.また,疑問が生じやすい項目はカルテにチェック印をつけてワンポイント解説するなど,読者の皆様が日常臨床で活用しやすいよう工夫しております.
 巻頭には,これからの医療制度改革の流れを整理するとともに,患者さんに提供するための文書事例をまとめて掲載いたしております.
 一方,2006年版発行以降に別冊(無料)を2冊発行し,解釈の追加・訂正等をいたしましたが,今後もホームページ等でできる限りのフォローアップをする予定です.
 一層のご愛読とご批判を賜わればと願っております.
 編者一同
 処置内容別目次(症例番号対応)
 2007年医療制度改革によって医療構造が大きく動く
 診療報酬明細書「摘要」欄記載
 平成18年4月改定以降の間違いやすい注意事項
 情報提供文書の要件
 項目別指導内容と実例(口衛指,P管理,実地指,新義歯,ほか)
 診療報酬明細書(一般用)
 診療報酬明細書(50/100)
 歯科診療報酬点数早見表
 歯科疾患総合指導料を算定しない治療の流れ(歯周疾患)
 歯科疾患総合指導料を算定する治療の流れ(歯周疾患)
 齲蝕患者の歯科疾患総合指導料算定の流れ
 MT(有床義歯患者)で残存歯にC病名等がある場合の総指算定の流れ
基本診療料/保険解説
 1.初診料・再診料
 2.初診料→初診料
 3.初診(総指算定)→3カ月後初診(総指算定)の例
 4.初診料・再診料(初診→初診)
 5.初診料・再診料(初診→再診)
 6.未来院による治療中断(初診月に歯科疾患総合指導料を算定した場合)
 7.1日2度来院
 8.学校歯科健診後の受診(学校医の保険医療機関で治療を行った場合)
 9.時間外再診
 10.休日初診,処置加算
 11.休日再診,処置加算
 12.時間外処置加算(5歳未満の例,乳幼児時間外加算)
 13.深夜における乳幼児救急診療(4歳)
 14.初診時歯科診療導入加算(障害者)
 15.診療期間中の保険者変更
 16.自費から保険診療への移行
医学管理等/保険解説
診療情報提供料・地域歯科支援病院歯科関連(連携関連)/保険解説
 17.地域歯科診療支援病院歯科初診料
 18.高次歯科医療を担う病院歯科との連携(糖尿病による低血糖発作,心筋梗塞のため止血困難が予測される症例)
 19.診療情報提供料(I)―大学病院への手術依頼(診療所)
 20.診療所からの紹介(大学病院)
 21.診療情報提供料(I)―介護保険との連携(主治医から意見を求められた場合)
 22.診療情報提供料(II)―第三者の意見(セカンド・オピニオン)
 23.歯痛で狭心症発作が予測される例―歯科治療総合医療管理料
 24.歯科特定疾患療養管理料+心身医学療法
 25.睡眠時無呼吸症候群の治療→医科からの紹介
検査/保険解説
エックス線および画像診断/保険解説
 26.歯科エックス線撮影(デンタル)
 27.歯科パノラマ断層撮影と同時の歯科エックス線撮影
 28.デジタル映像化処理(デンタル)
 29.歯科パノラマ断層撮影と別種のエックス線撮影
 30.全顎撮影と同時のデンタル(同一方法,同時撮影)
 31.顎関節症の規格エックス線撮影
 32.画像診断(病院歯科)加算/画像診断管理加算
投薬(薬剤算定法)・注射/保険解説
麻酔/保険解説
歯牙処置,歯内療法/保険解説
 33.知覚過敏症(3歯までの場合と4歯以上の場合)
 34.齲蝕処置・間接歯髄覆罩
 35.齲蝕処置・直接歯髄覆罩→光CR充填
 36.齲蝕処置・直接歯髄覆罩→抜髄(1カ月以内)
 37.生活歯髄切断(潰Pulに対する応用)→生PZ
 38.生切後のPZと失切後のPZ
 39.生活歯髄切断(若年者に対する応用)→自費へ移行
 40.生活歯髄切断→抜髄(生切後経過不良の抜髄例)
 41.失活歯髄切断
 42.麻酔抜髄即日根充(抜髄即充)
 43.麻酔抜髄と歯肉息肉除去手術(2根管の加圧根充例)
 44.麻酔抜髄(3根管中1根管の加圧根充例)
 45.失活抜髄即日根充(抜髄即充)
 46.加圧根充加算の算定と算定できない場合
 47.同一歯の失活抜髄と失活歯髄切断
 48.歯根未完成歯の暫間的根充→加圧根充(X線デジタル加算)
 49.抜髄後→未来院(歯科疾患総合指導料を算定した場合)
 50.抜髄・根充→再根充
 51.感染根管処置(3根管例)
 52.感染根管処置時の歯肉息肉除去手術
 53.感染根管処置と感根即充(単根管例)
 54.感染根管処置(イオン導入法)(2根管例)
 55.切開と同時の感染根管処置
 56.歯根分割歯の感染根管処置
 57.根管内細菌簡易培養検査
 58.歯髄壊死
 59.歯髄壊疽
 60.歯髄壊疽→急化Per,投薬
 61.抜歯を前提とした根管治療(消炎処置)
 62.根治経過不良の抜歯(感根処と抜歯)
 63.残根の根治と根面被覆
 64.根管側壁および髄床底穿孔
 65.根管内異物恚氏i根管内リーマー破折)
 66.顎骨内異物(挿入物)除去術(根管外に突出した根充材除去例)
小児・障害者の治療/保険解説
 67.歯科口腔衛生指導料(14歳)
 68.歯科口腔衛生指導料(7歳,齲蝕多発傾向者)(フッ化物歯面塗布・歯科衛生実地指導料)
 69.歯科口腔衛生指導と選定療養費(7歳)
 70.フッ化物洗口指導加算(7歳)―歯科口腔衛生指導,歯科衛生実地指導料
 71.乳歯の初期齲蝕小窩裂溝填塞処置(5歳未満)
 72.幼若永久歯の初期齲蝕小窩裂溝填塞処置(7歳)
 73.乳歯の光 CR充填(齲蝕歯即時充填形成,5歳未満)
 74.乳幼児齲蝕薬物塗布処置(乳歯のサホライド応用,5歳未満)
 75.乳歯の生活歯髄切断(笑気吸入鎮静療法応用,5歳未満)
 76.乳歯の感染根管処置(5歳未満)
 77.乳歯のFCK(5歳未満)
 78.乳歯の複合レジン冠(5歳未満)
 79.乳歯の金属冠応用(5歳未満)
 80.号泣のため診療不能(6歳未満)(乳幼児時間外加算)
 81.同一月に4歳から5歳になった例
 82.笑気吸入鎮静法(10歳)
 83.笑気吸入鎮静法アネソキシン使用(5歳未満)(初診時歯科診療導入加算)
 84.静脈麻酔(障害者加算)
 85.6歳未満抜歯(乳幼児加算+障害者加算)
歯周治療/保険解説
 86.単Gのスケーリング(14歳)歯科疾患総合指導料を算定しない例
 87.単Gのスケーリング(14歳)歯科疾患総合指導料算定例
 88.単Gのスケーリング(16歳以上)歯科疾患総合指導料を算定しない例
 89.単Gのスケーリング(16歳以上)歯科疾患総合指導料算定例
 90.P1のスケーリング(全顎28歯)
 91.P1のスケーリング・ルートプレーニング(SRP)
 92.多数歯にSRPを行う例(SRP後の補綴)
 93.歯周基本治療終了後の再SRP
 94.スケーリング→SRP→再SRP
 95.歯周ポケット掻爬(PCur),歯周精密検査
 96.歯周疾患処置(ペリオクリン)
 97.歯周ポケット掻爬術(その1:4,5,6月)
 98.歯周ポケット掻爬術(その2:7月)
 99.新付着手術(ENAP)
 100.GEct(複雑性歯肉炎)
 101.FOpと人工骨填入例
 102.歯周治療用装置と歯周外科手術
 103.Pの急性発作(1)切開・投薬
 104.Pの急性発作(2)抜歯・投薬
 105.歯周疾患治療剤の応用(ヒノポロン)
 106.歯ぎしりの処置
 107.歯周治療のメインテナンス(歯科疾患継続管理診断料)
 108.歯科疾患継続管理診断料算定後1年経過時点で病状悪化(メインテナンスを中止した場合)
 109.歯科疾患継続指導の算定期間中の歯周外科手術(事前承認)
歯冠修復/保険解説
 110.齲蝕歯即時充填形成
 111.歯冠修復にラバー加算が算定できる場合
 112.初期齲蝕小窩裂溝填塞処置(歯科疾患総合指導料,歯科衛生実地指導料)
 113.充填の算定方法
 114.齲蝕歯即時充填形成→アマルガム充填 1窩洞2面応用(隣接面を含まないもの)
 115.齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(歯冠破折例)
 116.齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(歯頸部応用例,クサビ状欠損例)
 117.齲蝕歯即時充填形成→光重合型グラスアイオノマー充填(2窩洞,重複歯面の算定例)
 118.齲蝕歯即時充填形成→グラスアイオノマーセメント充填(歯頸部根面齲蝕への応用)
 119.齲蝕歯インレー修復形成→メタルインレー(単純なもの)
 120.齲蝕歯インレー修復形成→メタルインレー(複雑なもの)
 121.齲蝕歯インレー修復形成→CRインレー(クリアフィル応用)
 122.齲蝕歯インレー修復形成→CRインレー(SR-イソシット応用)
 123.齲蝕歯即時充填形成→異種材料の充填(アマルガムと光CR)
 124.異種材料の充填(メタルインレーと光CR)
 125.齲蝕歯即時充填形成後→同一月に新たな齲蝕の発見
 126.齲蝕歯即時充填形成→翌月に新たな齲蝕の発見→再充填
 127.齲蝕歯即時充填形成→Pul→再光CR充填
 128.齲蝕歯インレー修復形成→歯牙破折→歯冠修復
 129.次回充填例(齲蝕処置,間接歯髄覆罩,KP,光CR充填)
 130.根充後のCR充填とメタルインレー(KP)
 131.補綴物維持管理料(歯冠補綴物)
 132.補綴物維持管理料(算定後の歯冠補綴物再製)
 133.補綴物維持管理料(ブリッジ)
 134.補綴物維持管理料(低減)
 135.前歯冠(生PZと失PZ)
 136.臼歯冠(生PZと失PZ)
 137.臼歯冠(小臼歯・大臼歯の適用)
 138.FCK(生PZ)(生PZ後の知覚過敏)
 139.FCK(失PZとメタルコア)
 140.FCK(失PZとレジンコア)
 141.FCK(歯冠修復物の連結)
 142.FCK(歯根分割分岐部病変掻爬後の失PZ)
 143.レジンジャケット冠(前歯,生PZと失PZ)
 144.硬質レジンジャケット冠(前歯・生PZ)〔光重合型〕
 145.硬質レジンジャケット冠(前歯・失PZとメタルコア)〔加熱重合型〕
 146.硬質レジンジャケット冠(小臼歯・失 PZとレジンコア)〔光重合型〕
 147.前装鋳造冠(硬質レジン前装鋳造冠)
ブリッジ/保険解説
 保険診療適応ブリッジの一覧
 148.ブリッジの補綴時診断料とスタディモデル
 149-1.補綴時診断料ブリッジ2装置による欠損補綴
 149-2.補綴時診断料ブリッジと有床義歯併用による欠損補綴
 150.冠支台と硬質レジン前装鋳造ポンティック
 151.健全歯抜髄と金属裏装ポンティック
 152.犬歯1歯欠損ブリッジ( (2)3(4)(5)設計.中切歯が支台として使用できない場合)
 153.前歯延長ブリッジ
 154.前歯2歯欠損ブリッジ(硬質レジン前装鋳造冠と前装鋳造ポンティック)
 155.前歯3歯欠損ブリッジ(リテイナー)
 156.前歯4歯欠損ブリッジ(支台歯とポンティック数6歯以上)
 157.インレーとFCK支台のブリッジ
 158.小臼歯金属裏装ポンティックブリッジ
 159.大臼歯鋳造ポンティックブリッジ(大臼歯冠支台)
 160.小臼歯延長ブリッジ
 161.大臼歯延長ブリッジ
 162.臼歯2歯欠損ブリッジ
 163.智歯支台の2歯欠損ブリッジ((4)(5)67(8)設計)
 164.犬歯・小臼歯連続欠損ブリッジ((1)(1)(2)34(5)(6)欠損)
 165.前歯・臼歯5歯欠損ブリッジ
 166.下顎分割抜歯後のブリッジ
 167.上顎分割抜歯後のブリッジ((5)6(6)欠損)
 168.歯牙分離切断後支台のブリッジ((4)5(5)(6)7(8)欠損)
 169.欠損歯がなく1歯相当分の間隙のあるブリッジ((3)△(4)欠損)
 170.事前承認を必要とするブリッジ(3歯欠損で2歯間隙)
 171.可動性ブリッジ(可動性固定架工義歯)
 172.ブリッジの除去
ダツリ・修理/保険解説
 173.CK脱落,当日の根充
 174.FCKおよび帯環金属冠の再装着
 175.レジンジャケット冠および歯冠継続歯の再装着
 176.硬質レジンジャケット冠とコアの脱落,再装着
 177.給付外ブリッジの脱離,再装着→自費へ
 178.硬質レジン前装鋳造ポンティックの破損,修理
 179.ブリッジの破損,修理
 180.インレーおよびメタルコアの未来院請求
 181.ブリッジの未来院請求・補管
 182.未来院請求後(未)のブリッジの装着
 183.自費切替(臼歯金合金インレー)
 184.前歯冠,材料差額とFCK自費切替
 185.ブリッジの自費切替(メタルボンドブリッジ)
 186-1.補管実施保険医療機関の2年以内の歯冠補綴物再装着
 186-2.補管実施保険医療機関の2年以内の歯冠補綴物再装着
 187.補管の未届出保険医療機関における歯冠補綴物新製例
 188.補管の未届出保険医療機関におけるブリッジ新製例
有床義歯/保険解説
 189.有床義歯の補綴時診断料
 190.スタディモデル(模)
 191.有床義歯の技術料―局部義歯例
 192.有床義歯の技術料―総義歯例
 193.1歯欠損義歯(鉤歯・鉤対歯調整)
 194.少数歯欠損義歯
 195.多数歯欠損義歯
 196.総義歯
 197.遊離端義歯と複合義歯
 198.残根上の義歯(残根削合によるもの)
 199.残根上の義歯(残根コーピングによるもの)
 200.即時義歯
 201.有床義歯の短期間製作
 202.熱可塑性樹脂有床義歯
 203.顎補綴
 204.1顎に義歯2床装着(14K金合金鉤使用)
 205.印象採得が困難な症例
 206.特殊印象(咬合圧印象)
 207.ゴシックアーチとチェックバイト(下顎14歯補綴の局部義歯)
 208.有床義歯の人工歯(少数歯欠損)
 209.有床義歯の補綴隙使用例(多数歯欠損)
 210.欠損歯数と義歯歯数が異なる義歯
 211.鋳造バー・バークラスプ義歯
 212.鋳造バーと屈曲バーの使用義歯
 213.バーと鉤のろう着義歯(7-4)
 214.フック,スパーの使用義歯
 215.保持装置の使用例
有床義歯調整・新製義歯調整/保険解説
 216.義歯製作と新製義歯調整料,新製義歯指導料,有床義歯調整料
 217.義歯製作と有床義歯調整料(前症例つづき)
 218.他院製作義歯の義歯不適合と有床義歯調整料 少数歯欠損義歯に対する有床義歯調整料・咬合機能回復困難加算
 219.床裏装と有床義歯調整料
 220.有床義歯修理と有床義歯調整料・咬合機能回復困難加算
床裏装と有床義歯修理/保険解説
 221.床裏装その1 口腔内直接法例
 222.床裏装その2 間接法例
 223.有床義歯修理(人工歯の置換)
 224-1.有床義歯修理(人工歯の咬合面レジン添加,直接法)
 224-2.有床義歯修理(人工歯の咬合面レジン添加,間接法)
 225.新義歯予定の旧義歯の床裏装
 226.義歯修理その1 義歯床破損・補強線使用例
 227.義歯修理その2 6カ月以内の修理・人工歯脱落例
 228.義歯修理その3 鉤破損例・補強線使用例
 229.旧義歯への増歯
 230.義歯破損と床裏装
 231.義歯破損(増歯)と床裏装同時例(長時間待機)
 232.義歯修理と新義歯製作
 233.有床義歯床下粘膜調整処置
 234.即時義歯後の床裏装
 235.有床義歯の未来院請求
 236.局部床義歯の自費切替(金属床義歯)
選定療養による金属床総義歯/保険解説
 237.金属床総義歯(選定療養費)
手術の算定/保険解説
抜歯,移植,抜歯後の異常および関連事項/保険解説
 238.抜歯(臼歯)
 239.抜歯中止(抜歯中),再度抜歯
 240.転位歯抜歯と歯肉歯槽粘膜形成術
 241.抜歯窩再掻爬手術
 242.難抜歯
 243.分割抜歯(ヘミセクション)
 244.過剰歯の抜歯
 245.下顎水平埋伏智歯の抜歯
 246.上顎埋伏智歯の抜歯
 247.抜歯中止(抜歯着手前),貧血に対しての酸素吸入
 248.濾胞性歯牙嚢胞(含歯性嚢胞)摘出術と埋伏歯抜去(病理組織検査)
 249.口腔底迷入智歯の摘出(地域歯科診療支援病院歯科初診料・再診料)
 250.後出血処置(1日2度来院)
 251.ドライソケットの治療
 252.歯の移植手術
炎症(消炎手術)/保険解説
 253.急性化膿性歯根膜炎(消炎拡大→抜歯)
 254.智歯周囲炎(歯肉弁切除例)
 255.智歯周囲炎(抜歯例)
 256.骨膜下膿瘍(切開排膿術→抜歯)
 257.頬部膿瘍(口腔外切開)
 258.口底炎(口腔底切開)
 259.根分岐部病変に対する歯根分割掻爬
 260.腐骨除去手術
 261.歯性上顎洞炎(投薬:消炎酵素剤)
 262.上顎洞迷入歯根の摘出
 263.上顎洞口腔瘻閉鎖術(抜歯時)
 264.上顎洞口腔瘻閉鎖術(著しく困難なもの)
外傷と骨折処置・顎関節症/保険解説
 265.外傷による歯の打撲
 266.口腔外縫合術
 267.同一部位への口腔内縫合術と歯の再植術(5歳未満)
 268.口腔内縫合術と歯の再植術(部位を異にする場合)
 269.歯槽骨骨折非観血的整復術
 270.歯槽骨骨折観血的整復術
 271.下顎骨折非観血的整復術
 272.顎関節症(マイオモニター,咬合調整)
 273.顎関節症(スプリント療法)
 274.顎関節症(徒手的授動術:パンピングを併用した場合)
粘膜疾患処置・その他の外来手術/保険解説
 275.孤立性アフタ(付着型薬剤による治療)
 276.再発性アフタ(軟膏塗布による治療)
 277.扁平苔癬(軟膏塗布による治療,歯科特定疾患療養管理料)
 278.白板症(病理組織検査,歯科特定疾患療養管理料)
 279.口腔カンジダ症(投薬)
 280.浮動歯肉切除術
 281.エプーリス切除手術(病理組織検査)
 282.粘液嚢胞摘出術(口唇)
 283.小帯形成術
 284.唾石摘出術
 285.がま腫切開
 286.良性腫瘍摘出術(舌)
 287.歯科インプラント摘出術(人工歯根タイプ)
 288.歯槽骨整形手術
 289.下顎隆起形成術
 290.顎堤形成術
 291.歯根端切除手術
 292.歯根端切除手術と歯根嚢胞摘出手術
 293.萌出困難歯の開窓術
 294.濾胞性歯牙嚢胞開窓術
在宅医療/保険解説
 295.歯科訪問診療1(居宅1人診療,周辺装置加算,障害者加算)
 296.歯科訪問診療1,訪問歯科衛生指導(居宅1人診療,歯科衛生士帯同および単独)
 297.歯科訪問診療加算(施設において1人診療,夜間歯科訪問診療加算・患家診療時間超過加算例)
 298.歯科訪問診療1,訪問口腔(居宅で1人診療,訪問歯科衛生指導,歯科衛生士帯同)
 299.居宅の要介護認定者と負ネ訪問診療1,居宅療養管理指導
 300.居宅要介護者の抜歯―主治医との連携例(介護保険)
 301.月の途中で要介護認定を受けた患者の訪問診療(訪問口腔,訪衛指,居宅療養管理指導,歯科衛生士帯同例)
 302.歯科訪問診療2(施設において複数診療・2人目以降,著しく診療が困難な者の例)
 303.歯科訪問診療2(施設において複数診療・2人目以降,訪問歯科衛生指導,歯科衛生士帯同および単独例)
 304.集団への訪問歯科衛生指導(施設等において複数診療,訪問口腔例)
 305.居宅への訪問診療,地域医療連携体制加算
 306.社会福祉施設等への訪問診療(地域医療連携体制加算)
リハビリテーション/保険解説
 307.術後の摂食機能療法
老人保健/保険解説
 308.シェーグレン症候群,歯科特定疾患療養管理料(口腔乾燥症,薬剤情報提供料)
歯科矯正/保険解説
 309.片側性唇顎口蓋裂による咬合異常
 310.骨格性下顎前突による咬合不全・発音障害
 311.第一・第二鰓弓症候群による咬合異常 参考:歯科矯正保険料金カード

 1.口腔外科手術の所定点数および準用点数
 2.検査の点数
 3.歯科材料点数一覧
 4.薬価・請求点数早見表
 5.疑義解釈(厚生労働省保険局医療課)ほか
 6.歯科診療報酬請求書(歯科・入院外)の記載要領
 7.歯科診療報酬明細書(レセプト)の記載要領
 8.診療録,歯科診療報酬明細書記載上の主な略称・表記
 9.有床義歯の調整・指導についてのガイドライン
 10.歯周病の診断と治療のガイドライン

 索引