やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

 かつて小児齲蝕が氾濫した時代に,小児歯科は必要に迫られ誕生しましたが,その後,小児齲蝕の減少とともに,地域医療での小児歯科の存在意味が曖昧になってしまった気がします.しかし,8020運動や歯科保健のあるべき姿を考えると,人が歯科医療とはじめて出会う小児期の歯科医療は,とても重要な意味を持つことが多く,小児歯科の存在意義はまさにそこにあると思います.
 一方で地域の歯科医療は,かかりつけの歯科医師の機能を持つことが求められ,健康づくりの中心として位置づけられようとしています.小児歯科も専門的な機能の医療機関よりも,かかりつけの歯科医院の役割が大きくなるはずです.そのためには,地域の歯科医師が小児歯科についてより多くの情報を持ち,子どもの歯科保健を普及させるために役立てることが必要です.もちろん,小児歯科専門医の後方支援があって,かかりつけ歯科医の機能が生きるのですから,そこの連携も必要とされます.
 私たちは未来を創造する子どもたちに,よりよい環境を提供し,健康を育てたいものです.子どもを未来の財産として大切に考え,たとえ1本の歯であっても守り育てることを歯科医療の基本と考えたいと思います.
 21世紀の歯科医療は健康を基軸として展開され,そのなかで小児歯科は健康の種をまく時期といえます.その種は,かかりつけ歯科医の手にあるのです.この本は小児歯科の専門書ではありませんが,この本でもう一度小児歯科医療の本質を理解していただきたいとの想いが込められた一冊です.
 2000年の節分に.
 編者 緒方克也,進士久明

この本の目的と使い方 かかりつけ歯科医における小児歯科医療

 1 この本の目的
 地域の小児歯科医療には,かかりつけ歯科医としての機能が求められ,新しい形で患者との関係を維持することが大切になります.人の多くが小児期に歯科と出会い,その出会いがかかりつけのきっかけとなり,継続的な歯科管理を受けることが21世紀の歯科医療です.ですから,小児患者に対して,口腔の健康づくりとそのための管理を中心に,質の高い歯科医療を提供しなければ,かかりつけ歯科医の機能を果たすことができなくなってしまいます.
 かつては 83-90蝕治療が中心であった小児歯科医療は,都市部を中心に予防と管理へ変化しており,その傾向は地方へと急速に広まりつつあります.そのような現状を考えたとき,新しい時代に対応したかかりつけ歯科医のための,臨床を中心とした小児歯科医療のガイドブックが必要となりました.つまり,かかりつけ歯科医として必要な小児歯科医療についての臨床的な情報を提供することがこの本の目的です.
 そのため,従来の小児歯科学の教科書とは異なった考え方や表記もあります.どちらが正しいかといった見方でなく,臨床の多様性,あるいは歯科医療の現場に対する見方の違い,と柔軟に考えてください.

 2 この本の使い方
 この本は,子どもへの歯科医療における臨床での状況や症状をテーマにまとめられています.したがってチェアーサイドで問題点別に検索したほうが効果的に使用できるよう工夫してあります.
 また,この本は,かかりつけ歯科医として必要な,小児に対する治療内容を,臨床のテクニックを中心にまとめています.
 症状や疾患,症例別にその対応法が書かれていますが,加えて年齢,子どもの発達に応じた対応を記しているのも特徴です.疾患の症状に子どもの適応状態を加えて利用してください.
 専門的知識については,他の成書や文献を参考にしてさらに知識を拡げてください.

 1 かかりつけ歯科医の機能
 かかりつけ歯科医の機能は, 「地域に生活する住民の健康状態を熟知し,健康づくりに関与することであり,あわせて必要に応じて専門性の高い歯科医療機関へ患者を紹介すること」とされています.
 21世紀の歯科医療を考えた医療制度の改革では,医療機関の機能を類系化した効率的な医療の提供がテーマとされています.医療は特別な機材を備えた高度な医療だけではありません.軽微な疾患では健康の回復が容易で,地域医療を担うかかりつけ歯科医には,この部分への対応と健康維持のための管理が求められています.そして,かかりつけ歯科医の機能を越える疾患や,検査を必要とするときは,専門性の高い歯科医療機関へ患者を誘導することが責務とされています.
 予防や管理が中心となる21世紀の歯科医療は,かかりつけ歯科医の時代とも言えます.包括払い制度も視野に入れた管理による健康づくりは,医療が医学に加えて社会学の要素を求められていることナあり,歯科医師はそれに応えて地域の歯科医療に従事することが必要とされています.

 2 子どもが歯科と出会うとき
 人が歯科とはじめて出会うのは幼児のときの健診です.通常は1歳6か月健診が最初であり,その後,予防と管理のためにかかりつけ歯科医との出会いが待っています.いずれにしても,歯科との出会いは幼児のときであり,そのときから歯科に対するイメージがつくられてしまいます.ほとんどの人々は歯科に対して怖くて痛いというイメージを持ち,そのために健康管理としての歯科受診は敬遠され,痛くなるなど症状が進行してからの受診となってしまいます.
 しかし,かかりつけ歯科医の機能が定着すると,83-90蝕になる前に健康維持のため受診することが多くなり,歯科医療は痛いという従来のイメージはなくなるはずです.今後は,歯科医院への受診は痛くなってからでなく,口腔の健康を守るためという動機がかかりつけ歯科医にはふさわしいのです.
 人がはじめて歯科医療を経験する幼児期から,継続的な管理で歯科との関係が確立されると,小児になる頃には,怖くて痛いというイメージは歯科医療から払拭できることになります.ですから,かかりつけ歯科医が小児患者と出会う機会を大切にして,継続した管理を子どもの成長に合わせて提供することになります.
まえがき III
この本の目的と使い方 IV
 1.この本の目的 IV
 2.この本の使い方 IV
かかりつけ歯科医における小児歯科医療 V
 1.かかりつけ歯科医の機能 V
 2.子どもが歯科と出会うとき V

基本編
 1.治療にとりかかる前に 緒方克也……2
   1.子どもを知る手がかり……2
     1)まずは子どもの観察から……2
     2)母子関係の観察……2
     3)子どもの能力の評価……2
     4)子どもへの接し方……2
   2.疾患の背景を知ることが大切……3
     1)齲蝕発生の因子……3
     2)情報整理の方法……3
 2.子どもの初診の進め方 緒方克也……4
   1.子どもの初診をどう進めるか……4
   2.子どもへのインフォームド・コンセント……4
   3.インフォームド・コンセントの基本と進め方……4
     1)診断(病名)と病気の現状について……4
     2)治療方針と方法・費用について……5
     3)治療の危険性とその程度……5
     4)他の治療方法について……5
     5)治療の予後について……5
 3.子どもへの歯科保健指導 高木みどり……6
   1.口腔に関心を持たせることの大切さ……6
   2.どんな口腔かを評価する……6
   3.まず清潔の意味をおしえる……6
   4.個別の指導が基本……7
     1)齲蝕のない子と齲蝕の少ない子に対する指導……7
     2)齲蝕の多い子と齲蝕を再発しやすい子に対する指導……7
   5.指導の記録と保存……8
 4.子どもへの歯磨き指導 高木みどり……9
   1.年齢に応じた指導が必要……9
     1)3歳未満児への歯磨き指導……9
     2)3〜5歳児の歯磨き指導……9
     3)学童期の歯磨き指導……9
   2.生活に結び付いた指導を……10
   3.歯ブラシの選び方について……11
   4.歯磨剤の選び方について……11
 5.齲蝕の予防 高木みどり……12
   1.家庭での予防と歯科医院での予防……12
     1)家庭でできる予防法……12
     2)歯科医院で行う予防法……12
   2.効果的な歯磨きの方法……12
   3.薬物だけが予防ではない……12
 6.乳歯列から永久歯列への交換 進士久明……14
   1.歯の交換の問題……14
     1)早期萌出……14
     2)萌出遅延……14
     3)局所異常による永久歯の萌出遅延……14
   2.永久歯の萌出異常……15
     1)異所萌出……15
     2)埋伏歯……16
   3.歯列不正の兆候……16
     1)乳歯列期?乳歯列の生理的歯間空隙の総和から見た永久前歯の予測……16
     2)混合歯列期……16
     3)専門医との連携……16
 7.歯列と不正咬合の見方 山崎健一……18
   1.一般的な咬合管理の流れ……18
   2.矯正治療の流れ……18
   3.矯正症例の治療難易度……19
   4.不正咬合の予防と抑制的早期治療……20
     1)不正咬合の予防……20
     2)抑制的早期矯正治療……20
   5.限局矯正……22
   6.成人矯正と外科矯正……22
     1)成人矯正……22
     2)外科矯正……23
 8.歯の形態や色調の異常 進士 久明……24
   1.歯の形態異常……24
     1)矮小歯……24
     2)巨大歯……24
     3)異常結節……24
     4)歯髄腔の異常……24
   2.歯の色調異常……25
     1)小児によく見られる色調異常……25
     2)色調異常への対応と処置……25
 9.協力しない子どもへの対応 高木みどり……26
   1.非(不)協力の理由を知る……26
   2.非(不)協力児の行動管理法……26
     1)行動管理のテクニック……26
     2)心理的行動誘導法……27
     3)薬物による行動のコントロール……27
   3.強制的な治療は嫌われる……28
   4.治療が終わってからの言葉かけ……28
 10.障害児への対応 緒方克也……30
   1.かかりつけ歯科医と障害児……30
   2.かかりつけ歯科医を受診する障害児……30
     1)知的障害児……30
     2)身体障害児……31
   3.対応と処置……32
   4.障害児への歯磨き指導……32
   5.障害児と齲蝕……33
   6.障害児と歯周疾患……33
 11.小児歯科専門医への紹介 落合 聡……34
   1.紹介したほうがよい症例……34
   2.紹介状の書き方……34
 12.診療記録の残し方 落合 聡……37
   1.診療記録(カルテ)……37
   2.顔面および口腔内写真……38
   3.スタディモデル……38
   4.X線写真……39
 13.かかりつけ歯科医の歯科管理 緒方克也……40
   1.歯科管理の考え方……40
     1)歯科管理の位置づけ……40
     2)歯科管理の目的……40
     3)歯科管理は独立した医療行為……41
   2.歯科管理の方法……41
   3.歯科管理の実際……41

実践編
 1.健全な歯への齲蝕予防 進士久明……44
   1.窩溝 塞(シーラント)……45
   2.フッ化物局所応用法……47
     1)フッ素の塗布……47
     2)フッ素洗口……48
     3)その他……48
  患者からの質問に対する回答の例1 ……49
 2.齲蝕に対する処置……50
   1.乳歯齲蝕/痛みのないもの:小さな齲蝕 進士久明……51
     1)小窩裂溝部の齲蝕……51
     2)隣接面齲蝕……54
     3)平滑面齲蝕……56
     4)歯頸部齲蝕……57
   2.乳歯齲蝕/痛みのないもの:大きな齲蝕 高木みどり……58
     1)歯冠の崩壊が大きな齲蝕……58
     2)歯肉に膿瘍(瘻孔)のある乳歯……60
     3)歯髄の露出(根尖病巣の認められない場合)……62
   3.乳歯齲蝕/痛みのあるもの:軽度の痛み 旭爪伸二……64
     1)時々しみる……64
     2)咬合時に痛む……66
   4.乳歯齲蝕/痛みのあるもの:強度の痛み……68
     1)持続的に痛む……68
     2)歯が浮いたようでとても痛む……70
     3)顔面に腫脹が認められるとき……72
   5.永久歯齲蝕/痛みのないもの:小さな齲蝕 緒方克也……74
     1)小窩裂溝部の齲蝕……74
     2)隣接面齲蝕……75
     3)平滑面齲蝕……78
     4)歯頸部齲蝕……80
   6.永久歯齲蝕/痛みのないもの:大きな齲蝕 進士久明……82
     1)歯冠の崩壊が大きな齲蝕……82
     2)歯肉に膿瘍(瘻孔)のある永久歯……84
     3)歯髄の露出……86
   7.永久歯齲蝕/痛みのあるもの:軽度の痛み 高木みどり……88
     1)時々しみる……88
     2)咬合時に痛む……90
   8.永久歯齲蝕/痛みのあるもの:強度の痛み……92
     1)持続的に痛む……92
     2)歯が浮いたようでとても痛む……94
     3)顔面に腫脹が認められるとき……95
  患者からの質問に対する回答の例2……53
  患者からの質問に対する回答の例3……67
 3.口腔軟組織疾患の診断と処置 落合 聡……96
   1.口内炎の診断と処置……97
   2.粘液嚢胞……99
   3.小帯異常……100
     1)舌小帯強直症……100
     2)上唇小帯強直症……101
   4.歯肉炎に対する処置……102
     1)不潔性歯肉炎……102
     2)萌出性歯肉炎……104
     3)口呼吸性肥厚性歯肉炎……106
     4)急性熱性疾患による潰瘍性の歯肉炎……108
     5)思春期性歯肉炎……110
     6)その他の歯肉炎と歯肉の疾患……112
   5.小児の歯周病……114
    患者からの質問に対する回答の例 4……113
 4.外傷に対する処置 進士久明……116
   1.歯の状態に変化のないとき……117
     1)乳歯の外傷……117
     2)永久歯の外傷……117
   2.歯冠が破折しているとき……118
     1)露髄のない場合……118
     2)露髄している場合……119
   3.歯が埋入しているとき……120
   4.歯の脱臼……122
   5.歯根が破折しているとき……124
   6.歯槽骨,顎骨が破折しているとき……126
   7.歯肉,舌の裂傷……128
    患者からの質問に対する回答の例 5……121
 5.顎関節の異常 旭爪伸二……130
   1.顎関節の雑音……131
   2.下顎の異常運動……132
   3.顎関節の疼痛……133
   4.顎関節の脱臼……134
    患者からの質問に対する回答の例 6……135
 6.歯列と不正咬合 山崎健一……136
   1.乳歯列の不正咬合……137
     1)低位乳歯……137
     2)叢生……138
     3)上顎前突……139
     4)反対咬合……140
     5)過蓋咬合……142
     6)開咬……143
   2.混合歯列,永久歯列の不正咬合……144
     1)正中離開……144
     2)第一大臼歯の異所萌出……145
     3)叢生……146
     4)上顎前突……148
     5)反対咬合……150
     6)過蓋咬合……152
     7)開咬……153
     8)交叉咬合……154
    患者からの質問に対する回答の例 7……141
    患者からの質問に対する回答の例 8……147
    患者からの質問に対する回答の例 9……155
 7.歯科に見られる先天異常 落合 聡……156
    唇顎口蓋裂……157
   患者からの質問に対する回答の例10 ……159
 8.口腔機能の発達と歯科 緒方克也……160
   1.食べる機能……161
     1)哺乳期の指導……161
     2)離乳食期の指導……161
     3)食べる機能の獲得……162
     4)食べるのが下手な子ども……162
     5)噛まない・噛めない・飲み込めない子ども……163
   2.言語の発達について……165
     1)発音不明瞭……165
     2)言葉が遅い……165
   3.その他の口腔機能:口唇の低緊張……166
 9.習癖への対応 旭爪伸二……168
   1.指しゃぶりの魅力……169
   2.舌癖・舌の突出癖……170
   3.咬唇癖……171
 10.継続管理と指導の実際 緒方克也……172
   1.ハイリスク患者への指導の要点……173
   2.ハイリスク患者の管理の実際……174
   3.ローリスク患者への指導の要点……176
   4.ローリスク患者の管理の実際……177
  処置のポイント……179
   1.ラバーダム防湿の実際……180
   2.コンポジットレジンジャケット冠(CRJK)による修復……181
   3.乳歯冠による修復……182
   4.乳歯に対する歯髄鎮静療法……183
   5.乳歯に対する直接,間接覆髄法……184
   6.幼若永久歯に対する暫間的間接覆髄(IPC)法……185
   7.乳歯の生活歯髄切断法……186
   8.幼若永久歯に対する生活歯髄切断法……187
   9.乳歯に対する抜髄法……188
   10.幼若永久歯に対する抜髄法……189
   11.乳歯に対する感染根管治療……190
   12.幼若永久歯に対する感染根管治療……191
   13.乳歯の分割抜歯……192

文献……193
索引……194
【ヒント】(臨床の手技上のヒント)
 情報整理のポイント3/子どもから嫌われる歯医者さんにならないために4/説明時のポイント5/ビジュアルがポイント6/食生活チェック8/歯磨剤の説明について・電動歯ブラシの説明について10/交換期乳歯の抜歯基準15/交換期乳歯の浸麻と抜歯の注意17/窩溝填塞のポイント46/隣接面齲蝕への対応55/膿瘍の切開と掻爬61/抜髄時の注意68/歯の切削について77/平滑面齲蝕への対応1・平滑面齲蝕への対応279/歯頸部齲蝕への対応81/歯冠周囲炎の疑い91/ピンクスポット118/脱臼歯への対応122/歯槽骨,顎骨の破折への対応127/縫合のポイント129/反対咬合への対応140/ラバーダム装着について180/上手な生切186/分割抜歯……192
【ノート】(臨床上の考え方)
 子どもの観察のポイント・発達に注意を要する場合2/カリエスリスクの判定3/大まかな歯の交換時期・永久歯の萌出遅延が見られる全身疾患14/笑気吸入鎮静法・抑制具の使用28/障害者歯科の専門性・障害者への歯磨き指導32/小児歯科専門医に紹介したほうがよい症例34/填塞材料の種類46/フッ素の毒性,有害性について48/小児が痛みを訴えるときの齲蝕以外の原因66/小児歯科との連携72/情報提供74/治療方針を決めるポイント80/露髄の理由を知る87/歯髄炎が認められる場合88/抜髄の前に背景を知る90/アペキソゲネーシスとアペキシフィケーション93/歯科以外の腫脹の原因95/ヘルペス性歯肉口内炎97/上皮真珠・先天性歯98/ブランダンヌーン嚢胞・ガマ腫99/舌小帯100/上唇小帯101/歯冠色の変化117/1歳未満児の歯の脱臼・脱臼の応急処置を伝える123/破折部の治癒125/後継永久歯が存在する場合・後継永久歯が欠如の場合137/記録はまめに138/上顎前突者の口呼吸139/小児歯科専門医への紹介時期142/指しゃぶりよりおしゃぶり143・169/正中離開の術後保定144/Hotz型人工口蓋床158/(食べる機能の発達に)混乱を生じさせる要因161/医療保険で請求する言語訓練165/指しゃぶりへの対応169/CRジャケット冠について181/既製乳歯冠について182/露髄したときの対応183/抜髄時の注意188/感染根管治療のポイント……190
【メモ】
 インフォームド・コンセントの考え方4/抜いた乳歯の処理17/非協力と不協力26/障害者の定義・知的障害者30/歯科医師会口腔保健センターの障害者歯科32/初診料の加算33/生理的歯間空隙と歯冠幅径138/言語聴覚士……165