序文
歯学は,医学に比べると外科的,技術的な比重が高い学問である.そのため,特に補綴系では知識よりも技術を偏重する雰囲気が強いように感じられる.しかし,知識は技術に優先すると筆者らは考えている.治療時に道が二つに分岐していても,知識がなければ誤った道に進んでしまうか,道が分かれていることにすら気がつかないことがある.臨床においては,正しい知識を備えていれば,避けることが可能な問題は多い.もちろん,知識と技術のバランスがとれていることが望ましいのは当然である.
支台歯形成と咬合は補綴の基本であり,歯科医師が当然知らなければならないことである.本書は,支台歯形成と咬合に関し,歯科医師が最低知っておかなければならない事項について2編に分けて記載している.I編は“支台歯形成”について,「支台歯形成の基本的事項」,「支台歯と歯周組織の関係」,「支台歯形成における拡大鏡の利用」,「支台築造を考える」の4章からなり,II編は“有歯顎の咬合”について,「下顎位の診査・診断の重要性」,「最適な下顎位としての中心位」,「中心位への誘導」,「咬合調整の適応と基本的術式」,「咬合論とその変遷」,「咬合高径の評価法とその変更」の6章から構成されている.なお,本書の内容は,I編―2001年,2005年,II編―2007〜2008年に『歯界展望』に連載したものに加筆,修正したものである.
本書が,エビデンスに基づく日常臨床にお役に立てば幸いである.
執筆にあたり,支台歯と歯周組織の関係の章については添田 弥先生,また支台歯形成における拡大鏡の利用の章については小林弘清先生に多大なご協力をいただき,心から感謝を申し上げたい.
おわりに,本書出版の機会を与えていただいた医歯薬出版株式会社,ならびにお骨折りいただいた編集担当諸氏にお礼申し上げたい.
2010年9月
小林賢一
真鍋 顕
歯学は,医学に比べると外科的,技術的な比重が高い学問である.そのため,特に補綴系では知識よりも技術を偏重する雰囲気が強いように感じられる.しかし,知識は技術に優先すると筆者らは考えている.治療時に道が二つに分岐していても,知識がなければ誤った道に進んでしまうか,道が分かれていることにすら気がつかないことがある.臨床においては,正しい知識を備えていれば,避けることが可能な問題は多い.もちろん,知識と技術のバランスがとれていることが望ましいのは当然である.
支台歯形成と咬合は補綴の基本であり,歯科医師が当然知らなければならないことである.本書は,支台歯形成と咬合に関し,歯科医師が最低知っておかなければならない事項について2編に分けて記載している.I編は“支台歯形成”について,「支台歯形成の基本的事項」,「支台歯と歯周組織の関係」,「支台歯形成における拡大鏡の利用」,「支台築造を考える」の4章からなり,II編は“有歯顎の咬合”について,「下顎位の診査・診断の重要性」,「最適な下顎位としての中心位」,「中心位への誘導」,「咬合調整の適応と基本的術式」,「咬合論とその変遷」,「咬合高径の評価法とその変更」の6章から構成されている.なお,本書の内容は,I編―2001年,2005年,II編―2007〜2008年に『歯界展望』に連載したものに加筆,修正したものである.
本書が,エビデンスに基づく日常臨床にお役に立てば幸いである.
執筆にあたり,支台歯と歯周組織の関係の章については添田 弥先生,また支台歯形成における拡大鏡の利用の章については小林弘清先生に多大なご協力をいただき,心から感謝を申し上げたい.
おわりに,本書出版の機会を与えていただいた医歯薬出版株式会社,ならびにお骨折りいただいた編集担当諸氏にお礼申し上げたい.
2010年9月
小林賢一
真鍋 顕
I編 支台歯形成の基本とその背景
1章 支台歯形成の基本的事項
切削器械と切削器具
1 切削器械−エアタービンと増速コントラアングルハンドピース
・エアタービンの欠点
・増速コントラの利点・欠点
・エアタービンおよび増速コントラにおける切削効率の比較
・増速コントラの用途
2 切削器具−ダイヤモンドポイントとカーバイドバー
3 歯髄傷害の防止−摩擦熱の除去
・摩擦熱の歯髄への影響
・注水による歯髄の冷却効果
・注水孔の数・形態による冷却効果の差異
・適切な注水によるその他の効果
・フェザータッチとヘビータッチ
支台歯形成のテクニック
1 タービンのコントロール
・水平的コントロール,垂直的コントロール
・タービンの固定
・支台歯形成時における術者の姿勢と患者の頭位との関係
2 支台歯のマージン形態−ショルダータイプとショルダーレスタイプ
・ショルダーレスタイプの欠点
・ショルダータイプとショルダーレスタイプの比較
3 支台歯の維持形態および抵抗形態
・維持形態−支台歯のテーパーと維持力
・抵抗形態−回転力に対する抵抗
・支台歯形成に必要な維持形態,抵抗形態の条件
4 支台歯の形成方向
・補綴物の装着方向と支台歯の形成方向
5 支台歯のクリアランスと二面形成
・支台歯のクリアランス
・二面形成
・コンベンショナルな支台歯形成法の有用性
支台歯の仕上げ
1 仕上げの方法
・コントラエンジンとカーボランダムポイントを用いる方法
・増速コントラを用いる方法
・エアスケーラーと専用チップを用いる方法
2章 支台歯と歯周組織の関係
歯周組織
1 歯肉
・支台歯形成時の歯肉退縮,骨縁下ポケット形成の危険性
2 歯根膜
・接合上皮と上皮付着
3 セメント質
4 歯槽骨
Biologic width(生物学的幅径)
・支台歯形成において重要な biologic widthの概念
・歯肉退縮と付着歯肉
クラウンマージンの設定位置
1 クラウンマージンの位置と歯周組織の健康
・各種マージンの位置と細菌叢
・歯肉縁下マージンについての検証結果
2 歯肉縁下マージンの設定基準
3 適切なbiologic widthが確保できないケースにおける処置
クラウンカントゥア
1 頬舌側の豊隆
・エマージェンスプロファイル
・歯肉縁下のカントゥア
・歯肉形態とエマージェンスプロファイルの関係
2 鼓形空隙
・歯間(隣接面間)鼓形空隙
・咬合面鼓形空隙
3 コンタクトポイント(コンタクトエリア)
4 ブリッジ連結部の形態
5 歯根近接
6 根分岐部における形態
7 ポンティック形態
・ポンティックを設計する際に考慮すべき要因
・ポンティック基底面の形態とカントゥアの重要性
エビデンスに基づいた支台歯形成
1 歯周外科処置による歯周組織反応,治癒期間
・歯肉切除術後の軟組織の治癒
・骨整形の有無による骨吸収の差異
・歯周外科処置後の歯周組織の治癒
・ポケット除去手術後の歯周組織の治癒と最終支台歯形成の時期
・歯周外科処置後の歯肉の安定と最終補綴物の装着時期
・オーバーハングしている補綴物を装着している場合の初期治療評価の時期
・歯肉溝底を越えたマージン設定と歯肉退縮
・歯肉圧排による外傷後の上皮再生
2 フローチャートでみる支台歯形成の時期
3章 支台歯形成における拡大鏡の利用
拡大鏡の有用性
双眼ルーペの特徴と選び方
1 歯科用双眼ルーペの種類と特徴
2 選び方のポイント
・瞳孔間距離と輻輳角を合わすことができるもの
・術者に合った視角と作業距離のもの
・バイビジョン方式のもの
・光学的に優れたレンズを備えているもの
双眼ルーペの使い方(臨床例)
4章 支台築造を考える
支台築造体の要件
1 ポストに求められる役割の変容
2 支台築造における失敗の原因
3 支台築造体が具備すべき条件
支台築造体の力学的挙動と歯根破折
1 歯根破折の原因
・金属ポストの付与−くさび効果,応力の集中
・歯質の菲薄化
・ポストの維持力不足−軟化象牙質の取り残し
支台築造の留意点
1 フェルール
2 ビルドアップコア
3 コンポジットラミネート修復におけるポストの付与
4 ポストの要件
・ポストの長さ
・ポストの幅径と残存歯質の厚み
・ポストの予後
ファイバーポスト
1 ファイバーポストの特徴と適用
・ファイバーポストの弾性係数
・ファイバーポストの曲げ強さ
・ファイバーポストとステンレススチール製ポストの比較
2 ファイバーポストの欠点
3 残存歯質がほとんどない症例への対策
合着用セメント
ファイバーポストの使用にあたって
参考 市販されているグラスファイバーポスト
II編 有歯顎の咬合に関する基本的事項
1章 下顎位の診査・診断の重要性
顎位とは
1 下顎頭位に必要な要件と下顎位選択のガイドライン
下顎位の診断の重要性
中心位に誘導する技術・知識の重要性
2章 最適な下顎位としての中心位
最適な下顎位に必要な条件
顎関節の解剖学的構造と機能
1 顎関節の構造
2 開閉口時の顎関節の機能運動
下顎運動との調和
1 咀嚼運動時における咬合接触
2 咀嚼運動時の下顎運動
・下顎中切歯の運動経路
・下顎第一大臼歯の運動経路
・下顎頭の運動経路
筋肉の作用方向
中心位の定義とその変遷
1 下顎最後退位−下顎頭と下顎窩との位置関係による定義
・下顎最後退位への誘導−オトガイ誘導法
2 最前上方位−下顎頭,下顎窩,関節円板の位置関係による定義
3 米国補綴学会用語集(GPT-5),ナソロジー用語集(第2版)
4 現在の中心位の定義と臨床的意義
中心位と咬頭嵌合位の関係
3章 中心位への誘導
中心位の記録に影響を与える因子
中心位への誘導法
患者自身による記録法
1 嚥下法
2 マイオモニター法
3 ゴシックアーチ描記法
術者の誘導による記録法
1 オトガイ誘導法
2 スリーフィンガーテクニック
3 Bimanual manipulation(両手徒手法)
・Bimanual manipulationの術式
4 アンテリアジグ
5 リーフゲージテクニック
6 パワーセントリック法
適切な中心位への誘導法
サイドメモ デプログラミング
4章 咬合調整の適応と基本的術式
咬合調整の定義−咬合平衡,選択削合との区別
咬合調整の適応
・Clarkらによる咬合調整理論の解説
1 TMDと咬合調整
・ブラキシズム,TMDに対する咬合調整の効果についての検証報告
・TMDに対する咬合の関与−限定される咬合調整の適応範囲
2 咬合性外傷と骨吸収
・咬合性外傷に関する研究
咬合調整を適用した症例
咬合調整の基本的術式
1 中心位と咬頭嵌合位間(slide in centric)の咬合調整
2 偏心運動
3 クロスオーバー
咬合調整を行うにあたって
5章 咬合論とその変遷
PMSシステム
ナソロジー
Biological occlusion
有歯顎の咬合様式
6章 咬合高径の評価法とその変更
咬合高径の評価法
1 下顎安静位法による咬合高径の評価
2 顔貌による咬合高径の評価
3 顔面計測による咬合高径の評価
4 黄金比の応用による咬合高径の評価
5 前歯と唇側前庭部までの距離を基準とした考え方
6 前歯部審美性による咬合高径の評価
7 患者の知覚による咬合高径の評価
8 嚥下法による咬合高径の評価
9 発音(最小発音空隙)による咬合高径の評価
咬合高径の挙上
1 咬合高径挙上の是非
2 咬合高径の挙上による影響
咬合高径挙上の方法
1 Turnerの考え方
2 Spearの考え方
咬合高径の決定
咬合高径を挙上した症例
サイドメモ Tooth wearによる咬合高径低下の有無
文献
索引
1章 支台歯形成の基本的事項
切削器械と切削器具
1 切削器械−エアタービンと増速コントラアングルハンドピース
・エアタービンの欠点
・増速コントラの利点・欠点
・エアタービンおよび増速コントラにおける切削効率の比較
・増速コントラの用途
2 切削器具−ダイヤモンドポイントとカーバイドバー
3 歯髄傷害の防止−摩擦熱の除去
・摩擦熱の歯髄への影響
・注水による歯髄の冷却効果
・注水孔の数・形態による冷却効果の差異
・適切な注水によるその他の効果
・フェザータッチとヘビータッチ
支台歯形成のテクニック
1 タービンのコントロール
・水平的コントロール,垂直的コントロール
・タービンの固定
・支台歯形成時における術者の姿勢と患者の頭位との関係
2 支台歯のマージン形態−ショルダータイプとショルダーレスタイプ
・ショルダーレスタイプの欠点
・ショルダータイプとショルダーレスタイプの比較
3 支台歯の維持形態および抵抗形態
・維持形態−支台歯のテーパーと維持力
・抵抗形態−回転力に対する抵抗
・支台歯形成に必要な維持形態,抵抗形態の条件
4 支台歯の形成方向
・補綴物の装着方向と支台歯の形成方向
5 支台歯のクリアランスと二面形成
・支台歯のクリアランス
・二面形成
・コンベンショナルな支台歯形成法の有用性
支台歯の仕上げ
1 仕上げの方法
・コントラエンジンとカーボランダムポイントを用いる方法
・増速コントラを用いる方法
・エアスケーラーと専用チップを用いる方法
2章 支台歯と歯周組織の関係
歯周組織
1 歯肉
・支台歯形成時の歯肉退縮,骨縁下ポケット形成の危険性
2 歯根膜
・接合上皮と上皮付着
3 セメント質
4 歯槽骨
Biologic width(生物学的幅径)
・支台歯形成において重要な biologic widthの概念
・歯肉退縮と付着歯肉
クラウンマージンの設定位置
1 クラウンマージンの位置と歯周組織の健康
・各種マージンの位置と細菌叢
・歯肉縁下マージンについての検証結果
2 歯肉縁下マージンの設定基準
3 適切なbiologic widthが確保できないケースにおける処置
クラウンカントゥア
1 頬舌側の豊隆
・エマージェンスプロファイル
・歯肉縁下のカントゥア
・歯肉形態とエマージェンスプロファイルの関係
2 鼓形空隙
・歯間(隣接面間)鼓形空隙
・咬合面鼓形空隙
3 コンタクトポイント(コンタクトエリア)
4 ブリッジ連結部の形態
5 歯根近接
6 根分岐部における形態
7 ポンティック形態
・ポンティックを設計する際に考慮すべき要因
・ポンティック基底面の形態とカントゥアの重要性
エビデンスに基づいた支台歯形成
1 歯周外科処置による歯周組織反応,治癒期間
・歯肉切除術後の軟組織の治癒
・骨整形の有無による骨吸収の差異
・歯周外科処置後の歯周組織の治癒
・ポケット除去手術後の歯周組織の治癒と最終支台歯形成の時期
・歯周外科処置後の歯肉の安定と最終補綴物の装着時期
・オーバーハングしている補綴物を装着している場合の初期治療評価の時期
・歯肉溝底を越えたマージン設定と歯肉退縮
・歯肉圧排による外傷後の上皮再生
2 フローチャートでみる支台歯形成の時期
3章 支台歯形成における拡大鏡の利用
拡大鏡の有用性
双眼ルーペの特徴と選び方
1 歯科用双眼ルーペの種類と特徴
2 選び方のポイント
・瞳孔間距離と輻輳角を合わすことができるもの
・術者に合った視角と作業距離のもの
・バイビジョン方式のもの
・光学的に優れたレンズを備えているもの
双眼ルーペの使い方(臨床例)
4章 支台築造を考える
支台築造体の要件
1 ポストに求められる役割の変容
2 支台築造における失敗の原因
3 支台築造体が具備すべき条件
支台築造体の力学的挙動と歯根破折
1 歯根破折の原因
・金属ポストの付与−くさび効果,応力の集中
・歯質の菲薄化
・ポストの維持力不足−軟化象牙質の取り残し
支台築造の留意点
1 フェルール
2 ビルドアップコア
3 コンポジットラミネート修復におけるポストの付与
4 ポストの要件
・ポストの長さ
・ポストの幅径と残存歯質の厚み
・ポストの予後
ファイバーポスト
1 ファイバーポストの特徴と適用
・ファイバーポストの弾性係数
・ファイバーポストの曲げ強さ
・ファイバーポストとステンレススチール製ポストの比較
2 ファイバーポストの欠点
3 残存歯質がほとんどない症例への対策
合着用セメント
ファイバーポストの使用にあたって
参考 市販されているグラスファイバーポスト
II編 有歯顎の咬合に関する基本的事項
1章 下顎位の診査・診断の重要性
顎位とは
1 下顎頭位に必要な要件と下顎位選択のガイドライン
下顎位の診断の重要性
中心位に誘導する技術・知識の重要性
2章 最適な下顎位としての中心位
最適な下顎位に必要な条件
顎関節の解剖学的構造と機能
1 顎関節の構造
2 開閉口時の顎関節の機能運動
下顎運動との調和
1 咀嚼運動時における咬合接触
2 咀嚼運動時の下顎運動
・下顎中切歯の運動経路
・下顎第一大臼歯の運動経路
・下顎頭の運動経路
筋肉の作用方向
中心位の定義とその変遷
1 下顎最後退位−下顎頭と下顎窩との位置関係による定義
・下顎最後退位への誘導−オトガイ誘導法
2 最前上方位−下顎頭,下顎窩,関節円板の位置関係による定義
3 米国補綴学会用語集(GPT-5),ナソロジー用語集(第2版)
4 現在の中心位の定義と臨床的意義
中心位と咬頭嵌合位の関係
3章 中心位への誘導
中心位の記録に影響を与える因子
中心位への誘導法
患者自身による記録法
1 嚥下法
2 マイオモニター法
3 ゴシックアーチ描記法
術者の誘導による記録法
1 オトガイ誘導法
2 スリーフィンガーテクニック
3 Bimanual manipulation(両手徒手法)
・Bimanual manipulationの術式
4 アンテリアジグ
5 リーフゲージテクニック
6 パワーセントリック法
適切な中心位への誘導法
サイドメモ デプログラミング
4章 咬合調整の適応と基本的術式
咬合調整の定義−咬合平衡,選択削合との区別
咬合調整の適応
・Clarkらによる咬合調整理論の解説
1 TMDと咬合調整
・ブラキシズム,TMDに対する咬合調整の効果についての検証報告
・TMDに対する咬合の関与−限定される咬合調整の適応範囲
2 咬合性外傷と骨吸収
・咬合性外傷に関する研究
咬合調整を適用した症例
咬合調整の基本的術式
1 中心位と咬頭嵌合位間(slide in centric)の咬合調整
2 偏心運動
3 クロスオーバー
咬合調整を行うにあたって
5章 咬合論とその変遷
PMSシステム
ナソロジー
Biological occlusion
有歯顎の咬合様式
6章 咬合高径の評価法とその変更
咬合高径の評価法
1 下顎安静位法による咬合高径の評価
2 顔貌による咬合高径の評価
3 顔面計測による咬合高径の評価
4 黄金比の応用による咬合高径の評価
5 前歯と唇側前庭部までの距離を基準とした考え方
6 前歯部審美性による咬合高径の評価
7 患者の知覚による咬合高径の評価
8 嚥下法による咬合高径の評価
9 発音(最小発音空隙)による咬合高径の評価
咬合高径の挙上
1 咬合高径挙上の是非
2 咬合高径の挙上による影響
咬合高径挙上の方法
1 Turnerの考え方
2 Spearの考え方
咬合高径の決定
咬合高径を挙上した症例
サイドメモ Tooth wearによる咬合高径低下の有無
文献
索引








