第4 版の序
2004年に本シリーズ第3 版を発行してから,8年が経過した.この間,難易度が上がっていく国家試験に対して精度を高めるべく,刷を重ね,年々見直しを行い,国試対策に取り組む学生の方々の期待に応えるように編集を行ってきた.
さて,このたび歯科衛生士国家試験出題基準の見直しが行われ,2011年4 月にその内容が公開された.今回の改定の背景には,高齢化の進展,歯科医療の高度化・専門化の環境の変化等に対応した歯科衛生士の役割の拡充はもとより,歯科衛生士教育が2 年制から3 年制に移行したことにより,教育内容が充実されたこと及び2010 年6 月30日歯科衛生士法施行規則の改正により,歯科衛生士国家試験の試験科目が改正されたことによるものと思われる.
今回の出題基準の改定点を分析すると,上記のような点をふまえた試験科目の項目の追加及び大綱化,そして問題数の増加と必要性に応じた改定となっているといえる.
この見直し後の出題基準は,2012 年3 月に実施される第21 回歯科衛生士国家試験から適用される.よって本書の改訂は急務と考え,以上を考慮しかつ前版の基本的な編集方針は踏襲しつつ,第4 版として『歯科衛生士国家試験出題基準平成23年版』に沿った形での改訂を行った.
歯科衛生士学校の学生の方々が,本書で受験対策に取り組んでいただき,国家試験に合格されることを期待してやまない.
2012 年1 月
歯科衛生士国家試験対策検討会
第3 版の序
1999年に本シリーズ第2 版を発行してから,4年が経過した.この間,難易度があがっていく国家試験に対して精度を高めるべく,刷を重ね,年々見直しを行い,国試対策に取り組む学生の方々の期待に応えるよう編集を行ってきた.
さて,このたび再度歯科衛生士試験出題基準の見直しが行われ,2003年6 月にその内容が公開された.今回の改定の背景には,高齢社会,2000年の介護保険施行に対応した歯科衛生士の役割の拡充はもとより,少子化の進行や,健康日本21の策定,健康増進法施行などの健康支援への動きがある.歯科医療技術の進歩もある.そしてなにより,歯科衛生士教育が2 年制から3 年制へ移行し始め,今後進んでいくであろう全国区での3年制への移行を見すえた地ならしの意味が大きいと思われる.
今回の出題基準の改定点を分析すると,上記のような点をふまえた項目の追加と,従来から指摘されてきた項目重複の整理と格付けの見直し,実際行われているまたは出題されている項目の明文化などであり,必要性に応じた小改定となっているといえる.
この見直し後の出題基準は,2004年3月に実施される第13回歯科衛生士試験から適用される.よって本書の改訂は急務と考え,以上を考慮しかつ前版の基本的な編集方針は踏襲して,第3 版として必要最小限の改訂を行った次第である.
歯科衛生士学校の学生の方々が,本書で受験対策に取り組んでいただき,国家試験に合格されることを期待してやまない.
2004 年1 月
歯科衛生士試験対策検討会
第2 版の序
本シリーズを1996年に発行して以来3年が経過した.この間,国家試験対策に取り組む多くの歯科衛生士学校の学生の方々にご利用いただいた.本書の出版企画の意図は,「ただ単に知識の整理を行ったのみでなく,国家試験対策について十分検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮した」(「第1 版の序」より)ことにある.この所期の目的がほぼ達成できたことは,本書を編集した歯科衛生士試験対策検討会としては喜びにたえない.
さて,このたび本書の第2版の改訂版を出版することになった.その理由は,以下のとおりである.
本年(1999年)4月に「歯科衛生士試験出題基準」が改訂された.今回の改訂は5,6 年以内に予定される歯科衛生士養成の修業年限延長(2年以上から3 年以上へ)による「出題基準」大改訂までの暫定措置として行われた.現在,歯科衛生士養成施設で使われている教科書の内容を,一部あと追い的に反映した性格をもつ小改訂といえる.
この出題基準の改訂の内容を分析してみると,次のとおりである.(1) 用語の言い換え,(2) 項目の配列や内容の整理,(3)新しい項目の追加,(4) 出題内容が他の科目にもわたるようになった,などである.
しかもこの「新出題基準」は,来年(2000 年)3 月5 日に行われる国家試験から適用される.そこで本書を国家試験受験生のために急きょ改訂した次第である.
また,今年(1999 年)3月実施の歯科衛生士国家試験の出題傾向の変化をみると,
(1) 状況設定問題が増えた
(2) 組み合わせ問題で,3項目組み合わせのものが出題された
(3) カラーの口腔内写真を見て答える問題が出た
などの点で,従来とは傾向が変わってきている.合格率も過去数年の99.数%から96.9%へと低下し,受験者6,392名中200名が不合格となっている.
以上のことを十分考慮し,また「出題基準」の大改訂は5,6 年後に行われることを予想して,本書の必要最小限の改訂をした次第である.
読者の皆さんは,まず本書のviiページの「本書の特徴および利用方法」を十分読んでから受験対策に取り組んでいただきたい.
来春には,多くの受験生が専門性をもった立派な歯科衛生士として誕生することを期待している.
1999 年11 月
歯科衛生士試験対策検討会
第1 版の序
近年の急速な高齢化社会の到来と少子化は,保健・医療・福祉の基本的なフレームの見直しをわれわれに迫っている.
歯科保健医療をとりまく環境も,1989年から厚生省が提唱している8020 運動の推進,1992年からの老人保健法の歯科衛生士による寝たきり老人の訪問指導の実施,1994年の保健所法から地域保健法への改正,1995 年の老人保健法による歯周疾患検診の導入,さらに1996 年の社会保険歯科診療における歯周治療システムの大幅改定など,新たな時代の到来ともいうべき様相を呈してきた.そのような状況のもとで,歯科衛生士に期待される役割はきわめて大きくなってきている.
歯科衛生士を目指す諸姉には,それゆえ,臨床や地域保健で活躍するための十分な基礎体力を,まずは教育を通じて身につけることが求められている.
そこで,このたび教育と国家試験をつなぐ“橋”の役割を担うことをねらいとした本シリーズを企画した.
本シリーズの発刊にあたっては,ただ単に知識の整理を行ったのみではなく,国家試験対策について十分に検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮したつもりである.
すなわち,厚生省の「歯科衛生士試験出題基準」をもとに,「歯科衛生士養成所教授要綱」を加味して各科目のセクション化をはかり,それぞれの重要なエッセンスを解説している.さらに,各科目ごとの主要なテーマを問題例としてあげ,それを解くための基本的な考え方を習得することで,国家試験問題を解くための思考過程が自然と備わるように構成した.また,知識の確認としての一問一答を科目ごとに付して,短時間で学習効果を高めるように工夫してある.
本書を手にされた諸姉が,これを上手に利用することにより,所期の目的を達成されることを祈念している.
1996 年7 月
歯科衛生士試験対策検討会
2004年に本シリーズ第3 版を発行してから,8年が経過した.この間,難易度が上がっていく国家試験に対して精度を高めるべく,刷を重ね,年々見直しを行い,国試対策に取り組む学生の方々の期待に応えるように編集を行ってきた.
さて,このたび歯科衛生士国家試験出題基準の見直しが行われ,2011年4 月にその内容が公開された.今回の改定の背景には,高齢化の進展,歯科医療の高度化・専門化の環境の変化等に対応した歯科衛生士の役割の拡充はもとより,歯科衛生士教育が2 年制から3 年制に移行したことにより,教育内容が充実されたこと及び2010 年6 月30日歯科衛生士法施行規則の改正により,歯科衛生士国家試験の試験科目が改正されたことによるものと思われる.
今回の出題基準の改定点を分析すると,上記のような点をふまえた試験科目の項目の追加及び大綱化,そして問題数の増加と必要性に応じた改定となっているといえる.
この見直し後の出題基準は,2012 年3 月に実施される第21 回歯科衛生士国家試験から適用される.よって本書の改訂は急務と考え,以上を考慮しかつ前版の基本的な編集方針は踏襲しつつ,第4 版として『歯科衛生士国家試験出題基準平成23年版』に沿った形での改訂を行った.
歯科衛生士学校の学生の方々が,本書で受験対策に取り組んでいただき,国家試験に合格されることを期待してやまない.
2012 年1 月
歯科衛生士国家試験対策検討会
第3 版の序
1999年に本シリーズ第2 版を発行してから,4年が経過した.この間,難易度があがっていく国家試験に対して精度を高めるべく,刷を重ね,年々見直しを行い,国試対策に取り組む学生の方々の期待に応えるよう編集を行ってきた.
さて,このたび再度歯科衛生士試験出題基準の見直しが行われ,2003年6 月にその内容が公開された.今回の改定の背景には,高齢社会,2000年の介護保険施行に対応した歯科衛生士の役割の拡充はもとより,少子化の進行や,健康日本21の策定,健康増進法施行などの健康支援への動きがある.歯科医療技術の進歩もある.そしてなにより,歯科衛生士教育が2 年制から3 年制へ移行し始め,今後進んでいくであろう全国区での3年制への移行を見すえた地ならしの意味が大きいと思われる.
今回の出題基準の改定点を分析すると,上記のような点をふまえた項目の追加と,従来から指摘されてきた項目重複の整理と格付けの見直し,実際行われているまたは出題されている項目の明文化などであり,必要性に応じた小改定となっているといえる.
この見直し後の出題基準は,2004年3月に実施される第13回歯科衛生士試験から適用される.よって本書の改訂は急務と考え,以上を考慮しかつ前版の基本的な編集方針は踏襲して,第3 版として必要最小限の改訂を行った次第である.
歯科衛生士学校の学生の方々が,本書で受験対策に取り組んでいただき,国家試験に合格されることを期待してやまない.
2004 年1 月
歯科衛生士試験対策検討会
第2 版の序
本シリーズを1996年に発行して以来3年が経過した.この間,国家試験対策に取り組む多くの歯科衛生士学校の学生の方々にご利用いただいた.本書の出版企画の意図は,「ただ単に知識の整理を行ったのみでなく,国家試験対策について十分検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮した」(「第1 版の序」より)ことにある.この所期の目的がほぼ達成できたことは,本書を編集した歯科衛生士試験対策検討会としては喜びにたえない.
さて,このたび本書の第2版の改訂版を出版することになった.その理由は,以下のとおりである.
本年(1999年)4月に「歯科衛生士試験出題基準」が改訂された.今回の改訂は5,6 年以内に予定される歯科衛生士養成の修業年限延長(2年以上から3 年以上へ)による「出題基準」大改訂までの暫定措置として行われた.現在,歯科衛生士養成施設で使われている教科書の内容を,一部あと追い的に反映した性格をもつ小改訂といえる.
この出題基準の改訂の内容を分析してみると,次のとおりである.(1) 用語の言い換え,(2) 項目の配列や内容の整理,(3)新しい項目の追加,(4) 出題内容が他の科目にもわたるようになった,などである.
しかもこの「新出題基準」は,来年(2000 年)3 月5 日に行われる国家試験から適用される.そこで本書を国家試験受験生のために急きょ改訂した次第である.
また,今年(1999 年)3月実施の歯科衛生士国家試験の出題傾向の変化をみると,
(1) 状況設定問題が増えた
(2) 組み合わせ問題で,3項目組み合わせのものが出題された
(3) カラーの口腔内写真を見て答える問題が出た
などの点で,従来とは傾向が変わってきている.合格率も過去数年の99.数%から96.9%へと低下し,受験者6,392名中200名が不合格となっている.
以上のことを十分考慮し,また「出題基準」の大改訂は5,6 年後に行われることを予想して,本書の必要最小限の改訂をした次第である.
読者の皆さんは,まず本書のviiページの「本書の特徴および利用方法」を十分読んでから受験対策に取り組んでいただきたい.
来春には,多くの受験生が専門性をもった立派な歯科衛生士として誕生することを期待している.
1999 年11 月
歯科衛生士試験対策検討会
第1 版の序
近年の急速な高齢化社会の到来と少子化は,保健・医療・福祉の基本的なフレームの見直しをわれわれに迫っている.
歯科保健医療をとりまく環境も,1989年から厚生省が提唱している8020 運動の推進,1992年からの老人保健法の歯科衛生士による寝たきり老人の訪問指導の実施,1994年の保健所法から地域保健法への改正,1995 年の老人保健法による歯周疾患検診の導入,さらに1996 年の社会保険歯科診療における歯周治療システムの大幅改定など,新たな時代の到来ともいうべき様相を呈してきた.そのような状況のもとで,歯科衛生士に期待される役割はきわめて大きくなってきている.
歯科衛生士を目指す諸姉には,それゆえ,臨床や地域保健で活躍するための十分な基礎体力を,まずは教育を通じて身につけることが求められている.
そこで,このたび教育と国家試験をつなぐ“橋”の役割を担うことをねらいとした本シリーズを企画した.
本シリーズの発刊にあたっては,ただ単に知識の整理を行ったのみではなく,国家試験対策について十分に検討し,学力向上のための効果的な勉強ができるように配慮したつもりである.
すなわち,厚生省の「歯科衛生士試験出題基準」をもとに,「歯科衛生士養成所教授要綱」を加味して各科目のセクション化をはかり,それぞれの重要なエッセンスを解説している.さらに,各科目ごとの主要なテーマを問題例としてあげ,それを解くための基本的な考え方を習得することで,国家試験問題を解くための思考過程が自然と備わるように構成した.また,知識の確認としての一問一答を科目ごとに付して,短時間で学習効果を高めるように工夫してある.
本書を手にされた諸姉が,これを上手に利用することにより,所期の目的を達成されることを祈念している.
1996 年7 月
歯科衛生士試験対策検討会
I編 歯科衛生士概論
SECTION 1 歯科衛生士とその業務
I.医療倫理
II.歯科医療の特異性
III.歯科医療の特徴
IV.患者への対応
V.歯科患者の特徴
VI.医療事故の防止
一問一答
II編 臨床歯科医学―歯科臨床の基礎―
SECTION 1 歯科臨床の基礎知識
I.問診
II.口腔診査
III.基本的診査用具
IV.診査の記録
V.歯科衛生士業務記録
SECTION 2 画像検査
I.エックス線応用の意義
II.放射線の基礎知識
III.エックス線撮影装置の種類
IV.エックス線写真の撮影方法・CT,MRI,超音波診断装置
V.放射線の防護
SECTION 3 臨床検査
I.臨床検査の意義
II.臨床検査における歯科衛生士の役割
III.主な臨床検査法
IV.口腔(歯科)領域の検査
SECTION 4 消毒と滅菌
I.消毒・滅菌の意義
II.消毒・滅菌の方法
III.煮沸消毒法
IV.薬液消毒法
V.蒸気滅菌法
VI.乾熱滅菌法
VII.ガス滅菌法
VIII.その他の消毒・滅菌法
SECTION 5 歯科材料
I.主な歯科材料の種類
II.歯科材料の所要性質
一問一答
III編 臨床歯科医学―保存修復治療―
SECTION 1 保存修復治療と硬組織疾患
I.保存修復とは
II.保存修復の適応症
III.保存修復の禁忌症
IV.硬組織疾患の種類とその原因
SECTION 2 硬組織疾患の診査法
I.診査の記録(歯式)
II.問診
III.視診
IV.触診
V.温度診
VI.エックス線検査
VII.電気(抵抗値)診
VIII.咬合診査
SECTION 3 窩洞
I.窩洞の分類
II.窩洞の構成と各部分の名称
III.窩洞の具備すべき条件
IV.窩洞形成に用いられる器具(硬組織の切削器具)
SECTION 4 前準備
I.口腔清掃
II.防湿法
III.歯間分離法
IV.歯肉排除法
V.隔壁法
VI.除痛法
VII.齲°の検知
SECTION 5 歯髄保護
I.歯髄刺激の種類
II.歯髄保護の種類
SECTION 6 術後の管理
I.患者に対する指導
II.口腔清掃指導
III.リコール
SECTION 7 保存修復の種類と特徴
I.成形修復
II.鋳造修復(メタルインレー修復)
III.ベニア修復(ラミネートベニア修復)
IV.直接金修復
SECTION 8 切削器具
I.回転式切削器具
II.手用切削器具
一問一答
IV編 臨床歯科医学―歯内療法―
SECTION 1 歯髄疾患
I.歯内療法とは
II.歯髄疾患の痛み
III.歯髄疾患の種類
SECTION 2 歯髄保存療法
I.歯髄保存療法とは
SECTION 3 歯髄除去療法
I.歯髄除去療法とは
SECTION 4 根尖性歯周炎
I.根尖性歯周炎とは
II.根尖性歯周炎の痛みの特徴
III.急性根尖性化膿性歯周炎の進行
IV.根尖性歯周炎の分類
V.根尖性歯周炎の症状・腫脹の特徴
VI.感染根管治療
VII.根管充aX
SECTION 5 外科的歯内療法
I.外科的歯内療法の目的
II.外科的歯内療法の分類
SECTION 6 歯内療法に使用する主な器具・材料・薬品
I.器具
II.材料
III.薬品
一問一答
V編 臨床歯科医学―歯周治療―
SECTION 1 歯周治療
I.歯周治療
SECTION 2 正常な歯周組織
I.歯肉
II.セメント質
III.歯根膜
IV.歯槽骨
V.歯と歯肉の付着様式
SECTION 3 歯周病の種類
I.歯肉炎
II.歯周炎
III.咬合性外傷
SECTION 4 歯周病の原因
I.局所性因子
II.全身性因子
SECTION 5 歯周病の症候と症状
I.歯肉の発赤,腫脹
II.歯肉の出血,排膿
III.ポケット形成
IV.歯の動揺
V.歯肉退縮
SECTION 6 歯周病の診査―病因の診査
I.病因診査の目的
II.病因の診査・検査法
III.歯周病におけるリスクファクター
SECTION 7 歯周病の診査―病態の診査
I.病態診査の目的
II.病態の診査法
SECTION 8 歯周病の診断と治療方針
I.歯周病の診断
II.歯周治療の治療方針
SECTION 9 歯周基本治療
I.歯周基本治療とは
II.歯周基本治療の内容
SECTION 10 歯周外科治療
I.歯周外科治療の基本的概念
II.歯周外科治療の目的
III.歯周外科における歯科衛生士の役割
IV.歯周外科の分類
V.歯周外科の適応基準と術式の特徴
SECTION 11 歯の固定法―暫間固定と永久固定
I.暫間固定
II.永久固定
SECTION 12 メインテナンス
I.メインテナンスとは
II.メインテナンスの意義とその必要性
III.メインテナンスの方法
一問一答
VI編 臨床歯科医学―歯の欠損と治療―
SECTION 1 補綴治療の基礎知識
I.基準平面
II.顔面頭蓋・口腔の基準
III.下顎骨と歯列
IV.歯列
V.対合関係
VI.咬合様式
VII.顎堤
VIII.下顎運動と下顎位
IX.咀嚼運動
X.歯の喪失に伴う変化
SECTION 2 床義歯
I.床義歯の種類
II.床義歯の構成
III.全部床義歯の製作過程
IV.部分床義歯の製作過程
V.有床義歯のメインテナンス
SECTION 3 クラウン(歯冠補綴装置)
I.被覆冠
II.歯冠(合釘)継続歯
III.その他
SECTION 4 ブリッジ(橋義歯)
I.ブリッジの特徴
II.ブリッジの構成と種類
III.ポンティック
IV.支台装置
V.連結部
SECTION 5 インプラント義歯
I.材質
II.術式
III.インプラントを用いた補綴装置
IV.インプラントの利点および注意点
一問一答
SECTION 1 歯科衛生士とその業務
I.医療倫理
II.歯科医療の特異性
III.歯科医療の特徴
IV.患者への対応
V.歯科患者の特徴
VI.医療事故の防止
一問一答
II編 臨床歯科医学―歯科臨床の基礎―
SECTION 1 歯科臨床の基礎知識
I.問診
II.口腔診査
III.基本的診査用具
IV.診査の記録
V.歯科衛生士業務記録
SECTION 2 画像検査
I.エックス線応用の意義
II.放射線の基礎知識
III.エックス線撮影装置の種類
IV.エックス線写真の撮影方法・CT,MRI,超音波診断装置
V.放射線の防護
SECTION 3 臨床検査
I.臨床検査の意義
II.臨床検査における歯科衛生士の役割
III.主な臨床検査法
IV.口腔(歯科)領域の検査
SECTION 4 消毒と滅菌
I.消毒・滅菌の意義
II.消毒・滅菌の方法
III.煮沸消毒法
IV.薬液消毒法
V.蒸気滅菌法
VI.乾熱滅菌法
VII.ガス滅菌法
VIII.その他の消毒・滅菌法
SECTION 5 歯科材料
I.主な歯科材料の種類
II.歯科材料の所要性質
一問一答
III編 臨床歯科医学―保存修復治療―
SECTION 1 保存修復治療と硬組織疾患
I.保存修復とは
II.保存修復の適応症
III.保存修復の禁忌症
IV.硬組織疾患の種類とその原因
SECTION 2 硬組織疾患の診査法
I.診査の記録(歯式)
II.問診
III.視診
IV.触診
V.温度診
VI.エックス線検査
VII.電気(抵抗値)診
VIII.咬合診査
SECTION 3 窩洞
I.窩洞の分類
II.窩洞の構成と各部分の名称
III.窩洞の具備すべき条件
IV.窩洞形成に用いられる器具(硬組織の切削器具)
SECTION 4 前準備
I.口腔清掃
II.防湿法
III.歯間分離法
IV.歯肉排除法
V.隔壁法
VI.除痛法
VII.齲°の検知
SECTION 5 歯髄保護
I.歯髄刺激の種類
II.歯髄保護の種類
SECTION 6 術後の管理
I.患者に対する指導
II.口腔清掃指導
III.リコール
SECTION 7 保存修復の種類と特徴
I.成形修復
II.鋳造修復(メタルインレー修復)
III.ベニア修復(ラミネートベニア修復)
IV.直接金修復
SECTION 8 切削器具
I.回転式切削器具
II.手用切削器具
一問一答
IV編 臨床歯科医学―歯内療法―
SECTION 1 歯髄疾患
I.歯内療法とは
II.歯髄疾患の痛み
III.歯髄疾患の種類
SECTION 2 歯髄保存療法
I.歯髄保存療法とは
SECTION 3 歯髄除去療法
I.歯髄除去療法とは
SECTION 4 根尖性歯周炎
I.根尖性歯周炎とは
II.根尖性歯周炎の痛みの特徴
III.急性根尖性化膿性歯周炎の進行
IV.根尖性歯周炎の分類
V.根尖性歯周炎の症状・腫脹の特徴
VI.感染根管治療
VII.根管充aX
SECTION 5 外科的歯内療法
I.外科的歯内療法の目的
II.外科的歯内療法の分類
SECTION 6 歯内療法に使用する主な器具・材料・薬品
I.器具
II.材料
III.薬品
一問一答
V編 臨床歯科医学―歯周治療―
SECTION 1 歯周治療
I.歯周治療
SECTION 2 正常な歯周組織
I.歯肉
II.セメント質
III.歯根膜
IV.歯槽骨
V.歯と歯肉の付着様式
SECTION 3 歯周病の種類
I.歯肉炎
II.歯周炎
III.咬合性外傷
SECTION 4 歯周病の原因
I.局所性因子
II.全身性因子
SECTION 5 歯周病の症候と症状
I.歯肉の発赤,腫脹
II.歯肉の出血,排膿
III.ポケット形成
IV.歯の動揺
V.歯肉退縮
SECTION 6 歯周病の診査―病因の診査
I.病因診査の目的
II.病因の診査・検査法
III.歯周病におけるリスクファクター
SECTION 7 歯周病の診査―病態の診査
I.病態診査の目的
II.病態の診査法
SECTION 8 歯周病の診断と治療方針
I.歯周病の診断
II.歯周治療の治療方針
SECTION 9 歯周基本治療
I.歯周基本治療とは
II.歯周基本治療の内容
SECTION 10 歯周外科治療
I.歯周外科治療の基本的概念
II.歯周外科治療の目的
III.歯周外科における歯科衛生士の役割
IV.歯周外科の分類
V.歯周外科の適応基準と術式の特徴
SECTION 11 歯の固定法―暫間固定と永久固定
I.暫間固定
II.永久固定
SECTION 12 メインテナンス
I.メインテナンスとは
II.メインテナンスの意義とその必要性
III.メインテナンスの方法
一問一答
VI編 臨床歯科医学―歯の欠損と治療―
SECTION 1 補綴治療の基礎知識
I.基準平面
II.顔面頭蓋・口腔の基準
III.下顎骨と歯列
IV.歯列
V.対合関係
VI.咬合様式
VII.顎堤
VIII.下顎運動と下顎位
IX.咀嚼運動
X.歯の喪失に伴う変化
SECTION 2 床義歯
I.床義歯の種類
II.床義歯の構成
III.全部床義歯の製作過程
IV.部分床義歯の製作過程
V.有床義歯のメインテナンス
SECTION 3 クラウン(歯冠補綴装置)
I.被覆冠
II.歯冠(合釘)継続歯
III.その他
SECTION 4 ブリッジ(橋義歯)
I.ブリッジの特徴
II.ブリッジの構成と種類
III.ポンティック
IV.支台装置
V.連結部
SECTION 5 インプラント義歯
I.材質
II.術式
III.インプラントを用いた補綴装置
IV.インプラントの利点および注意点
一問一答








