『歯科衛生学シリーズ』の誕生─監修にあたって
全国歯科衛生士教育協議会が監修を行ってきた歯科衛生士養成のための教科書のタイトルを,2022年度より,従来の『最新歯科衛生士教本』から『歯科衛生学シリーズ』に変更させていただくことになりました.2022年度は新たに改訂された教科書のみですが,2023年度からはすべての教科書のタイトルを『歯科衛生学シリーズ』とさせていただきます.
その背景には,全国歯科衛生士教育協議会の2021年5月の総会で承認された「歯科衛生学の体系化」という歯科衛生士の教育および業務に関する大きな改革案の公開があります.この報告では,「口腔の健康を通して全身の健康の維持・増進をはかり,生活の質の向上に資するためのもの」を「歯科衛生」と定義し,この「歯科衛生」を理論と実践の両面から探求する学問が【歯科衛生学】であるとしました.【歯科衛生学】は基礎歯科衛生学・臨床歯科衛生学・社会歯科衛生学の3つの分野から構成されるとしています.
また,これまでの教科書は『歯科衛生士教本』というような職種名がついたものであり,これではその職業の「業務マニュアル」を彷彿させると,看護分野など医療他職種からたびたび指摘されてきた経緯があります.さらに,現行の臨床系の教科書には「○○学」といった「学」の表記がないことから,歯科衛生士の教育には学問は必要ないのではと教育機関の講師の方から提言いただいたこともありました.
「日本歯科衛生教育学会」など歯科衛生関連学会も設立され,教育年限も3年以上に引き上げられて,【歯科衛生学】の体系化も提案された今,自分自身の知識や経験が整理され,視野の広がりは臨床上の疑問を解くための指針ともなり,自分が実践してきた歯科保健・医療・福祉の正当性を検証することも可能となります.日常の身近な問題を見つけ,科学的思考によって自ら問題を解決する能力を養い,歯科衛生業務を展開していくことが,少子高齢化が続く令和の時代に求められています.
科学的な根拠に裏付けられた歯科衛生業務のあり方を新しい『歯科衛生学シリーズ』で養い,生活者の健康に寄与できる歯科衛生士として社会に羽ばたいていただきたいと願っております.
2022年2月
一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会理事長
眞木吉信
発刊の辞
歯科衛生士の教育が始まり70年余の経過を経た歯科衛生士の役割は,急激な高齢化や歯科医療の需要の変化とともに医科歯科連携が求められ,医科疾患の重症化予防,例えば糖尿病や誤嚥性肺炎の予防など,う蝕や歯周病といった歯科疾患予防の範囲にとどまらず,全身の健康を見据えた口腔健康管理へとその範囲が拡大しています.
日本政府は,経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」で,口腔の健康は全身の健康にもつながることから,生涯を通じた歯科健診の充実,入院患者や要介護者をはじめとする国民に対する口腔機能管理の推進,歯科口腔保健の充実や地域における医科歯科連携の構築,歯科保健医療の充実に取り組むなど,歯科関連事項を打ち出しており,2022年の現在においても継承されています.特に口腔衛生管理や口腔機能管理については,歯科口腔保健の充実,歯科医療専門職種間,医科歯科,介護・福祉関係機関との連携を推進し,歯科保健医療提供の構築と強化に取り組むことなどが明記され,徹底した予防投資や積極的な未病への介入が全身の健康につながることとして歯科衛生士の活躍が期待されています.
歯科衛生士は,多くの医療系職種のなかでも予防を専門とする唯一の職種で,口腔疾患発症後はもちろんのこと,未病である健口のうちから介入することができ,予防から治療に至るまで,継続して人の生涯に寄り添うことができます.
このような社会のニーズに対応するため歯科衛生学教育は,歯・口腔の歯科学に留まらず,保健・医療・福祉の広範囲にわたる知識を学ぶことが必要となってきました.
歯科衛生学は「口腔の健康を通して全身の健康の維持・増進をはかり,生活の質の向上に資するためのものを『歯科衛生』と定義し,この『歯科衛生』を理論と実践の両面から探求する学問が歯科衛生学である」と定義されます.そこで歯科衛生士の学問は「歯科衛生学」であると明確にするために,これまでの『歯科衛生士教本』,『新歯科衛生士教本』,『最新歯科衛生士教本』としてきた教本のタイトルを一新し,『歯科衛生学シリーズ』とすることになりました.
歯科衛生士として求められる基本的な資質・能力を備えるため『歯科衛生学シリーズ』は,プロフェッショナルとしての歯科衛生学の知識と技能を身につけ,保健・医療・福祉の協働,歯科衛生の質と安全管理,社会において貢献できる歯科衛生士,科学的研究や生涯にわたり学ぶ姿勢を修得する教科書として発刊されました.これからの新たな歯科衛生学教育のために,本書が広く活用され,歯科衛生学の発展・推進に寄与することを願っています.
本書の発刊にご執筆の労を賜った先生方はじめ,ご尽力いただいた医歯薬出版株式会社の皆様に厚く御礼申し上げ,発刊の辞といたします.
2022年2月 歯科衛生学シリーズ編集委員会
高阪利美 ** 眞木吉信 * 合場千佳子 石川裕子 犬飼順子
遠藤圭子 佐藤 聡 白鳥たかみ 末瀬一彦 戸原 玄
畠中能子 前田健康 升井一朗 水上美樹 森崎市治郎
山田小枝子 山根 瞳 吉田直美
(** 編集委員長,* 副編集委員長,五十音順)
執筆の序
解剖学は主に人体の形・構造とその成り立ちを,生理学は人体の機能(働き)とその仕組みを明らかにする学問で,医学・医療を修めようとする際,最初に学ぶ学問である.医学を学ぶうえで,まず人体の構造を知り,その機能を知ることが基礎であることはいうまでもない.解剖学および生理学は別個に教育されているが,構造を理解するには機能を知ることが不可欠であり,また,機能を知るためには構造を理解しなければならず,構造と機能は表裏一体である.このような観点から,歯科衛生士の教育においても,人体の構造と機能を同一な科目として位置づけている.これに則り,『歯科衛生学シリーズ』でも,人体の構造と機能を1冊の教本として編集を進めた.『最新歯科衛生士教本』の発刊以来,10年余を経過し,定年退職などで教育の現場を離れた方々も多く,そのため,現在,教育の第一線で活躍されている方々に執筆をお願いした.また,学習者,教育者の便を考え,本書では目次,項目建ての見直しを行った.さらに,用語解説やコラムなどにより内容の充実化に努め,理解しやすい平易な表現の使用,また,重要語句の太字での表記など,読みやすさの改善にも配慮した.
生命科学の進歩は,教育すべき領域を年々拡大させ,学問のボーダーレス化も急速に進んでいる.また,高齢化の進展は,疾病構造の変化や社会ニーズの多様化をもたらしている.全身疾患をもつ患者や摂食嚥下障害患者への対応などが求められ,歯科衛生士が日常業務をこなすために必要な知識は増大している.この結果,学生に教育すべき内容は高度化し,その量も劇的に増加している.特に全身疾患と口腔疾患の関わりが注目されるようになり,全身の理解の重要性はますます高まっている.歯科衛生士が扱う領域は口腔と歯であるので,全身の解剖学,生理学は不要と考えるかもしれないが,口腔も全身の一部であり,口腔の構造と機能を理解するには,全身の構造と機能を理解しなければならない.
本書が歯科衛生士を目指す初学者から,臨床のさまざまな場で活躍する歯科衛生士,さらには高度な歯科衛生士教育・研究に携わる方々が全身の構造と機能の理解を深めることに役立つことを願っている.
2022年2月
編集委員
前田健康
井上富雄
全国歯科衛生士教育協議会が監修を行ってきた歯科衛生士養成のための教科書のタイトルを,2022年度より,従来の『最新歯科衛生士教本』から『歯科衛生学シリーズ』に変更させていただくことになりました.2022年度は新たに改訂された教科書のみですが,2023年度からはすべての教科書のタイトルを『歯科衛生学シリーズ』とさせていただきます.
その背景には,全国歯科衛生士教育協議会の2021年5月の総会で承認された「歯科衛生学の体系化」という歯科衛生士の教育および業務に関する大きな改革案の公開があります.この報告では,「口腔の健康を通して全身の健康の維持・増進をはかり,生活の質の向上に資するためのもの」を「歯科衛生」と定義し,この「歯科衛生」を理論と実践の両面から探求する学問が【歯科衛生学】であるとしました.【歯科衛生学】は基礎歯科衛生学・臨床歯科衛生学・社会歯科衛生学の3つの分野から構成されるとしています.
また,これまでの教科書は『歯科衛生士教本』というような職種名がついたものであり,これではその職業の「業務マニュアル」を彷彿させると,看護分野など医療他職種からたびたび指摘されてきた経緯があります.さらに,現行の臨床系の教科書には「○○学」といった「学」の表記がないことから,歯科衛生士の教育には学問は必要ないのではと教育機関の講師の方から提言いただいたこともありました.
「日本歯科衛生教育学会」など歯科衛生関連学会も設立され,教育年限も3年以上に引き上げられて,【歯科衛生学】の体系化も提案された今,自分自身の知識や経験が整理され,視野の広がりは臨床上の疑問を解くための指針ともなり,自分が実践してきた歯科保健・医療・福祉の正当性を検証することも可能となります.日常の身近な問題を見つけ,科学的思考によって自ら問題を解決する能力を養い,歯科衛生業務を展開していくことが,少子高齢化が続く令和の時代に求められています.
科学的な根拠に裏付けられた歯科衛生業務のあり方を新しい『歯科衛生学シリーズ』で養い,生活者の健康に寄与できる歯科衛生士として社会に羽ばたいていただきたいと願っております.
2022年2月
一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会理事長
眞木吉信
発刊の辞
歯科衛生士の教育が始まり70年余の経過を経た歯科衛生士の役割は,急激な高齢化や歯科医療の需要の変化とともに医科歯科連携が求められ,医科疾患の重症化予防,例えば糖尿病や誤嚥性肺炎の予防など,う蝕や歯周病といった歯科疾患予防の範囲にとどまらず,全身の健康を見据えた口腔健康管理へとその範囲が拡大しています.
日本政府は,経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」で,口腔の健康は全身の健康にもつながることから,生涯を通じた歯科健診の充実,入院患者や要介護者をはじめとする国民に対する口腔機能管理の推進,歯科口腔保健の充実や地域における医科歯科連携の構築,歯科保健医療の充実に取り組むなど,歯科関連事項を打ち出しており,2022年の現在においても継承されています.特に口腔衛生管理や口腔機能管理については,歯科口腔保健の充実,歯科医療専門職種間,医科歯科,介護・福祉関係機関との連携を推進し,歯科保健医療提供の構築と強化に取り組むことなどが明記され,徹底した予防投資や積極的な未病への介入が全身の健康につながることとして歯科衛生士の活躍が期待されています.
歯科衛生士は,多くの医療系職種のなかでも予防を専門とする唯一の職種で,口腔疾患発症後はもちろんのこと,未病である健口のうちから介入することができ,予防から治療に至るまで,継続して人の生涯に寄り添うことができます.
このような社会のニーズに対応するため歯科衛生学教育は,歯・口腔の歯科学に留まらず,保健・医療・福祉の広範囲にわたる知識を学ぶことが必要となってきました.
歯科衛生学は「口腔の健康を通して全身の健康の維持・増進をはかり,生活の質の向上に資するためのものを『歯科衛生』と定義し,この『歯科衛生』を理論と実践の両面から探求する学問が歯科衛生学である」と定義されます.そこで歯科衛生士の学問は「歯科衛生学」であると明確にするために,これまでの『歯科衛生士教本』,『新歯科衛生士教本』,『最新歯科衛生士教本』としてきた教本のタイトルを一新し,『歯科衛生学シリーズ』とすることになりました.
歯科衛生士として求められる基本的な資質・能力を備えるため『歯科衛生学シリーズ』は,プロフェッショナルとしての歯科衛生学の知識と技能を身につけ,保健・医療・福祉の協働,歯科衛生の質と安全管理,社会において貢献できる歯科衛生士,科学的研究や生涯にわたり学ぶ姿勢を修得する教科書として発刊されました.これからの新たな歯科衛生学教育のために,本書が広く活用され,歯科衛生学の発展・推進に寄与することを願っています.
本書の発刊にご執筆の労を賜った先生方はじめ,ご尽力いただいた医歯薬出版株式会社の皆様に厚く御礼申し上げ,発刊の辞といたします.
2022年2月 歯科衛生学シリーズ編集委員会
高阪利美 ** 眞木吉信 * 合場千佳子 石川裕子 犬飼順子
遠藤圭子 佐藤 聡 白鳥たかみ 末瀬一彦 戸原 玄
畠中能子 前田健康 升井一朗 水上美樹 森崎市治郎
山田小枝子 山根 瞳 吉田直美
(** 編集委員長,* 副編集委員長,五十音順)
執筆の序
解剖学は主に人体の形・構造とその成り立ちを,生理学は人体の機能(働き)とその仕組みを明らかにする学問で,医学・医療を修めようとする際,最初に学ぶ学問である.医学を学ぶうえで,まず人体の構造を知り,その機能を知ることが基礎であることはいうまでもない.解剖学および生理学は別個に教育されているが,構造を理解するには機能を知ることが不可欠であり,また,機能を知るためには構造を理解しなければならず,構造と機能は表裏一体である.このような観点から,歯科衛生士の教育においても,人体の構造と機能を同一な科目として位置づけている.これに則り,『歯科衛生学シリーズ』でも,人体の構造と機能を1冊の教本として編集を進めた.『最新歯科衛生士教本』の発刊以来,10年余を経過し,定年退職などで教育の現場を離れた方々も多く,そのため,現在,教育の第一線で活躍されている方々に執筆をお願いした.また,学習者,教育者の便を考え,本書では目次,項目建ての見直しを行った.さらに,用語解説やコラムなどにより内容の充実化に努め,理解しやすい平易な表現の使用,また,重要語句の太字での表記など,読みやすさの改善にも配慮した.
生命科学の進歩は,教育すべき領域を年々拡大させ,学問のボーダーレス化も急速に進んでいる.また,高齢化の進展は,疾病構造の変化や社会ニーズの多様化をもたらしている.全身疾患をもつ患者や摂食嚥下障害患者への対応などが求められ,歯科衛生士が日常業務をこなすために必要な知識は増大している.この結果,学生に教育すべき内容は高度化し,その量も劇的に増加している.特に全身疾患と口腔疾患の関わりが注目されるようになり,全身の理解の重要性はますます高まっている.歯科衛生士が扱う領域は口腔と歯であるので,全身の解剖学,生理学は不要と考えるかもしれないが,口腔も全身の一部であり,口腔の構造と機能を理解するには,全身の構造と機能を理解しなければならない.
本書が歯科衛生士を目指す初学者から,臨床のさまざまな場で活躍する歯科衛生士,さらには高度な歯科衛生士教育・研究に携わる方々が全身の構造と機能の理解を深めることに役立つことを願っている.
2022年2月
編集委員
前田健康
井上富雄
序章 解剖学・組織発生学・生理学で学ぶこと
(1)-人体の構造と機能を学ぶにあたって
1.解剖学の種類
2.人体の構成
3.実質性器官と中空性器官の基本構造
1)実質性器官
2)中空性器官
4.人体の区分と名称
1)人体の区分
2)頭と頸の各部の名称
5.解剖学用語
6.体の方向用語
1)矢状
2)前頭
3)水平
4)内側と外側
5)内と外
6)前と後
7)上と下
8)近位と遠位
7.姿勢
(2)-生理学とは
1.内部環境とホメオスタシス
2.なぜ生理学・口腔生理学を学ぶのか
I編 組織と発生
1章 細胞と組織
(1)-細胞
1.細胞の構造と機能
1)細胞膜(形質膜)
2)細胞小器官
3)核
Coffee break オートファジー
2.細胞の一生
1)細胞分裂
2)細胞の寿命
3.細胞の基本的生理機能
1)細胞膜を横切る物質の輸送
Coffee break 浸透
2)物質代謝
3)電気現象
4)細胞機能の調節
(2)-上皮組織と支持組織
1.上皮組織
1)扁平上皮
2)円柱上皮
3)立方上皮
4)移行上皮
5)腺
2.支持組織
1)結合組織
2)軟骨組織
3)骨組織
4)血液とリンパ
2章 発生
(1)-染色体と減数分裂
1.染色体
1)染色体と遺伝子の関係
2)常染色体と性染色体
Coffee break 染色体と疾患
2.体細胞と生殖細胞
3.減数分裂とその意義
(2)-精子と卵子の発生
1.精子発生
2.卵子発生
(3)-受精と着床
1.受精
2.卵割と着床
3.外細胞塊と内細胞塊
(4)-胚葉の形成
1.二層性胚盤
2.三層性胚盤
1)三胚葉の形成
2)外胚葉
3)内胚葉
4)中胚葉
Coffee break ES細胞とiPS細胞
(5)-胎児の成長と発育
1.発生の第3週から第8週まで(胚子期)
1)器官の発生
2)脊索の発生
3)神経管と神経堤の発生
4)原腸と体腔の発生
5)鰓弓と頭頸部の発生
6)心臓と血管系の発生
2.胎生3カ月から出生まで(胎児期)
1)胎盤の形成と役割
2)胎児循環
3)胎児の成長
4)出生と妊娠期間
Coffee break 妊娠検査薬
II編 構造と機能
1章 骨格系
(1)-概説
1.骨の機能
2.骨の形による分類
1)長骨(長管骨)
2)短骨
3)扁平骨
4)含気骨
3.骨の基本構造
1)骨基質
2)軟骨
3)骨膜
4)骨髄
5)骨の組織学的構造
ClinicalPoint 骨粗鬆症と顎骨壊死
4.骨の連結
1)不動性連結
2)可動性連結
ClinicalPoint 顎関節について
(2)-骨の発生
1.膜内骨化
2.軟骨内骨化
(3)-頭蓋骨
(4)-体幹骨
1.脊椎
2.肋骨
3.胸骨
4.胸郭
(5)-上肢骨
1.上肢帯の骨
1)肩甲骨
2)鎖骨
2.自由上肢骨
1)上腕骨
2)橈骨
3)尺骨
4)手根骨
5)中手骨
6)指骨
(6)-下肢骨
1.下肢帯の骨
2.自由下肢骨
1)大腿骨
2)膝蓋骨
3)脛骨
4)腓骨
5)足根骨
6)中足骨
7)指骨
2章 筋と運動
(1)-概説
1.筋の構造
1)骨格筋の構造
2)心筋の構造
3)平滑筋の構造
2.筋の機能
1)骨格筋の収縮機序
2)心筋の収縮機序
3)平滑筋の収縮機序
3.筋の形状と分類
1)筋頭,筋腹の数による分類
2)形状による分類
3)所在,起始部の名称からの命名
4)機能による命名
(2)-体の各部位の骨格筋
1.頭部の筋
1)顔面筋(表情筋)
2)咀嚼筋
3)その他の頭部の筋
2.頸部の筋
1)広頸筋
2)胸鎖乳突筋
3)前頸筋
3.背部の筋
1)浅背部の筋群
2)深背部の筋群
4.胸部の筋
1)浅胸筋
2)深胸筋
3)横隔膜
5.腹部の筋
6.上肢の筋
1)上肢帯の筋
2)上腕の筋
3)前腕の筋
4)手の筋
7.下肢の筋
1)下肢帯の筋
2)大腿の筋
3)下腿の筋
4)足の筋
(3)-運動
1.運動ニューロン
1)運動単位
2)神経筋接合部
3)筋力の調節
(4)-筋電図
Coffee break 筋の疲労
3章 消化・吸収
(1)-消化と吸収の概要
(2)-消化器の構造
1.口腔
1)舌
2)唾液腺
2.咽頭
3.食道
4.胃
5.小腸
1)十二指腸
2)空腸と回腸
3)小腸壁の構造
6.大腸
1)盲腸
2)結腸
3)直腸
4)大腸壁の構造
7.肝臓
8.胆嚢
9.膵臓
10.腹膜
Coffee break 腹膜炎
(3)-口腔での消化
(4)-胃の機能
1.胃の運動
1)胃における食物の受け入れ
2)胃の運動と調節
3)十二指腸への移送速度の調節
2.胃液
1)胃液の主な成分
2)胃液分泌の調節
Coffee break 胃炎と胃潰瘍
(5)-小腸の機能
1.小腸の消化液
1)膵液
2)胆汁
Coffee break 胆石
3)腸液
2.小腸の運動
1)分節運動
2)振子運動
3)蠕動運動
3.小腸での吸収
1)糖質の吸収
2)タンパク質の吸収
3)脂質の吸収
4)その他
(6)-大腸の機能
1.大腸での吸収
2.大腸の運動
Coffee break 腸内細菌
3.排便・排便反射
1)排便
2)排便反射
Coffee break 糞便の色,黄疸
Coffee break 便秘と下痢
Coffee break 過敏性腸症候群
4章 循環
(1)-脈管系の概要
(2)-血管の構造
1.血管壁の構造
1)毛細血管
2)動脈系
3)静脈系
2.吻合,終動脈
3.体循環と肺循環
(3)-血管の機能
1.血圧
2.血液量の調節
3.ショック
1)定義
ClinicalPoint 血管迷走神経反射
2)種類
ClinicalPoint 臨床の場で使われるバイタルサイン
(4)-血液
1.血液の成分
1)赤血球
2)白血球
3)血小板
4)血漿
2.血液の働き
Coffee break 貧血の種類
3.血液の凝固と溶解
1)止血と血液の凝固
Coffee break アスピリン
4.血液型と輸血
1)ABO式血液型
ClinicalPoint 出血傾向を調べる検査
ClinicalPoint 血管内に血栓があるときに上がる検査値
2)Rh式血液型
3)輸血
(5)-心臓
1.心臓の位置と形態
Coffee break 心尖拍動
2.心臓の内部構造
1)心臓の区分
2)心臓の弁装置
3)血液の拍出
Coffee break 心音
3.心臓壁の構造
4.心臓の血管(冠状動脈と冠状静脈洞)
1)心臓の動脈
Coffee break 心不全と心タンポナーデ
2)心臓の静脈
Coffee break 虚血性心疾患
3)心臓のリンパ
(6)-循環の生理
1.心臓の拍動のコントロール
1)心臓外からの調節
2)心臓内からの調節
Coffee break 交感神経と副交感神経
3)心筋細胞の特殊性
2.心臓の活動電位と心電図
1)心臓の活動電位
2)心電図
3.血圧の調節
1)神経性調節
Coffee break アドレナリンとノルアドレナリン
2)体液性調節
Coffee break 心房性ナトリウム利尿ペプチド
(7)-動脈系
1.上行大動脈
2.大動脈弓
1)腕頭動脈
2)左総頸動脈
3)左鎖骨下動脈
3.胸大動脈
4.腹大動脈
1)壁側枝
2)臓側枝
ClinicalPoint 仰臥位低血圧症候群
5.総腸骨動脈
1)内腸骨動脈
2)外腸骨動脈
6.体表から拍動が触れる部位
(8)-静脈系
1.大静脈系
1)深在性の静脈
2)浅在性の静脈
2.奇静脈系
3.門脈系
(9)-胎児の循環系
1.胎児循環
2.胎児循環の特徴
(10)-リンパ系
1.リンパ系の概要とその機能
2.リンパ管
3.リンパ性器官
1)胸腺
2)脾臓
3)リンパ節
4.リンパ管系
1)胸管
2)右リンパ本幹
5.主なリンパ節
1)頭頸部のリンパ節
2)上肢のリンパ節
3)内臓のリンパ節
4)下肢のリンパ節
6.リンパ循環
Coffee break ウィルヒョウのリンパ節転移
5章 感覚
(1)-感覚の性質と種類
1.受容器と適刺激
2.感覚点
3.順応と慣れ
(2)-体性感覚の特徴
1.触覚・圧覚
2.痛覚
3.温度感覚
(3)-感覚情報の伝達
ClinicalPoint 歯の痛み
(4)-感覚野
(5)-外皮
1.皮膚
1)皮膚の機能
2)皮膚の構造
Coffee break ランゲル線(皮膚割線)
2.皮膚の付属器
1)毛
2)爪
3)皮膚腺
Coffee break 日焼け
3.粘膜
1)粘膜上皮
2)粘膜固有層
3)粘膜下組織
4.皮膚の感覚装置
1)自由神経終末
2)メルケル小体
3)マイスネル(触覚)小体
4)ファーター・パチニ小体〔パチニ(層板)小体〕
5)クラウゼ小体
6)ゴルジ-マッツォーニ小体
7)ルフィニ小体
(6)-特殊感覚器の構造と機能
1.視覚器
1)眼球
2)眼球の内容物
3)副眼器
2.平衡聴覚器
Coffee break 白内障と緑内障
1)外耳
2)中耳
3)内耳
4)平衡覚と聴覚の受容機構
3.味覚器
4.嗅覚器
Coffee break メニエール病
Coffee break COVID-19による嗅覚・味覚障害
6章 神経系
(1)-神経系の概要
(2)-神経系の基本構造
1.神経系の構成
2.神経組織
1)神経細胞
2)神経線維
3)神経膠細胞(グリア細胞)
3.神経系の基本構築
4.神経細胞の興奮と伝導
1)静止(膜)電位
2)活動電位
3)興奮の伝導
(3)-中枢神経系
1.脊髄
2.延髄,橋,中脳
1)延髄
2)橋と中脳
3.小脳
4.間脳
5.大脳
1)大脳皮質
2)大脳髄質
6.脳波
7.高次機能
1)本能,情動
2)学習,記憶
(4)-脳脊髄膜(髄膜)
1.髄膜
1)硬膜
2)クモ膜
3)軟膜
2.脊髄膜
(5)-脳の血管
1.脳の動脈
2.脳の静脈
(6)-末梢神経系
1.脳神経
1)嗅神経(I)
2)視神経(II)
3)動眼神経(III)
4)滑車神経(IV)
5)三叉神経(V)
6)外転神経(VI)
7)顔面神経(VII)
8)内耳神経(VIII)
9)舌咽神経(IX)
10)迷走神経(X)
11)副神経(XI)
12)舌下神経(XII)
2.脊髄神経
1)脊髄神経の走行と分布
2)脊髄神経前枝
3)脊髄神経後枝
3.自律神経
1)交感神経系
2)副交感神経系
(7)-神経系の主な伝導路
1.求心性伝導路(感覚性・上行性伝導路)
2.遠心性伝導路(運動性・下行性伝導路)
3.反射と随意運動
1)反射
2)随意運動
4.姿勢調節
Coffee break 非対称性緊張性頸反射
7章 呼吸
(1)-呼吸
1.呼吸とは
2.外呼吸と内呼吸
(2)-呼吸器系の構成
1.上気道
1)鼻
2)咽頭
ClinicalPoint 上顎洞粘膜の炎症
Coffee break 耳管の働き
3)喉頭
ClinicalPoint 睡眠時無呼吸症候群
ClinicalPoint 誤嚥と誤飲
2.気管と気管支
3.肺胞
Coffee break 嗄声
4.肺
1)肺の構造
Coffee break 気管切開
2)肺の血管
3)気管と肺の神経支配
(3)-胸郭の構造と換気の仕組み
Coffee break 気胸,水胸,血胸
Coffee break 胸腔の容積と胸腔内の陰圧・肺の拡張の関係
(4)-肺気量と換気量
1.肺気量の区分と肺活量
2.換気量と死腔
Coffee break 人工呼吸
(5)-肺胞および組織におけるガス交換
(6)-血液中のO2とCO2の運搬
1.血液中のO2の運搬
2.血液中のCO2の運搬
3.重炭酸イオンによる緩衝作用
(7)-呼吸の調節
1.呼吸中枢と自律的調節系
2.大脳と随意的調節系
3.呼吸数と呼吸の深さの調節
1)化学受容器による調節の仕組み
ClinicalPoint 過換気症候群
2)その他の調節の仕組み
8章 腎機能と排尿
(1)-腎臓の働き
1)代謝により産生された老廃物の排泄
2)体液の量や組成の調節
(2)-泌尿器の構造
1.腎臓
2.尿管
3.膀胱
4.尿道
(3)-尿の生成
1.腎小体における血液の濾過
2.尿細管における再吸収と分泌
Coffee break 尿路結石
1)ナトリウムの再吸収
2)カリウムの再吸収と分泌
3)カルシウムの再吸収
4)ブドウ糖・アミノ酸の再吸収
3.尿量の調節と体液の量・浸透圧の調節
1)尿細管での水の吸収
Coffee break 不可避尿
2)集合管での水の再吸収と尿量の調節
4.体液のpH調節
Coffee break 尿検査
(4)-尿の一般的性質
(5)-膀胱からの排尿の仕組み(排尿反射)
Coffee break 海水を飲むと渇きは癒える?
9章 内分泌
(1)-内分泌器官とホルモン
1.内分泌とは
2.内分泌系の分類
3.内分泌器官の種類
(2)-内分泌器官の構造と機能
1.下垂体
1)下垂体前葉
2)下垂体後葉
2.甲状腺
3.上皮小体(副甲状腺)
Coffee break 甲状腺・副甲状腺の異常
4.血中カルシウム濃度の調節
5.膵臓
Coffee break 血糖値の異常
6.副腎
1)皮質
Coffee break 副腎ホルモンの異常
2)髄質
Coffee break 内分泌器官としての腎臓
7.性腺
1)精巣
2)卵巣
8.松果体
9.その他のホルモン
(3)-歯,歯周組織,顎顔面とホルモン
Coffee break ストレスとホルモン
(4)-ホルモンの作用機序
(5)-ホルモンの分泌調節
10章 生殖
(1)-生殖器
1.男性生殖器
1)精巣(睾丸)
2)精巣上体
3)精管
4)陰茎
5)付属生殖腺
2.女性生殖器
1)卵巣
2)卵管
3)子宮
4)腟
Coffee break 子宮外妊娠
5)外陰部
(2)-性周期
Coffee break オギノ式
1.子宮周期
2.卵巣周期と排卵
3.基礎体温
4.性周期関連ホルモン
(3)-受精と妊娠
(4)-分娩と乳汁分泌
1.分娩
2.乳汁分泌
(5)-更年期
Coffee break 男性更年期
11章 体温
(1)-体熱の産生
1.エネルギー代謝
2.体熱の産生
Coffee break 非接触型体温計
3.体温調節のための熱産生
(2)-体熱の放散
1.体熱の放散
2.体温調節のための熱放散
(3)-体温の調節
1.行動性体温調節と自律性体温調節
2.体温調節機構
1)感覚器
2)体温調節中枢
3)効果器
(4)-体温の変動
1.発熱
2.体温の生理的変動
1)男女差
2)年齢差
3)日内変動
4)食事
5)運動
6)精神的興奮
7)季節
(1)-人体の構造と機能を学ぶにあたって
1.解剖学の種類
2.人体の構成
3.実質性器官と中空性器官の基本構造
1)実質性器官
2)中空性器官
4.人体の区分と名称
1)人体の区分
2)頭と頸の各部の名称
5.解剖学用語
6.体の方向用語
1)矢状
2)前頭
3)水平
4)内側と外側
5)内と外
6)前と後
7)上と下
8)近位と遠位
7.姿勢
(2)-生理学とは
1.内部環境とホメオスタシス
2.なぜ生理学・口腔生理学を学ぶのか
I編 組織と発生
1章 細胞と組織
(1)-細胞
1.細胞の構造と機能
1)細胞膜(形質膜)
2)細胞小器官
3)核
Coffee break オートファジー
2.細胞の一生
1)細胞分裂
2)細胞の寿命
3.細胞の基本的生理機能
1)細胞膜を横切る物質の輸送
Coffee break 浸透
2)物質代謝
3)電気現象
4)細胞機能の調節
(2)-上皮組織と支持組織
1.上皮組織
1)扁平上皮
2)円柱上皮
3)立方上皮
4)移行上皮
5)腺
2.支持組織
1)結合組織
2)軟骨組織
3)骨組織
4)血液とリンパ
2章 発生
(1)-染色体と減数分裂
1.染色体
1)染色体と遺伝子の関係
2)常染色体と性染色体
Coffee break 染色体と疾患
2.体細胞と生殖細胞
3.減数分裂とその意義
(2)-精子と卵子の発生
1.精子発生
2.卵子発生
(3)-受精と着床
1.受精
2.卵割と着床
3.外細胞塊と内細胞塊
(4)-胚葉の形成
1.二層性胚盤
2.三層性胚盤
1)三胚葉の形成
2)外胚葉
3)内胚葉
4)中胚葉
Coffee break ES細胞とiPS細胞
(5)-胎児の成長と発育
1.発生の第3週から第8週まで(胚子期)
1)器官の発生
2)脊索の発生
3)神経管と神経堤の発生
4)原腸と体腔の発生
5)鰓弓と頭頸部の発生
6)心臓と血管系の発生
2.胎生3カ月から出生まで(胎児期)
1)胎盤の形成と役割
2)胎児循環
3)胎児の成長
4)出生と妊娠期間
Coffee break 妊娠検査薬
II編 構造と機能
1章 骨格系
(1)-概説
1.骨の機能
2.骨の形による分類
1)長骨(長管骨)
2)短骨
3)扁平骨
4)含気骨
3.骨の基本構造
1)骨基質
2)軟骨
3)骨膜
4)骨髄
5)骨の組織学的構造
ClinicalPoint 骨粗鬆症と顎骨壊死
4.骨の連結
1)不動性連結
2)可動性連結
ClinicalPoint 顎関節について
(2)-骨の発生
1.膜内骨化
2.軟骨内骨化
(3)-頭蓋骨
(4)-体幹骨
1.脊椎
2.肋骨
3.胸骨
4.胸郭
(5)-上肢骨
1.上肢帯の骨
1)肩甲骨
2)鎖骨
2.自由上肢骨
1)上腕骨
2)橈骨
3)尺骨
4)手根骨
5)中手骨
6)指骨
(6)-下肢骨
1.下肢帯の骨
2.自由下肢骨
1)大腿骨
2)膝蓋骨
3)脛骨
4)腓骨
5)足根骨
6)中足骨
7)指骨
2章 筋と運動
(1)-概説
1.筋の構造
1)骨格筋の構造
2)心筋の構造
3)平滑筋の構造
2.筋の機能
1)骨格筋の収縮機序
2)心筋の収縮機序
3)平滑筋の収縮機序
3.筋の形状と分類
1)筋頭,筋腹の数による分類
2)形状による分類
3)所在,起始部の名称からの命名
4)機能による命名
(2)-体の各部位の骨格筋
1.頭部の筋
1)顔面筋(表情筋)
2)咀嚼筋
3)その他の頭部の筋
2.頸部の筋
1)広頸筋
2)胸鎖乳突筋
3)前頸筋
3.背部の筋
1)浅背部の筋群
2)深背部の筋群
4.胸部の筋
1)浅胸筋
2)深胸筋
3)横隔膜
5.腹部の筋
6.上肢の筋
1)上肢帯の筋
2)上腕の筋
3)前腕の筋
4)手の筋
7.下肢の筋
1)下肢帯の筋
2)大腿の筋
3)下腿の筋
4)足の筋
(3)-運動
1.運動ニューロン
1)運動単位
2)神経筋接合部
3)筋力の調節
(4)-筋電図
Coffee break 筋の疲労
3章 消化・吸収
(1)-消化と吸収の概要
(2)-消化器の構造
1.口腔
1)舌
2)唾液腺
2.咽頭
3.食道
4.胃
5.小腸
1)十二指腸
2)空腸と回腸
3)小腸壁の構造
6.大腸
1)盲腸
2)結腸
3)直腸
4)大腸壁の構造
7.肝臓
8.胆嚢
9.膵臓
10.腹膜
Coffee break 腹膜炎
(3)-口腔での消化
(4)-胃の機能
1.胃の運動
1)胃における食物の受け入れ
2)胃の運動と調節
3)十二指腸への移送速度の調節
2.胃液
1)胃液の主な成分
2)胃液分泌の調節
Coffee break 胃炎と胃潰瘍
(5)-小腸の機能
1.小腸の消化液
1)膵液
2)胆汁
Coffee break 胆石
3)腸液
2.小腸の運動
1)分節運動
2)振子運動
3)蠕動運動
3.小腸での吸収
1)糖質の吸収
2)タンパク質の吸収
3)脂質の吸収
4)その他
(6)-大腸の機能
1.大腸での吸収
2.大腸の運動
Coffee break 腸内細菌
3.排便・排便反射
1)排便
2)排便反射
Coffee break 糞便の色,黄疸
Coffee break 便秘と下痢
Coffee break 過敏性腸症候群
4章 循環
(1)-脈管系の概要
(2)-血管の構造
1.血管壁の構造
1)毛細血管
2)動脈系
3)静脈系
2.吻合,終動脈
3.体循環と肺循環
(3)-血管の機能
1.血圧
2.血液量の調節
3.ショック
1)定義
ClinicalPoint 血管迷走神経反射
2)種類
ClinicalPoint 臨床の場で使われるバイタルサイン
(4)-血液
1.血液の成分
1)赤血球
2)白血球
3)血小板
4)血漿
2.血液の働き
Coffee break 貧血の種類
3.血液の凝固と溶解
1)止血と血液の凝固
Coffee break アスピリン
4.血液型と輸血
1)ABO式血液型
ClinicalPoint 出血傾向を調べる検査
ClinicalPoint 血管内に血栓があるときに上がる検査値
2)Rh式血液型
3)輸血
(5)-心臓
1.心臓の位置と形態
Coffee break 心尖拍動
2.心臓の内部構造
1)心臓の区分
2)心臓の弁装置
3)血液の拍出
Coffee break 心音
3.心臓壁の構造
4.心臓の血管(冠状動脈と冠状静脈洞)
1)心臓の動脈
Coffee break 心不全と心タンポナーデ
2)心臓の静脈
Coffee break 虚血性心疾患
3)心臓のリンパ
(6)-循環の生理
1.心臓の拍動のコントロール
1)心臓外からの調節
2)心臓内からの調節
Coffee break 交感神経と副交感神経
3)心筋細胞の特殊性
2.心臓の活動電位と心電図
1)心臓の活動電位
2)心電図
3.血圧の調節
1)神経性調節
Coffee break アドレナリンとノルアドレナリン
2)体液性調節
Coffee break 心房性ナトリウム利尿ペプチド
(7)-動脈系
1.上行大動脈
2.大動脈弓
1)腕頭動脈
2)左総頸動脈
3)左鎖骨下動脈
3.胸大動脈
4.腹大動脈
1)壁側枝
2)臓側枝
ClinicalPoint 仰臥位低血圧症候群
5.総腸骨動脈
1)内腸骨動脈
2)外腸骨動脈
6.体表から拍動が触れる部位
(8)-静脈系
1.大静脈系
1)深在性の静脈
2)浅在性の静脈
2.奇静脈系
3.門脈系
(9)-胎児の循環系
1.胎児循環
2.胎児循環の特徴
(10)-リンパ系
1.リンパ系の概要とその機能
2.リンパ管
3.リンパ性器官
1)胸腺
2)脾臓
3)リンパ節
4.リンパ管系
1)胸管
2)右リンパ本幹
5.主なリンパ節
1)頭頸部のリンパ節
2)上肢のリンパ節
3)内臓のリンパ節
4)下肢のリンパ節
6.リンパ循環
Coffee break ウィルヒョウのリンパ節転移
5章 感覚
(1)-感覚の性質と種類
1.受容器と適刺激
2.感覚点
3.順応と慣れ
(2)-体性感覚の特徴
1.触覚・圧覚
2.痛覚
3.温度感覚
(3)-感覚情報の伝達
ClinicalPoint 歯の痛み
(4)-感覚野
(5)-外皮
1.皮膚
1)皮膚の機能
2)皮膚の構造
Coffee break ランゲル線(皮膚割線)
2.皮膚の付属器
1)毛
2)爪
3)皮膚腺
Coffee break 日焼け
3.粘膜
1)粘膜上皮
2)粘膜固有層
3)粘膜下組織
4.皮膚の感覚装置
1)自由神経終末
2)メルケル小体
3)マイスネル(触覚)小体
4)ファーター・パチニ小体〔パチニ(層板)小体〕
5)クラウゼ小体
6)ゴルジ-マッツォーニ小体
7)ルフィニ小体
(6)-特殊感覚器の構造と機能
1.視覚器
1)眼球
2)眼球の内容物
3)副眼器
2.平衡聴覚器
Coffee break 白内障と緑内障
1)外耳
2)中耳
3)内耳
4)平衡覚と聴覚の受容機構
3.味覚器
4.嗅覚器
Coffee break メニエール病
Coffee break COVID-19による嗅覚・味覚障害
6章 神経系
(1)-神経系の概要
(2)-神経系の基本構造
1.神経系の構成
2.神経組織
1)神経細胞
2)神経線維
3)神経膠細胞(グリア細胞)
3.神経系の基本構築
4.神経細胞の興奮と伝導
1)静止(膜)電位
2)活動電位
3)興奮の伝導
(3)-中枢神経系
1.脊髄
2.延髄,橋,中脳
1)延髄
2)橋と中脳
3.小脳
4.間脳
5.大脳
1)大脳皮質
2)大脳髄質
6.脳波
7.高次機能
1)本能,情動
2)学習,記憶
(4)-脳脊髄膜(髄膜)
1.髄膜
1)硬膜
2)クモ膜
3)軟膜
2.脊髄膜
(5)-脳の血管
1.脳の動脈
2.脳の静脈
(6)-末梢神経系
1.脳神経
1)嗅神経(I)
2)視神経(II)
3)動眼神経(III)
4)滑車神経(IV)
5)三叉神経(V)
6)外転神経(VI)
7)顔面神経(VII)
8)内耳神経(VIII)
9)舌咽神経(IX)
10)迷走神経(X)
11)副神経(XI)
12)舌下神経(XII)
2.脊髄神経
1)脊髄神経の走行と分布
2)脊髄神経前枝
3)脊髄神経後枝
3.自律神経
1)交感神経系
2)副交感神経系
(7)-神経系の主な伝導路
1.求心性伝導路(感覚性・上行性伝導路)
2.遠心性伝導路(運動性・下行性伝導路)
3.反射と随意運動
1)反射
2)随意運動
4.姿勢調節
Coffee break 非対称性緊張性頸反射
7章 呼吸
(1)-呼吸
1.呼吸とは
2.外呼吸と内呼吸
(2)-呼吸器系の構成
1.上気道
1)鼻
2)咽頭
ClinicalPoint 上顎洞粘膜の炎症
Coffee break 耳管の働き
3)喉頭
ClinicalPoint 睡眠時無呼吸症候群
ClinicalPoint 誤嚥と誤飲
2.気管と気管支
3.肺胞
Coffee break 嗄声
4.肺
1)肺の構造
Coffee break 気管切開
2)肺の血管
3)気管と肺の神経支配
(3)-胸郭の構造と換気の仕組み
Coffee break 気胸,水胸,血胸
Coffee break 胸腔の容積と胸腔内の陰圧・肺の拡張の関係
(4)-肺気量と換気量
1.肺気量の区分と肺活量
2.換気量と死腔
Coffee break 人工呼吸
(5)-肺胞および組織におけるガス交換
(6)-血液中のO2とCO2の運搬
1.血液中のO2の運搬
2.血液中のCO2の運搬
3.重炭酸イオンによる緩衝作用
(7)-呼吸の調節
1.呼吸中枢と自律的調節系
2.大脳と随意的調節系
3.呼吸数と呼吸の深さの調節
1)化学受容器による調節の仕組み
ClinicalPoint 過換気症候群
2)その他の調節の仕組み
8章 腎機能と排尿
(1)-腎臓の働き
1)代謝により産生された老廃物の排泄
2)体液の量や組成の調節
(2)-泌尿器の構造
1.腎臓
2.尿管
3.膀胱
4.尿道
(3)-尿の生成
1.腎小体における血液の濾過
2.尿細管における再吸収と分泌
Coffee break 尿路結石
1)ナトリウムの再吸収
2)カリウムの再吸収と分泌
3)カルシウムの再吸収
4)ブドウ糖・アミノ酸の再吸収
3.尿量の調節と体液の量・浸透圧の調節
1)尿細管での水の吸収
Coffee break 不可避尿
2)集合管での水の再吸収と尿量の調節
4.体液のpH調節
Coffee break 尿検査
(4)-尿の一般的性質
(5)-膀胱からの排尿の仕組み(排尿反射)
Coffee break 海水を飲むと渇きは癒える?
9章 内分泌
(1)-内分泌器官とホルモン
1.内分泌とは
2.内分泌系の分類
3.内分泌器官の種類
(2)-内分泌器官の構造と機能
1.下垂体
1)下垂体前葉
2)下垂体後葉
2.甲状腺
3.上皮小体(副甲状腺)
Coffee break 甲状腺・副甲状腺の異常
4.血中カルシウム濃度の調節
5.膵臓
Coffee break 血糖値の異常
6.副腎
1)皮質
Coffee break 副腎ホルモンの異常
2)髄質
Coffee break 内分泌器官としての腎臓
7.性腺
1)精巣
2)卵巣
8.松果体
9.その他のホルモン
(3)-歯,歯周組織,顎顔面とホルモン
Coffee break ストレスとホルモン
(4)-ホルモンの作用機序
(5)-ホルモンの分泌調節
10章 生殖
(1)-生殖器
1.男性生殖器
1)精巣(睾丸)
2)精巣上体
3)精管
4)陰茎
5)付属生殖腺
2.女性生殖器
1)卵巣
2)卵管
3)子宮
4)腟
Coffee break 子宮外妊娠
5)外陰部
(2)-性周期
Coffee break オギノ式
1.子宮周期
2.卵巣周期と排卵
3.基礎体温
4.性周期関連ホルモン
(3)-受精と妊娠
(4)-分娩と乳汁分泌
1.分娩
2.乳汁分泌
(5)-更年期
Coffee break 男性更年期
11章 体温
(1)-体熱の産生
1.エネルギー代謝
2.体熱の産生
Coffee break 非接触型体温計
3.体温調節のための熱産生
(2)-体熱の放散
1.体熱の放散
2.体温調節のための熱放散
(3)-体温の調節
1.行動性体温調節と自律性体温調節
2.体温調節機構
1)感覚器
2)体温調節中枢
3)効果器
(4)-体温の変動
1.発熱
2.体温の生理的変動
1)男女差
2)年齢差
3)日内変動
4)食事
5)運動
6)精神的興奮
7)季節