はじめに
歯科衛生士国家試験は,1992年から全国統一した出題基準にもとづく試験となり,2024年春に実施される試験で33回を迎えます.この間に国家試験の出題基準は,歯科衛生士に求められる教育内容と社会の要請にもとづいて,数年おきに見直しが行われています.2017年の改定では「災害時の歯科保健」や「国際歯科保健」,2022年の改定では「持続可能な開発目標(SDGs)」や「口腔機能発達不全症」などが新たに加わりました.社会状況の変化に応じて,より深い教育内容が求められています.
そうした新たな分野の学習も当然必要ですが,一方で,歯科衛生士になるために必要とされる根底の部分はこれまでもこれからも変わりなく,国家試験では類似した問題が繰り返し出題されています.そこで,科目別に過去問を解くことで,基本的な知識を確実におさえ,国家試験の合格ラインを越えることを目的に本書を企画いたしました.
今回の改訂第2版では,新しい年度の問題を追加するとともに,問題の掲載順を出題基準の項目順として分野ごとに学習できるようにする,解説に教本の参照ページを明記するなどの見直しをはかりました.
歯科衛生士国家試験の受験生となる皆さんは,学校での学習を軸に,直近5年間の国家試験問題と解説を収載した『徹底分析!年度別歯科衛生士国家試験問題集』(小社刊)と併用しながら,本書を活用され,総合的な学力が身につくよう努力してください.その結果,皆さん一人ひとりに歯科衛生士国家試験合格が待っています.本書の活用が歯科衛生士としての第一歩を踏み出す土台となることを祈念します.
2024年2月
歯科衛生士国試問題研究会
歯科衛生士国家試験は,1992年から全国統一した出題基準にもとづく試験となり,2024年春に実施される試験で33回を迎えます.この間に国家試験の出題基準は,歯科衛生士に求められる教育内容と社会の要請にもとづいて,数年おきに見直しが行われています.2017年の改定では「災害時の歯科保健」や「国際歯科保健」,2022年の改定では「持続可能な開発目標(SDGs)」や「口腔機能発達不全症」などが新たに加わりました.社会状況の変化に応じて,より深い教育内容が求められています.
そうした新たな分野の学習も当然必要ですが,一方で,歯科衛生士になるために必要とされる根底の部分はこれまでもこれからも変わりなく,国家試験では類似した問題が繰り返し出題されています.そこで,科目別に過去問を解くことで,基本的な知識を確実におさえ,国家試験の合格ラインを越えることを目的に本書を企画いたしました.
今回の改訂第2版では,新しい年度の問題を追加するとともに,問題の掲載順を出題基準の項目順として分野ごとに学習できるようにする,解説に教本の参照ページを明記するなどの見直しをはかりました.
歯科衛生士国家試験の受験生となる皆さんは,学校での学習を軸に,直近5年間の国家試験問題と解説を収載した『徹底分析!年度別歯科衛生士国家試験問題集』(小社刊)と併用しながら,本書を活用され,総合的な学力が身につくよう努力してください.その結果,皆さん一人ひとりに歯科衛生士国家試験合格が待っています.本書の活用が歯科衛生士としての第一歩を踏み出す土台となることを祈念します.
2024年2月
歯科衛生士国試問題研究会
第I部 問題
1 解剖学・組織発生学
解剖学・組織発生学
1.細胞・組織・器官
2.循環器系
3.呼吸器系
4.運動器系
5.神経系
6.感覚器系
7.消化器系
8.泌尿器系
9.内分泌系
10.全身
口腔解剖学・口腔組織発生学
11.口腔・顎顔面・頭頸部
12.歯と歯周組織
13.口腔と顎顔面の発生と加齢
2 生理学
生理学
1.血液
2.循環
3.呼吸
4.筋
5.神経
6.感覚
7.消化吸収
8.内分泌
9.体温
口腔生理学
10.口腔・顎顔面・頭頸部
3 生化学
1.人体の構成成分
2.細胞・組織・器官
3.歯と歯周組織
4 病理学
1.遺伝性疾患と先天異常
2.細胞・組織の傷害
3.循環障害
4.増殖と修復
5.炎症
6.免疫異常と移植
7.腫瘍
8.歯の発育異常
9.歯の損傷と色の異常
10.う蝕
11.象牙質,セメント質の増生
12.歯髄の病変
13.根尖部歯周組織の病変
14.歯周組織の病変
15.口腔創傷の治癒
16.口腔粘膜の病変
17.顎骨の病変
18.唾液腺の病変
5 微生物学
1.一般性状
2.観察方法
3.感染
4.免疫
5.化学療法
6.病原微生物とプリオン
7.口腔環境と常在微生物
8.バイオフィルムとしてのプラーク〈歯垢〉
9.消毒・滅菌
10.う蝕
11.歯周病
6 薬理学
1.医薬品等の分類
2.医療と薬物
3.身体と薬物
4.薬物の取り扱い
5.中枢神経系作用薬物
6.末梢神経系作用薬物
7.局所麻酔薬
8.抗炎症薬
9.血液と薬物
10.感染と薬物
7 口腔衛生学
1.総論
2.口腔清掃
3.う蝕の予防
4.歯周病の予防
5.その他の歯科疾患の予防
6.歯科疾患の疫学と歯科保健統計
7.地域歯科保健活動
8 衛生学・公衆衛生学
衛生学・公衆衛生学
1.概要(環境・社会と健康)
2.人口
3.環境と健康
4.疫学
5.感染症
6.生活習慣と生活習慣病
7.食品と健康
8.地域保健
9.母子保健
10.学校保健
11.成人・高齢者保健
12.産業保健
13.精神保健
14.国際保健
保健・医療・福祉の制度
15.概要(保健・医療・福祉の制度)
16.法規
17.医療の動向
18.社会保障
第II部 解答・解説
1 解剖学・組織発生学
解剖学・組織発生学
1.細胞・組織・器官
2.循環器系
3.呼吸器系
4.運動器系
5.呼吸器系
6.感覚器系
7.消化器系
8.泌尿器系
9.内分泌系
10.全身
口腔解剖学・口腔組織発生学
11.口腔・顎顔面・頭頸部
12.歯と歯周組織
13.口腔と顎顔面の発生と加齢
2 生理学
生理学
1.血液
2.循環
3.呼吸
4.筋
5.神経
6.感覚
7.消化吸収
8.内分泌
9.体温
口腔生理学
10.口腔・顎顔面・頭頸部
3 生化学
1.人体の構成成分
2.細胞・組織・器官
3.歯と歯周組織
4 病理学
1.遺伝性疾患と先天異常
2.細胞・組織の傷害
3.循環障害
4.増殖と修復
5.炎症
6.免疫異常と移植
7.腫瘍
8.歯の発育異常
9.歯の損傷と色の異常
10.う蝕
11.象牙質,セメント質の増生
12.歯髄の病変
13.根尖部歯周組織の病変
14.歯周組織の病変
15.口腔創傷の治癒
16.口腔粘膜の病変
17.顎骨の病変
18.唾液腺の病変
5 微生物学
1.一般性状
2.観察方法
3.感染症
4.免疫
5.化学療法
6.病原微生物とプリオン
7.口腔環境と常在微生物
8.バイオフィルムとしてのプラーク〈歯垢〉
9.消毒・滅菌
10.う蝕
11.歯周病
6 薬理学
1.医薬品等の分類
2.医療と薬物
3.身体と薬物
4.薬物の取り扱い
5.中枢神経系作用薬物
6.末梢神経系作用薬物
7.局所麻酔薬
8.抗炎症薬
9.血液と薬物
10.感染と薬物
7 口腔衛生学
1.総論
2.口腔清掃
3.う蝕の予防
4.歯周病の予防
5.その他の歯科疾患の予防
6.歯科疾患の疫学と歯科保健統計
7.地域歯科保健活動
8 衛生学・公衆衛生学
衛生学・公衆衛生学
1.概要(環境・社会と健康)
2.人口
3.環境と健康
4.疫学
5.感染症
6.生活習慣と生活習慣病
7.食品と健康
8.地域保健
9.母子保健
10.学校保健
11.成人・高齢者保健
12.産業保健
13.精神保健
14.国際保健
保健・医療・福祉の制度
15.概要(保健・医療・福祉の制度)
16.法規
17.医療の動向
18.社会保障
別冊(カラー写真)
1 解剖学・組織発生学
4 病理学
5 微生物学
6 薬理学
7 口腔衛生学
1 解剖学・組織発生学
解剖学・組織発生学
1.細胞・組織・器官
2.循環器系
3.呼吸器系
4.運動器系
5.神経系
6.感覚器系
7.消化器系
8.泌尿器系
9.内分泌系
10.全身
口腔解剖学・口腔組織発生学
11.口腔・顎顔面・頭頸部
12.歯と歯周組織
13.口腔と顎顔面の発生と加齢
2 生理学
生理学
1.血液
2.循環
3.呼吸
4.筋
5.神経
6.感覚
7.消化吸収
8.内分泌
9.体温
口腔生理学
10.口腔・顎顔面・頭頸部
3 生化学
1.人体の構成成分
2.細胞・組織・器官
3.歯と歯周組織
4 病理学
1.遺伝性疾患と先天異常
2.細胞・組織の傷害
3.循環障害
4.増殖と修復
5.炎症
6.免疫異常と移植
7.腫瘍
8.歯の発育異常
9.歯の損傷と色の異常
10.う蝕
11.象牙質,セメント質の増生
12.歯髄の病変
13.根尖部歯周組織の病変
14.歯周組織の病変
15.口腔創傷の治癒
16.口腔粘膜の病変
17.顎骨の病変
18.唾液腺の病変
5 微生物学
1.一般性状
2.観察方法
3.感染
4.免疫
5.化学療法
6.病原微生物とプリオン
7.口腔環境と常在微生物
8.バイオフィルムとしてのプラーク〈歯垢〉
9.消毒・滅菌
10.う蝕
11.歯周病
6 薬理学
1.医薬品等の分類
2.医療と薬物
3.身体と薬物
4.薬物の取り扱い
5.中枢神経系作用薬物
6.末梢神経系作用薬物
7.局所麻酔薬
8.抗炎症薬
9.血液と薬物
10.感染と薬物
7 口腔衛生学
1.総論
2.口腔清掃
3.う蝕の予防
4.歯周病の予防
5.その他の歯科疾患の予防
6.歯科疾患の疫学と歯科保健統計
7.地域歯科保健活動
8 衛生学・公衆衛生学
衛生学・公衆衛生学
1.概要(環境・社会と健康)
2.人口
3.環境と健康
4.疫学
5.感染症
6.生活習慣と生活習慣病
7.食品と健康
8.地域保健
9.母子保健
10.学校保健
11.成人・高齢者保健
12.産業保健
13.精神保健
14.国際保健
保健・医療・福祉の制度
15.概要(保健・医療・福祉の制度)
16.法規
17.医療の動向
18.社会保障
第II部 解答・解説
1 解剖学・組織発生学
解剖学・組織発生学
1.細胞・組織・器官
2.循環器系
3.呼吸器系
4.運動器系
5.呼吸器系
6.感覚器系
7.消化器系
8.泌尿器系
9.内分泌系
10.全身
口腔解剖学・口腔組織発生学
11.口腔・顎顔面・頭頸部
12.歯と歯周組織
13.口腔と顎顔面の発生と加齢
2 生理学
生理学
1.血液
2.循環
3.呼吸
4.筋
5.神経
6.感覚
7.消化吸収
8.内分泌
9.体温
口腔生理学
10.口腔・顎顔面・頭頸部
3 生化学
1.人体の構成成分
2.細胞・組織・器官
3.歯と歯周組織
4 病理学
1.遺伝性疾患と先天異常
2.細胞・組織の傷害
3.循環障害
4.増殖と修復
5.炎症
6.免疫異常と移植
7.腫瘍
8.歯の発育異常
9.歯の損傷と色の異常
10.う蝕
11.象牙質,セメント質の増生
12.歯髄の病変
13.根尖部歯周組織の病変
14.歯周組織の病変
15.口腔創傷の治癒
16.口腔粘膜の病変
17.顎骨の病変
18.唾液腺の病変
5 微生物学
1.一般性状
2.観察方法
3.感染症
4.免疫
5.化学療法
6.病原微生物とプリオン
7.口腔環境と常在微生物
8.バイオフィルムとしてのプラーク〈歯垢〉
9.消毒・滅菌
10.う蝕
11.歯周病
6 薬理学
1.医薬品等の分類
2.医療と薬物
3.身体と薬物
4.薬物の取り扱い
5.中枢神経系作用薬物
6.末梢神経系作用薬物
7.局所麻酔薬
8.抗炎症薬
9.血液と薬物
10.感染と薬物
7 口腔衛生学
1.総論
2.口腔清掃
3.う蝕の予防
4.歯周病の予防
5.その他の歯科疾患の予防
6.歯科疾患の疫学と歯科保健統計
7.地域歯科保健活動
8 衛生学・公衆衛生学
衛生学・公衆衛生学
1.概要(環境・社会と健康)
2.人口
3.環境と健康
4.疫学
5.感染症
6.生活習慣と生活習慣病
7.食品と健康
8.地域保健
9.母子保健
10.学校保健
11.成人・高齢者保健
12.産業保健
13.精神保健
14.国際保健
保健・医療・福祉の制度
15.概要(保健・医療・福祉の制度)
16.法規
17.医療の動向
18.社会保障
別冊(カラー写真)
1 解剖学・組織発生学
4 病理学
5 微生物学
6 薬理学
7 口腔衛生学