第2 版 まえがき
2004年2月に『病理学ノート』の初版第1刷を発行してから,すでに14年の歳月がたちました.この間,理学療法士・作業療法士を目指す全国のたくさんの学生諸氏に活用して頂いたことを大変嬉しく思います.
「第1 版 刊行にあたって」にも書きましたが,この『病理学ノート』を含むノートシリーズは,学生自身が一人でも楽しく意欲を持って学習できるように作成しています.病理学は病気の原因や病気の進行・変化を学ぶ,医学における基礎学問です.解剖学や生理学の基本的な知識が必要なことに加えて,見慣れない専門用語が多いことから,最初に「病理学は難しい」という印象を持ってしまうと,3 年ないし4 年後の国家試験の時に苦手科目となり,合格の妨げになります.これを打開するために本書『病理学ノート』を作成しました.ですからこの病理学ノートの学習目標は「国家試験の病理学の問題内容を理解し,解答できること」にあります.
今回の第2 版では,国家試験の新しい出題基準に合わせて,過去10 年以内の国家試験問題を中心に演習問題を選定し直しました.また,第18 章に薬理を新設し,各章のノート部分の充実を図りました.ノートシリーズでは「イメージ学習」を基本に置いていますので,初版同様,図を多く用いています.
どの科目においても勉強は大変ですが,プロを目指す学生諸氏には常に意欲を持って勉強し続けてほしいと願っています.その学習の一助としてぜひ本書を活用してください.そして国家試験に合格し,病気や障害を十分理解して対応できる理学療法士・作業療法士として臨床の場で活躍して頂けることを願ってやみません.
最後になりましたが,今回の第2 版では編集協力として,故 神原 武先生に代わり,中嶋淳滋先生に内容に関するご指導・ご助言を頂きました.心より御礼申し上げます.
2018 年3 月
中島雅美・鳥原智美
第1 版 まえがき
医学・医療関係の学校に入って先ず解剖学,生理学で正常な人体の構造と機能を学び,ほっとしていると次に病理学が始まります.ここで医学専門用語の嵐に吹きまくられて,茫然自失することもあるかと思います.たいていの学生は,病理学は「難しい」「全くイメージが出来ない」と言います.それは当然で,病理学は解剖学や生理学と違って医療関係の学校でのみ学ぶ科目なので,はじめは取りつきにくいのは仕方がありません.
病理学は,「病気はどういう原因で,体にどういう変化を起こすか」ということを学ぶ科目です.医療関係者は患者さんの病気や障害を十分知って対応しなければなりませんし,自分自身も病気に罹るので極めて身近な問題です.病気は数多くありますが,病理学総論では6つの病変群((1)腫瘍,(2)炎症・感染症,(3)循環障害,(4)進行性変化,(5)退行性変化・代謝障害,(6)先天異常・奇形)にまとめます.これにより患者さんの病気の原因(病因)とそれによる身体の変化(病変)の特徴が分かり,診断ができて治療方針が決まり,予後が推定できます.病気を織物に例えると総論は縦糸で,その後各論で臓器系・臓器の病気を学びます.各論は織物の横糸に当たり,両者相まって病気という織物を理解するわけです.
この病理学の学習には「イメージしやすい」学習法として絵や写真やビデオなどの映像をたくさん観るとともに,医学専門用語を繰り返し使って自分の言葉にする必要があります.そのための参考書として作ったのが本書です.今までの教科書,入門書と異なりノート形式をとっていて,スムーズに勉強できるように色々なアイデアを取り込んであります.本書によって多くの学生が病理学を楽しく学習し,病理学の世界を早く理解するようになる手助けになることを願っています.最後にこの本を出版するために多大な努力を頂いた医歯薬出版の編集部に深謝いたします.
2003 年12 月
神原 武
第1 版 刊行にあたって
『PT・OT基礎から学ぶノートシリーズ』もいよいよ臨床医学編を出版することになりました.この間数多くの学生や医療スタッフの方々が「ノートシリーズ」で勉強されているとの声を耳にしています.「ノートシリーズ」が少しでも学習しようとする方々のお役に立ったのであれば,編者としては大変ありがたいことだと思っています.また,同時に身の引き締まる思いも感じています.なぜならばたくさんの方々が「ノートシリーズ」を基礎として新しい知識を学ぶからには,「誰にでも分かりやすく,確実に学習でき,基本的な知識は万遍なく網羅している」ものでなくてはならないからです.
今回の臨床医学編からは編者に臨床医学の専門家である医師にも加わっていただき,習得すべき学習内容の吟味をおこないました.
初めて病理学を学ぶ人にとって病理学用語やその用語が意味する内容をイメージすることは少々難しいかもしれません.そこで学習内容をできるだけビジュアルに,できるだけイメージしやすいように,図やイラストを数多く取り入れました.
また学生にとって,学校の試験をクリアすることも重要です.病理学の知識を覚えることが第一条件でしょうから,覚えなければならない知識を各小項目ごとに「覚えやすい表」の形式にまとめました.この表を使って必要な内容を覚えてください.難しい教科書の文章を読み連ねるより速い時間で必要最低限の内容を覚えられるはずです.
学習方法は既刊のノートシリーズと同様で,基礎知識として学習する部分は各章ごとに小項目を設けてノート形式にしています.そのノートの「カッコ内」に適切な用語を記入すれば,順次学習できるようになっています.また小項目ごとに基礎問題を設けていますので,基礎問題を解けば知識習得を確認することができます.基礎問題の質問形式は「カッコ埋め問題」「○×問題」「線引き問題」などで,学校の定期試験に対応できるようにしました.演習問題を解けば,国家試験レベルの内容まで学習できるようになっています.
解答集では解答だけにとどまらず,解説を付けて理解すべき内容をできるだけわかりやすくまとめました.図や表を挿入して解答集でもイメージ学習ができるようになっています.解答集を確認するだけでもかなり学習効果が上がるでしょう.
基礎医学編ノートシリーズとあわせて,病理学ノートで臨床医学の基礎を築いてください.このノートが病理学初心者の学習の一助となることを願ってやみません.
最後にノートシリーズ出版のためにご尽力いただいた医歯薬出版編集部の方々に感謝申し上げます.
2003 年12 月
中島雅美
野口 敦
2004年2月に『病理学ノート』の初版第1刷を発行してから,すでに14年の歳月がたちました.この間,理学療法士・作業療法士を目指す全国のたくさんの学生諸氏に活用して頂いたことを大変嬉しく思います.
「第1 版 刊行にあたって」にも書きましたが,この『病理学ノート』を含むノートシリーズは,学生自身が一人でも楽しく意欲を持って学習できるように作成しています.病理学は病気の原因や病気の進行・変化を学ぶ,医学における基礎学問です.解剖学や生理学の基本的な知識が必要なことに加えて,見慣れない専門用語が多いことから,最初に「病理学は難しい」という印象を持ってしまうと,3 年ないし4 年後の国家試験の時に苦手科目となり,合格の妨げになります.これを打開するために本書『病理学ノート』を作成しました.ですからこの病理学ノートの学習目標は「国家試験の病理学の問題内容を理解し,解答できること」にあります.
今回の第2 版では,国家試験の新しい出題基準に合わせて,過去10 年以内の国家試験問題を中心に演習問題を選定し直しました.また,第18 章に薬理を新設し,各章のノート部分の充実を図りました.ノートシリーズでは「イメージ学習」を基本に置いていますので,初版同様,図を多く用いています.
どの科目においても勉強は大変ですが,プロを目指す学生諸氏には常に意欲を持って勉強し続けてほしいと願っています.その学習の一助としてぜひ本書を活用してください.そして国家試験に合格し,病気や障害を十分理解して対応できる理学療法士・作業療法士として臨床の場で活躍して頂けることを願ってやみません.
最後になりましたが,今回の第2 版では編集協力として,故 神原 武先生に代わり,中嶋淳滋先生に内容に関するご指導・ご助言を頂きました.心より御礼申し上げます.
2018 年3 月
中島雅美・鳥原智美
第1 版 まえがき
医学・医療関係の学校に入って先ず解剖学,生理学で正常な人体の構造と機能を学び,ほっとしていると次に病理学が始まります.ここで医学専門用語の嵐に吹きまくられて,茫然自失することもあるかと思います.たいていの学生は,病理学は「難しい」「全くイメージが出来ない」と言います.それは当然で,病理学は解剖学や生理学と違って医療関係の学校でのみ学ぶ科目なので,はじめは取りつきにくいのは仕方がありません.
病理学は,「病気はどういう原因で,体にどういう変化を起こすか」ということを学ぶ科目です.医療関係者は患者さんの病気や障害を十分知って対応しなければなりませんし,自分自身も病気に罹るので極めて身近な問題です.病気は数多くありますが,病理学総論では6つの病変群((1)腫瘍,(2)炎症・感染症,(3)循環障害,(4)進行性変化,(5)退行性変化・代謝障害,(6)先天異常・奇形)にまとめます.これにより患者さんの病気の原因(病因)とそれによる身体の変化(病変)の特徴が分かり,診断ができて治療方針が決まり,予後が推定できます.病気を織物に例えると総論は縦糸で,その後各論で臓器系・臓器の病気を学びます.各論は織物の横糸に当たり,両者相まって病気という織物を理解するわけです.
この病理学の学習には「イメージしやすい」学習法として絵や写真やビデオなどの映像をたくさん観るとともに,医学専門用語を繰り返し使って自分の言葉にする必要があります.そのための参考書として作ったのが本書です.今までの教科書,入門書と異なりノート形式をとっていて,スムーズに勉強できるように色々なアイデアを取り込んであります.本書によって多くの学生が病理学を楽しく学習し,病理学の世界を早く理解するようになる手助けになることを願っています.最後にこの本を出版するために多大な努力を頂いた医歯薬出版の編集部に深謝いたします.
2003 年12 月
神原 武
第1 版 刊行にあたって
『PT・OT基礎から学ぶノートシリーズ』もいよいよ臨床医学編を出版することになりました.この間数多くの学生や医療スタッフの方々が「ノートシリーズ」で勉強されているとの声を耳にしています.「ノートシリーズ」が少しでも学習しようとする方々のお役に立ったのであれば,編者としては大変ありがたいことだと思っています.また,同時に身の引き締まる思いも感じています.なぜならばたくさんの方々が「ノートシリーズ」を基礎として新しい知識を学ぶからには,「誰にでも分かりやすく,確実に学習でき,基本的な知識は万遍なく網羅している」ものでなくてはならないからです.
今回の臨床医学編からは編者に臨床医学の専門家である医師にも加わっていただき,習得すべき学習内容の吟味をおこないました.
初めて病理学を学ぶ人にとって病理学用語やその用語が意味する内容をイメージすることは少々難しいかもしれません.そこで学習内容をできるだけビジュアルに,できるだけイメージしやすいように,図やイラストを数多く取り入れました.
また学生にとって,学校の試験をクリアすることも重要です.病理学の知識を覚えることが第一条件でしょうから,覚えなければならない知識を各小項目ごとに「覚えやすい表」の形式にまとめました.この表を使って必要な内容を覚えてください.難しい教科書の文章を読み連ねるより速い時間で必要最低限の内容を覚えられるはずです.
学習方法は既刊のノートシリーズと同様で,基礎知識として学習する部分は各章ごとに小項目を設けてノート形式にしています.そのノートの「カッコ内」に適切な用語を記入すれば,順次学習できるようになっています.また小項目ごとに基礎問題を設けていますので,基礎問題を解けば知識習得を確認することができます.基礎問題の質問形式は「カッコ埋め問題」「○×問題」「線引き問題」などで,学校の定期試験に対応できるようにしました.演習問題を解けば,国家試験レベルの内容まで学習できるようになっています.
解答集では解答だけにとどまらず,解説を付けて理解すべき内容をできるだけわかりやすくまとめました.図や表を挿入して解答集でもイメージ学習ができるようになっています.解答集を確認するだけでもかなり学習効果が上がるでしょう.
基礎医学編ノートシリーズとあわせて,病理学ノートで臨床医学の基礎を築いてください.このノートが病理学初心者の学習の一助となることを願ってやみません.
最後にノートシリーズ出版のためにご尽力いただいた医歯薬出版編集部の方々に感謝申し上げます.
2003 年12 月
中島雅美
野口 敦
第2版 まえがき
第1版 まえがき
第1版 刊行にあたって
本書の使い方
第1章 病因論
1 病因
1 病因
2 内因
3 外因
4 公害病と医原病
演習問題
第2章 腫瘍
1 腫瘍の総論
1 腫瘍の定義
2 腫瘍の疫学
3 腫瘍の発生因子
4 腫瘍の形態
5 腫瘍の分類
演習問題
2 腫瘍の各論
1 腫瘍の各組織型
2 悪性腫瘍の転移と進行度
演習問題
第3章 炎症と感染症
1 炎症
1 炎症の定義
2 炎症の原因
3 炎症の分類
4 急性炎症と慢性炎症の比較
5 炎症反応の発生過程
6 炎症に関与する細胞
7 炎症の種類
8 炎症の全身への影響
演習問題
2 感染症
1 感染症の分類
2 感染と発病
3 感染症の経過
4 病原微生物
演習問題
第4章 免疫
1 免疫
1 免疫
2 免疫系の主要な臓器
3 免疫に関与する細胞
演習問題
2 免疫反応とその障害
1 免疫応答
2 アレルギー反応とアレルギー疾患
3 自己免疫疾患
4 免疫不全症候群
演習問題
3 移植
1 移植
2 主要組織適合抗原(MHA)と主要組織適合複合体(MHC)
3 移植片対宿主反応(GVH)
演習問題
第5章 循環障害
1 血液循環とリンパ循環
1 体液循環
演習問題
2 局所循環障害
1 局所循環障害
2 充血
3 うっ血
4 虚血
5 出血
6 血栓症
7 塞栓症
8 梗塞
9 浮腫(水腫)
演習問題
3 全身循環障害
1 成人における高血圧
2 高血圧症
3 肺高血圧症
4 門脈圧亢進症
5 低血圧症
6 播種性血管内凝固症候群(DIC)
演習問題
第6章 進行性病変
1 再生・化生・肥 大・過形成
1 再生
2 化生
3 肥大
4 過形成
5 肥大と過形成
演習問題
2 創傷治癒と骨折治癒
1 骨折の治癒過程
2 創傷治癒に悪影響を及ぼす因子
3 骨折治癒に影響を及ぼす因子
4 創傷治癒と骨折治癒との比較
5 肉芽組織
6 創傷治癒の様式
演習問題
第7章 退行性病変
1 変性・萎縮・壊死
1 変性
2 萎縮
3 壊死
演習問題
第8章 代謝異常
1 糖質代謝異常
1 糖質代謝
2 血糖の調節
3 糖尿病
演習問題
2 蛋白質代謝異常
1 蛋白質代謝
2 低蛋白血症
3 尿毒症
4 高アンモニア血症
5 痛風
6 フェニルケトン尿症
演習問題
3 脂質代謝異常
1 脂質代謝
2 肥満
3 脂質異常症
演習問題
4 その他の代謝異常
1 カルシウム(Ca)代謝異常
2 銅代謝異常
3 鉄代謝異常
4 ビリルビン代謝異常
5 メラニン代謝異常
6 ポルフィリン代謝異常
演習問題
5 代謝性疾患の病理
1 糖代謝疾患の病理
2 低蛋白血症の病理
演習問題
第9章 先天異常・奇形
1 先天性異常疾患
1 先天異常の分類
2 先天異常の成因
演習問題
2 奇形
1 奇形
2 先天奇形の種類
演習問題
第10章 老化現象
1 老化現象
1 老化に影響を与える因子
2 中枢神経系の生理的老化現象
3 循環器系の生理的老化現象
4 呼吸器系の生理的老化現象
5 消化器系の生理的老化現象
6 泌尿・生殖器系の生理的老化現象
7 内分泌系の生理的老化現象
8 血液・免疫系の生理的老化現象
9 骨の生理的老化現象
演習問題
2 老化と疾患
1 老化と中枢神経疾患
2 老化と廃用症候群
演習問題
第11章 神経疾患の病理
1 末梢神経疾患の病理
1 末梢神経
2 末梢神経障害
3 ニューロパチーの3 型
演習問題
2 中枢神経性の変性疾患・脱髄性疾患の病理
1 変性疾患
2 脱髄性疾患
演習問題
3 脳血管障害の病理
1 脳梗塞
2 頭蓋内出血
演習問題
第12章 運動器疾患の病理
1 骨関節疾患の病理
1 無腐性骨壊死
2 炎症性関節疾患
3 変形性関節疾患
演習問題
2 筋疾患の病理
1 進行性筋ジストロフィー症
2 筋強直性ジストロフィー
3 重症筋無力症
4 多発性筋炎
演習問題
第13章 循環器疾患の病理
1 心疾患の病理
1 虚血性心疾患
演習問題
2 血管疾患の病理
1 動脈疾患
2 静脈疾患
演習問題
第14章 造血器疾患の病理
1 骨髄性疾患の病理
1 赤血球系の疾患
2 白血球系の疾患
3 血小板系の疾患
演習問題
第15章 呼吸器疾患の病理
1 肺疾患の病理
1 肺の炎症
演習問題
第16章 消化器疾患の病理
1 口腔・食道・胃・小腸・大腸疾患の病理
1 口腔疾患の病理
2 食道・胃疾患の病理
3 小腸疾患の病理
4 大腸疾患の病理
演習問題
2 肝・胆・膵疾患の病理
1 肝疾患の病理
2 胆疾患の病理
3 膵疾患の病理
演習問題
第17章 その他の疾患の病理
1 認知症の病理
演習問題
第18章 薬理
1 内科疾患に対する薬理
1 副腎皮質ステロイド
2 抗感染症薬
3 自己免疫疾患治療薬
4 糖尿病治療薬
5 骨粗鬆症治療薬
6 貧血治療薬
7 血栓症治療薬
8 循環器疾患治療薬
9 ボツリヌス毒素製剤
演習問題
2 精神疾患に対する薬理
1 神経疾患治療薬(抗パーキンソン病薬)
2 精神疾患治療薬(向精神薬)
演習問題
引用文献・参考文献
索引
第1版 まえがき
第1版 刊行にあたって
本書の使い方
第1章 病因論
1 病因
1 病因
2 内因
3 外因
4 公害病と医原病
演習問題
第2章 腫瘍
1 腫瘍の総論
1 腫瘍の定義
2 腫瘍の疫学
3 腫瘍の発生因子
4 腫瘍の形態
5 腫瘍の分類
演習問題
2 腫瘍の各論
1 腫瘍の各組織型
2 悪性腫瘍の転移と進行度
演習問題
第3章 炎症と感染症
1 炎症
1 炎症の定義
2 炎症の原因
3 炎症の分類
4 急性炎症と慢性炎症の比較
5 炎症反応の発生過程
6 炎症に関与する細胞
7 炎症の種類
8 炎症の全身への影響
演習問題
2 感染症
1 感染症の分類
2 感染と発病
3 感染症の経過
4 病原微生物
演習問題
第4章 免疫
1 免疫
1 免疫
2 免疫系の主要な臓器
3 免疫に関与する細胞
演習問題
2 免疫反応とその障害
1 免疫応答
2 アレルギー反応とアレルギー疾患
3 自己免疫疾患
4 免疫不全症候群
演習問題
3 移植
1 移植
2 主要組織適合抗原(MHA)と主要組織適合複合体(MHC)
3 移植片対宿主反応(GVH)
演習問題
第5章 循環障害
1 血液循環とリンパ循環
1 体液循環
演習問題
2 局所循環障害
1 局所循環障害
2 充血
3 うっ血
4 虚血
5 出血
6 血栓症
7 塞栓症
8 梗塞
9 浮腫(水腫)
演習問題
3 全身循環障害
1 成人における高血圧
2 高血圧症
3 肺高血圧症
4 門脈圧亢進症
5 低血圧症
6 播種性血管内凝固症候群(DIC)
演習問題
第6章 進行性病変
1 再生・化生・肥 大・過形成
1 再生
2 化生
3 肥大
4 過形成
5 肥大と過形成
演習問題
2 創傷治癒と骨折治癒
1 骨折の治癒過程
2 創傷治癒に悪影響を及ぼす因子
3 骨折治癒に影響を及ぼす因子
4 創傷治癒と骨折治癒との比較
5 肉芽組織
6 創傷治癒の様式
演習問題
第7章 退行性病変
1 変性・萎縮・壊死
1 変性
2 萎縮
3 壊死
演習問題
第8章 代謝異常
1 糖質代謝異常
1 糖質代謝
2 血糖の調節
3 糖尿病
演習問題
2 蛋白質代謝異常
1 蛋白質代謝
2 低蛋白血症
3 尿毒症
4 高アンモニア血症
5 痛風
6 フェニルケトン尿症
演習問題
3 脂質代謝異常
1 脂質代謝
2 肥満
3 脂質異常症
演習問題
4 その他の代謝異常
1 カルシウム(Ca)代謝異常
2 銅代謝異常
3 鉄代謝異常
4 ビリルビン代謝異常
5 メラニン代謝異常
6 ポルフィリン代謝異常
演習問題
5 代謝性疾患の病理
1 糖代謝疾患の病理
2 低蛋白血症の病理
演習問題
第9章 先天異常・奇形
1 先天性異常疾患
1 先天異常の分類
2 先天異常の成因
演習問題
2 奇形
1 奇形
2 先天奇形の種類
演習問題
第10章 老化現象
1 老化現象
1 老化に影響を与える因子
2 中枢神経系の生理的老化現象
3 循環器系の生理的老化現象
4 呼吸器系の生理的老化現象
5 消化器系の生理的老化現象
6 泌尿・生殖器系の生理的老化現象
7 内分泌系の生理的老化現象
8 血液・免疫系の生理的老化現象
9 骨の生理的老化現象
演習問題
2 老化と疾患
1 老化と中枢神経疾患
2 老化と廃用症候群
演習問題
第11章 神経疾患の病理
1 末梢神経疾患の病理
1 末梢神経
2 末梢神経障害
3 ニューロパチーの3 型
演習問題
2 中枢神経性の変性疾患・脱髄性疾患の病理
1 変性疾患
2 脱髄性疾患
演習問題
3 脳血管障害の病理
1 脳梗塞
2 頭蓋内出血
演習問題
第12章 運動器疾患の病理
1 骨関節疾患の病理
1 無腐性骨壊死
2 炎症性関節疾患
3 変形性関節疾患
演習問題
2 筋疾患の病理
1 進行性筋ジストロフィー症
2 筋強直性ジストロフィー
3 重症筋無力症
4 多発性筋炎
演習問題
第13章 循環器疾患の病理
1 心疾患の病理
1 虚血性心疾患
演習問題
2 血管疾患の病理
1 動脈疾患
2 静脈疾患
演習問題
第14章 造血器疾患の病理
1 骨髄性疾患の病理
1 赤血球系の疾患
2 白血球系の疾患
3 血小板系の疾患
演習問題
第15章 呼吸器疾患の病理
1 肺疾患の病理
1 肺の炎症
演習問題
第16章 消化器疾患の病理
1 口腔・食道・胃・小腸・大腸疾患の病理
1 口腔疾患の病理
2 食道・胃疾患の病理
3 小腸疾患の病理
4 大腸疾患の病理
演習問題
2 肝・胆・膵疾患の病理
1 肝疾患の病理
2 胆疾患の病理
3 膵疾患の病理
演習問題
第17章 その他の疾患の病理
1 認知症の病理
演習問題
第18章 薬理
1 内科疾患に対する薬理
1 副腎皮質ステロイド
2 抗感染症薬
3 自己免疫疾患治療薬
4 糖尿病治療薬
5 骨粗鬆症治療薬
6 貧血治療薬
7 血栓症治療薬
8 循環器疾患治療薬
9 ボツリヌス毒素製剤
演習問題
2 精神疾患に対する薬理
1 神経疾患治療薬(抗パーキンソン病薬)
2 精神疾患治療薬(向精神薬)
演習問題
引用文献・参考文献
索引

















