第3版 まえがき
「解剖学ノート」の姉妹編として2001年に第1版を発行させて頂いた「生理学ノート」も2012年に第2版を発行し,すでに5年の歳月が過ぎました.この間,全国のPTOT養成校またその他医療系(看護,柔道整復,鍼灸など)の養成校の学生諸氏にご利用頂いたことを,著者として心より御礼申し上げます.
医療系養成校におけるカリキュラムでは,入学した最初の1年間で「解剖学」「生理学」を学びます.高等学校から入学して間もない学生諸氏は,医学用語を全く知らない最初の1年間で,この「解剖学」「生理学」のすべてを理解しなければならず,その学習に四苦八苦している(これが原因で学習が嫌になる学生もいるようです)のが現状です.
私は養成校教員としての35年間に,「解剖学」「生理学」の学習に涙する学生をたくさん観てきました.また養成校を卒業する時の最後の関門である国家試験でも,「解剖学」「生理学」の理解不足のため,十分な点数を取ることができずに残念な結果となる学生も観てきました.
しかし,医療技術者にとって「解剖学」「生理学」は必須学問です.医学の根元である「解剖学」「生理学」なくして「臨床医学」や「専門医療技術学」を理解することは出来ません.だからこそ「解剖学」「生理学」を「楽しく,解りやすく,一人でも」学習できる書籍の必要があると思います.そこで作成したのが生理学ノートなのです.
学習の手順を盛り込んだ「ノート」を使って順序よく学習していけば,学習理解が深まるように「ノート」を作成しました.しかし医学も科学も日進月歩,研究が進めば進むほど,新たに解ったことが増えてきます.当然,国家試験にも新しく知り得た「医学知見」が盛り込まれて出題されるため,その内容も年々難しくなってきています.
そこで今回,この「生理学ノート」を改訂することにしました.初版のまえがきにも書きましたが,このノートの目的は「国家試験問題内容を理解し解答できること」にあります.「生理学」に関する国家試験出題基準を見直して,近年出題されている国家試験問題を選出し直し,それら過去問を中心に演習問題に入れ込みました.演習問題を増加させた分だけ別冊解答集における演習問題の解説も増えています.ノートシリーズは学生諸氏が内容を理解しやすい様に「イメージ学習」を基本に置いていますので,ノート部分や演習問題の各々の解説に図をたくさん用いています.
どの科目においても勉強は大変です.しかし専門技術者を目指す学生諸氏には常に意欲を持って勉強し続けてほしいと願っています.その学習の一助としてぜひこの「生理学ノート第3版」を活用してください.そして卒業と同時に国家試験に合格し,「生理学」を得意とするPTOTとして,臨床の場で活躍して頂けることを願ってやみません.
最後に,今回の第3版出版に当たり,惜しみなくご協力して頂いた医歯薬出版株式会社編集部御一同様に深く感謝申し上げます.
2017年12月
中島雅美
第1版 まえがき
2000年2月に発行した『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』の出版からすでに1年半が経過しようとしている.PT養成校の教員をしている私にとって,学校で学んでいる学生諸氏に解剖学を本当の意味で理解し,学習の仕方を学んでほしくてノート形式,問題対応形式の問題集を出版させていただいた.聞くところによると全国の書店の店頭で,解剖学を自主的に学習するための材料として『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』を買っていく学生が多いそうである.学生諸氏の自主的な学習を期待している私としては大変うれしい話である.
解剖学は人間の体を「細胞」という部品にまで分解し,その細胞という部品で組み立てられた組織の「名称,形,大きさ,場所やどのような部品で組み立てられているのか」などを学ぶ学問である.「では生理学は?」というと,「人間を形作っている各組織がどのように働いているのか」「またその組織の働きで人間にどのような影響を及ぼしているのか」「人間が生きていくために各組織がどのように関連し合っているのか」などを学ぶ学問である.
人間を対象とする医学の分野では,正常の人間に起こる生理的な反応を知らずして疾病や障害を理解することはできない.そういう意味においては,医療職に従事したいと思っている学生にとって「生理学」は必ず理解しなければならない重要な学問である.
しかし,学生にとって解剖学は「膨大な量の解剖学用語を暗記しなければならない厄介な科目」であり,生理学は「解剖学で覚えた内容の上に加えてその働きを暗記しなければならない厄介かつ難解なもの」と考えてしまう傾向がある.そうすると学習する前から苦手意識を持ってしまい,学習する意欲はそがれ,教科書を開くことさえしなくなってしまうのである.最近の医学や科学の進歩により生理学の内容もめざましく進歩し,さらに深い知識が教育の分野でも要求されるようになってきた.そうなると学生はますます生理学を避けるようになるのではないかと危惧の念を抱く.
それでは学生がどのようにすれば,生理学を難解かつ厄介な学問でなく,おもしろく理解しやすい学問と思えるのだろうか.学生にとっての学習のしやすさとは何か.それを追究した結果,その学習方法として(1)難解な文章を避ける.(2)図や表を用いて頭の中でイメージ化し理解しやすいようにする.(3)単元ごとに基礎知識の整理をする.(4)基礎問題,演習問題を解いて知識の確認をする.という『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』で採用した形態を継承して,ノート形式でかつ問題対応形式が良いのではないかと判断した.学生諸氏には教科書と一緒に是非この生理学ノートを活用していただき,自己学習の一助としていただきたい.学内での講義の予習や復習に,定期試験の為の準備学習に,最終的には国家試験のための学習にも使用していただけるよう工夫したつもりである.そして項目の中に不十分な点があれば自分で余白欄に必要内容を書き込んでいただいて,さらに充実した自分のための学習ノートを作成していただきたい.そのような学習が行われることを心から期待している.
本書に使用した図や表は国内外の著名な生理学書のものを参考に新たに作成したものである.それらの書名を巻末に引用文献,参考文献として著書名を掲げさせていただいたので,学生諸氏には是非これらの文献にも一度目を通していただきたいと思う.また,参考にさせていただいた生理学書の著 者の先生方にはこの書面を借りて心より感謝申し上げます.
最後に本書の出版に際し,並々ならぬ御協力を頂いた医歯薬出版株式会社編集担当者に心より感謝申し上げます.
2001年7月
中島雅美
「解剖学ノート」の姉妹編として2001年に第1版を発行させて頂いた「生理学ノート」も2012年に第2版を発行し,すでに5年の歳月が過ぎました.この間,全国のPTOT養成校またその他医療系(看護,柔道整復,鍼灸など)の養成校の学生諸氏にご利用頂いたことを,著者として心より御礼申し上げます.
医療系養成校におけるカリキュラムでは,入学した最初の1年間で「解剖学」「生理学」を学びます.高等学校から入学して間もない学生諸氏は,医学用語を全く知らない最初の1年間で,この「解剖学」「生理学」のすべてを理解しなければならず,その学習に四苦八苦している(これが原因で学習が嫌になる学生もいるようです)のが現状です.
私は養成校教員としての35年間に,「解剖学」「生理学」の学習に涙する学生をたくさん観てきました.また養成校を卒業する時の最後の関門である国家試験でも,「解剖学」「生理学」の理解不足のため,十分な点数を取ることができずに残念な結果となる学生も観てきました.
しかし,医療技術者にとって「解剖学」「生理学」は必須学問です.医学の根元である「解剖学」「生理学」なくして「臨床医学」や「専門医療技術学」を理解することは出来ません.だからこそ「解剖学」「生理学」を「楽しく,解りやすく,一人でも」学習できる書籍の必要があると思います.そこで作成したのが生理学ノートなのです.
学習の手順を盛り込んだ「ノート」を使って順序よく学習していけば,学習理解が深まるように「ノート」を作成しました.しかし医学も科学も日進月歩,研究が進めば進むほど,新たに解ったことが増えてきます.当然,国家試験にも新しく知り得た「医学知見」が盛り込まれて出題されるため,その内容も年々難しくなってきています.
そこで今回,この「生理学ノート」を改訂することにしました.初版のまえがきにも書きましたが,このノートの目的は「国家試験問題内容を理解し解答できること」にあります.「生理学」に関する国家試験出題基準を見直して,近年出題されている国家試験問題を選出し直し,それら過去問を中心に演習問題に入れ込みました.演習問題を増加させた分だけ別冊解答集における演習問題の解説も増えています.ノートシリーズは学生諸氏が内容を理解しやすい様に「イメージ学習」を基本に置いていますので,ノート部分や演習問題の各々の解説に図をたくさん用いています.
どの科目においても勉強は大変です.しかし専門技術者を目指す学生諸氏には常に意欲を持って勉強し続けてほしいと願っています.その学習の一助としてぜひこの「生理学ノート第3版」を活用してください.そして卒業と同時に国家試験に合格し,「生理学」を得意とするPTOTとして,臨床の場で活躍して頂けることを願ってやみません.
最後に,今回の第3版出版に当たり,惜しみなくご協力して頂いた医歯薬出版株式会社編集部御一同様に深く感謝申し上げます.
2017年12月
中島雅美
第1版 まえがき
2000年2月に発行した『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』の出版からすでに1年半が経過しようとしている.PT養成校の教員をしている私にとって,学校で学んでいる学生諸氏に解剖学を本当の意味で理解し,学習の仕方を学んでほしくてノート形式,問題対応形式の問題集を出版させていただいた.聞くところによると全国の書店の店頭で,解剖学を自主的に学習するための材料として『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』を買っていく学生が多いそうである.学生諸氏の自主的な学習を期待している私としては大変うれしい話である.
解剖学は人間の体を「細胞」という部品にまで分解し,その細胞という部品で組み立てられた組織の「名称,形,大きさ,場所やどのような部品で組み立てられているのか」などを学ぶ学問である.「では生理学は?」というと,「人間を形作っている各組織がどのように働いているのか」「またその組織の働きで人間にどのような影響を及ぼしているのか」「人間が生きていくために各組織がどのように関連し合っているのか」などを学ぶ学問である.
人間を対象とする医学の分野では,正常の人間に起こる生理的な反応を知らずして疾病や障害を理解することはできない.そういう意味においては,医療職に従事したいと思っている学生にとって「生理学」は必ず理解しなければならない重要な学問である.
しかし,学生にとって解剖学は「膨大な量の解剖学用語を暗記しなければならない厄介な科目」であり,生理学は「解剖学で覚えた内容の上に加えてその働きを暗記しなければならない厄介かつ難解なもの」と考えてしまう傾向がある.そうすると学習する前から苦手意識を持ってしまい,学習する意欲はそがれ,教科書を開くことさえしなくなってしまうのである.最近の医学や科学の進歩により生理学の内容もめざましく進歩し,さらに深い知識が教育の分野でも要求されるようになってきた.そうなると学生はますます生理学を避けるようになるのではないかと危惧の念を抱く.
それでは学生がどのようにすれば,生理学を難解かつ厄介な学問でなく,おもしろく理解しやすい学問と思えるのだろうか.学生にとっての学習のしやすさとは何か.それを追究した結果,その学習方法として(1)難解な文章を避ける.(2)図や表を用いて頭の中でイメージ化し理解しやすいようにする.(3)単元ごとに基礎知識の整理をする.(4)基礎問題,演習問題を解いて知識の確認をする.という『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』で採用した形態を継承して,ノート形式でかつ問題対応形式が良いのではないかと判断した.学生諸氏には教科書と一緒に是非この生理学ノートを活用していただき,自己学習の一助としていただきたい.学内での講義の予習や復習に,定期試験の為の準備学習に,最終的には国家試験のための学習にも使用していただけるよう工夫したつもりである.そして項目の中に不十分な点があれば自分で余白欄に必要内容を書き込んでいただいて,さらに充実した自分のための学習ノートを作成していただきたい.そのような学習が行われることを心から期待している.
本書に使用した図や表は国内外の著名な生理学書のものを参考に新たに作成したものである.それらの書名を巻末に引用文献,参考文献として著書名を掲げさせていただいたので,学生諸氏には是非これらの文献にも一度目を通していただきたいと思う.また,参考にさせていただいた生理学書の著 者の先生方にはこの書面を借りて心より感謝申し上げます.
最後に本書の出版に際し,並々ならぬ御協力を頂いた医歯薬出版株式会社編集担当者に心より感謝申し上げます.
2001年7月
中島雅美
第3版まえがき
第1版まえがき
本書の使い方
第1章 生理学総論
1 生体の構造
1 生理学とは
2 生体の恒常性(homeostasis)
3 刺激と興奮・刺激と適応
4 生体の構造
5 生体の機能
演習問題
2 細胞生理
1 細胞を構成する元素
2 細胞の機能
演習問題
3 細胞膜における物質輸送
1 細胞膜における物質輸送
演習問題
4 細胞膜の興奮
1 細胞膜の興奮
2 刺激の強さと反応の大きさ
3 不応期
演習問題
第2章 筋系
1 骨格筋の構造
1 骨格筋の構造
2 骨格筋線維の生理学的特徴
演習問題
2 筋収縮のメカニズム
1 筋収縮のメカニズム
2 興奮収縮連関(E-C coupling)
演習問題
3 筋収縮の型
1 筋の強縮
2 筋疲労
3 等張性収縮(アイソトニック・コントラクション)
4 等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)
5 等速性収縮(アイソキネティック・コントラクション)
演習問題
4 筋線維の特徴
1 骨格筋・心筋・平滑筋の特徴
演習問題
第3章 末梢神経系
1 神経細胞
1 神経細胞
2 神経細胞の構造
3 神経線維
演習問題
2 神経の興奮
1 神経の興奮
演習問題
3 シナプス伝達
1 シナプスと伝達
2 シナプスの形成
3 シナプス伝達の特徴
4 シナプス伝達のしくみ
5 神経伝達物質
6 シナプス伝達の加重現象
7 シナプス反射
演習問題
4 神経筋の伝達
1 神経筋接合部の構造
2 終板電位
3 重症筋無力症
演習問題
5 運動単位
1 運動単位
2 神経支配比
演習問題
6 末梢神経の区分
1 末梢神経系の機能的分類
演習問題
7 脳神経
1 脳神経の起始部
2 脳神経核の存在部
3 脳神経とその機能
演習問題
8 脊髄神経
1 脊髄神経
2 皮膚分節(デルマトーム)
演習問題
9 頸神経叢と腕神経叢
1 頸神経叢
2 腕神経叢
3 上肢の神経と筋支配
演習問題
10 腰神経叢と仙骨神経叢
1 腰神経叢
2 仙骨神経叢
3 下肢の神経と筋支配
演習問題
11 自律神経系
1 自律神経の分布
2 自律神経系の機能
3 自律神経系の特徴
4 自律神経反射
5 自律神経の伝達物質
演習問題
第4章 中枢神経系
1 中枢神経系
1 中枢神経系の構造
2 中枢神経系の区分
3 脳の発生(神経管)
演習問題
2 大脳皮質と大脳基底核
1 大脳皮質の機能局在
2 大脳の皮質と髄質
3 大脳基底核の構造
4 大脳基底核の機能
演習問題
3 大脳辺縁系
1 大脳辺縁系の構造
2 大脳辺縁系の分類
3 大脳辺縁系の機能
演習問題
4 脳波と睡眠
1 脳波の分類
2 意識水準と脳波
3 脳波の睡眠段階区分
4 睡眠の生理的変化
演習問題
5 学習と記憶
1 学習
2 記憶
演習問題
6 間脳
1 間脳の構造
2 間脳の機能
3 視床核の機能的分類
4 視床下部の機能
演習問題
7 脳幹
1 脳幹部の神経核
2 中脳の構造と機能
3 橋の構造と機能
4 延髄の構造と機能
5 脳幹網様体とその機能
6 除脳動物と姿勢反射
演習問題
8 小脳
1 小脳の構造
2 小脳の線維結合
3 小脳の機能
演習問題
9 脊髄
1 脊髄の構造
2 脊髄の全体像
3 脊髄を通る伝導路
演習問題
10 脊髄反射
1 脊髄反射弓
2 脊髄反射
演習問題
11 中枢神経系の伝導路
1 伝導路の分類
2 伝導路の位置
演習問題
12 下行性伝導路─錐体路
1 錐体路走行(皮質核路,皮質延髄路)
2 錐体路の経路
3 錐体路の機能
4 錐体路のまとめ
演習問題
13 下行性伝導路─錐体外路
1 脊髄に投射する主な錐体外路
2 赤核脊髄路と視蓋脊髄路
3 外側前庭脊髄路と内側前庭脊髄路
4 網様体脊髄路
演習問題
14 上行性伝導路
1 上行性伝導路
2 上行性伝導路の分類
演習問題
第5章 感覚器系
1 感覚の概要
1 感覚の起こり方
2 感覚の順応
3 感覚の種類
4 感覚の種類と受容器
演習問題
2 皮膚感覚
1 皮膚と感覚受容器
2 体性感覚の伝導路
演習問題
3 深部感覚
1 深部感覚と感覚受容器
2 深部感覚の伝導路
演習問題
4 内臓感覚
1 内臓感覚
2 関連痛の起こる領域
3 関連痛とは
演習問題
5 嗅覚
1 嗅覚受容器の構造
2 嗅覚伝導路
演習問題
6 視覚
1 眼球の構造と機能
2 網膜の構造と機能
3 視覚伝導路
4 近視と遠視
演習問題
7 聴覚・平衡感覚
1 聴覚器の構造
2 聴覚器での音の伝導
3 聴覚伝導路
4 平衡感覚器の構造
5 平衡感覚
演習問題
8 味覚
1 舌と味蕾の構造
2 味覚器
3 味覚器の脳神経支配
4 味覚伝導路
演習問題
第6章 循環器系
1 心臓の構造
1 心臓の構造
演習問題
2 心臓の興奮(刺激)伝導系
1 興奮(刺激)伝導系
2 心臓の興奮の順序
演習問題
3 心臓の神経支配
1 心臓の神経支配
2 心臓反射
演習問題
4 心電図
1 心電図の波形
演習問題
5 心音
1 心音の聴取部位
2 心音の異常
演習問題
6 血管の構造と機能
1 血管の構造と機能
2 心臓と大動脈
演習問題
7 血液の循環
1 大循環と小循環
2 静脈還流因子
演習問題
8 血圧
1 血圧
2 血圧の決定因子
3 血圧の異常
演習問題
9 水分代謝
1 体液区分
2 体液の組成
3 酸・塩基平衡を司る機構
演習問題
10 血液の働き
1 血液の働き
2 血液の成分
演習問題
11 血液細胞とその機能
1 造血過程
2 血液中の細胞成分
演習問題
第7章 呼吸器系
1 呼吸器系の構造
1 呼吸器系の構造
2 気管支
3 気道
演習問題
2 呼吸のメカニズム
1 呼吸運動
演習問題
3 外呼吸と内呼吸
1 外呼吸と内呼吸
2 ガス交換とガスの運搬
演習問題
4 肺容量
1 肺気量
2 肺
演習問題
5 呼吸の調節
1 呼吸運動の調節
2 神経的調節
3 化学的調節
4 呼吸の型
演習問題
第8章 消化器系
1 消化と吸収の概要
1 消化と吸収の概要
2 消化器系
演習問題
2 口腔内消化
1 唾液腺
2 口腔内消化
3 唾液分泌の神経調節
演習問題
3 嚥下
1 嚥下の第1相
2 嚥下の第2相
3 嚥下の第3相
演習問題
4 胃での消化・吸収と運動
1 胃の構造
2 胃の消化
3 胃液分泌の神経的調節
4 胃の運動
演習問題
5 小腸での消化と吸収
1 十二指腸周辺の構造
2 小腸の消化
3 小腸の粘膜
演習問題
6 腸の運動
1 運動の型
演習問題
7 肝臓・胆嚢・膵臓の役割
1 肝臓・胆嚢・膵臓の構造
2 肝臓の機能
3 胆嚢の機能
4 膵臓の機能
演習問題
8 消化のまとめ
1 消化器官の神経支配のまとめ
2 消化管運動のまとめ
3 消化液のまとめ
演習問題
第9章 栄養と代謝
1 栄養素
1 糖質
2 脂質
3 蛋白質
4 ビタミン
5 無機物質
演習問題
2 代謝
1 代謝
演習問題
3 糖質代謝
1 ブドウ糖の分解
2 糖質合成
3 糖質から脂肪への変換
演習問題
4 脂質代謝
1 脂質代謝の過程
演習問題
5 蛋白質代謝
1 蛋白質代謝の過程
2 蛋白質代謝
演習問題
6 基礎代謝とエネルギー代謝
1 エネルギー代謝
2 基礎代謝〔basal metabolism(BM)〕
演習問題
7 体温調節
1 ヒトの体温
2 体温の変化
3 産熱と放熱
4 体温調節
5 体温の異常
演習問題
第10章 泌尿器系
1 泌尿器の構造
1 腎臓
2 腎小体
3 尿管
4 膀胱と尿道
演習問題
2 尿の生成
1 尿の生成
演習問題
3 排尿
1 膀胱の神経支配
演習問題
第11章 生殖器系
1 性分化
1 性分化のしくみ
2 生殖腺の分化
演習問題
2 男性生殖器
1 男性生殖器
2 精細管での精子産生
演習問題
3 女性生殖器
1 女性生殖器
2 卵子形成の過程
3 卵巣周期と子宮周期
演習問題
4 受精と妊娠
1 受精から着床まで
2 胎盤の構造と機能
演習問題
第12章 内分泌系
1 内分泌腺
1 内分泌腺の部位
演習問題
2 下垂体とホルモン
1 視床下部
2 下垂体
3 下垂体のホルモン
演習問題
3 甲状腺・上皮小体(副甲状腺)とホルモン
1 甲状腺と上皮小体(副甲状腺)
2 甲状腺と上皮小体のホルモン
演習問題
4 副腎とホルモン
1 副腎の構造
2 副腎皮質
3 副腎とホルモン
演習問題
5 膵臓とホルモン
1 膵臓のホルモン
演習問題
6 性腺とホルモン
1 性腺とホルモン
2 精細管
演習問題
7 ホルモンのまとめ
1 内分泌腺とホルモンの主な作用
演習問題
文献
参考図書
索引
第1版まえがき
本書の使い方
第1章 生理学総論
1 生体の構造
1 生理学とは
2 生体の恒常性(homeostasis)
3 刺激と興奮・刺激と適応
4 生体の構造
5 生体の機能
演習問題
2 細胞生理
1 細胞を構成する元素
2 細胞の機能
演習問題
3 細胞膜における物質輸送
1 細胞膜における物質輸送
演習問題
4 細胞膜の興奮
1 細胞膜の興奮
2 刺激の強さと反応の大きさ
3 不応期
演習問題
第2章 筋系
1 骨格筋の構造
1 骨格筋の構造
2 骨格筋線維の生理学的特徴
演習問題
2 筋収縮のメカニズム
1 筋収縮のメカニズム
2 興奮収縮連関(E-C coupling)
演習問題
3 筋収縮の型
1 筋の強縮
2 筋疲労
3 等張性収縮(アイソトニック・コントラクション)
4 等尺性収縮(アイソメトリック・コントラクション)
5 等速性収縮(アイソキネティック・コントラクション)
演習問題
4 筋線維の特徴
1 骨格筋・心筋・平滑筋の特徴
演習問題
第3章 末梢神経系
1 神経細胞
1 神経細胞
2 神経細胞の構造
3 神経線維
演習問題
2 神経の興奮
1 神経の興奮
演習問題
3 シナプス伝達
1 シナプスと伝達
2 シナプスの形成
3 シナプス伝達の特徴
4 シナプス伝達のしくみ
5 神経伝達物質
6 シナプス伝達の加重現象
7 シナプス反射
演習問題
4 神経筋の伝達
1 神経筋接合部の構造
2 終板電位
3 重症筋無力症
演習問題
5 運動単位
1 運動単位
2 神経支配比
演習問題
6 末梢神経の区分
1 末梢神経系の機能的分類
演習問題
7 脳神経
1 脳神経の起始部
2 脳神経核の存在部
3 脳神経とその機能
演習問題
8 脊髄神経
1 脊髄神経
2 皮膚分節(デルマトーム)
演習問題
9 頸神経叢と腕神経叢
1 頸神経叢
2 腕神経叢
3 上肢の神経と筋支配
演習問題
10 腰神経叢と仙骨神経叢
1 腰神経叢
2 仙骨神経叢
3 下肢の神経と筋支配
演習問題
11 自律神経系
1 自律神経の分布
2 自律神経系の機能
3 自律神経系の特徴
4 自律神経反射
5 自律神経の伝達物質
演習問題
第4章 中枢神経系
1 中枢神経系
1 中枢神経系の構造
2 中枢神経系の区分
3 脳の発生(神経管)
演習問題
2 大脳皮質と大脳基底核
1 大脳皮質の機能局在
2 大脳の皮質と髄質
3 大脳基底核の構造
4 大脳基底核の機能
演習問題
3 大脳辺縁系
1 大脳辺縁系の構造
2 大脳辺縁系の分類
3 大脳辺縁系の機能
演習問題
4 脳波と睡眠
1 脳波の分類
2 意識水準と脳波
3 脳波の睡眠段階区分
4 睡眠の生理的変化
演習問題
5 学習と記憶
1 学習
2 記憶
演習問題
6 間脳
1 間脳の構造
2 間脳の機能
3 視床核の機能的分類
4 視床下部の機能
演習問題
7 脳幹
1 脳幹部の神経核
2 中脳の構造と機能
3 橋の構造と機能
4 延髄の構造と機能
5 脳幹網様体とその機能
6 除脳動物と姿勢反射
演習問題
8 小脳
1 小脳の構造
2 小脳の線維結合
3 小脳の機能
演習問題
9 脊髄
1 脊髄の構造
2 脊髄の全体像
3 脊髄を通る伝導路
演習問題
10 脊髄反射
1 脊髄反射弓
2 脊髄反射
演習問題
11 中枢神経系の伝導路
1 伝導路の分類
2 伝導路の位置
演習問題
12 下行性伝導路─錐体路
1 錐体路走行(皮質核路,皮質延髄路)
2 錐体路の経路
3 錐体路の機能
4 錐体路のまとめ
演習問題
13 下行性伝導路─錐体外路
1 脊髄に投射する主な錐体外路
2 赤核脊髄路と視蓋脊髄路
3 外側前庭脊髄路と内側前庭脊髄路
4 網様体脊髄路
演習問題
14 上行性伝導路
1 上行性伝導路
2 上行性伝導路の分類
演習問題
第5章 感覚器系
1 感覚の概要
1 感覚の起こり方
2 感覚の順応
3 感覚の種類
4 感覚の種類と受容器
演習問題
2 皮膚感覚
1 皮膚と感覚受容器
2 体性感覚の伝導路
演習問題
3 深部感覚
1 深部感覚と感覚受容器
2 深部感覚の伝導路
演習問題
4 内臓感覚
1 内臓感覚
2 関連痛の起こる領域
3 関連痛とは
演習問題
5 嗅覚
1 嗅覚受容器の構造
2 嗅覚伝導路
演習問題
6 視覚
1 眼球の構造と機能
2 網膜の構造と機能
3 視覚伝導路
4 近視と遠視
演習問題
7 聴覚・平衡感覚
1 聴覚器の構造
2 聴覚器での音の伝導
3 聴覚伝導路
4 平衡感覚器の構造
5 平衡感覚
演習問題
8 味覚
1 舌と味蕾の構造
2 味覚器
3 味覚器の脳神経支配
4 味覚伝導路
演習問題
第6章 循環器系
1 心臓の構造
1 心臓の構造
演習問題
2 心臓の興奮(刺激)伝導系
1 興奮(刺激)伝導系
2 心臓の興奮の順序
演習問題
3 心臓の神経支配
1 心臓の神経支配
2 心臓反射
演習問題
4 心電図
1 心電図の波形
演習問題
5 心音
1 心音の聴取部位
2 心音の異常
演習問題
6 血管の構造と機能
1 血管の構造と機能
2 心臓と大動脈
演習問題
7 血液の循環
1 大循環と小循環
2 静脈還流因子
演習問題
8 血圧
1 血圧
2 血圧の決定因子
3 血圧の異常
演習問題
9 水分代謝
1 体液区分
2 体液の組成
3 酸・塩基平衡を司る機構
演習問題
10 血液の働き
1 血液の働き
2 血液の成分
演習問題
11 血液細胞とその機能
1 造血過程
2 血液中の細胞成分
演習問題
第7章 呼吸器系
1 呼吸器系の構造
1 呼吸器系の構造
2 気管支
3 気道
演習問題
2 呼吸のメカニズム
1 呼吸運動
演習問題
3 外呼吸と内呼吸
1 外呼吸と内呼吸
2 ガス交換とガスの運搬
演習問題
4 肺容量
1 肺気量
2 肺
演習問題
5 呼吸の調節
1 呼吸運動の調節
2 神経的調節
3 化学的調節
4 呼吸の型
演習問題
第8章 消化器系
1 消化と吸収の概要
1 消化と吸収の概要
2 消化器系
演習問題
2 口腔内消化
1 唾液腺
2 口腔内消化
3 唾液分泌の神経調節
演習問題
3 嚥下
1 嚥下の第1相
2 嚥下の第2相
3 嚥下の第3相
演習問題
4 胃での消化・吸収と運動
1 胃の構造
2 胃の消化
3 胃液分泌の神経的調節
4 胃の運動
演習問題
5 小腸での消化と吸収
1 十二指腸周辺の構造
2 小腸の消化
3 小腸の粘膜
演習問題
6 腸の運動
1 運動の型
演習問題
7 肝臓・胆嚢・膵臓の役割
1 肝臓・胆嚢・膵臓の構造
2 肝臓の機能
3 胆嚢の機能
4 膵臓の機能
演習問題
8 消化のまとめ
1 消化器官の神経支配のまとめ
2 消化管運動のまとめ
3 消化液のまとめ
演習問題
第9章 栄養と代謝
1 栄養素
1 糖質
2 脂質
3 蛋白質
4 ビタミン
5 無機物質
演習問題
2 代謝
1 代謝
演習問題
3 糖質代謝
1 ブドウ糖の分解
2 糖質合成
3 糖質から脂肪への変換
演習問題
4 脂質代謝
1 脂質代謝の過程
演習問題
5 蛋白質代謝
1 蛋白質代謝の過程
2 蛋白質代謝
演習問題
6 基礎代謝とエネルギー代謝
1 エネルギー代謝
2 基礎代謝〔basal metabolism(BM)〕
演習問題
7 体温調節
1 ヒトの体温
2 体温の変化
3 産熱と放熱
4 体温調節
5 体温の異常
演習問題
第10章 泌尿器系
1 泌尿器の構造
1 腎臓
2 腎小体
3 尿管
4 膀胱と尿道
演習問題
2 尿の生成
1 尿の生成
演習問題
3 排尿
1 膀胱の神経支配
演習問題
第11章 生殖器系
1 性分化
1 性分化のしくみ
2 生殖腺の分化
演習問題
2 男性生殖器
1 男性生殖器
2 精細管での精子産生
演習問題
3 女性生殖器
1 女性生殖器
2 卵子形成の過程
3 卵巣周期と子宮周期
演習問題
4 受精と妊娠
1 受精から着床まで
2 胎盤の構造と機能
演習問題
第12章 内分泌系
1 内分泌腺
1 内分泌腺の部位
演習問題
2 下垂体とホルモン
1 視床下部
2 下垂体
3 下垂体のホルモン
演習問題
3 甲状腺・上皮小体(副甲状腺)とホルモン
1 甲状腺と上皮小体(副甲状腺)
2 甲状腺と上皮小体のホルモン
演習問題
4 副腎とホルモン
1 副腎の構造
2 副腎皮質
3 副腎とホルモン
演習問題
5 膵臓とホルモン
1 膵臓のホルモン
演習問題
6 性腺とホルモン
1 性腺とホルモン
2 精細管
演習問題
7 ホルモンのまとめ
1 内分泌腺とホルモンの主な作用
演習問題
文献
参考図書
索引

















