やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第1章 東洋の生命観
 東洋思想の生命観−三才思想について
 東洋医学の生命観
 宗教と哲学と医学を結ぶもの−未来医学への夢
第2章 東洋医学の構成
 養生学
 治療学
 生命の構造は経絡体系である−針灸医学は心身医学
第3章 針灸医学の定義
 針灸医学は針と灸とによる体表刺激療法である
 針と灸の陰陽的構成
 病位−連絡ルート−治療点
 疾病における証の内容−証の中枢を形成する病経とその反応関連経
 針灸治療の内容−針灸医学の定義
第4章 経路の構造・構成・作用
 経路の基本構造
 経路の三極構造
 正経12経の構成
 正経の関連法則の総括
 経絡の作用
 経路の種類
第5章 針灸治療の目標と治療原則
 針灸治療の目標
 治療原則
第6章 病経の治療方式
 点的治療
 線的治療
 面的治療
 立体的治療−三極治療
 総合立体的治療
第7章 奇経治療
 私の奇経認識の歩み
 奇経の特性
 誤解され続けてきた奇経
 奇経の3分類
 奇経治療の方式
第8章 正奇経統合理論
 正経と奇経との関係
 奇経および奇経治療についての考察
第9章 太極正奇経療法−不老長寿療法
 奇経治療の不備を補う
 太極正奇経療法
 太極正奇経療法の取穴とその刺法
 太極正奇経療法の効用
 太極正奇経療法と六部定位−腎肝虚の治療
第10章 陰陽五行説の臨床的考察
 五行説における1つの疑問点−腎肝相生の問題
 心包経と六部定位
 水木間の問題点
 相火・心包経の特殊性
 火の総括
 五行の相生
 3グループでみる五行相生循環(右回り)と経絡流注循環(左回り)
 相火の2つの関連系統
 三陰三陽は3グループをなし,それぞれ内部結合が強い
 五行でみる相生循環と流注循環
 三陰三陽,五行相生,奇経治療の総括図
 5つの器官の4つの組み合わせ
第11章 太極正奇経療法による臨床各論
 東洋医学の特徴は随証療法である
 呼吸器疾患
 心臓疾患
 消化器疾患
 泌尿生殖器疾患
 一般的疼痛の治療

 付録・腰痛の治療