やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第5版の発行にあたって
 本書「看護学概論 看護追求へのアプローチ(An Introduction of Nursing)」は,2005年の初版出版から17年が経過しました.地球温暖化による自然災害の増加や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行など社会状況が大きく変化するなか,看護に対する社会のニーズはより高まってきています.本書はこうした看護のニーズに対応し,さらにこれまで本書の編集を担われてきました,ライダー島崎玲子先生,岡崎寿美子先生,小山敦代先生の看護学概論に対する教育理念を受け継ぎ,新たなメンバーで第5版を発行することとなりました.
 看護学概論は,看護学を学ぶ目的で入学してきた学生が最初に接するIntroduction of Nursingに相当する専門科目であり,各看護学の基盤となる基礎看護学の一部として位置づけられています.「看護とは何か」「専門職としての看護職者は何をするのか」「看護学とはどういう学問か」という看護の本質と看護全般の概念をとらえ,看護の位置づけと役割の重要性を認識し,看護職者になる者としての姿勢・態度を学ぶ科目です.また,同時に,看護学への関心を高め,各領域の専門看護学へつなげる科目でもあります.
 本書では,わかりやすく簡潔な記述を心がけ,章立ての最初のページに「学習のねらい」とキーワードをつけ,学習の目的を明確にしました.
 今回の改訂にあたっては,第4版の構成を大枠で踏襲しながら,新しい情報や動向を盛り込みつつ,看護の継承を重視して看護の歴史も充実させた内容となっています.また,従来章立てを“Chapter1“,“Chapter2”,……のように表現していたものをわかりやすく「第1章」「第2章」……と表示しています.
 冒頭にIntroductionとして「看護を学ぶにあたって」を入れ,本書がどのような内容で構成され,どのように学ぶことができるのかを解説しました.第1章は「看護実践に必要な諸概念」,第2章「看護の歴史」,第3章「看護実践と看護活動の場」,第4章「拡大する看護活動の場」,第5章「看護と法律」,第6章「看護と倫理」,第7章「専門職としての看護と教育」,第8章「看護理論の概要」,第9章「看護過程と看護診断」,第10章「看護研究」で構成されています.おもな改訂内容としては,看護と倫理において,インフォームド・コンセントとアドボカシーを充実させ,災害看護については,「看護職の倫理綱領」に新たに自然災害における看護師の行動指針が追加されたことを解説し,熊本地震や新型コロナウイルス感染症についても追記しました.また,看護理論についても看護界でよく活用されている理論家を追加し,看護理論の理解を深めるために看護と哲学,思想とのかかわりを盛り込みました.さらに巻末資料として,ヘルシンキ宣言やリスボン宣言などを添付しました.本書は看護師国家試験出題基準とも照合し,大切な用語や概念はきちんと理解できるよう心がけています.
 本書が看護学を最初に学ぶ学生の知的好奇心を刺激し,看護を具体的にイメージし,看護への関心や探求心を養い,自らの看護観を築く礎になってほしいと願っています.
 最後に,第5版への改訂にあたり,たいへんお世話になりました医歯薬出版編集部に感謝申し上げます.
 2021年11月 田中幸子


はじめに―初版の序文
 新しく看護の道を目指して入学した学生のなかには,まだ本当に看護の仕事はどのようなものかを理解せず憧れにも似た感情や,目的なしに看護を選んだという複雑な気持ちをもつ人がいると思います.このように看護について白紙状態の看護学生が,看護の重要性や看護は実際どのような仕事であるか,また看護を提供するためにはどのような基本的な知識が必要かを短期間で学習するのは大変なことです.1年次に学ぶ看護学概論がその役割を果たすものですが,わずかな期間で,学生がしっかりとした概念をもつに至るのは至難の技です.学生たちのなかには4年生になってはじめて看護学概論がわかったとコメントをする人もいます.
 このような状況を改善するためには,看護教員は抽象的な概念や理論をいかに具体的にわかりやすく教えるか工夫することが必要ですが,難しい用語が羅列された情報過多の教科書では学生が内容を把握しきれません.ともすれば国家試験のために教科書の文章をそのまま丸暗記してしまいがちな学生の傾向に対して,本書は彼らの知的好奇心を刺激し,自己学習により学びを深め,自らの看護観を築いていく,そうしたきっかけとなることを目指した看護学概論の教科書を目指しました.そのため,極力煩雑な説明を省いてできるだけ簡潔な記述を心がけ,また演習を適宜取り入れ,学生の積極的な探求心を刺激するように構成しています.
 Part Iの序章では,ケリー(Kelly)の看護学の哲学的アプローチを参考にし概要(schema;シェーマ)を作成しました.学生がシェーマのコアを頭のなかに入力(インプット)することにより,看護は何かという基本的な概念を理解し,次第にコアの外部へと広がりをもち,看護の全体像をイメージできるように工夫をしました.また,患者中心の看護の図は,筆者自身が1960年代コロンビア大学ティーチャーズカレッジのネルソン教授の授業“Fundamentals of Nursing”の授業で教わった資料を使用しました.40年以上前に学んだ知識が現在の看護の世界でも通用するのを再確認し,ネルソン教授の偉大さを実感しました.
 さらに,本書の特徴のひとつとして,後半で看護理論を大きく取りあげていることがあげられます.看護理論は看護の基礎であり,実践の素地となります.現在,多くの看護理論が発表されていますが,実際に現場で活用できなければ理論としての意味がありません.また,今紹介されている多くの看護理論のなかには,完全に,また正確に解釈し理解することは困難な理論もあります.看護理論を自分の能力に応じて理解,解釈し,自分の哲学(philosophy)として変形し活用できればよいと思います.また,看護理論の学習を通して理論と実践の関係について考え,実践の素地を形成し,さらに自らの看護観を養ってほしいと願います.
 そうした考えから理論の選択にあたっては現在の看護現場で活用できるものとし,また,前半と同様に記述は簡潔を心がけ,演習を追加して学生が自ら学んで身につける姿勢を育むように工夫しました.ロジャース(Rogers M)の演習の資料は,青森県立保健大学のリボウィッツ(Leibowitz)学長(当時)が米国においてロジャースの研修会でいただいたものを提供してくださいました.そして,筆者が自分なりに解釈,理解して活用したものです.
 学生が看護理論の醍醐味に気づき,将来,研究や看護理論の構築に興味をもつことを願っています.
 最後に,この看護学概論の作成にあたって協力してくださった先生方,医歯薬出版の担当者各位に感謝いたします.
 2005年3月 ライダー島崎玲子
Introduction 看護を学ぶにあたって
 (田中幸子)
第1章 看護実践に必要な諸概念
 (1)看護の概念(山本直美)
  1)看護の概念定義とその普遍性
   ナイチンゲールの看護の定義
   ヘンダーソンの基本的看護=看護師独自の機能
   薄井坦子『科学的看護論 初版』
  2)日本と諸外国における看護組織団体が提唱する看護の定義
  3)看護(nursing)とケア(care)/ケアリング(caring)
  4)看護の役割機能の拡大
   療養生活から生活そのものへ
   グローバル社会へ
   災害医療の担い手として
 (2)人間の理解(堀 良子)
  1)人間をどうとらえるか
  2)生命体と生活体のかかわり
  3)人間の基本的欲求と看護
   マズローのニード階層説
   ヘンダーソンの基本的看護の構成要素
  4)人間と環境
  5)人間は生涯を生きる
  6)発達理論
   ハヴィガーストによる発達理論
   エリクソンによる発達理論
  7)人間の心理行動の理解
   ストレス
   孤独,感覚遮断
 (3)健康(堀 良子)
  1)健康の概念
   生理学的にみた健康
   WHOの健康の定義
   動的健康概念の登場
   今日の健康観
  2)健康の実現
   プライマリ・ヘルス・ケア(アルマ・アタ宣言)
   ヘルスプロモーション(オタワ憲章)
   健康日本21
   ノーマライゼーション
  3)健康に影響する要因
  4)わが国の現代生活における健康問題
 (4)環境(社会)(山本直美)
  1)環境とは
   内部環境-外部環境という考え方
   人間-環境系という考え方
  2)看護理論家がとらえた環境の概念
  3)病者の生活環境と看護の役割
第2章 看護の歴史
 演習 看護の価値を知り,看護師としての自覚を高める
 (1)近代以前からの看護の歴史(田中幸子)
  1)近代以前の看護
  2)近代看護の芽生え
   ナイチンゲールと看護
   赤十字社の創立とその活動
   米国の看護
  3)日本の近代看護の夜明け
   近代的看護教育の始まり
   戦争と看護
 (2)現代に至る日本の看護の歴史(田中幸子)
  1)大日本帝国の崩壊と対日占領政策
  2)看護改革の始動
   病院の看護サービス,および組織改革
   看護教育改革,および看護師の再教育
   厚生省医務局看護課の設置
   日本看護協会の設立と看護の専門職化
  3)占領後の看護職能団体の変容と政策活動
第3章 看護実践と看護活動の場
 (1)質の高い看護実践(技術)の原則(山本直美)
  1)看護実践(技術)の科学性
  2)看護実践(技術)の特徴
  3)看護実践における必然としてのコミュニケーション能力
  4)看護技術を実践している看護師の思考
   目的意識的思考
   臨床判断の思考モデル
   クリティカルシンキングと根拠に基づいた実践
  5)看護実践の原則
   患者主体性(個別性)
   安全性と安楽性
   自立性
   効率性・合理性・経済性
   身体に触れるということ=看護師の「手」を使うこと
   看護実践の倫理
   情報管理の心構え
 (2)医療安全(西山ゆかり)
  1)医療安全とは
   ヒューマンエラー
   スイスチーズモデルとハインリッヒの法則
   看護における事故の特質と構造
  2)医療安全の用語
  3)医療安全と法・制度
   医療法の目的と理念
   医療安全への制度的取り組み
   医療安全施策
   医療事故に伴う法的な責任
  4)医療安全対策
   医療事故の可視化
   チーム医療における医療安全対策
   医療安全におけるリスクマネジメント
  5)基礎教育としての医療安全教育
 演習 医療事故の怖さを実感するディスカッション
 (3)質の高い看護を実践するためのマネジメント(勝山貴美子)
  1)看護のマネジメントとは
   マネジメントの定義
   看護におけるマネジメントとは
  2)効果的な看護マネジメント
   リーダーシップとマネジメント
   メンバーシップとフォロワーシップ
 (4)保健医療システムとは(藤本真記子)
 (5)保健医療福祉チームと職種の役割(藤本真記子)
   保健医療福祉にかかわる職種
   チーム医療
   職種間での連携の例
 (6)保健医療福祉サービスの場(藤本真記子)
  1)保健:健康の維持・増進の場
   地域保健
   学校保健
   産業保健
  2)医療施設
   病院
   診療所
   助産所
   介護老人保健施設
   自宅-在宅医療(出張診療),訪問看護
  3)福祉施設
  4)地域医療連携
   退院支援と継続看護
   地域包括支援センター
第4章 拡大する看護活動の場
 (1)災害看護(1)〜5)山本加奈子,6)田中幸子)
  1)災害とは
  2)災害看護とは
  3)災害に関する主な法律
   災害対策基本法
   災害救助法
  4)災害のサイクルに応じた看護活動
   急性期
   亜急性期
   慢性期
  5)こころのケア
  6)災害看護の歴史
   日本赤十字社看護婦養成所と災害救護
   災害看護の幕開け
   明治三陸大津波と看護
   関東大震災と訪問(巡回)看護事業のはじまり
   近年における震災と看護の発展
 (2)国際看護(山本加奈子)
  1)国際看護学とは
  2)世界共通の健康目標
  3)世界の健康課題
  4)日本国内の国際化
  5)異文化理解
第5章 看護と法律
 (1)看護関係法の立法過程(田中幸子)
  1)法律とは
  2)戦前の看護制度
   産婆規則
   看護婦規則
   保健婦規則
  3)占領期の看護制度改革
   保健師法案の廃案と保健婦助産婦看護婦法の成立
   保健婦助産婦看護婦法の制定
   保健婦助産婦看護婦法の問題点と法改正の動き
   保健婦助産婦看護婦法の改正,法律第147号(准看護婦制度)の成立
   講習制度の形骸化と法律第258号(旧規則看護婦の無条件国家資格)の成立
  4)戦後の保助看法改正の要点
  5)看護師等の人材確保の促進に関する法律
   人材確保法の立法前段階
   政策問題の確認段階
   人材確保のための政策課題の抽出と政策立案機関の設置
   政策の立案と採択段階
 (2)看護と法律(田中幸子)
  1)医療法
   目的
   医療提供の理念
   医師等の責務
   定義
   病床の種別
   診療等に関する諸記録
   医療に関する選択の支援等
   医療の安全の確保
   病床機能報告制度
  2)保健師助産師看護師法
   目的
   保健師,助産師,看護師,准看護師の定義と業務
   免許
   欠格事由
   免許の取り消し等の行政処分の手続き
   行政処分を受けた保健師,助産師,看護師,准看護師の再教育
   資質向上の促進
   業務
   特定業務の禁止
   特定行為
   助産師の応招義務
   助産録の記載および保存
   守秘義務
   業務従事者の届出
   名称の使用制限
  3)看護師等の人材確保の促進に関する法律
   目的
   基本指針
   国および地方公共団体の責務
   病院等の開設者等の責務
   看護師等の責務
   国民の責務
   都道府県ナースセンターの指定
   看護師等の届出
   中央ナースセンターの指定
 (3)医療保険制度と介護保険制度(田中幸子)
  1)医療保険制度
   医療保険制度の法的根拠と沿革
   医療保険の種類
   給付
  2)看護と診療報酬
  3)介護保険制度
   介護保険制度の沿革
   介護保険制度の概要
第6章 看護と倫理
 (1)倫理とは(岡田朱民)
  1)倫理とは
  2)倫理理論
 (2)医療を巡る倫理の歴史的変遷(岡田朱民)
  1)医の倫理の変遷
  2)看護倫理の変遷
 (3)看護における倫理と原則(岡田朱民)
  1)看護におけるケアの倫理
  2)看護倫理の原則と看護実践上の倫理的概念
  3)看護実践におけるインフォームド・コンセントとアドボカシー
   インフォームド・コンセント
   アドボカシー
 (4)看護実践と倫理(岡田朱民)
 (5)看護実践における倫理的問題と対応(西山ゆかり)
第7章 専門職としての看護と教育
 (1)専門職(羽入千悦子)
  1)専門職とは
  2)専門職の定義
  3)看護専門職とは
   ブラウン・レポートによる「専門職業看護師」の定義
   米国看護師協会(ANA)専門職としての看護師
   日本看護協会(JNA)による看護専門職の定義
   日本看護系大学協議会学長・学部長報告にみる期待される看護専門職像
   保健師助産師看護師法にみる看護専門職
 (2)看護教育(羽入千悦子)
  1)看護教育とは
  2)看護教育制度
  3)看護基礎教育
   看護基礎教育
   看護教育の質の保証
   社会の変化と看護師,准看護師学校養成所の推移
  4)看護継続教育
   看護継続教育の構造
   卒後教育
   専門・認定教育
   現任教育
 (3)看護専門職団体の役割(西山ゆかり)
  1)日本看護協会
  2)国際看護師協会
  3)国際助産師連盟
 演習 看護職は専門職か否か(ディベート)
第8章 看護理論の概要
 (1)看護理論の理解のために(中島小乃美)
  1)看護と哲学
  2)近代の看護学の周辺の学問
  3)日本の思想と看護
 (2)看護で用いる概念と看護理論(中島小乃美)
 (3)看護理論の重要性(中島小乃美)
 (4)看護理論の大きさととらえ方(中島小乃美)
 (5)看護の諸理論(中島小乃美)
  フローレンス・ナイチンゲール(島留美)
  ヴァージニア・ヘンダーソン(小林菜穂子)
  フェイ・G・アブデラ(中島小乃美)
  ヒルデガード・E・ペプロウ(中島小乃美)
  アイダ・J・オーランド(中島小乃美)
  アーネスティン・ウィーデンバック(中島小乃美)
  ジョイス・トラベルビー(岡田朱民)
  マーサ・E・ロジャース(中島小乃美)
  ドロセア・E・オレム(中島小乃美)
  シスター・C・ロイ(中島小乃美)
  パトリシア・ベナー(中島小乃美)
  ジーン・ワトソン(中島小乃美)
  マデリン・M・レイニンガー(中島小乃美)
  アイモジン・M・キング(西山ゆかり)
  キャサリン・コルカバ(岡田朱民)
  アフアフ・I・メレイス(柏原寛美)
  薄井坦子(山本直美)
 (6)理論をどのように活用するか(中島小乃美)
  1)看護理論を理解するための一般理論(モデル)の活用
   マズローのニード階層説
   エリクソン・ハヴィガーストの発達理論
   危機理論
   ストレス・コーピング理論
  2)看護理論の実践への活用
   働きかけ論的な看護理論
   人間関係論的な看護理論
   対象論的な看護理論
 演習 看護諸理論活用の例
  ナイチンゲール理論活用の例
  ヘンダーソン理論活用の例
  ペプロウ理論活用の例
  オーランド理論活用の例
  トラベルビー理論活用の例
  ロジャース理論活用の例
第9章 看護過程と看護診断
 (1)看護過程(堀 良子)
  1)看護過程(nursing process)とは
   看護過程の意義
   看護過程の構成要素
   看護職者の看護の見方・考え方
  2)看護過程の各ステップ
   アセスメント
   診断(問題の明確化)
   計画
   実施
   評価
 (2)看護診断(堀 良子)
  1)看護診断とその意義
  2)看護診断の誕生と発達
  3)看護診断の構成要素
   看護診断の種類
   看護診断用語
  4)看護診断分類法IIの構造
第10章 看護研究
 (1)看護学における研究の意義(山本直美)
 (2)量的研究と質的研究(山本直美)
  1)看護研究のパラダイム実証主義と自然主義
  2)看護実践における知識の源泉としての理論的推論
 (3)看護研究の実際(山本直美)
  1)研究のプロセス
  2)研究疑問の提示と絞り込みから研究課題の明確化
   研究疑問の始まり
   研究疑問の絞り込み
  3)研究における文献検索と文献検討
   文献検索の範囲と入手の方法
   研究論文の種類
   文献検索の具体的方法
   研究論文のクリティーク(批評・論評)
  4)研究のためのデザイン
  5)研究の方法論
   質的(帰納的)研究方法
   量的(演繹的)研究方法
   ミックス研究方法
  6)研究計画書の作成
   研究計画書作成の意義
   研究計画書の内容
 (4)研究における倫理(山本直美)
 (5)研究成果の公表(山本直美)

 巻末資料 医療の倫理に関する綱領や宣言
  ニュルンベルク綱領
  世界医師会ジュネーブ宣言
  世界医師会ヘルシンキ宣言
  患者の権利に関する世界医師会リスボン宣言

 索引