第3版への改訂にあたって
第2版を2009年に発行してから7年を経て,この間にお読みいただいた学生,先生方からのご意見を踏まえて見直しを図り,今回の第3版ではすべての章を改訂した.まず第1章は,看護過程展開の基盤となる“人間観”ともいえる内容を追加した.看護を行う際,われわれ看護師は対象のどこに注目し,何を情報として採択し,どのような視点でアセスメントしケアするのか?これらは,看護師自らが有する“人間観”が根本にあり,そこから導き出される.さらに,目の前にいる対象に,看護師がどれだけ向き合えるかが看護過程においては重要になる.なぜなら,適切な解の多くは対象が持っているからである.本書ではこの点を考慮し,“対象の語り”を重視するナラティブ・ベースド・ナーシング(NBN)の考え方についても解説している.これに連動して,第2章では「ウェルネスの考え方」について再度,詳しく説明した.
第3章の事例展開は,「アセスメントの視点」の見直しを行った.事例も近年の妊産婦が抱える問題を取り入れて,例えば,「家族に課題がある褥婦」の事例を取り上げた.さらに,「帝王切開術を受けた褥婦」の事例も情報を刷新した.また,全事例において,看護診断リスト,統合の内容を見直すなど,看護過程展開の全面的充実を図った.
ここで,今更ではあるが,本書の表題について追記したい.本書の表題『ウェルネス看護診断にもとづく……』という表現は,一般にいわれる看護診断のタイプの1つである「ウェルネス型4看護診断」を意味していない.「ウェルネスという考え方から導き出された看護診断」という意味である.ゆえに,看護診断のタイプの1つを意味しかねない『ウェルネス型4看護診断にもとづく……』という表題にせず,『ウェルネス看護診断にもとづく……』としている.
看護診断は,その前段階であるアセスメントの結果から導き出されるのであって,看護診断を付ける段階になって各種タイプに当てはめるのではない.前段階のアセスメントで,すなわちウェルネス志向のアセスメントの結果として,「ウェルネス型4看護診断」が導き出されるのである.
看護過程に関する著書は多いが,そのほとんどが問題志向で展開された看護過程である.たとえ,ウェルネスを志向することを出発点とする著書であっても,アセスメントの段階では,「問題の抽出」や「課題の発見」などの表現が見受けられる.これは「ウェルネス志向にもとづいて看護過程を展開する」ことを理解する難しさを意味している.
今回の改訂版で,編著者らが苦労した点も同様にそこである.本書が,読者の方々のウェルネス看護診断に対するいっそうの理解と,ウェルネス志向のアセスメントの助けとなることを切に期待している.
改訂にあたり,継続的に根気強くサポートしてくださった医歯薬出版の編集ご担当の皆様方に深く感謝する.
2017年1月
編者
はじめに
母性看護は,健康な人を対象とすることが多く,対象者の健康の維持・増進,あるいは疾病の予防を目的としている点が特徴の1つである.ところが,現在の看護過程においては,問題点に焦点を当てた問題解決思考が主流を占める.この考えに基づく限り,何の問題もなく,合併症等の危険性もない場合,ケアする対象は存在するものの,適切な看護診断が出てこないという事態が発生してしまう.これは,母性看護の領域では,よく起こることである.
そこで,ウェルネス志向とその看護診断とを看護過程に導入してみると,無理なく対象の特徴を捉えたケアの展開が可能となり,母性看護過程が思考しやすくなるのであるが,文献を検索してみると,ウェルネス看護診断に関連するものは非常に少ないことがわかった.それならば自分たちでウェルネス看護診断にもとづいた母性看護過程の展開を書いてみようというのが本書執筆のいきさつである.
第1章では,看護過程の概念について扱っている.筆者は,看護過程を単なる方法論としてではなく,理念として捉えている.一方で,看護過程は方法論であり,しかもその内容は,型にはめられたワンパターンの表現であるという声を聞くが,それは当然のことであって,看護の向かう方向が同じであれば表現内容も似てくるものである.大事なのはその時の思考である.得られた情報を,どのような根拠で分析したのか,その解釈の根拠に看護者のどのような人間観や看護観があるのかが重要となる.それゆえ看護過程は,看護を展開するうえでの科学的な思考プロセスといえるのである.
第2章では,ウェルネスの捉え方,特徴,意義について扱っている.そして,従来の看護診断のスタイルにとらわれず,自由な形でのウェルネス看護診断をつくってみることを提案して,そのことを引き継いで第3章を展開している.本書の特徴は,この第2章で,ウェルネス看護診断についての新たな考え方を示したところにある.
第3章では,実際に,妊娠・分娩・産褥・新生児各期の事例で看護過程を展開している.切迫早産妊婦と貧血褥婦の事例が入っているのは,異常のある対象者でもウェルネス看護診断を用いて対象を全人的に見ることが可能になる例を示したかったからである.
なお,事例による看護過程を展開するうえで,次のような約束事を決めた.
(1)アセスメントの視点は独自の枠組みを作成する.
(2)関連図は省略する.
(3)看護診断リストの下に列挙した「条件」とは,その診断が導き出された因子を表わす.看護診断の関連因子と混同しないよう「条件」とする.
(4)看護診断から看護介入を導き出すために,その看護診断に至った背景や状況を「統合図」として表す.
(5)ケアプランは看護診断リストから1つを選択して展開する.
・正常妊産婦の場合は,診断リストの中から1つ
・異常妊産婦の場合は,優先度の高いものを1つ
読者が,ウェルネス看護診断を柱に対象の見方の幅を広げ,対象の生理的変化を中心とした母性看護過程から一歩進んで,元来備わっている対象の力を引き出すケアを実践されること,それが今後定着する1つのきっかけに本書がなることを期待している.
最後になったが,出版にあたり,母性看護におけるウェルネス看護診断の意義をよく理解し,発行までフォローしてくださった医歯薬出版の編集担当に深く感謝する.
2005年6月
編者
第2版を2009年に発行してから7年を経て,この間にお読みいただいた学生,先生方からのご意見を踏まえて見直しを図り,今回の第3版ではすべての章を改訂した.まず第1章は,看護過程展開の基盤となる“人間観”ともいえる内容を追加した.看護を行う際,われわれ看護師は対象のどこに注目し,何を情報として採択し,どのような視点でアセスメントしケアするのか?これらは,看護師自らが有する“人間観”が根本にあり,そこから導き出される.さらに,目の前にいる対象に,看護師がどれだけ向き合えるかが看護過程においては重要になる.なぜなら,適切な解の多くは対象が持っているからである.本書ではこの点を考慮し,“対象の語り”を重視するナラティブ・ベースド・ナーシング(NBN)の考え方についても解説している.これに連動して,第2章では「ウェルネスの考え方」について再度,詳しく説明した.
第3章の事例展開は,「アセスメントの視点」の見直しを行った.事例も近年の妊産婦が抱える問題を取り入れて,例えば,「家族に課題がある褥婦」の事例を取り上げた.さらに,「帝王切開術を受けた褥婦」の事例も情報を刷新した.また,全事例において,看護診断リスト,統合の内容を見直すなど,看護過程展開の全面的充実を図った.
ここで,今更ではあるが,本書の表題について追記したい.本書の表題『ウェルネス看護診断にもとづく……』という表現は,一般にいわれる看護診断のタイプの1つである「ウェルネス型4看護診断」を意味していない.「ウェルネスという考え方から導き出された看護診断」という意味である.ゆえに,看護診断のタイプの1つを意味しかねない『ウェルネス型4看護診断にもとづく……』という表題にせず,『ウェルネス看護診断にもとづく……』としている.
看護診断は,その前段階であるアセスメントの結果から導き出されるのであって,看護診断を付ける段階になって各種タイプに当てはめるのではない.前段階のアセスメントで,すなわちウェルネス志向のアセスメントの結果として,「ウェルネス型4看護診断」が導き出されるのである.
看護過程に関する著書は多いが,そのほとんどが問題志向で展開された看護過程である.たとえ,ウェルネスを志向することを出発点とする著書であっても,アセスメントの段階では,「問題の抽出」や「課題の発見」などの表現が見受けられる.これは「ウェルネス志向にもとづいて看護過程を展開する」ことを理解する難しさを意味している.
今回の改訂版で,編著者らが苦労した点も同様にそこである.本書が,読者の方々のウェルネス看護診断に対するいっそうの理解と,ウェルネス志向のアセスメントの助けとなることを切に期待している.
改訂にあたり,継続的に根気強くサポートしてくださった医歯薬出版の編集ご担当の皆様方に深く感謝する.
2017年1月
編者
はじめに
母性看護は,健康な人を対象とすることが多く,対象者の健康の維持・増進,あるいは疾病の予防を目的としている点が特徴の1つである.ところが,現在の看護過程においては,問題点に焦点を当てた問題解決思考が主流を占める.この考えに基づく限り,何の問題もなく,合併症等の危険性もない場合,ケアする対象は存在するものの,適切な看護診断が出てこないという事態が発生してしまう.これは,母性看護の領域では,よく起こることである.
そこで,ウェルネス志向とその看護診断とを看護過程に導入してみると,無理なく対象の特徴を捉えたケアの展開が可能となり,母性看護過程が思考しやすくなるのであるが,文献を検索してみると,ウェルネス看護診断に関連するものは非常に少ないことがわかった.それならば自分たちでウェルネス看護診断にもとづいた母性看護過程の展開を書いてみようというのが本書執筆のいきさつである.
第1章では,看護過程の概念について扱っている.筆者は,看護過程を単なる方法論としてではなく,理念として捉えている.一方で,看護過程は方法論であり,しかもその内容は,型にはめられたワンパターンの表現であるという声を聞くが,それは当然のことであって,看護の向かう方向が同じであれば表現内容も似てくるものである.大事なのはその時の思考である.得られた情報を,どのような根拠で分析したのか,その解釈の根拠に看護者のどのような人間観や看護観があるのかが重要となる.それゆえ看護過程は,看護を展開するうえでの科学的な思考プロセスといえるのである.
第2章では,ウェルネスの捉え方,特徴,意義について扱っている.そして,従来の看護診断のスタイルにとらわれず,自由な形でのウェルネス看護診断をつくってみることを提案して,そのことを引き継いで第3章を展開している.本書の特徴は,この第2章で,ウェルネス看護診断についての新たな考え方を示したところにある.
第3章では,実際に,妊娠・分娩・産褥・新生児各期の事例で看護過程を展開している.切迫早産妊婦と貧血褥婦の事例が入っているのは,異常のある対象者でもウェルネス看護診断を用いて対象を全人的に見ることが可能になる例を示したかったからである.
なお,事例による看護過程を展開するうえで,次のような約束事を決めた.
(1)アセスメントの視点は独自の枠組みを作成する.
(2)関連図は省略する.
(3)看護診断リストの下に列挙した「条件」とは,その診断が導き出された因子を表わす.看護診断の関連因子と混同しないよう「条件」とする.
(4)看護診断から看護介入を導き出すために,その看護診断に至った背景や状況を「統合図」として表す.
(5)ケアプランは看護診断リストから1つを選択して展開する.
・正常妊産婦の場合は,診断リストの中から1つ
・異常妊産婦の場合は,優先度の高いものを1つ
読者が,ウェルネス看護診断を柱に対象の見方の幅を広げ,対象の生理的変化を中心とした母性看護過程から一歩進んで,元来備わっている対象の力を引き出すケアを実践されること,それが今後定着する1つのきっかけに本書がなることを期待している.
最後になったが,出版にあたり,母性看護におけるウェルネス看護診断の意義をよく理解し,発行までフォローしてくださった医歯薬出版の編集担当に深く感謝する.
2005年6月
編者
第1章 看護過程とは
(太田)
1.看護過程の概念
1 看護過程の基本的な考え方
2 看護過程の展開
(1)第1段階 アセスメント
(1)観察・情報収集 (2)情報の整理→分析・解釈→統合
(2)第2段階 看護診断
(1)看護診断とは (2)看護診断の種類 (3)看護診断の表現方法 (4)看護診断の優先順位
(3)第3段階 計画
(1)目標 (2)看護介入計画
(4)第4段階 実施・実践
(5)第5段階 評価
2.母性看護における看護過程
1 母性看護の特徴
(1)母性看護とは
(2)母性看護の対象
(1)女性のライフサイクル (2)マタニティサイクル
2 マタニティサイクルにおける看護の特徴
(1)対象の特徴
(1)身体的特徴 (2)セルフケア (3)心理的変化 (4)役割適応過程 (5)児の成長発達
(2)ケアの特徴
第2章 ウェルネス看護診断
(太田)
1.ウェルネス看護診断の考え方
1 ウェルネスとは
(1)ウェルネスの概念
(2)ウェルネス志向の考え方
(1)良い健康状態がさらにレベルアップしている (2)良い健康状態のレベルを維持している
(3)悪い健康状態であるが良い方向へ向かっている あるいは,回復過程の途中であり正常な状態に戻ろうとしている
(4)悪い健康状態であるが,これ以上悪化することなくそのレベルを維持している
(3)問題志向型とウェルネス志向型
2 ウェルネス看護診断とは
(1)定義
(2)ウェルネス看護診断の特徴
(1)ありのままの状態を診断する (2)その人の強みとなっているところを診断する
(3)ポジティブな視点で診断する
3 ウェルネス看護診断の意義
(1)正常な生理的変化のプロセスにマッチする (2)思考そのものをウェルネスへ転換できる
(3)全人的な視点に立ったケアを可能にする
2.ウェルネス看護診断の展開〜ウェルネス看護診断をどんどん作ってみよう〜
1 ウェルネス看護診断の構成
(1)構成
(1)三部構成 (2)二部構成 (3)一部構成
(2)表現スタイル―進行形が多い
2 強みのアセスメント
3 陥りやすいワナ
(1)何でもポジティブに見てしまう (2)良い方向に持っていこうとする
(3)「あるべき思考」に陥ってしまう (4)問題をダメと捉えてしまう
(5)自分の価値観と違うと逆に問題視してしまう
第3章 看護過程の実際 ―事例展開
(石田,枝村,太田,木村,齋藤,佐藤,鈴木,箆井,渡邉)
1.妊婦の事例展開
I 妊娠期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常妊婦の看護過程の展開(妊娠30週)
・Aさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
III 切迫早産妊婦の看護過程の展開(妊娠30週)
・Bさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
2.産婦の事例展開
I 分娩期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常産婦の看護過程の展開(分娩第1期)
・Cさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
3.褥婦の事例展開
I 産褥期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常褥婦の看護過程の展開(産褥2日目)
・Dさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
III 家族に課題がある褥婦の看護過程の展開(産褥4日目)
・Eさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
IV 帝王切開術を受けた褥婦の看護過程の展開(産褥当日 術後6時間)
・Fさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
4.新生児の事例展開
I 新生児期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常新生児の看護過程の展開(早期新生児期のアセスメント)
・Iちゃん(Dさんの児)の紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
(太田)
1.看護過程の概念
1 看護過程の基本的な考え方
2 看護過程の展開
(1)第1段階 アセスメント
(1)観察・情報収集 (2)情報の整理→分析・解釈→統合
(2)第2段階 看護診断
(1)看護診断とは (2)看護診断の種類 (3)看護診断の表現方法 (4)看護診断の優先順位
(3)第3段階 計画
(1)目標 (2)看護介入計画
(4)第4段階 実施・実践
(5)第5段階 評価
2.母性看護における看護過程
1 母性看護の特徴
(1)母性看護とは
(2)母性看護の対象
(1)女性のライフサイクル (2)マタニティサイクル
2 マタニティサイクルにおける看護の特徴
(1)対象の特徴
(1)身体的特徴 (2)セルフケア (3)心理的変化 (4)役割適応過程 (5)児の成長発達
(2)ケアの特徴
第2章 ウェルネス看護診断
(太田)
1.ウェルネス看護診断の考え方
1 ウェルネスとは
(1)ウェルネスの概念
(2)ウェルネス志向の考え方
(1)良い健康状態がさらにレベルアップしている (2)良い健康状態のレベルを維持している
(3)悪い健康状態であるが良い方向へ向かっている あるいは,回復過程の途中であり正常な状態に戻ろうとしている
(4)悪い健康状態であるが,これ以上悪化することなくそのレベルを維持している
(3)問題志向型とウェルネス志向型
2 ウェルネス看護診断とは
(1)定義
(2)ウェルネス看護診断の特徴
(1)ありのままの状態を診断する (2)その人の強みとなっているところを診断する
(3)ポジティブな視点で診断する
3 ウェルネス看護診断の意義
(1)正常な生理的変化のプロセスにマッチする (2)思考そのものをウェルネスへ転換できる
(3)全人的な視点に立ったケアを可能にする
2.ウェルネス看護診断の展開〜ウェルネス看護診断をどんどん作ってみよう〜
1 ウェルネス看護診断の構成
(1)構成
(1)三部構成 (2)二部構成 (3)一部構成
(2)表現スタイル―進行形が多い
2 強みのアセスメント
3 陥りやすいワナ
(1)何でもポジティブに見てしまう (2)良い方向に持っていこうとする
(3)「あるべき思考」に陥ってしまう (4)問題をダメと捉えてしまう
(5)自分の価値観と違うと逆に問題視してしまう
第3章 看護過程の実際 ―事例展開
(石田,枝村,太田,木村,齋藤,佐藤,鈴木,箆井,渡邉)
1.妊婦の事例展開
I 妊娠期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常妊婦の看護過程の展開(妊娠30週)
・Aさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
III 切迫早産妊婦の看護過程の展開(妊娠30週)
・Bさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
2.産婦の事例展開
I 分娩期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常産婦の看護過程の展開(分娩第1期)
・Cさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
3.褥婦の事例展開
I 産褥期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常褥婦の看護過程の展開(産褥2日目)
・Dさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
III 家族に課題がある褥婦の看護過程の展開(産褥4日目)
・Eさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
IV 帝王切開術を受けた褥婦の看護過程の展開(産褥当日 術後6時間)
・Fさんの紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入
4.新生児の事例展開
I 新生児期のアセスメント項目と診断に必要な視点
II 正常新生児の看護過程の展開(早期新生児期のアセスメント)
・Iちゃん(Dさんの児)の紹介 ・アセスメントから結論まで ・看護診断リスト ・統合 ・看護介入