「臨床検査学講座」の刊行にあたって
1958(昭和33)年に衛生検査技術法が制定され,その教育の場からの強い要望に応えて刊行されたのが「衛生検査技術講座」でありました.その後,法改正およびカリキュラム改正などに伴い,「臨床検査講座」,さらに「新編臨床検査講座」,「新訂臨床検査講座」と,その内容とかたちを変えながら,圧倒的な支持を得つつ,重版・改訂を重ねてまいりました.
2000(平成12)年4月より,新しいカリキュラムのもとで,新しい臨床検査技術教育が行われることとなり,その眼目である“大綱化”によって,各学校での弾力的な運用が要求され,またそれが可能となりました.「基礎分野」,「専門基礎分野」,「専門分野」という教育内容とその目標とするところは,従前とかなり異なってきております.
そこで弊社では,この機に「臨床検査学講座」を刊行することといたしました.その目的は,新カリキュラムへの対応です.臨床検査技師という医療職の重要性がますます高まるなかで,“技術“の修得とそれを応用する力の醸成,および“学”としての構築を目指して,より一層の内容の充実を図るべく,新しい執筆者にも加わっていただきました.そして,教育内容に沿ったかたちで有機的な講義が行えるよう,各巻のバランスにも留意しました.
本講座によって教育された臨床検査技師が社会に大きく受け容れられ発展されることを願ってやみません.
多くの方がたからのご意見,ご叱正を賜れば幸甚です.
2000年春
医歯薬出版株式会社
第2版の序
臨床検査学講座の一冊として『情報科学(第1版)』を上梓してから早くも5年が過ぎた.その間,予想を上回る多くの読者を得たことは筆者の望外の喜びであり,読者の皆様に厚く御礼申し上げたい.
急速な技術変革が続く情報科学の領域では,5年というのはきわめて長い時間といえるが,筆者の眼から見たこの5年間は,質的な変化よりは量的な変化が勝っていた時期のように思われる.その大きな原動力となったのは,いうまでもなくインターネットの爆発的な普及である.第1版では,読者の多くが使ったことも見たこともない電子メールやWWWの説明をするのに多少のとまどいを覚えたが,現在ではそのような心配は不要になった.医療の分野でも病院情報システムの普及が進み,前版では近未来のシステムとして語るしかなかった電子カルテが現実のものとなった.
このようなときに,出版社から改版のお話をいただいた.内容として大きく欠落していた部分はなかったと考えているが,記述が難解であるというご批判をいただいたこともあり,この機会に全体を再点検することにした.
第2版では,全体の構成は第1版をほぼ踏襲しているが,記述の平易さとわかりやすさに特に留意した.なかでも内容が抽象的,数学的で,国家試験の出題も多い第1章については,できるだけ多くの具体例,計算例を提示するようにして,読者の理解と応用を助けるようにした.第2章,第3章は内容を最新のものに書き改めた.この5年間で技術的に最も大きく進歩,変貌したのはコンピュータネットワークの関連領域であるため,第4章はほぼ全面的に書き改めた.第5章では,セキュリティの部分を中心に加筆し,第6章では最新のトピックスである電子カルテの記述を加えた.
コンピュータやネットワークは,日常生活においても必要不可欠のツールとなりつつあるが,医療の分野では単なる効率化のための道具から,医療の安全性や質の向上を支える,より本質的な基本要素としての性格を帯びつつある.折しも,日本医療情報学会では医療のIT化を支える人材を育成するために,医療情報技師の育成事業を開始した.本書が読者の方々のキャリアアップのお役に立てれば幸いである.
2006年3月
松戸隆之
第1版の序
情報とは,生体や病院,企業などの組織,社会などのように,多数の構成要素からなり全体として意味のあるまとまった挙動を示すもの(システム)において,個々の構成要素を結びつけ,高次のレベルでの“秩序”をもたらすものである.情報科学は,自然科学や社会科学,人文科学,工学の諸分野と密接にかかわりあい,それらの領域での応用を目的の一つとしながら,情報の世界固有の,構造,表現,一般原理を解明しようとする数理科学の一領域である.その範囲は,コンピュータのハードウェア,ソフトウェア技術の研究,開発から,それらを支える情報理論,暗号理論,形式言語理論などの数学的基礎理論に及び,さらに知性や秩序の生成,発展,進化の原理をとらえようとする人工知能,人工生命,複雑系の科学へと裾野を広げつつある.このような科学が誕生した直接のきっかけが20世紀半ばのコンピュータの発明であったことは言うまでもないが,この汎用の情報処理機械であるコンピュータのハードウェアは,その応用技術であるソフトウェア,理論や応用領域とともに,それぞれの発展,拡大がさらに他の領域の発展を促すというpositive feedbackの関係で互いに結ばれて,爆発的ともいうべき進歩を遂げてきた.
本書は医療分野の読者のための情報科学,情報処理技術への入門書である.医療においても情報化,システム化は急速に進みつつあるが,医療従事者が最新の情報処理技術に精通して,みずからシステム開発を行うことは容易ではない.逆に,出来合いのシステムや業者まかせのシステム開発では,なかなか期待どおりの効果が得られず,失敗することも少なくない.重要なのは,対象となる業務あるいはシステムの基本的な構造,各構成要素の機能,特性や,情報の全体的な流れを見通して,適切な組み合わせを選択あるいは評価できるような能力である.本書ではこのような観点から,細部の厳密性,網羅性をある程度犠牲にして,情報科学,情報処理技術のおおまかななりたちをできるだけ平易に解説するよう努めた.読者が情報処理におけるフィーリングのようなものをつかんでいただければ幸いである.
具体的には,第1章で情報処理においてしばしば用いられる基礎概念,情報の定量的取り扱いや,コンピュータ内部での情報表現,暗号化技術などについて解説し,続く第2,3,4章でシステムを構成するハードウェア,ソフトウェア,ネットワークの構造や機能,それらの仕組みについて簡単に説明した.さらに第5章で,これらによって構成されるシステム全体の一般的構造,開発手順について述べ,最後の第6章で医療への応用の現状を紹介した.巻末には頻出語句や重要語句の簡単な解説を「情報科学ミニ事典」として掲げ,本書や関連文献を読むときの辞書として,あるいは知識の整理のために活用できるようにした.読者には,耳慣れない技術用語が跋扈する細部の記述にとらわれることなく,寝転びながらでも,ぜひ全巻を通読して,理論や各種情報機器,応用技術が,互いにどのように結びつけられながら,現実の問題に適用されているかという,情報処理の全体像をとらえていただきたいと願っている.
しかし,急速に拡大し,変貌を続ける情報処理技術の最新の姿を,正確に,わかりやすく記述することは,浅学の筆者には至難の業であった.わかりにくい表現や不正確な記述も少なくないことと思う.この点については,読者諸賢の率直なご意見,ご指摘をお願いしたい.
本書の執筆にあたり,新潟大学医学部附属病院医療情報部の羽柴正夫副部長,同検査部の中村明副技術長には草稿の一部を読んでいただき,貴重なご意見をいただいた.日頃懇切なご指導をいただいている新潟大学医学部検査診断学講座の岡田正彦教授とともに,この場を借りて厚く御礼申し上げる.
2000年3月
松戸隆之
1958(昭和33)年に衛生検査技術法が制定され,その教育の場からの強い要望に応えて刊行されたのが「衛生検査技術講座」でありました.その後,法改正およびカリキュラム改正などに伴い,「臨床検査講座」,さらに「新編臨床検査講座」,「新訂臨床検査講座」と,その内容とかたちを変えながら,圧倒的な支持を得つつ,重版・改訂を重ねてまいりました.
2000(平成12)年4月より,新しいカリキュラムのもとで,新しい臨床検査技術教育が行われることとなり,その眼目である“大綱化”によって,各学校での弾力的な運用が要求され,またそれが可能となりました.「基礎分野」,「専門基礎分野」,「専門分野」という教育内容とその目標とするところは,従前とかなり異なってきております.
そこで弊社では,この機に「臨床検査学講座」を刊行することといたしました.その目的は,新カリキュラムへの対応です.臨床検査技師という医療職の重要性がますます高まるなかで,“技術“の修得とそれを応用する力の醸成,および“学”としての構築を目指して,より一層の内容の充実を図るべく,新しい執筆者にも加わっていただきました.そして,教育内容に沿ったかたちで有機的な講義が行えるよう,各巻のバランスにも留意しました.
本講座によって教育された臨床検査技師が社会に大きく受け容れられ発展されることを願ってやみません.
多くの方がたからのご意見,ご叱正を賜れば幸甚です.
2000年春
医歯薬出版株式会社
第2版の序
臨床検査学講座の一冊として『情報科学(第1版)』を上梓してから早くも5年が過ぎた.その間,予想を上回る多くの読者を得たことは筆者の望外の喜びであり,読者の皆様に厚く御礼申し上げたい.
急速な技術変革が続く情報科学の領域では,5年というのはきわめて長い時間といえるが,筆者の眼から見たこの5年間は,質的な変化よりは量的な変化が勝っていた時期のように思われる.その大きな原動力となったのは,いうまでもなくインターネットの爆発的な普及である.第1版では,読者の多くが使ったことも見たこともない電子メールやWWWの説明をするのに多少のとまどいを覚えたが,現在ではそのような心配は不要になった.医療の分野でも病院情報システムの普及が進み,前版では近未来のシステムとして語るしかなかった電子カルテが現実のものとなった.
このようなときに,出版社から改版のお話をいただいた.内容として大きく欠落していた部分はなかったと考えているが,記述が難解であるというご批判をいただいたこともあり,この機会に全体を再点検することにした.
第2版では,全体の構成は第1版をほぼ踏襲しているが,記述の平易さとわかりやすさに特に留意した.なかでも内容が抽象的,数学的で,国家試験の出題も多い第1章については,できるだけ多くの具体例,計算例を提示するようにして,読者の理解と応用を助けるようにした.第2章,第3章は内容を最新のものに書き改めた.この5年間で技術的に最も大きく進歩,変貌したのはコンピュータネットワークの関連領域であるため,第4章はほぼ全面的に書き改めた.第5章では,セキュリティの部分を中心に加筆し,第6章では最新のトピックスである電子カルテの記述を加えた.
コンピュータやネットワークは,日常生活においても必要不可欠のツールとなりつつあるが,医療の分野では単なる効率化のための道具から,医療の安全性や質の向上を支える,より本質的な基本要素としての性格を帯びつつある.折しも,日本医療情報学会では医療のIT化を支える人材を育成するために,医療情報技師の育成事業を開始した.本書が読者の方々のキャリアアップのお役に立てれば幸いである.
2006年3月
松戸隆之
第1版の序
情報とは,生体や病院,企業などの組織,社会などのように,多数の構成要素からなり全体として意味のあるまとまった挙動を示すもの(システム)において,個々の構成要素を結びつけ,高次のレベルでの“秩序”をもたらすものである.情報科学は,自然科学や社会科学,人文科学,工学の諸分野と密接にかかわりあい,それらの領域での応用を目的の一つとしながら,情報の世界固有の,構造,表現,一般原理を解明しようとする数理科学の一領域である.その範囲は,コンピュータのハードウェア,ソフトウェア技術の研究,開発から,それらを支える情報理論,暗号理論,形式言語理論などの数学的基礎理論に及び,さらに知性や秩序の生成,発展,進化の原理をとらえようとする人工知能,人工生命,複雑系の科学へと裾野を広げつつある.このような科学が誕生した直接のきっかけが20世紀半ばのコンピュータの発明であったことは言うまでもないが,この汎用の情報処理機械であるコンピュータのハードウェアは,その応用技術であるソフトウェア,理論や応用領域とともに,それぞれの発展,拡大がさらに他の領域の発展を促すというpositive feedbackの関係で互いに結ばれて,爆発的ともいうべき進歩を遂げてきた.
本書は医療分野の読者のための情報科学,情報処理技術への入門書である.医療においても情報化,システム化は急速に進みつつあるが,医療従事者が最新の情報処理技術に精通して,みずからシステム開発を行うことは容易ではない.逆に,出来合いのシステムや業者まかせのシステム開発では,なかなか期待どおりの効果が得られず,失敗することも少なくない.重要なのは,対象となる業務あるいはシステムの基本的な構造,各構成要素の機能,特性や,情報の全体的な流れを見通して,適切な組み合わせを選択あるいは評価できるような能力である.本書ではこのような観点から,細部の厳密性,網羅性をある程度犠牲にして,情報科学,情報処理技術のおおまかななりたちをできるだけ平易に解説するよう努めた.読者が情報処理におけるフィーリングのようなものをつかんでいただければ幸いである.
具体的には,第1章で情報処理においてしばしば用いられる基礎概念,情報の定量的取り扱いや,コンピュータ内部での情報表現,暗号化技術などについて解説し,続く第2,3,4章でシステムを構成するハードウェア,ソフトウェア,ネットワークの構造や機能,それらの仕組みについて簡単に説明した.さらに第5章で,これらによって構成されるシステム全体の一般的構造,開発手順について述べ,最後の第6章で医療への応用の現状を紹介した.巻末には頻出語句や重要語句の簡単な解説を「情報科学ミニ事典」として掲げ,本書や関連文献を読むときの辞書として,あるいは知識の整理のために活用できるようにした.読者には,耳慣れない技術用語が跋扈する細部の記述にとらわれることなく,寝転びながらでも,ぜひ全巻を通読して,理論や各種情報機器,応用技術が,互いにどのように結びつけられながら,現実の問題に適用されているかという,情報処理の全体像をとらえていただきたいと願っている.
しかし,急速に拡大し,変貌を続ける情報処理技術の最新の姿を,正確に,わかりやすく記述することは,浅学の筆者には至難の業であった.わかりにくい表現や不正確な記述も少なくないことと思う.この点については,読者諸賢の率直なご意見,ご指摘をお願いしたい.
本書の執筆にあたり,新潟大学医学部附属病院医療情報部の羽柴正夫副部長,同検査部の中村明副技術長には草稿の一部を読んでいただき,貴重なご意見をいただいた.日頃懇切なご指導をいただいている新潟大学医学部検査診断学講座の岡田正彦教授とともに,この場を借りて厚く御礼申し上げる.
2000年3月
松戸隆之
第2版の序
第1版の序
第1章―情報科学の基礎
I.情報理論の基礎
1-情報量
2-情報量の加法性
3-エントロピー
4-情報源
5-冗長度
6-通信路のモデルと情報圧縮
7-誤り検出と誤り訂正
II.コンピュータの情報表現
1-アナログ量とデジタル量
2-デジタル信号処理の特徴
3-記憶容量の単位
4-コンピュータの情報表現の考え方
5-文字コード
6-2進法
7-8進法,16進法
8-数値の表現
[1]整数
[2]実数
9-コード
10-コード化に必要な記憶容量の計算
11-実際のコードの使われ方
12-マルチメディア
13-アナログ-デジタル変換
14-サンプリング定理
15-波形情報の記憶容量
16-画像,動画
17-マルチメディアデータのデータ圧縮
III.論理演算
1-論理演算とは
2-論理回路
3-基本的な論理演算
4-論理演算の意義
5-ブール代数
IV.暗号
1-暗号化鍵,復合化鍵
2-対称暗号システム
3-非対称暗号システム,公開鍵暗号システム
4-電子署名
5-暗号システムの強さ
第2章―ハードウェア
I.コンピュータの基本構造と動作原理
II.ハードウェア
1-中央処理装置
2-主記憶装置
[1]RAM
[2]ROM
3-外部記憶装置(補助記憶装置)
[1]ハードディスク
[2]フロッピーディスク
[3]CD-ROM
[4]MOディスク,光磁気ディスク
[5]DVD
[6]磁気テープ
[7]USBメモリ(USBフラッシュメモリ)
[8]メモリカード
[9]SSD(Solid State Drive)
4-記憶の階層
5-インターフェース
6-入力装置
[1]キーボード
[2]マウス
[3]タブレット,デジタイザ
[4]タッチパネル
[5]イメージスキャナ
[6]デジタルカメラ
[7]OMR
[8]OCR
[9]バーコードリーダ
7-出力装置
[1]CRTディスプレイ
[2]液晶ディスプレイ
[3]液晶プロジェクタ
[4]プリンタ
[5]フィルムレコーダ
[6]プロッタ
8-通信装置
[1]モデム
[2]ネットワークカード
9-その他の周辺装置
[1]無停電電源装置
III.コンピュータの種類
[1]パーソナルコンピュータ(パソコン)
[2]ワークステーション
[3]PDA
[4]汎用コンピュータ(メインフレーム)
[5]スーパーコンピュータ
第3章―ソフトウェア
I.プログラム言語
[1]アセンブラ言語
[2]高級プログラム言語
II.プログラム作成の手順
III.オペレーティングシステム(OS)
1-実行管理,記憶管理
2-データ管理
[1]ファイル
[2]フォルダ,ディレクトリ
[3]ショートカット,エイリアス,リンク
[5]ファイルフォーマット
[4]フラグメンテーション
3-ユーザ管理
4-ユーザインターフェース
[1]CUI
[2]GUI
5-代表的なOS
[1]MS-DOS
[2]Windows
[3]MacOS
[4]UNIX
[5]その他のOS
IV.データベース
1-関係モデル
2-リレーショナルデータベースのデータ操作
[1] 集合演算
[2] 関係演算
V.アプリケーションソフトウェア
[1] ワードプロセッサ(ワープロ)
[2] 表計算ソフト
[3] データベース
[4] プレゼンテーションソフト
[5] 画像処理ソフト
[6] メーラー
[7] ブラウザ
VI.コンピュータの応用
1-シミュレーション
2-仮想現実
3-人工知能
4-ニューラルネットワーク
第4章―コンピュータネットワーク
I.コンピュータネットワークとは
II.ネットワークの構成
III.コンピュータネットワークの仕組み
IV.イーサネット
V.通信プロトコル
VI.TCP/IP
[1]IPアドレス
[2]MACアドレスとIPアドレス
[3]TCP/IPの機能
[4]DNS
[5]TCP/IPの設定
[6]プライベートアドレス
[7]IPv6
VII.ネットワークの接続
1-リピータとブリッジ
2-ハブ,スイッチングハブ,L2スイッチ
3-ルータ,L3スイッチ
4-ゲートウェイ
5-高速ネットワーク
6-VLAN
7-無線LAN
VIII.クライアントサーバシステム
IX.インターネット
1-インターネットとは
2-インターネットへの接続
[1]ダイアルアップ接続
[2]ブロードバンド
3-イントラネット
X.インターネットのアプリケーション
1-電子メール
[1]MIME
[2]添付ファイル
[3]メーリングリスト
2-WWW(World Wide Web)
[1]HTML
[2]マルチメディアデータ
[3]CGI
[4]Java
[5]検索エンジン
3-FTP
4-TELNET
IX.ネットワークのセキュリティ
1-機器認証
2-利用者認証
3-ファイアーウォール
4-暗号化
5-コンピュータウイルス
第5章―システム
I.システムとは
II.システム設計
[1]目的と要求の明確化
[2]システム分析
[3]システム設計
[4]プログラム設計と作成
[5]運用と評価
III.フローチャート
[1]システムフローチャート
[2]ジェネラルフローチャート
[3]ディテールフローチャート
IV.処理形態
1-処理分担による分類
[1]集中処理方式
[2]分散処理方式
2-処理順序による分類
[1]バッチ処理
[2]リアルタイム処理
[3]タイムシェアリング処理
3-その他の処理形態
[1]オンライン処理
V.セキュリティ
第6章―医療情報システム
I.医療とコンピュータ
II.病院情報システム
1-診療における情報の流れ
2-オーダリングシステム
3-部門システム
[1]医事システム
[2]薬剤部門システム
[3]看護システム
[4]病歴システム
[5]物流管理システム
4-検査システム
[1]検査システムの目的と処理の流れ
[2]検査情報システム
[3]検査情報システムの課題
5-医用画像処理
6-診療支援システム
7-電子カルテ
8-医療情報の保護
III.医療情報の共有とネットワーク
[1]地域医療情報システム
[2]遠隔医療システム
[3]医療情報の公開
IV.医療情報システムの問題点と今後の展望
情報科学ミニ辞典
索引
第1版の序
第1章―情報科学の基礎
I.情報理論の基礎
1-情報量
2-情報量の加法性
3-エントロピー
4-情報源
5-冗長度
6-通信路のモデルと情報圧縮
7-誤り検出と誤り訂正
II.コンピュータの情報表現
1-アナログ量とデジタル量
2-デジタル信号処理の特徴
3-記憶容量の単位
4-コンピュータの情報表現の考え方
5-文字コード
6-2進法
7-8進法,16進法
8-数値の表現
[1]整数
[2]実数
9-コード
10-コード化に必要な記憶容量の計算
11-実際のコードの使われ方
12-マルチメディア
13-アナログ-デジタル変換
14-サンプリング定理
15-波形情報の記憶容量
16-画像,動画
17-マルチメディアデータのデータ圧縮
III.論理演算
1-論理演算とは
2-論理回路
3-基本的な論理演算
4-論理演算の意義
5-ブール代数
IV.暗号
1-暗号化鍵,復合化鍵
2-対称暗号システム
3-非対称暗号システム,公開鍵暗号システム
4-電子署名
5-暗号システムの強さ
第2章―ハードウェア
I.コンピュータの基本構造と動作原理
II.ハードウェア
1-中央処理装置
2-主記憶装置
[1]RAM
[2]ROM
3-外部記憶装置(補助記憶装置)
[1]ハードディスク
[2]フロッピーディスク
[3]CD-ROM
[4]MOディスク,光磁気ディスク
[5]DVD
[6]磁気テープ
[7]USBメモリ(USBフラッシュメモリ)
[8]メモリカード
[9]SSD(Solid State Drive)
4-記憶の階層
5-インターフェース
6-入力装置
[1]キーボード
[2]マウス
[3]タブレット,デジタイザ
[4]タッチパネル
[5]イメージスキャナ
[6]デジタルカメラ
[7]OMR
[8]OCR
[9]バーコードリーダ
7-出力装置
[1]CRTディスプレイ
[2]液晶ディスプレイ
[3]液晶プロジェクタ
[4]プリンタ
[5]フィルムレコーダ
[6]プロッタ
8-通信装置
[1]モデム
[2]ネットワークカード
9-その他の周辺装置
[1]無停電電源装置
III.コンピュータの種類
[1]パーソナルコンピュータ(パソコン)
[2]ワークステーション
[3]PDA
[4]汎用コンピュータ(メインフレーム)
[5]スーパーコンピュータ
第3章―ソフトウェア
I.プログラム言語
[1]アセンブラ言語
[2]高級プログラム言語
II.プログラム作成の手順
III.オペレーティングシステム(OS)
1-実行管理,記憶管理
2-データ管理
[1]ファイル
[2]フォルダ,ディレクトリ
[3]ショートカット,エイリアス,リンク
[5]ファイルフォーマット
[4]フラグメンテーション
3-ユーザ管理
4-ユーザインターフェース
[1]CUI
[2]GUI
5-代表的なOS
[1]MS-DOS
[2]Windows
[3]MacOS
[4]UNIX
[5]その他のOS
IV.データベース
1-関係モデル
2-リレーショナルデータベースのデータ操作
[1] 集合演算
[2] 関係演算
V.アプリケーションソフトウェア
[1] ワードプロセッサ(ワープロ)
[2] 表計算ソフト
[3] データベース
[4] プレゼンテーションソフト
[5] 画像処理ソフト
[6] メーラー
[7] ブラウザ
VI.コンピュータの応用
1-シミュレーション
2-仮想現実
3-人工知能
4-ニューラルネットワーク
第4章―コンピュータネットワーク
I.コンピュータネットワークとは
II.ネットワークの構成
III.コンピュータネットワークの仕組み
IV.イーサネット
V.通信プロトコル
VI.TCP/IP
[1]IPアドレス
[2]MACアドレスとIPアドレス
[3]TCP/IPの機能
[4]DNS
[5]TCP/IPの設定
[6]プライベートアドレス
[7]IPv6
VII.ネットワークの接続
1-リピータとブリッジ
2-ハブ,スイッチングハブ,L2スイッチ
3-ルータ,L3スイッチ
4-ゲートウェイ
5-高速ネットワーク
6-VLAN
7-無線LAN
VIII.クライアントサーバシステム
IX.インターネット
1-インターネットとは
2-インターネットへの接続
[1]ダイアルアップ接続
[2]ブロードバンド
3-イントラネット
X.インターネットのアプリケーション
1-電子メール
[1]MIME
[2]添付ファイル
[3]メーリングリスト
2-WWW(World Wide Web)
[1]HTML
[2]マルチメディアデータ
[3]CGI
[4]Java
[5]検索エンジン
3-FTP
4-TELNET
IX.ネットワークのセキュリティ
1-機器認証
2-利用者認証
3-ファイアーウォール
4-暗号化
5-コンピュータウイルス
第5章―システム
I.システムとは
II.システム設計
[1]目的と要求の明確化
[2]システム分析
[3]システム設計
[4]プログラム設計と作成
[5]運用と評価
III.フローチャート
[1]システムフローチャート
[2]ジェネラルフローチャート
[3]ディテールフローチャート
IV.処理形態
1-処理分担による分類
[1]集中処理方式
[2]分散処理方式
2-処理順序による分類
[1]バッチ処理
[2]リアルタイム処理
[3]タイムシェアリング処理
3-その他の処理形態
[1]オンライン処理
V.セキュリティ
第6章―医療情報システム
I.医療とコンピュータ
II.病院情報システム
1-診療における情報の流れ
2-オーダリングシステム
3-部門システム
[1]医事システム
[2]薬剤部門システム
[3]看護システム
[4]病歴システム
[5]物流管理システム
4-検査システム
[1]検査システムの目的と処理の流れ
[2]検査情報システム
[3]検査情報システムの課題
5-医用画像処理
6-診療支援システム
7-電子カルテ
8-医療情報の保護
III.医療情報の共有とネットワーク
[1]地域医療情報システム
[2]遠隔医療システム
[3]医療情報の公開
IV.医療情報システムの問題点と今後の展望
情報科学ミニ辞典
索引








