第3版まえがき
この『解剖学ノート』の初版第1刷を発行したのが2000年2月25日,第2版を2005年に発行してからもすでに10年以上が経過しました.この間,理学療法士・作業療法士を目指す全国のたくさんの学生諸氏に活用して頂いたことを大変嬉しく思います.
初版のまえがきにも書きましたが,この『解剖学ノート』は学生自身が一人ででも「解剖学」を楽しく意欲を持って学習できるようにノート形式で作成した「アクティブラーニング」のための学習教材です.大学でも専門学校でも「解剖学」は1年生の前期から学習します.素人である学生がプロの医療技術者を目指して初めて学習する医学における基礎中の基礎学問です.「解剖は難しい学問である」という印象を最初に植え付けてしまうと,3年ないし4年後に受験する国家試験の時には苦手科目の筆頭となり,国家試験合格の妨げになってしまいます.この悪循環を打開し「解剖は楽しく興味のわく学問である」と思えるようにするために『解剖学ノート』を作成しました.ですからこのノートの学習目標は「国家試験の問題内容が解けること」にあります.
実際の国家試験では解剖学問題は全100問中約30問も出題され,基礎医学中,最も問題数が多く設定されています.また「PT・OTだから筋・骨格・神経の問題が多く出題される」と思うとそれは間違いで,人間が生きるための基本である「内臓・呼吸・循環系の問題」が実は多く出題されています.
「解剖学ノート初版」ではこの「内臓・呼吸・循環系」のノート部分が浅くて,学生の学習目標が達成できないのではと懸念を持っていました.そのため,初版から第2版にした際にこの点を大幅にてこ入れして強化し,章立てを13章立てに見直しました.
今回の第3版では,第1章から第13章までのノート部分と基礎問題のさらなる充実を図り,「解剖学」の新しい国家試験出題基準に照らして,演習問題を過去10年以内(特に近年5年間)の国家試験問題から選定し直して演習問題数を増やしました.演習問題を増加させた分,学生が段階的に学習しやすいように,基礎問題には単純な○×の解答形式を多く取り入れたことも特徴です.
これらの理由からこの「解剖学ノート第3版」では,初版本文146頁から第2版224頁,第3版は257頁へと,解答集は初版16頁から第2版48頁,第3版62頁へと増えていますが,学習を進めていって頂ければ増加したその意味も分かって頂けると確信しています.
どの科目でもどのような学習でも勉強は大変です.しかし国家資格を持つプロの医療技術者を目指す学生諸氏には常に意欲を持って勉強し続けてほしいと願っています.その学習の一助としてぜひこの『解剖学ノート』を活用してください.そして養成校卒業と同時に国家試験に合格し,「解剖学」を得意とする理学療法士・作業療法士として臨床の場で活躍して頂けることを願ってやみません.
最後に今回の第3版出版に当たり惜しみなくご協力頂いた医歯薬出版編集部の皆様に深く感謝申し上げます.
2017年8月
中島雅美
第1版まえがき
これから医学を学ぼうとする医学関連の学校の学生諸氏にとって,解剖学の学習は切っても切り離せない最も重要な学問である.医療の世界,人の身体を対象とするこの世界で仕事をする者にとって,解剖学は学問のはじまりといっても過言ではない.この道を進もうと考えているからには,ヒトの体を学ぶ事を「嫌いだ」とは思っていないはずである.むしろ興味をもっているくらいで,だからこそ,この道を選んだはずである.ところが待望の学校に入学して,「さぁ,がんばって勉強しよう」と思った矢先,聞いたこともない医学用語や解剖学用語の大洪水に出会い,それを丸暗記でもして覚えなければ,次に出てくる生理学を理解できず,そのため最後には専門科目の内容さえまったくわからないという悪循環を繰り返していく.そうなってくると学生は「やっぱり解剖学は難しい」,「解剖学は暗記力が勝負だ」,「解剖学なんておもしろくない」などと思いはじめ,解剖学を楽しく,おもしろく学ぶことをあきらめてしまう.
これはとても残念なことである.ヒトの体を組み立てている部品を「細胞」という最も小さな部品にまで分解する.その細胞で組み立てられた部品ごとに名前がついていて,部品の形や大きさや作りに違いがあり,その部品の役割に応じて特徴がある.それが部品の存在する場所にとても適したものになっている.それをひも解くのが解剖学なのである.
解剖学は本当はとてもおもしろい学問である.それを是非,学生諸氏に知っていただきたい.どのように学べば解剖学をおもしろく思うのか.それを工夫してみようと試みたのがこの『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』である.おもしろく学ぶためには,丸暗記は害である.ヒトの体を見たらその体を構成する部品の一つ一つが目の前に浮かび上がるようにイメージできること.これが最も楽しく学ぶコツである.
本書では人体のビジュアルなイメージを表現するために図を多用,その図に直接名称を書き入れられるようにした.また覚えなければならない項目は表にして規則性を理解できるようにした.次に理解できたかどうかを試すために,小項目ごとに基礎問題を(○)(×)問題や空欄穴埋め問題として取り上げた.さらに上級編の演習問題として国家試験レベルの問題を取り上げた.
本書は学生が学習する手引きとなるようにするため,大項目を単元別に小項目に分類し,小項目の内容は1頁ごとに完結することを原則とした.1冊完成すれば「解剖学ノート」として学校の講義で利用できるし,定期試験の復習にも利用できると思う.いや是非そうしてほしい.そして本書の余白に学生のメモがたくさん書き込まれることを望んでいる.
最後に本書に用いた図はすべて,新たに描かれたものであるが,原図の作成にあたっては国内・外のさまざまな解剖学書の写真,図等を参考にさせていただいた.それらの書名を巻末に引用文献・参考文献として掲げ,感謝の意を表します.
また出版に当たっては医歯薬出版株式会社には並々ならぬご協力を頂いた.深く感謝申し上げたい.
2000年1月
中島雅美
この『解剖学ノート』の初版第1刷を発行したのが2000年2月25日,第2版を2005年に発行してからもすでに10年以上が経過しました.この間,理学療法士・作業療法士を目指す全国のたくさんの学生諸氏に活用して頂いたことを大変嬉しく思います.
初版のまえがきにも書きましたが,この『解剖学ノート』は学生自身が一人ででも「解剖学」を楽しく意欲を持って学習できるようにノート形式で作成した「アクティブラーニング」のための学習教材です.大学でも専門学校でも「解剖学」は1年生の前期から学習します.素人である学生がプロの医療技術者を目指して初めて学習する医学における基礎中の基礎学問です.「解剖は難しい学問である」という印象を最初に植え付けてしまうと,3年ないし4年後に受験する国家試験の時には苦手科目の筆頭となり,国家試験合格の妨げになってしまいます.この悪循環を打開し「解剖は楽しく興味のわく学問である」と思えるようにするために『解剖学ノート』を作成しました.ですからこのノートの学習目標は「国家試験の問題内容が解けること」にあります.
実際の国家試験では解剖学問題は全100問中約30問も出題され,基礎医学中,最も問題数が多く設定されています.また「PT・OTだから筋・骨格・神経の問題が多く出題される」と思うとそれは間違いで,人間が生きるための基本である「内臓・呼吸・循環系の問題」が実は多く出題されています.
「解剖学ノート初版」ではこの「内臓・呼吸・循環系」のノート部分が浅くて,学生の学習目標が達成できないのではと懸念を持っていました.そのため,初版から第2版にした際にこの点を大幅にてこ入れして強化し,章立てを13章立てに見直しました.
今回の第3版では,第1章から第13章までのノート部分と基礎問題のさらなる充実を図り,「解剖学」の新しい国家試験出題基準に照らして,演習問題を過去10年以内(特に近年5年間)の国家試験問題から選定し直して演習問題数を増やしました.演習問題を増加させた分,学生が段階的に学習しやすいように,基礎問題には単純な○×の解答形式を多く取り入れたことも特徴です.
これらの理由からこの「解剖学ノート第3版」では,初版本文146頁から第2版224頁,第3版は257頁へと,解答集は初版16頁から第2版48頁,第3版62頁へと増えていますが,学習を進めていって頂ければ増加したその意味も分かって頂けると確信しています.
どの科目でもどのような学習でも勉強は大変です.しかし国家資格を持つプロの医療技術者を目指す学生諸氏には常に意欲を持って勉強し続けてほしいと願っています.その学習の一助としてぜひこの『解剖学ノート』を活用してください.そして養成校卒業と同時に国家試験に合格し,「解剖学」を得意とする理学療法士・作業療法士として臨床の場で活躍して頂けることを願ってやみません.
最後に今回の第3版出版に当たり惜しみなくご協力頂いた医歯薬出版編集部の皆様に深く感謝申し上げます.
2017年8月
中島雅美
第1版まえがき
これから医学を学ぼうとする医学関連の学校の学生諸氏にとって,解剖学の学習は切っても切り離せない最も重要な学問である.医療の世界,人の身体を対象とするこの世界で仕事をする者にとって,解剖学は学問のはじまりといっても過言ではない.この道を進もうと考えているからには,ヒトの体を学ぶ事を「嫌いだ」とは思っていないはずである.むしろ興味をもっているくらいで,だからこそ,この道を選んだはずである.ところが待望の学校に入学して,「さぁ,がんばって勉強しよう」と思った矢先,聞いたこともない医学用語や解剖学用語の大洪水に出会い,それを丸暗記でもして覚えなければ,次に出てくる生理学を理解できず,そのため最後には専門科目の内容さえまったくわからないという悪循環を繰り返していく.そうなってくると学生は「やっぱり解剖学は難しい」,「解剖学は暗記力が勝負だ」,「解剖学なんておもしろくない」などと思いはじめ,解剖学を楽しく,おもしろく学ぶことをあきらめてしまう.
これはとても残念なことである.ヒトの体を組み立てている部品を「細胞」という最も小さな部品にまで分解する.その細胞で組み立てられた部品ごとに名前がついていて,部品の形や大きさや作りに違いがあり,その部品の役割に応じて特徴がある.それが部品の存在する場所にとても適したものになっている.それをひも解くのが解剖学なのである.
解剖学は本当はとてもおもしろい学問である.それを是非,学生諸氏に知っていただきたい.どのように学べば解剖学をおもしろく思うのか.それを工夫してみようと試みたのがこの『PT・OT基礎から学ぶ解剖学ノート』である.おもしろく学ぶためには,丸暗記は害である.ヒトの体を見たらその体を構成する部品の一つ一つが目の前に浮かび上がるようにイメージできること.これが最も楽しく学ぶコツである.
本書では人体のビジュアルなイメージを表現するために図を多用,その図に直接名称を書き入れられるようにした.また覚えなければならない項目は表にして規則性を理解できるようにした.次に理解できたかどうかを試すために,小項目ごとに基礎問題を(○)(×)問題や空欄穴埋め問題として取り上げた.さらに上級編の演習問題として国家試験レベルの問題を取り上げた.
本書は学生が学習する手引きとなるようにするため,大項目を単元別に小項目に分類し,小項目の内容は1頁ごとに完結することを原則とした.1冊完成すれば「解剖学ノート」として学校の講義で利用できるし,定期試験の復習にも利用できると思う.いや是非そうしてほしい.そして本書の余白に学生のメモがたくさん書き込まれることを望んでいる.
最後に本書に用いた図はすべて,新たに描かれたものであるが,原図の作成にあたっては国内・外のさまざまな解剖学書の写真,図等を参考にさせていただいた.それらの書名を巻末に引用文献・参考文献として掲げ,感謝の意を表します.
また出版に当たっては医歯薬出版株式会社には並々ならぬご協力を頂いた.深く感謝申し上げたい.
2000年1月
中島雅美
第3版まえがき
第1版まえがき
本書の使い方
第1章 解剖学総論
1 人体の区分と名称
1 身体の断面に関する用語
2 身体の方向を示す線
2 体表観察
1 上肢の体表観察
2 下肢の体表観察
3 手の体表観察
基礎問題
演習問題
3 発生
1 胚葉の分化
基礎問題
演習問題
4 細胞と組織
1 細胞の構造
2 上皮組織
基礎問題
演習問題
第2章 骨格系
1 骨の構造
1 全身の骨格
2 骨の外形による分類
3 骨の組織的構造
基礎問題
演習問題
2 頭部の骨
1 成人の頭蓋骨
2 小児(新生児)の頭蓋骨
基礎問題
演習問題
3 脊柱の骨
1 脊柱の構造
2 椎骨の形
3 脊椎と諸器官の位置の対応
基礎問題
演習問題
4 胸部の骨
1 胸部の骨の概観
2 肋骨
3 胸骨
基礎問題
演習問題
5 骨盤
1 骨盤の男女差
2 骨盤と寛骨
基礎問題
演習問題
6 上肢の骨
1 肩甲骨
2 上腕骨
3 尺骨と橈骨
基礎問題
演習問題
7 下肢の骨
1 大腿骨
2 脛骨と腓骨
3 足の骨
基礎問題
演習問題
第3章 関節と靱帯
1 関節の構造
1 関節の構造
2 関節面の形態的分類
3 全身の関節
基礎問題
演習問題
2 頭部・脊椎の関節・靱帯
1 脊椎と頭の連結
2 脊椎の連結
3 椎間関節の傾き
基礎問題
演習問題
3 胸部・骨盤の関節・靱帯
1 胸部の骨の連結
2 骨盤の連結
基礎問題
演習問題
4 肩・肘の関節・靱帯
1 肩部の骨の連結
2 肘部の骨の連結
3 肩関節・肘関節の断面
基礎問題
演習問題
5 手部の関節・靱帯
1 手の関節
2 手根の靱帯
3 指の靱帯
基礎問題
演習問題
6 股・膝の関節・靱帯
1 股関節
2 膝関節
3 股関節・膝関節の断面図
4 半月板
基礎問題
演習問題
7 足部の関節・靱帯
1 足部の関節
2 足部の靱帯
基礎問題
演習問題
第4章 筋系
1 筋の構造
1 筋線維の種類
2 筋の構造
3 筋の形
基礎問題
演習問題
2 頭部の筋
1 表情筋
2 咀嚼筋
基礎問題
演習問題
3 頸部・背部の筋
1 頸部の筋
2 背部の筋
基礎問題
演習問題
4 胸部・腹部の筋
1 胸部・腹部の筋
2 横隔膜
基礎問題
演習問題
5 肩・腕の筋
1 肩・腕の筋
基礎問題
演習問題
6 手部の筋
1 手部の筋
基礎問題
演習問題
7 股・膝の筋
1 股・膝の筋
基礎問題
演習問題
8 足部の筋
1 足部の筋
基礎問題
演習問題
第5章 筋の付着と神経支配
1 体幹前面の筋─付着と神経支配
1 体幹前面の筋
2 体幹前面の筋─起始・停止(付着)と神経支配
基礎問題
演習問題
2 体幹後面および肩周囲の筋─付着と神経支配
1 体幹後面および肩周囲の筋
2 体幹後面および肩周囲の筋─起始・停止(付着)と神経支配
基礎問題
演習問題
3 上肢の筋─付着と神経支配
1 上腕の筋(右側)
2 前腕の筋(右側)
3 上肢の筋─起始・停止(付着)と神経支配(1)
4 上肢の筋(手内在筋)─起始・停止(付着)と神経支配(2)
基礎問題
演習問題
4 下肢の筋─付着と神経支配
1 大腿の筋(右側)
2 下腿の筋(右側)
3 下肢および骨盤周囲の筋─起始・停止(付着)と神経支配
4 下腿および足部の筋─起始・停止(付着)と神経支配
基礎問題
演習問題
第6章 中枢神経系
1 神経の構造と発生
1 神経細胞
2 神経系の構成
3 中枢神経の発生
基礎問題
演習問題
2 大脳
1 大脳の区分
2 大脳皮質の機能局在
3 大脳の断面
4 大脳辺縁系
基礎問題
演習問題
3 脳幹
1 間脳(視床と視床下部)とその周辺
2 中脳・橋・延髄の前面
基礎問題
演習問題
4 小脳
1 小脳の構造
基礎問題
演習問題
5 脊髄
1 脊髄の各部の名称
2 脊髄の構造図
基礎問題
演習問題
6 脳室
1 脳室
基礎問題
演習問題
7 上行性伝導路
1 脊髄の伝導路(横断面)
2 上行性伝導路
3(上行)神経伝導路
基礎問題
演習問題
8 下行性伝導路
1 下行性伝導路
基礎問題
演習問題
第7章 末梢神経系
1 頸神経叢と腕神経叢
1 頸神経叢(第1〜第4頸神経)
2 腕神経叢(第5頸神経〜第1胸神経)
基礎問題
演習問題
2 上肢の神経と筋支配
1 腋窩神経(第5〜第6頸神経)と筋支配
2 筋皮神経(第5〜第7頸神経)と筋支配
3 橈骨神経(第5頸神経〜第1胸神経)と筋支配
4 正中神経(第5頸神経〜第1胸神経)と筋支配
5 尺骨神経(第8頸神経〜第1胸神経)と筋支配
基礎問題
演習問題
3 腰神経叢と仙骨神経叢
1 腰神経叢(第12胸神経〜第4腰神経)
2 仙骨神経叢(第4腰神経〜第4仙骨神経)
基礎問題
演習問題
4 下肢の神経と筋支配
1 閉鎖神経(第2〜第4腰神経)と大腿神経(第1〜第4腰神経)
2 坐骨神経(腓骨神経)(第4腰神経〜第3仙骨神経)
基礎問題
演習問題
5 脳神経
1 脳神経12対の部位
2 脳神経のまとめ
基礎問題
演習問題
6 自律神経系
1 自律神経とは
2 自律神経の節前線維と節後線維
3 自律神経の分布
基礎問題
演習問題
第8章 循環器系
1 脈管系の構造
1 全身の血液循環
2 胎児の血液循環
基礎問題
演習問題
2 心臓
1 心臓との構造
2 心臓と弁
3 刺激伝導系
4 冠状動脈
基礎問題
演習問題
3 動脈(1)
1 動脈の主幹の走行
2 外頸動脈
3 大脳動脈輪(ウィリス動脈輪)
4 内頸動脈と椎骨動脈
5 上肢の動脈
基礎問題
演習問題
4 動脈(2)
1 腹腔動脈
2 下肢の動脈
基礎問題
演習問題
5 静脈(1)
1 静脈の主幹の走行
2 上肢の皮静脈
基礎問題
演習問題
6 静脈(2)
1 門脈と体幹の静脈
2 下肢の皮静脈
基礎問題
演習問題
7 リンパ循環
1 全身のリンパ系
2 リンパ節の構造
基礎問題
演習問題
第9章 呼吸器系
1 呼吸器系の構造
1 呼吸器の全景
基礎問題
演習問題
2 上気道─鼻腔から喉頭まで
1 鼻腔と副鼻腔
2 咽頭
3 喉頭
基礎問題
演習問題
3 下気道─気管から肺胞まで
1 気管と気管支
2 肺
基礎問題
演習問題
第10章 消化器系
1 口腔・咽頭
1 口腔・舌・歯(咀嚼)
2 唾液腺
3 咽頭
基礎問題
演習問題
2 食道と胃
1 食道
2 胃
3 十二指腸
基礎問題
演習問題
3 小腸・大腸
1 腹腔内臓器の全景(矢状断面,横断面)
2 腸管の外観全景(前額断面)
3 小腸
4 大腸
5 小腸と大腸の比較
基礎問題
演習問題
4 肝臓・胆嚢・膵臓
1 肝臓
2 胆嚢と胆道
3 膵臓
基礎問題
演習問題
第11章 泌尿器・生殖器系
1 泌尿器
1 泌尿器の全景
2 腎臓の構造
3 腎単位(ネフロン)と腎小体
4 尿管・膀胱・尿道
基礎問題
演習問題
2 生殖器
1 女性生殖器
2 男性生殖器
基礎問題
演習問題
第12章 内分泌器系
1 内分泌腺
1 内分泌腺の定義
2 内分泌腺の種類と位置
基礎問題
演習問題
2 視床下部・下垂体・松果体
1 視床下部,下垂体,松果体の全景
2 視床下部と下垂体
基礎問題
演習問題
3 甲状腺・上皮小体(副甲状腺)
1 甲状腺と上皮小体(副甲状腺)の外観
2 濾胞
基礎問題
演習問題
4 副腎皮質・副腎髄質
1 副腎皮質と副腎髄質
基礎問題
演習問題
5 ランゲルハンス島(膵島)
1 膵臓の全景とランゲルハンス島
基礎問題
演習問題
第13章 感覚器系
1 皮膚
1 皮膚の構造
基礎問題
演習問題
2 聴覚器・平衡感覚器
1 聴覚器・平衡感覚器
基礎問題
演習問題
3 視覚器
1 眼球
2 外眼筋
基礎問題
演習問題
4 嗅覚器
1 鼻腔構造と嗅覚器
基礎問題
演習問題
5 味覚器
1 舌の構造と味蕾
基礎問題
演習問題
文献
索引
第1版まえがき
本書の使い方
第1章 解剖学総論
1 人体の区分と名称
1 身体の断面に関する用語
2 身体の方向を示す線
2 体表観察
1 上肢の体表観察
2 下肢の体表観察
3 手の体表観察
基礎問題
演習問題
3 発生
1 胚葉の分化
基礎問題
演習問題
4 細胞と組織
1 細胞の構造
2 上皮組織
基礎問題
演習問題
第2章 骨格系
1 骨の構造
1 全身の骨格
2 骨の外形による分類
3 骨の組織的構造
基礎問題
演習問題
2 頭部の骨
1 成人の頭蓋骨
2 小児(新生児)の頭蓋骨
基礎問題
演習問題
3 脊柱の骨
1 脊柱の構造
2 椎骨の形
3 脊椎と諸器官の位置の対応
基礎問題
演習問題
4 胸部の骨
1 胸部の骨の概観
2 肋骨
3 胸骨
基礎問題
演習問題
5 骨盤
1 骨盤の男女差
2 骨盤と寛骨
基礎問題
演習問題
6 上肢の骨
1 肩甲骨
2 上腕骨
3 尺骨と橈骨
基礎問題
演習問題
7 下肢の骨
1 大腿骨
2 脛骨と腓骨
3 足の骨
基礎問題
演習問題
第3章 関節と靱帯
1 関節の構造
1 関節の構造
2 関節面の形態的分類
3 全身の関節
基礎問題
演習問題
2 頭部・脊椎の関節・靱帯
1 脊椎と頭の連結
2 脊椎の連結
3 椎間関節の傾き
基礎問題
演習問題
3 胸部・骨盤の関節・靱帯
1 胸部の骨の連結
2 骨盤の連結
基礎問題
演習問題
4 肩・肘の関節・靱帯
1 肩部の骨の連結
2 肘部の骨の連結
3 肩関節・肘関節の断面
基礎問題
演習問題
5 手部の関節・靱帯
1 手の関節
2 手根の靱帯
3 指の靱帯
基礎問題
演習問題
6 股・膝の関節・靱帯
1 股関節
2 膝関節
3 股関節・膝関節の断面図
4 半月板
基礎問題
演習問題
7 足部の関節・靱帯
1 足部の関節
2 足部の靱帯
基礎問題
演習問題
第4章 筋系
1 筋の構造
1 筋線維の種類
2 筋の構造
3 筋の形
基礎問題
演習問題
2 頭部の筋
1 表情筋
2 咀嚼筋
基礎問題
演習問題
3 頸部・背部の筋
1 頸部の筋
2 背部の筋
基礎問題
演習問題
4 胸部・腹部の筋
1 胸部・腹部の筋
2 横隔膜
基礎問題
演習問題
5 肩・腕の筋
1 肩・腕の筋
基礎問題
演習問題
6 手部の筋
1 手部の筋
基礎問題
演習問題
7 股・膝の筋
1 股・膝の筋
基礎問題
演習問題
8 足部の筋
1 足部の筋
基礎問題
演習問題
第5章 筋の付着と神経支配
1 体幹前面の筋─付着と神経支配
1 体幹前面の筋
2 体幹前面の筋─起始・停止(付着)と神経支配
基礎問題
演習問題
2 体幹後面および肩周囲の筋─付着と神経支配
1 体幹後面および肩周囲の筋
2 体幹後面および肩周囲の筋─起始・停止(付着)と神経支配
基礎問題
演習問題
3 上肢の筋─付着と神経支配
1 上腕の筋(右側)
2 前腕の筋(右側)
3 上肢の筋─起始・停止(付着)と神経支配(1)
4 上肢の筋(手内在筋)─起始・停止(付着)と神経支配(2)
基礎問題
演習問題
4 下肢の筋─付着と神経支配
1 大腿の筋(右側)
2 下腿の筋(右側)
3 下肢および骨盤周囲の筋─起始・停止(付着)と神経支配
4 下腿および足部の筋─起始・停止(付着)と神経支配
基礎問題
演習問題
第6章 中枢神経系
1 神経の構造と発生
1 神経細胞
2 神経系の構成
3 中枢神経の発生
基礎問題
演習問題
2 大脳
1 大脳の区分
2 大脳皮質の機能局在
3 大脳の断面
4 大脳辺縁系
基礎問題
演習問題
3 脳幹
1 間脳(視床と視床下部)とその周辺
2 中脳・橋・延髄の前面
基礎問題
演習問題
4 小脳
1 小脳の構造
基礎問題
演習問題
5 脊髄
1 脊髄の各部の名称
2 脊髄の構造図
基礎問題
演習問題
6 脳室
1 脳室
基礎問題
演習問題
7 上行性伝導路
1 脊髄の伝導路(横断面)
2 上行性伝導路
3(上行)神経伝導路
基礎問題
演習問題
8 下行性伝導路
1 下行性伝導路
基礎問題
演習問題
第7章 末梢神経系
1 頸神経叢と腕神経叢
1 頸神経叢(第1〜第4頸神経)
2 腕神経叢(第5頸神経〜第1胸神経)
基礎問題
演習問題
2 上肢の神経と筋支配
1 腋窩神経(第5〜第6頸神経)と筋支配
2 筋皮神経(第5〜第7頸神経)と筋支配
3 橈骨神経(第5頸神経〜第1胸神経)と筋支配
4 正中神経(第5頸神経〜第1胸神経)と筋支配
5 尺骨神経(第8頸神経〜第1胸神経)と筋支配
基礎問題
演習問題
3 腰神経叢と仙骨神経叢
1 腰神経叢(第12胸神経〜第4腰神経)
2 仙骨神経叢(第4腰神経〜第4仙骨神経)
基礎問題
演習問題
4 下肢の神経と筋支配
1 閉鎖神経(第2〜第4腰神経)と大腿神経(第1〜第4腰神経)
2 坐骨神経(腓骨神経)(第4腰神経〜第3仙骨神経)
基礎問題
演習問題
5 脳神経
1 脳神経12対の部位
2 脳神経のまとめ
基礎問題
演習問題
6 自律神経系
1 自律神経とは
2 自律神経の節前線維と節後線維
3 自律神経の分布
基礎問題
演習問題
第8章 循環器系
1 脈管系の構造
1 全身の血液循環
2 胎児の血液循環
基礎問題
演習問題
2 心臓
1 心臓との構造
2 心臓と弁
3 刺激伝導系
4 冠状動脈
基礎問題
演習問題
3 動脈(1)
1 動脈の主幹の走行
2 外頸動脈
3 大脳動脈輪(ウィリス動脈輪)
4 内頸動脈と椎骨動脈
5 上肢の動脈
基礎問題
演習問題
4 動脈(2)
1 腹腔動脈
2 下肢の動脈
基礎問題
演習問題
5 静脈(1)
1 静脈の主幹の走行
2 上肢の皮静脈
基礎問題
演習問題
6 静脈(2)
1 門脈と体幹の静脈
2 下肢の皮静脈
基礎問題
演習問題
7 リンパ循環
1 全身のリンパ系
2 リンパ節の構造
基礎問題
演習問題
第9章 呼吸器系
1 呼吸器系の構造
1 呼吸器の全景
基礎問題
演習問題
2 上気道─鼻腔から喉頭まで
1 鼻腔と副鼻腔
2 咽頭
3 喉頭
基礎問題
演習問題
3 下気道─気管から肺胞まで
1 気管と気管支
2 肺
基礎問題
演習問題
第10章 消化器系
1 口腔・咽頭
1 口腔・舌・歯(咀嚼)
2 唾液腺
3 咽頭
基礎問題
演習問題
2 食道と胃
1 食道
2 胃
3 十二指腸
基礎問題
演習問題
3 小腸・大腸
1 腹腔内臓器の全景(矢状断面,横断面)
2 腸管の外観全景(前額断面)
3 小腸
4 大腸
5 小腸と大腸の比較
基礎問題
演習問題
4 肝臓・胆嚢・膵臓
1 肝臓
2 胆嚢と胆道
3 膵臓
基礎問題
演習問題
第11章 泌尿器・生殖器系
1 泌尿器
1 泌尿器の全景
2 腎臓の構造
3 腎単位(ネフロン)と腎小体
4 尿管・膀胱・尿道
基礎問題
演習問題
2 生殖器
1 女性生殖器
2 男性生殖器
基礎問題
演習問題
第12章 内分泌器系
1 内分泌腺
1 内分泌腺の定義
2 内分泌腺の種類と位置
基礎問題
演習問題
2 視床下部・下垂体・松果体
1 視床下部,下垂体,松果体の全景
2 視床下部と下垂体
基礎問題
演習問題
3 甲状腺・上皮小体(副甲状腺)
1 甲状腺と上皮小体(副甲状腺)の外観
2 濾胞
基礎問題
演習問題
4 副腎皮質・副腎髄質
1 副腎皮質と副腎髄質
基礎問題
演習問題
5 ランゲルハンス島(膵島)
1 膵臓の全景とランゲルハンス島
基礎問題
演習問題
第13章 感覚器系
1 皮膚
1 皮膚の構造
基礎問題
演習問題
2 聴覚器・平衡感覚器
1 聴覚器・平衡感覚器
基礎問題
演習問題
3 視覚器
1 眼球
2 外眼筋
基礎問題
演習問題
4 嗅覚器
1 鼻腔構造と嗅覚器
基礎問題
演習問題
5 味覚器
1 舌の構造と味蕾
基礎問題
演習問題
文献
索引

















