はじめに
難度が高くても,本書を上手に利用すれば,合格は十分可能!
第46回理学療法士・作業療法士国家試験の受験者は,理学療法士(以下PT)10,473名,作業療法士(以下OT)5,824名で,第45回と比較するとPTは638名増加したが,OTは645名減少した.また実際の合格者数はPT7,786名,OT4,138名であった.この合格者数について第45回と比較すると,今回の合格者数はPTで1,326名減少し,OTで1,179名減少した.その合格率は,PT74.3%,OT71.1%であり,前回と比較すると合格率はPTが18.4%,OTが11.2%も低下した.PT・OTともに始まって以来の合格率の低さであった.
過去を振り返ってみると,平成18年度以前の国家試験合格率はPT・OTともに常に90%台を維持していた.ところが突然,第43回(平成19年度)の国家試験でPTが86.6%,OTが73.6%にまで劇的に低下し,PT・OTともに第43回は過去20年間で最低の合格率になった.第43回合格発表に際し,厚生労働省は『「受験者レベルには難しすぎる」ので調整した』という注釈をつけた.第43回では『X(2)タイプ(2つ選べ):五者択二』が前年度に比較して激増し,質問内容も臨床経験を要するものが多数出題された.この合格率の低さをみて厚生労働省は次年度の出題内容を吟味することになった.
全国のPT・OT養成校では「今までのような国試対策では100%は無理だ」と考え,今まで以上に国試対策を行う結果になった.受験者は「難度の高い問題でも解ける」ことを目指し,厚生労働省は「受験生レベルに適切な問題」を吟味することを目指した結果,第44回の「合格率の上昇,合格者数の増加」につながった.第44回の厚生労働省の出題問題には「不適切問題,採点除外問題」の指摘は1問もなかった.また第44回の『X(2)タイプ(2つ選べ):五者二択』は第43回より減少し,PTは57問/200問,OTは59問/200問になった.第45回に関しても第44回の傾向を踏襲しており,『X(2)タイプ(2つ選べ):五者二択』はPT56問/200問,OT50問/200問であり,また設問文が『誤っているのはどれか』型が減少して『正しいのはどれか』型が増加した.PTは約82.5%,OTは約90%がこの『正しいのはどれか』型の設問であった.この型の設問文では解答するときに答えを導きやすい.つまり第43回での国家試験の合格率の低さが,その後の国家試験の設問内容や形式を受験者にとって解きやすい方向へと変化させた.その結果,第44回および第45回の設問の難度が第43回よりやや低下し,国家試験合格率をPTは90%台,OTは80%台へと回復させた.
この傾向はその後も続くものだろうと思っていたが,第46回の国家試験が終了し,その結果をみてみると,その衝撃的な合格率の低さに驚かされた.政府(厚生労働省)は自由化政策によりPT・OT養成校の設立を止めどなく許可してきた.平成23年2月の時点でPT養成校244校(大学82校,短期大学5校,4年制専門学校82校,3年制専門学校75校)定員数計13,274名,OT養成校171校(大学63校,短期大学3校,4年制専門学校54校,3年制専門学校51校)定員数計7,004名の入学が可能となった.ところが定員数の増加とは裏腹に年々少子化が進んでいるため受験する学生数が減少して入学希望者は誰でもどこかの養成校に入学できる,または入学希望者数が少なく定員割れが起こるようになった.政府(厚生労働省)の自由化政策により養成校への入学は誰でも可能になったが,国家資格取得のための試験のレベルを高くして,PT・OTをある一定のレベルに保つことを保証するようになったのである.
それを踏まえたうえで第46回を分析してみると設問形式はほとんど変化していないが,内容的に難度が高くなっている.まず『X(2)タイプ(2つ選べ):五者二択』の問題数は第45回とあまり変わらず,PTは50問/200問,OTは57問/200問であった.PTに関しては第45回より減少しているが,OTに関しては増加している.また設問文が『誤っているのはどれか』型が減少し,『正しいのはどれか』型が増加した.PTは約79%,OTは約89%がこの『正しいのはどれか』型の設問である.また,第45回から問題内容構成の出題形式が変化したが今回もその形式は踏襲された.以上3項目に関しては第45回と変わらない設問方法であったが,第46回に関して過去の国家試験に比べて大きく変化した部分をあげると,設問内容そのものの変化である.設問内容が昨年一昨年と比較して格段に難しくなっている.
4〜5年前位から「患者動作の実写真(動作分析など)」「X線画像」「MRI画像」「CT画像(頭部,腹部など)」「実測異常心電図」「フローボリューム曲線」の読み取りなど臨床で経験・体験するような項目を対象とした問題が数多く出題されるようになり,単純な机上学習では解答できないようになった.それに加え,今回は「統計学や研究法」に関係する用語がかなり出題された.このような内容は専門学校の教授内容にはほとんど含まれておらず,受験生のみならず養成校の教員たちもかなりとまどったのではないか,と思われる.
第46回の国家試験の結果状況を踏まえて『必修ポイントシリーズ理学療法専門分野基礎編』を改訂した.過去10年以上出題されていないような問題を削除し,近5年間の問題を多く取り入れるようにした.これら必修ポイント全4冊(専門基礎分野2冊,PT2冊)を十分に活用し,受験対策をしっかりと立てて,着実に一歩一歩学習し続ければ,必ず国家試験に合格することができる.なぜならば本書は過去約20年分の国試問題を細かく分析し,今後の出題傾向を探りながら学習できるように,参考書兼問題集として構成しているからだ.是非,本書を上手に活用し学習していただきたい.
合格を確実にするための本書の特徴
本書は,国家試験に対してしっかりと対策を立て,また基礎から臨床まで十分に学習し,確実に合格を手にしたい受験者のために作成した.本書の特徴を以下にあげると,
(1)国試の過去問題〔第37回から第46回までの10年分(1,000問)〕を分析し,「出題傾向と対策の要点」を円グラフや棒グラフで表示した.
(2)各科目をさらに小項目に細分類し,学習項目を絞り込んだ.
(3)分野ごとに過去10年間の「出題傾向分析表」を提示し頻出問題に印を付けた.
(4)専門分野における「実地問題=高得点(3点)」にはマークを提示した.
(5)最重要問題番号を1,重要問題番号を2で提示した.
(6)基本的に1分野1ページ終了形式(実地問題,図示問題等はイラストが多いため2ページ形式もある)を基本とした.
(7)問題直下の「必修ポイント」欄には「学習表」を掲載し最低限記憶,理解しなければならない内容を提示した.
(8)同じく必修ポイントには数多くの「写真やイラスト」を掲載し,「視覚学習」「イメージ学習」方式を採用し,学習内容の定着を図るようにした.
(9)図表中の「学習項目」は赤字で提示した.
(10)問題の右側には「解答記入」欄を設定し,設問文章ごとに正しい(○)や誤っている(×)を記入できるようにした.
(11)ページ最下段に「解答」欄を提示し,いつでも正解を確認できるようにした.
(12)参考資料として「かんたんチェックポイント」ページを設け,応用力の育成を目指した.
(13)巻末に「自己評価テスト」100問を付け加え,実力養成を図れるようにした.
(14)「付録」として「第44回〜第46回国試問題」「国試合格率(第30回〜第46回)」を加え,さらに実力養成を図れるようにした.
読者全員(100%)合格を祈念!
国家試験に合格するためには,膨大な出題範囲をできる限り深く学習しなければならないため,受験生は,分野別にたくさんの参考書や問題集を揃えなければならないのが現状である.それをできるだけ少ない時間で効率よく,しかも国家試験の内容に沿った深さまで学習しなければならない.そのためには国家試験内容に的を絞った参考書および問題集が必要である.
本書は,限られた時間のなかで本気で学習したいと考えている受験者のために,参考書と問題集を一冊にまとめた国家試験受験対策の最適書として作成した.受験生諸氏には,上述欄で分析した点を十分に把握して,過去問題をそのまま暗記するのではなく,設問中の1文1文に「○あるいは×」を付けながら,「この文章は正しい」「この文章のここが誤っている」を確認しながら学習を進めていただきたい.
来る国家試験に向けて,受験生諸氏が本書をしっかりと活用して有意義に学習されることを願っている.
書籍編集者一同,受験生諸氏全員(100%)の合格を心よりお祈り申し上げます!!
難度が高くても,本書を上手に利用すれば,合格は十分可能!
第46回理学療法士・作業療法士国家試験の受験者は,理学療法士(以下PT)10,473名,作業療法士(以下OT)5,824名で,第45回と比較するとPTは638名増加したが,OTは645名減少した.また実際の合格者数はPT7,786名,OT4,138名であった.この合格者数について第45回と比較すると,今回の合格者数はPTで1,326名減少し,OTで1,179名減少した.その合格率は,PT74.3%,OT71.1%であり,前回と比較すると合格率はPTが18.4%,OTが11.2%も低下した.PT・OTともに始まって以来の合格率の低さであった.
過去を振り返ってみると,平成18年度以前の国家試験合格率はPT・OTともに常に90%台を維持していた.ところが突然,第43回(平成19年度)の国家試験でPTが86.6%,OTが73.6%にまで劇的に低下し,PT・OTともに第43回は過去20年間で最低の合格率になった.第43回合格発表に際し,厚生労働省は『「受験者レベルには難しすぎる」ので調整した』という注釈をつけた.第43回では『X(2)タイプ(2つ選べ):五者択二』が前年度に比較して激増し,質問内容も臨床経験を要するものが多数出題された.この合格率の低さをみて厚生労働省は次年度の出題内容を吟味することになった.
全国のPT・OT養成校では「今までのような国試対策では100%は無理だ」と考え,今まで以上に国試対策を行う結果になった.受験者は「難度の高い問題でも解ける」ことを目指し,厚生労働省は「受験生レベルに適切な問題」を吟味することを目指した結果,第44回の「合格率の上昇,合格者数の増加」につながった.第44回の厚生労働省の出題問題には「不適切問題,採点除外問題」の指摘は1問もなかった.また第44回の『X(2)タイプ(2つ選べ):五者二択』は第43回より減少し,PTは57問/200問,OTは59問/200問になった.第45回に関しても第44回の傾向を踏襲しており,『X(2)タイプ(2つ選べ):五者二択』はPT56問/200問,OT50問/200問であり,また設問文が『誤っているのはどれか』型が減少して『正しいのはどれか』型が増加した.PTは約82.5%,OTは約90%がこの『正しいのはどれか』型の設問であった.この型の設問文では解答するときに答えを導きやすい.つまり第43回での国家試験の合格率の低さが,その後の国家試験の設問内容や形式を受験者にとって解きやすい方向へと変化させた.その結果,第44回および第45回の設問の難度が第43回よりやや低下し,国家試験合格率をPTは90%台,OTは80%台へと回復させた.
この傾向はその後も続くものだろうと思っていたが,第46回の国家試験が終了し,その結果をみてみると,その衝撃的な合格率の低さに驚かされた.政府(厚生労働省)は自由化政策によりPT・OT養成校の設立を止めどなく許可してきた.平成23年2月の時点でPT養成校244校(大学82校,短期大学5校,4年制専門学校82校,3年制専門学校75校)定員数計13,274名,OT養成校171校(大学63校,短期大学3校,4年制専門学校54校,3年制専門学校51校)定員数計7,004名の入学が可能となった.ところが定員数の増加とは裏腹に年々少子化が進んでいるため受験する学生数が減少して入学希望者は誰でもどこかの養成校に入学できる,または入学希望者数が少なく定員割れが起こるようになった.政府(厚生労働省)の自由化政策により養成校への入学は誰でも可能になったが,国家資格取得のための試験のレベルを高くして,PT・OTをある一定のレベルに保つことを保証するようになったのである.
それを踏まえたうえで第46回を分析してみると設問形式はほとんど変化していないが,内容的に難度が高くなっている.まず『X(2)タイプ(2つ選べ):五者二択』の問題数は第45回とあまり変わらず,PTは50問/200問,OTは57問/200問であった.PTに関しては第45回より減少しているが,OTに関しては増加している.また設問文が『誤っているのはどれか』型が減少し,『正しいのはどれか』型が増加した.PTは約79%,OTは約89%がこの『正しいのはどれか』型の設問である.また,第45回から問題内容構成の出題形式が変化したが今回もその形式は踏襲された.以上3項目に関しては第45回と変わらない設問方法であったが,第46回に関して過去の国家試験に比べて大きく変化した部分をあげると,設問内容そのものの変化である.設問内容が昨年一昨年と比較して格段に難しくなっている.
4〜5年前位から「患者動作の実写真(動作分析など)」「X線画像」「MRI画像」「CT画像(頭部,腹部など)」「実測異常心電図」「フローボリューム曲線」の読み取りなど臨床で経験・体験するような項目を対象とした問題が数多く出題されるようになり,単純な机上学習では解答できないようになった.それに加え,今回は「統計学や研究法」に関係する用語がかなり出題された.このような内容は専門学校の教授内容にはほとんど含まれておらず,受験生のみならず養成校の教員たちもかなりとまどったのではないか,と思われる.
第46回の国家試験の結果状況を踏まえて『必修ポイントシリーズ理学療法専門分野基礎編』を改訂した.過去10年以上出題されていないような問題を削除し,近5年間の問題を多く取り入れるようにした.これら必修ポイント全4冊(専門基礎分野2冊,PT2冊)を十分に活用し,受験対策をしっかりと立てて,着実に一歩一歩学習し続ければ,必ず国家試験に合格することができる.なぜならば本書は過去約20年分の国試問題を細かく分析し,今後の出題傾向を探りながら学習できるように,参考書兼問題集として構成しているからだ.是非,本書を上手に活用し学習していただきたい.
合格を確実にするための本書の特徴
本書は,国家試験に対してしっかりと対策を立て,また基礎から臨床まで十分に学習し,確実に合格を手にしたい受験者のために作成した.本書の特徴を以下にあげると,
(1)国試の過去問題〔第37回から第46回までの10年分(1,000問)〕を分析し,「出題傾向と対策の要点」を円グラフや棒グラフで表示した.
(2)各科目をさらに小項目に細分類し,学習項目を絞り込んだ.
(3)分野ごとに過去10年間の「出題傾向分析表」を提示し頻出問題に印を付けた.
(4)専門分野における「実地問題=高得点(3点)」にはマークを提示した.
(5)最重要問題番号を1,重要問題番号を2で提示した.
(6)基本的に1分野1ページ終了形式(実地問題,図示問題等はイラストが多いため2ページ形式もある)を基本とした.
(7)問題直下の「必修ポイント」欄には「学習表」を掲載し最低限記憶,理解しなければならない内容を提示した.
(8)同じく必修ポイントには数多くの「写真やイラスト」を掲載し,「視覚学習」「イメージ学習」方式を採用し,学習内容の定着を図るようにした.
(9)図表中の「学習項目」は赤字で提示した.
(10)問題の右側には「解答記入」欄を設定し,設問文章ごとに正しい(○)や誤っている(×)を記入できるようにした.
(11)ページ最下段に「解答」欄を提示し,いつでも正解を確認できるようにした.
(12)参考資料として「かんたんチェックポイント」ページを設け,応用力の育成を目指した.
(13)巻末に「自己評価テスト」100問を付け加え,実力養成を図れるようにした.
(14)「付録」として「第44回〜第46回国試問題」「国試合格率(第30回〜第46回)」を加え,さらに実力養成を図れるようにした.
読者全員(100%)合格を祈念!
国家試験に合格するためには,膨大な出題範囲をできる限り深く学習しなければならないため,受験生は,分野別にたくさんの参考書や問題集を揃えなければならないのが現状である.それをできるだけ少ない時間で効率よく,しかも国家試験の内容に沿った深さまで学習しなければならない.そのためには国家試験内容に的を絞った参考書および問題集が必要である.
本書は,限られた時間のなかで本気で学習したいと考えている受験者のために,参考書と問題集を一冊にまとめた国家試験受験対策の最適書として作成した.受験生諸氏には,上述欄で分析した点を十分に把握して,過去問題をそのまま暗記するのではなく,設問中の1文1文に「○あるいは×」を付けながら,「この文章は正しい」「この文章のここが誤っている」を確認しながら学習を進めていただきたい.
来る国家試験に向けて,受験生諸氏が本書をしっかりと活用して有意義に学習されることを願っている.
書籍編集者一同,受験生諸氏全員(100%)の合格を心よりお祈り申し上げます!!
はじめに
第46回PT・OT国試問題の概要
第46回理学療法士国家試験の問題分類と配点
第46回出題傾向と対策の要点
合格のための学習テクニック
得点力アップのために(本書のページ構成)
1. 整形外科疾患
関節リウマチ(1)/評価
スタインブロッカーのステージ分類
スタインブロッカーのクラス分類
ランズバリー指数(評価法)
関節リウマチ(2)/拘縮・変形
関節リウマチの変形
関節リウマチ(3)/生活指導
関節リウマチ患者の生活指導
関節リウマチ患者に指導する正しいADL動作
関節リウマチ患者に指導する正しいADL動作
関節リウマチ患者に禁止する不良なADL動作
関節リウマチ(4)/理学療法・装具療法
関節リウマチの理学療法
他疾患に用いる装具
関節リウマチ(5)/症例問題
ムチランス変形(オペラグラス変形)
関節リウマチの疼痛に対する物理療法
変形性膝関節症(1)/理学療法
変形性膝関節症
変形性膝関節症(2)/(高位骨切り術・人工膝関節置換術)術後理学療法
術後理学療法プログラム
前十字・後十字靱帯損傷/理学療法
前十字(ACL)・後十字(PCL)靱帯損傷
前十字・後十字靱帯損傷患者の運動療法
膝関節障害・下腿部障害/理学療法
膝・下腿部の整形外科疾患に対する理学療法
スポーツ障害/理学療法
スポーツ障害と理学療法
人工骨頭置換術(大腿骨頸部内側骨折)・人工股関節全置換術(変形性股関節症)/術後理学療法
大腿骨頸部内側骨折
人工股関節全置換術,大腿骨人工骨頭置換術
大腿骨頸部外側骨折/術後理学療法
大腿骨外側骨折
大腿骨骨幹部骨折/術後理学療法
大腿骨骨幹部骨折
腰痛症/理学療法と生活指導
腰痛症の運動療法
腰椎椎間板ヘルニア/症候・理学療法
L4〜S1神経根障害による機能不全
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアのCT所見,MRI所見
側彎症/特徴・評価・装具療法・運動療法
側彎症
その他の装具
側彎の運動療法
末梢神経障害/損傷神経と症状,筋力増強訓練
末梢神経障害とその症状
末梢神経障害に対する理学療法
手部の末梢神経障害/橈骨神経損傷・尺骨神経損傷
手部の筋の神経支配
橈骨神経麻痺と尺骨神経麻痺
前頁3の問題の場合
末梢性顔面神経麻痺/症状と理学療法
末梢性顔面神経麻痺
熱傷/変形拘縮と理学療法
熱傷
熱傷と変形拘縮
熱傷による変形
血友病性関節症/理学療法
血友病性関節症
その他の整形疾患/痙性斜頸,頸椎症性脊髄症,肩関節周囲炎,無腐性壊死,悪性腫瘍の理学療法
その他の整形外科疾患とその理学療法
整形外科疾患に用いる牽引療法/目的と適応
整形外科牽引療法
文献(引用文献,参考図書)
2. 脳卒中
脳卒中急性期・回復期/リスク管理(訓練可否基準)
疾患を合併するときの服部の訓練可否基準(Anderson基準に一部追加)
アンダーソン・土肥の基準
座位耐性訓練の基準
脳卒中片麻痺の合併症(1)/嚥下障害,誤嚥の対策
合併症の症状とその対策(理学療法)
脳卒中片麻痺の合併症(2)/患側の肩関節障害,肩手症候群
片麻痺患者の肩関節障害
肩手症候群の経過
脳卒中片麻痺の合併症(3)/高次脳機能障害(徴候)
高次脳機能障害の分類と徴候
脳卒中片麻痺の合併症(4)/高次脳機能障害(半側空間無視)
(左)半側空間無視(半側空間失認)の症状と障害部位,その対策
大脳病巣部位
かんたんチェックポイント
CT所見
脳卒中片麻痺の合併症(5)/高次脳機能障害(病巣部位)
CT所見
責任病巣別高次脳機能障害
失認と失行の責任病巣
脳卒中片麻痺の合併症(6)/前大脳動脈の閉塞・中大脳動脈の閉塞
前大脳動脈流域,中大脳動脈流域,後大脳動脈流域
責任病巣
脳卒中片麻痺の評価(1)/急性期の評価・回復期の評価
脳卒中片麻痺の評価
他の疾患に対する評価
脳卒中片麻痺の評価(2)/ブルンストローム法ステージ
ブルンストローム法ステージ(上肢)
ブルンストローム法ステージ(手指)
ブルンストローム法ステージ(下肢)
脳卒中片麻痺の運動療法(1)/ブルンストローム法ステージ別運動療法
ブルンストローム法ステージに対応した理学療法
BFOと関節固定装具
脳卒中片麻痺の運動療法(2)/分離運動の促通手技
分離運動促通パターン(右片麻痺)
脳卒中片麻痺の運動療法(3)/誘発する姿勢反応
姿勢反射
脳卒中片麻痺の理学療法(1)/異常歩行と理学療法
片麻痺の痙性歩行の特徴
脳卒中片麻痺の理学療法(2)/装具療法
ステージ別下肢装具
脳卒中片麻痺の理学療法(3)/種々の症状と理学療法
脳卒中片麻痺患者の症状に対する理学療法
脳卒中片麻痺の理学療法(4)/EMGバイオフィードバック療法
EMG(筋電図)バイオフィードバック療法
脳卒中片麻痺の理学療法(5)/早期の理学療法(禁忌・適応・注意点)
脳卒中片麻痺患者の早期理学療法
脳卒中片麻痺の理学療法(6)/回復期の理学療法(症例問題)
回復期の片麻痺の理学療法
反張膝に対する理学療法
脳卒中片麻痺の理学療法(7)/慢性期の理学療法(症例問題)
慢性期(長期)片麻痺の在宅(独居)患者の生活指導
脳卒中片麻痺の慢性期理学療法
脳卒中片麻痺の日常生活活動(ADL)(1)/種々のADL訓練(実地問題)
脳卒中片麻痺のADL動作訓練
脳卒中片麻痺の日常生活活動(ADL)(2)/種々のADL訓練(一般問題),立ち上がり動作訓練,移乗動作訓練
立ち上がり動作訓練・移乗動作手順
外傷性脳損傷の理学療法/急性期・回復期
外傷性脳損傷
びまん性軸索損傷
文献(引用文献,参考図書)
3. 脊髄損傷
かんたんチェックポイント
体幹筋・上肢筋・下肢筋の支配髄節
第5頸髄損傷/呼吸機能,可能な動作,理学療法
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)の残存筋
残存筋と残存動作能力,対応する理学療法
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)の理学療法
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)患者に用いる補助装具
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)の呼吸障害
第6頸髄損傷/残存筋,早期理学療法,ADL動作
第6頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)の残存筋と残存動作能力
第7頸髄損傷/理学療法,ADL訓練
第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)の残存筋
第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)の残存動作能力
第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)では不可能な動作
第8頸髄損傷/ADL訓練(寝返り動作訓練,プッシュアップ介助,トランスファー)
第8頸髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)の残存筋と残存動作能力
頸髄損傷/機能残存レベルと可能な動作(組み合わせ問題)
上肢筋支配髄節
呼吸筋の残存
頸髄節健在高位とADL
頸髄損傷機能残存レベルと可能な動作
第1胸髄損傷/重要な残存筋
プッシュアップ(骨盤挙上)の重要性
脊髄損傷の車椅子上プッシュアップ
第6胸髄損傷・第7胸髄損傷/回復期の理学療法とプッシュアップ動作
受傷後4週(回復期前期)より行うべき理学療法
受傷後10〜11週以降(回復期後期)に行うべき理学療法
第12胸髄損傷/運動療法,ADL動作訓練
脊髄損傷(第12胸髄節まで機能残存)患者の理学療法
第1腰髄損傷/回復前期の理学療法,自己管理指導
下肢筋の支配髄節
脊髄損傷の髄節と歩行パターン
完全対麻痺(第1腰髄節まで機能残存)の回復期(3〜9週)における理学療法
脊髄損傷の評価/ASIAの機能障害評価
ASIAの機能障害評価
脊髄損傷合併症(1)/自律神経過反射
自律神経過反射(自律神経緊張性過反射)
脊髄損傷合併症(2)/異所性骨化
異所性骨化
脊髄損傷合併症(3)/変形・拘縮
脊髄損傷の損傷(機能残存)レベルと変形拘縮
脊髄損傷合併症(4)/褥瘡予防
褥瘡好発部位と褥瘡予防
脊髄損傷合併症(5)/排尿障害と排尿訓練
排尿に関与する神経支配
排尿障害
脊髄損傷合併症(6)/脊髄損傷のあらゆる合併症
脊髄損傷のあらゆる合併症
脊髄損傷合併症(7)/第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)の合併症
呼吸筋の残存レベル
脊髄損傷合併症(8)/合併症に対する理学療法
脊髄損傷患者の合併症に対する理学療法
脊髄損傷の運動療法/目的・効果
起立斜面台(チルトテーブル)による起立訓練
脊髄損傷患者の身体運動の効果
脊髄損傷の呼吸理学療法/方法
体幹筋(呼吸筋を含む)の髄節支配
呼吸筋群と胸郭運動に関与する筋群
脊髄損傷の車椅子/車椅子のタイプと移乗動作
脊髄損傷患者の車椅子
トランスファー(移乗動作)のための車椅子の工夫
脊髄損傷のADL動作/(頸損〜腰損)脊髄損傷レベルと可能な動作の組み合わせ
脊髄残存髄節と可能な動作
残存と歩行パターン
下肢筋の支配髄節
その他の脊髄損傷/部分損傷,脊髄髄膜瘤
外側脊髄視床路(温痛覚伝導路)
不完全損傷特殊型
脊髄完全損傷の症状
脊髄髄膜瘤の症状
文献(引用文献,参考図書)
4. 神経筋疾患
かんたんチェックポイント
神経筋疾患の一般的知識
パーキンソン病(1)/症状
パーキンソン病の異常歩行とパーキンソン症状
パーキンソン病の特徴
その他の異常歩行
パーキンソン病の自律神経徴候
血管性パーキンソニズム
パーキンソン病(2)/理学療法,歩行訓練
パーキンソン病とその対策(理学療法)
パーキンソン病(3)/ヤール重症度分類・ヤール重症度分類に対する運動療法
ヤールの重症度分類に対応した理学療法
パーキンソン病(4)/ステージIII・Vの運動療法
ヤールの重症度分類のステージIIIの特徴と運動療法
パーキンソン病(5)/ステージVの運動療法
ヤールの重症度分類ステージVの特徴と運動療法
パーキンソン病(6)/退院前指導
パーキンソン病患者のための退院前指導・住宅改修
前輪駆動型車椅子
脊髄小脳変性症(運動失調症)/評価と運動療法
脊髄小脳変性症の症状と理学療法
運動失調症の評価
多発性硬化症(MS)/理学療法
多発性硬化症(MS)の症状と理学療法
筋萎縮性側索硬化症(ALS)/症状と理学療法
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状と理学療法
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の筋萎縮
多発性神経炎(ポリニューロパチー)/理学療法
多発性神経炎(ポリニューロパチー)の症状と理学療法
ギラン・バレー症候群/症状と理学療法
ギラン・バレー症候群の症状と理学療法
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(1)/ステージ分類(厚生(労)省筋萎縮症研究班機能障害度分類)
デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ(厚生(労)省筋萎縮症研究班機能障害度分類による)
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(2)/特徴(実地問題)
登はん性起立(ガワーズ徴候)
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの異常歩行
神経筋疾患の異常歩行
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(3)/症状と拘縮
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの拘縮とその対策
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの特徴
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(4)/機能障害度ステージに対応する理学療法
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの機能障害度(厚生(労)省筋萎縮症研究班)のステージに対応する理学療法
多発性筋炎(PM)/理学療法
多発性筋炎(PM)の症状と理学療法
その他の神経筋疾患/理学療法
その他の神経筋疾患の症状と理学療法
文献(引用文献,参考図書)
5. 小児疾患
かんたんチェックポイント
小児の発達(デンバー発達スクリーニング)
正常運動発達(1)/検査
日本版デンバー式発達スクリーニング検査
正常運動発達(2)/正常運動発達月齢
健常児の粗大な運動発達表
背臥位からの起き上がり
腹臥位姿勢での発達
健常児の手指の発達
かんたんチェックポイント
小児の反射・反応(1)
小児の反射・反応(2)
小児の反射・反応(3)
小児の反射・反応(4)
小児の反射・反応(5)
乳幼児の反射・反応(1)/原始反射
原始反射
立直り反応と保護伸展反射(パラシュート反射)
乳幼児の反射・反応(2)/原始反射の消失時期
原始反射の消失時期
健常児の動作(可能になる時期)
乳幼児の反射・反応(3)/立ち直り反応・姿勢反射とその中枢
迷路性立ち直り反応
乳幼児の反射・反応(4)/新生児・3か月児
正常発達における小児の反射・反応(出現・消失時期)
鶏歩
乳幼児の反射・反応(5)〜10か月児・11か月児・12か月児
正常発達における小児の反射・反応(出現・消失時期)
かんたんチェックポイント
ボイタの7つの姿勢反射
乳幼児の反射・反応(6)/検査手技
乳幼児の反射の検査手技
「引き起こし反射」と「コリスの水平試行」
乳幼児の運動発達/正常運動発達月齢(一般問題)
健常児の種々の発達(デンバー発達スクリーニングより一部改変)
発達段階の異常/標準的月齢との違い
3か月〜6か月児の正常運動発達
「ランドウ反応」と「腋窩懸垂反応」
両麻痺のキッキング
脳性麻痺児の反射・反応/障害児の姿勢反射(緊張性迷路反射・交叉性伸展反射・はさみ状肢位)
姿勢反射と異常肢位
痙直型両麻痺児/運動療法
バルーン上での健常児の平衡反応
痙直型両麻痺児に対する理学療法
痙直型四肢麻痺児/理学療法
痙直型四肢麻痺児の理学療法(運動療法)の効果
痙直型片麻痺児/運動療法
痙直型片麻痺の特徴と理学療法
アテトーゼ型脳性麻痺児/運動療法
アテトーゼ型脳性麻痺児の不良姿勢パターン
脳性麻痺児の摂食障害/運動療法
摂食障害児の摂食姿勢
二分脊椎(脊髄髄膜瘤)(1)/症候・特徴
二分脊椎(脊椎破裂)の特徴
二分脊椎高位と下肢の運動麻痺との関係
二分脊椎(脊髄髄膜瘤)(2)/理学療法
二分脊椎(第3腰髄節まで機能残存)の残存筋・残存能力と理学療法
その他小児整形外科疾患の理学療法/ペルテス病・先天性多発性関節拘縮症・先天性股関節脱臼
ペルテス病
先天性多発性関節拘縮症
先天性股関節脱臼
未熟児/理学療法とリスク管理
未熟児管理
文献(引用文献,参考図書)
6. 内科疾患
呼吸機能検査/異常値
肺理学療法の評価
呼吸機能検査の正常値
肺理学療法/肺理学療法の目的・効果
肺理学療法の目的と効果
慢性閉塞性肺疾患/慢性閉塞性肺疾患に対する肺理学療法
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
フローボリューム曲線
体位ドレナージ(体位排痰法)/肺区域と適応肢位,禁忌
体位排痰法(体位ドレナージ)
種々の呼吸障害/肺理学療法
肺理学療法のポジショニング
呼吸障害と呼吸理学療法
ボルグ・スケールと新ボルグ・スケールと最大酸素摂取量との対比
慢性呼吸不全/肺理学療法(在宅酸素療法,評価,指標,体位ドレナージ)
慢性呼吸不全とは
慢性呼吸不全を起こす疾患
慢性呼吸不全の評価
在宅酸素療法(HOT:Home Oxygen Therapy)
気管支喘息/肺理学療法
気管支喘息
鍛錬療法と呼吸理学療法
肺気腫/肺理学療法とADL指導
肺気腫
肺癌/術前・術後の呼吸理学療法
開胸術前の呼吸理学療法(術後のための準備と予行演習)
開胸術後の呼吸理学療法
胸部解離性大動脈瘤術後の早期理学療法
人工呼吸器/人工呼吸器からの離脱
人工呼吸器
心電図(1)/正常所見,心拍数の計算
正常心電図
かんたんチェックポイント
異常心電図(1)
異常心電図(2)
心電図(2)/異常所見(心室性期外収縮,心室頻拍,その他の異常所見)
異常心電図
虚血性心疾患(1)/運動負荷強度
運動負荷強度の計算
METs
虚血性心疾患(2)/運動療法の効果
虚血性心疾患(心筋梗塞を含む)に対する運動療法の効果
虚血性心疾患(3)/運動処方
虚血性心疾患の運動処方
心筋梗塞/理学療法(ベッドサイドリハ〜生活指導)
(合併症のない)急性心筋梗塞患者のリハビリテーション・プログラム
心筋梗塞患者の日常生活における注意点
上記の問題6の場合
種々の循環障害/閉塞性動脈硬化症,深部静脈血栓症,乳房切除後のリンパ浮腫
閉塞性動脈硬化症(ASO)
深部静脈血栓症
乳房切断術後の患側上肢のリンパ浮腫
浮腫に対する理学療法
糖尿病(1)/運動強度(METS)の計算
上記の問題1の計算
上記の問題2の計算
糖尿病(2)/運動療法
糖尿病の運動療法
文献(引用文献,参考図書)
自己評価テスト(チェックシート,解答シート)
X(2)対策実力テスト(チェックシート,解答シート)
索引
付録
「第44〜46回PT・OT国家試験問題」(理学療法専門分野疾患別編)
「国家試験合格率」(第31回〜第46回)
第46回PT・OT国試問題の概要
第46回理学療法士国家試験の問題分類と配点
第46回出題傾向と対策の要点
合格のための学習テクニック
得点力アップのために(本書のページ構成)
1. 整形外科疾患
関節リウマチ(1)/評価
スタインブロッカーのステージ分類
スタインブロッカーのクラス分類
ランズバリー指数(評価法)
関節リウマチ(2)/拘縮・変形
関節リウマチの変形
関節リウマチ(3)/生活指導
関節リウマチ患者の生活指導
関節リウマチ患者に指導する正しいADL動作
関節リウマチ患者に指導する正しいADL動作
関節リウマチ患者に禁止する不良なADL動作
関節リウマチ(4)/理学療法・装具療法
関節リウマチの理学療法
他疾患に用いる装具
関節リウマチ(5)/症例問題
ムチランス変形(オペラグラス変形)
関節リウマチの疼痛に対する物理療法
変形性膝関節症(1)/理学療法
変形性膝関節症
変形性膝関節症(2)/(高位骨切り術・人工膝関節置換術)術後理学療法
術後理学療法プログラム
前十字・後十字靱帯損傷/理学療法
前十字(ACL)・後十字(PCL)靱帯損傷
前十字・後十字靱帯損傷患者の運動療法
膝関節障害・下腿部障害/理学療法
膝・下腿部の整形外科疾患に対する理学療法
スポーツ障害/理学療法
スポーツ障害と理学療法
人工骨頭置換術(大腿骨頸部内側骨折)・人工股関節全置換術(変形性股関節症)/術後理学療法
大腿骨頸部内側骨折
人工股関節全置換術,大腿骨人工骨頭置換術
大腿骨頸部外側骨折/術後理学療法
大腿骨外側骨折
大腿骨骨幹部骨折/術後理学療法
大腿骨骨幹部骨折
腰痛症/理学療法と生活指導
腰痛症の運動療法
腰椎椎間板ヘルニア/症候・理学療法
L4〜S1神経根障害による機能不全
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアのCT所見,MRI所見
側彎症/特徴・評価・装具療法・運動療法
側彎症
その他の装具
側彎の運動療法
末梢神経障害/損傷神経と症状,筋力増強訓練
末梢神経障害とその症状
末梢神経障害に対する理学療法
手部の末梢神経障害/橈骨神経損傷・尺骨神経損傷
手部の筋の神経支配
橈骨神経麻痺と尺骨神経麻痺
前頁3の問題の場合
末梢性顔面神経麻痺/症状と理学療法
末梢性顔面神経麻痺
熱傷/変形拘縮と理学療法
熱傷
熱傷と変形拘縮
熱傷による変形
血友病性関節症/理学療法
血友病性関節症
その他の整形疾患/痙性斜頸,頸椎症性脊髄症,肩関節周囲炎,無腐性壊死,悪性腫瘍の理学療法
その他の整形外科疾患とその理学療法
整形外科疾患に用いる牽引療法/目的と適応
整形外科牽引療法
文献(引用文献,参考図書)
2. 脳卒中
脳卒中急性期・回復期/リスク管理(訓練可否基準)
疾患を合併するときの服部の訓練可否基準(Anderson基準に一部追加)
アンダーソン・土肥の基準
座位耐性訓練の基準
脳卒中片麻痺の合併症(1)/嚥下障害,誤嚥の対策
合併症の症状とその対策(理学療法)
脳卒中片麻痺の合併症(2)/患側の肩関節障害,肩手症候群
片麻痺患者の肩関節障害
肩手症候群の経過
脳卒中片麻痺の合併症(3)/高次脳機能障害(徴候)
高次脳機能障害の分類と徴候
脳卒中片麻痺の合併症(4)/高次脳機能障害(半側空間無視)
(左)半側空間無視(半側空間失認)の症状と障害部位,その対策
大脳病巣部位
かんたんチェックポイント
CT所見
脳卒中片麻痺の合併症(5)/高次脳機能障害(病巣部位)
CT所見
責任病巣別高次脳機能障害
失認と失行の責任病巣
脳卒中片麻痺の合併症(6)/前大脳動脈の閉塞・中大脳動脈の閉塞
前大脳動脈流域,中大脳動脈流域,後大脳動脈流域
責任病巣
脳卒中片麻痺の評価(1)/急性期の評価・回復期の評価
脳卒中片麻痺の評価
他の疾患に対する評価
脳卒中片麻痺の評価(2)/ブルンストローム法ステージ
ブルンストローム法ステージ(上肢)
ブルンストローム法ステージ(手指)
ブルンストローム法ステージ(下肢)
脳卒中片麻痺の運動療法(1)/ブルンストローム法ステージ別運動療法
ブルンストローム法ステージに対応した理学療法
BFOと関節固定装具
脳卒中片麻痺の運動療法(2)/分離運動の促通手技
分離運動促通パターン(右片麻痺)
脳卒中片麻痺の運動療法(3)/誘発する姿勢反応
姿勢反射
脳卒中片麻痺の理学療法(1)/異常歩行と理学療法
片麻痺の痙性歩行の特徴
脳卒中片麻痺の理学療法(2)/装具療法
ステージ別下肢装具
脳卒中片麻痺の理学療法(3)/種々の症状と理学療法
脳卒中片麻痺患者の症状に対する理学療法
脳卒中片麻痺の理学療法(4)/EMGバイオフィードバック療法
EMG(筋電図)バイオフィードバック療法
脳卒中片麻痺の理学療法(5)/早期の理学療法(禁忌・適応・注意点)
脳卒中片麻痺患者の早期理学療法
脳卒中片麻痺の理学療法(6)/回復期の理学療法(症例問題)
回復期の片麻痺の理学療法
反張膝に対する理学療法
脳卒中片麻痺の理学療法(7)/慢性期の理学療法(症例問題)
慢性期(長期)片麻痺の在宅(独居)患者の生活指導
脳卒中片麻痺の慢性期理学療法
脳卒中片麻痺の日常生活活動(ADL)(1)/種々のADL訓練(実地問題)
脳卒中片麻痺のADL動作訓練
脳卒中片麻痺の日常生活活動(ADL)(2)/種々のADL訓練(一般問題),立ち上がり動作訓練,移乗動作訓練
立ち上がり動作訓練・移乗動作手順
外傷性脳損傷の理学療法/急性期・回復期
外傷性脳損傷
びまん性軸索損傷
文献(引用文献,参考図書)
3. 脊髄損傷
かんたんチェックポイント
体幹筋・上肢筋・下肢筋の支配髄節
第5頸髄損傷/呼吸機能,可能な動作,理学療法
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)の残存筋
残存筋と残存動作能力,対応する理学療法
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)の理学療法
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)患者に用いる補助装具
第5頸髄損傷(第5頸髄節まで機能残存)の呼吸障害
第6頸髄損傷/残存筋,早期理学療法,ADL動作
第6頸髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)の残存筋と残存動作能力
第7頸髄損傷/理学療法,ADL訓練
第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)の残存筋
第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)の残存動作能力
第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)では不可能な動作
第8頸髄損傷/ADL訓練(寝返り動作訓練,プッシュアップ介助,トランスファー)
第8頸髄損傷(第8頸髄節まで機能残存)の残存筋と残存動作能力
頸髄損傷/機能残存レベルと可能な動作(組み合わせ問題)
上肢筋支配髄節
呼吸筋の残存
頸髄節健在高位とADL
頸髄損傷機能残存レベルと可能な動作
第1胸髄損傷/重要な残存筋
プッシュアップ(骨盤挙上)の重要性
脊髄損傷の車椅子上プッシュアップ
第6胸髄損傷・第7胸髄損傷/回復期の理学療法とプッシュアップ動作
受傷後4週(回復期前期)より行うべき理学療法
受傷後10〜11週以降(回復期後期)に行うべき理学療法
第12胸髄損傷/運動療法,ADL動作訓練
脊髄損傷(第12胸髄節まで機能残存)患者の理学療法
第1腰髄損傷/回復前期の理学療法,自己管理指導
下肢筋の支配髄節
脊髄損傷の髄節と歩行パターン
完全対麻痺(第1腰髄節まで機能残存)の回復期(3〜9週)における理学療法
脊髄損傷の評価/ASIAの機能障害評価
ASIAの機能障害評価
脊髄損傷合併症(1)/自律神経過反射
自律神経過反射(自律神経緊張性過反射)
脊髄損傷合併症(2)/異所性骨化
異所性骨化
脊髄損傷合併症(3)/変形・拘縮
脊髄損傷の損傷(機能残存)レベルと変形拘縮
脊髄損傷合併症(4)/褥瘡予防
褥瘡好発部位と褥瘡予防
脊髄損傷合併症(5)/排尿障害と排尿訓練
排尿に関与する神経支配
排尿障害
脊髄損傷合併症(6)/脊髄損傷のあらゆる合併症
脊髄損傷のあらゆる合併症
脊髄損傷合併症(7)/第7頸髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)の合併症
呼吸筋の残存レベル
脊髄損傷合併症(8)/合併症に対する理学療法
脊髄損傷患者の合併症に対する理学療法
脊髄損傷の運動療法/目的・効果
起立斜面台(チルトテーブル)による起立訓練
脊髄損傷患者の身体運動の効果
脊髄損傷の呼吸理学療法/方法
体幹筋(呼吸筋を含む)の髄節支配
呼吸筋群と胸郭運動に関与する筋群
脊髄損傷の車椅子/車椅子のタイプと移乗動作
脊髄損傷患者の車椅子
トランスファー(移乗動作)のための車椅子の工夫
脊髄損傷のADL動作/(頸損〜腰損)脊髄損傷レベルと可能な動作の組み合わせ
脊髄残存髄節と可能な動作
残存と歩行パターン
下肢筋の支配髄節
その他の脊髄損傷/部分損傷,脊髄髄膜瘤
外側脊髄視床路(温痛覚伝導路)
不完全損傷特殊型
脊髄完全損傷の症状
脊髄髄膜瘤の症状
文献(引用文献,参考図書)
4. 神経筋疾患
かんたんチェックポイント
神経筋疾患の一般的知識
パーキンソン病(1)/症状
パーキンソン病の異常歩行とパーキンソン症状
パーキンソン病の特徴
その他の異常歩行
パーキンソン病の自律神経徴候
血管性パーキンソニズム
パーキンソン病(2)/理学療法,歩行訓練
パーキンソン病とその対策(理学療法)
パーキンソン病(3)/ヤール重症度分類・ヤール重症度分類に対する運動療法
ヤールの重症度分類に対応した理学療法
パーキンソン病(4)/ステージIII・Vの運動療法
ヤールの重症度分類のステージIIIの特徴と運動療法
パーキンソン病(5)/ステージVの運動療法
ヤールの重症度分類ステージVの特徴と運動療法
パーキンソン病(6)/退院前指導
パーキンソン病患者のための退院前指導・住宅改修
前輪駆動型車椅子
脊髄小脳変性症(運動失調症)/評価と運動療法
脊髄小脳変性症の症状と理学療法
運動失調症の評価
多発性硬化症(MS)/理学療法
多発性硬化症(MS)の症状と理学療法
筋萎縮性側索硬化症(ALS)/症状と理学療法
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状と理学療法
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の筋萎縮
多発性神経炎(ポリニューロパチー)/理学療法
多発性神経炎(ポリニューロパチー)の症状と理学療法
ギラン・バレー症候群/症状と理学療法
ギラン・バレー症候群の症状と理学療法
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(1)/ステージ分類(厚生(労)省筋萎縮症研究班機能障害度分類)
デュシェンヌ型筋ジストロフィーのステージ(厚生(労)省筋萎縮症研究班機能障害度分類による)
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(2)/特徴(実地問題)
登はん性起立(ガワーズ徴候)
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの異常歩行
神経筋疾患の異常歩行
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(3)/症状と拘縮
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの拘縮とその対策
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの特徴
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)(4)/機能障害度ステージに対応する理学療法
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの機能障害度(厚生(労)省筋萎縮症研究班)のステージに対応する理学療法
多発性筋炎(PM)/理学療法
多発性筋炎(PM)の症状と理学療法
その他の神経筋疾患/理学療法
その他の神経筋疾患の症状と理学療法
文献(引用文献,参考図書)
5. 小児疾患
かんたんチェックポイント
小児の発達(デンバー発達スクリーニング)
正常運動発達(1)/検査
日本版デンバー式発達スクリーニング検査
正常運動発達(2)/正常運動発達月齢
健常児の粗大な運動発達表
背臥位からの起き上がり
腹臥位姿勢での発達
健常児の手指の発達
かんたんチェックポイント
小児の反射・反応(1)
小児の反射・反応(2)
小児の反射・反応(3)
小児の反射・反応(4)
小児の反射・反応(5)
乳幼児の反射・反応(1)/原始反射
原始反射
立直り反応と保護伸展反射(パラシュート反射)
乳幼児の反射・反応(2)/原始反射の消失時期
原始反射の消失時期
健常児の動作(可能になる時期)
乳幼児の反射・反応(3)/立ち直り反応・姿勢反射とその中枢
迷路性立ち直り反応
乳幼児の反射・反応(4)/新生児・3か月児
正常発達における小児の反射・反応(出現・消失時期)
鶏歩
乳幼児の反射・反応(5)〜10か月児・11か月児・12か月児
正常発達における小児の反射・反応(出現・消失時期)
かんたんチェックポイント
ボイタの7つの姿勢反射
乳幼児の反射・反応(6)/検査手技
乳幼児の反射の検査手技
「引き起こし反射」と「コリスの水平試行」
乳幼児の運動発達/正常運動発達月齢(一般問題)
健常児の種々の発達(デンバー発達スクリーニングより一部改変)
発達段階の異常/標準的月齢との違い
3か月〜6か月児の正常運動発達
「ランドウ反応」と「腋窩懸垂反応」
両麻痺のキッキング
脳性麻痺児の反射・反応/障害児の姿勢反射(緊張性迷路反射・交叉性伸展反射・はさみ状肢位)
姿勢反射と異常肢位
痙直型両麻痺児/運動療法
バルーン上での健常児の平衡反応
痙直型両麻痺児に対する理学療法
痙直型四肢麻痺児/理学療法
痙直型四肢麻痺児の理学療法(運動療法)の効果
痙直型片麻痺児/運動療法
痙直型片麻痺の特徴と理学療法
アテトーゼ型脳性麻痺児/運動療法
アテトーゼ型脳性麻痺児の不良姿勢パターン
脳性麻痺児の摂食障害/運動療法
摂食障害児の摂食姿勢
二分脊椎(脊髄髄膜瘤)(1)/症候・特徴
二分脊椎(脊椎破裂)の特徴
二分脊椎高位と下肢の運動麻痺との関係
二分脊椎(脊髄髄膜瘤)(2)/理学療法
二分脊椎(第3腰髄節まで機能残存)の残存筋・残存能力と理学療法
その他小児整形外科疾患の理学療法/ペルテス病・先天性多発性関節拘縮症・先天性股関節脱臼
ペルテス病
先天性多発性関節拘縮症
先天性股関節脱臼
未熟児/理学療法とリスク管理
未熟児管理
文献(引用文献,参考図書)
6. 内科疾患
呼吸機能検査/異常値
肺理学療法の評価
呼吸機能検査の正常値
肺理学療法/肺理学療法の目的・効果
肺理学療法の目的と効果
慢性閉塞性肺疾患/慢性閉塞性肺疾患に対する肺理学療法
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
フローボリューム曲線
体位ドレナージ(体位排痰法)/肺区域と適応肢位,禁忌
体位排痰法(体位ドレナージ)
種々の呼吸障害/肺理学療法
肺理学療法のポジショニング
呼吸障害と呼吸理学療法
ボルグ・スケールと新ボルグ・スケールと最大酸素摂取量との対比
慢性呼吸不全/肺理学療法(在宅酸素療法,評価,指標,体位ドレナージ)
慢性呼吸不全とは
慢性呼吸不全を起こす疾患
慢性呼吸不全の評価
在宅酸素療法(HOT:Home Oxygen Therapy)
気管支喘息/肺理学療法
気管支喘息
鍛錬療法と呼吸理学療法
肺気腫/肺理学療法とADL指導
肺気腫
肺癌/術前・術後の呼吸理学療法
開胸術前の呼吸理学療法(術後のための準備と予行演習)
開胸術後の呼吸理学療法
胸部解離性大動脈瘤術後の早期理学療法
人工呼吸器/人工呼吸器からの離脱
人工呼吸器
心電図(1)/正常所見,心拍数の計算
正常心電図
かんたんチェックポイント
異常心電図(1)
異常心電図(2)
心電図(2)/異常所見(心室性期外収縮,心室頻拍,その他の異常所見)
異常心電図
虚血性心疾患(1)/運動負荷強度
運動負荷強度の計算
METs
虚血性心疾患(2)/運動療法の効果
虚血性心疾患(心筋梗塞を含む)に対する運動療法の効果
虚血性心疾患(3)/運動処方
虚血性心疾患の運動処方
心筋梗塞/理学療法(ベッドサイドリハ〜生活指導)
(合併症のない)急性心筋梗塞患者のリハビリテーション・プログラム
心筋梗塞患者の日常生活における注意点
上記の問題6の場合
種々の循環障害/閉塞性動脈硬化症,深部静脈血栓症,乳房切除後のリンパ浮腫
閉塞性動脈硬化症(ASO)
深部静脈血栓症
乳房切断術後の患側上肢のリンパ浮腫
浮腫に対する理学療法
糖尿病(1)/運動強度(METS)の計算
上記の問題1の計算
上記の問題2の計算
糖尿病(2)/運動療法
糖尿病の運動療法
文献(引用文献,参考図書)
自己評価テスト(チェックシート,解答シート)
X(2)対策実力テスト(チェックシート,解答シート)
索引
付録
「第44〜46回PT・OT国家試験問題」(理学療法専門分野疾患別編)
「国家試験合格率」(第31回〜第46回)








