推薦のことば
わが国は近視大国といわれ,近視が多い国民です.また,近年,世界的に近視は増加傾向にあります.従来,24〜25歳くらいで近視の進行は停止するといわれていましたが,30歳代になっても近視が発生したり,進行する成人近視が世界的に問題になってきています.
近視の矯正法としては,眼鏡,コンタクトレンズがありますが,最近では屈折矯正手術が第3の屈折矯正法として登場してきました.しかし,一度手術を受けると元に戻せないことや合併症などの問題点から反省期に入ってきているともいわれています.そこで,第4の選択肢として可逆性のあるオルソケラトロジーが話題になってきています.
わが国のオルソケラトロジーのはしりは昭和30〜40年にハードコンタクトレンズを用いて屈折度が軽減することの発表と思われます,しかし,効果がわずかで,かつ不安定であり,また,持続性のないことから定着しませんでした.最近のオルソケラトロジーは酸素透過性が高く特殊なレンズ設計に基づいた専用のレンズを用い,弱度や中等度の近視に有効であることが米国のFDAでも承認されています.わが国の眼科医はこの方法に懐疑的な面がありますが,この方法にも正面から向かい合っていく必要があるのではないでしょうか.その意味ではWinklerとKame両博士によるOrthokeratology Handbookの訳本である本書は役立つものと思います.
本書には角膜の構造からオルソケラトロジーの理論と実際的技術が症例を交えて詳細に書かれています.オルソケラトロジーでは効果の予測が難しいのですが,この予測法の記載もあります.また,夜間レンズを装用し昼間は裸眼でという方法の注意点・問題点とか,子供への適応などについても慎重に書かれています.この方法の不適応や欠点,倫理的な面についても記載されていて,オルソケラトロジーを始める,または始めてみたい人には必読の書と思います.
しかし,オルソケラトロジーの長期予後は現在明らかではなく慎重に行われる必要があります.たとえば,角膜内皮細胞などの検討すべき問題も多いと思われるからです.
現在,オルソケラトロジーレンズは厚生労働省から認可されておらず,医師の責任のもとに輸入して使用されているのが現状です.早期に厚生労働省の認可が下りることを期待しています.
東京医科歯科大学名誉教授
所 敬
監訳者のことば
本書は,オルソケラトロジーについて書かれた書籍の中で,現在一般に入手しうる唯一の本である.オルソケラトロジーの原理が簡潔に解説されている内容から,米国では教科書的な位置づけをされてきた.今回,その貴重な原著が,日本オルソケラトロジー協会理事各氏の協力を得て日本語訳として発刊されるにいたった.これは今後,日本においても急速に普及していくであろうオルソケラトロジーの歴史にとって大変意義深い.
オルソケラトロジーの診療が日本で本格的に開始されたのは,2000年5月のことである.以来,筆者の施設での診療実績は1,000症例を越え,協会加盟施設においても,その症例数は着実に増加している.しかし米国において40年もの実績がある本治療が,わが国に本格導入されてまだ日が浅いため,オルソケラトロジーに関する情報は混乱を極めた.それゆえ,正確な情報を求める声が各方面から上がっていた.その声に応える形で,協会では市民シンポジウムを開催したり,各地で医師を対象に説明会を開催したりして,可能な限り情報発信に努めてきたが,本書の翻訳もその活動の一環である.
オルソケラトロジーは,実は10年ほど前に日本でも導入されかかった時期がある.当時,大阪医科大学や神戸大学において治験的に診療が実施された.その効果と安全性は文献に報告され,角膜内皮や小児症例についても検討が加えられた.しかし残念ながら当時のオルソケラトロジーは,まだClassicalな段階であって,現在一般に行われている効果的なAdvanced Ortho-Kの技術ではなかった.したがって効果が十分とはいいがたく,広く普及するまでには至らなかったのである.
しかしすでに10年以上も前に,日本でも学術的に安全性が確認され,関連学会誌でも多数報告されていたオルソケラトロジーが,これまで日本では確かな技術として認識されなかったのは,私たちの情報収集の仕方に問題があったのでなかろうか.現在までアメリカにおいては120万人以上の患者にオルソケラトロジーが実践されてきたという事実は,やはり真摯に受け止めるべきであろう.そして10年前の状況を踏まえ,より効果的で夜間装用さえもが推奨されるAdvanced Ortho-Kが日本に導入され,現在確かな近視矯正効果を上げているのも,また紛れのない事実である.2002年5月,FDAはOrtho-Kレンズの1つに,夜間装用の適応についての認可を加えるという.また第29回国際眼科学会においても,オルソケラトロジーは1つのセッションとして盛況を収めた.オルソケラトロジーは今世界的にも再評価の時を迎えている.
本書に述べられているオルソケラトロジーの技術は,Accelerated Ortho-KからAdvan-ced Ortho-Kの技術に移行する時期のものである.したがってAdvanced Ortho-Kを実際の患者に実践するためには,本書に述べられた内容のみではまだ不十分である.協会ではAdvanced Ortho-Kの技術セミナーを通して,最新技術の導入を図っている.
オルソケラトロジーは,non-invasiveでreversible,しかもtailor-madeな医療である.これは現代の医学が志向する低侵襲で可逆的,しかも患者それぞれの病態に応じてオーダーメイドに対応する個別医療そのものである.米国で40年以上も前に開発されたこの技術が,21世紀の医療のkey-wordをいずれも具現化している事実にただ驚嘆するばかりである.本書を読まれてその先見性に共感する方は,この治療に積極的に参加されることを強く望みたい.かくいう私も,オルソケラトロジーによって自身の視力向上を成しえた患者の一人である.おそらく日本人医師として初めてオルソケラトロジーを受けた私が,この技術をぜひ日本に紹介したいと熱望したのも,それが上記の3条件を満たす安全で効果的な治療法であることを,医師として直感的に感じ取ったからにほかならない.
しかし,オルソケラトロジーが真に安全で効果的な技術として,日常の診療に普及していくうえで,絶対に譲ってはならない条件がある.それは本書にも述べられているように,オルソケラトロジーのレンズデザインに関わる医師の技術である.オーダーメイド医療と称するごとく,Advanced Ortho-Kを実践するには,まずトライアルレンズの最適なフィッティングに基づいて,最終的には11カ所のレンズパラメターを,レンズを処方する医師自らが決定する厳密な能力が求められる.昨今,そのような技術に基づかずに治療を展開する安易な風潮が見受けられるのは,非常に残念なことである.本来のオルソケラトロジーとはかけ離れたこのような実態に,本家の米国からも懸念の声が上がっている.本治療に参加する医師は,その正統で繊細な技術を研鑽されることをお願いしたい.
最後に,わが国におけるオルソケラトロジーの適切な普及に日々ご尽力いただいている,日本オルソケラトロジー協会の諸先生方とともに本著を発刊できたことに謝辞を申し上げたい.そしてご多忙にもかかわらず,日頃からオルソケラトロジーに適切なアドバイスを賜り,本著の発刊にあたっても翻訳の細部にわたり貴重なご助言をいただいた東京医科歯科大学名誉教授所 敬先生に心より感謝申し上げる.さらに,日本語版発刊によせてお言葉をいただいたDr.David T.WakabayashiおよびDr.Tim K.Togikawaに深謝する.コンタクトレンズ診療に関わるメーカー各社のご配慮により,わが国におけるオルソケラトロジー診療が順調に展開されつつあることに,また本書の発刊においてお世話になった医歯薬出版の塗木誠治氏に格別な謝意を表したい.また何よりも,日本に正統なオルソケラトロジーが導入される原動力として,この先進的な治療の主体となってくださった患者様全員に,大いなる感謝の意をお伝えしたい.
2002年5月20日
日本オルソケラトロジー協会理事長
三井石根
日本語版発刊によせて
1995年にアメリカで出版された本書の日本語版の序文に私が携わることになり大変光栄であります.共著者のひとりDr.Rodger T.Kameは,私の古くからの友人であり,また仲間でもありました.ともにSouthern California College of Optometryの卒業生である私たちは,Japanese American Optometric Societyの創立に携わり,彼と私でこの協会の会長を務めました.
Dr.Kameは数年にわたり母校Southern California College of Optometryの理事を,生前2000年には副議長の要職を務めました.Dr.Kameの名は国内外にわたり広く知られ,同僚,学生および友人に敬愛されていました.
1960年代初めから彼が関わったオルソケラトロジーに関する研究は,1995年にこのハンドブックが出版された以降も発展し続け,さらに進歩しつつあります.
新しい技術の展開に伴って,多くの開業医はオルソケラトロジーに対する考え方や実際のフィッティングの方法を変えてきました.しかしながら,患者さんの利益が最優先される基本的な姿勢は今なお変わっておりません.このハンドブックによって,患者さんのビジョンを改善するために,コンタクトレンズおよびオルソケラトロジーに関心をもっている専門家の皆さんは大いに啓蒙されることと思います.
1960年に始まったオルソケラトロジーは現在なお著しい技術革新を続けております.そしてそれは,アメリカでも技術の優れた限られた数の専門家によってのみ行われております.
私は,このハンドブックが日本オルソケラトロジー協会の先生方のご尽力により,日本語訳として出版されることにより,患者さんの機能的なビジョン回復に関心を抱いている日本の専門家の方にとっても大きな力になることを望んでいます.
David T.Wakabayashi,OD,FAAO
Assistant Professor,
Southern California College of Optometry
Technical Advisor of Japan Orthokeratology Association
わが国は近視大国といわれ,近視が多い国民です.また,近年,世界的に近視は増加傾向にあります.従来,24〜25歳くらいで近視の進行は停止するといわれていましたが,30歳代になっても近視が発生したり,進行する成人近視が世界的に問題になってきています.
近視の矯正法としては,眼鏡,コンタクトレンズがありますが,最近では屈折矯正手術が第3の屈折矯正法として登場してきました.しかし,一度手術を受けると元に戻せないことや合併症などの問題点から反省期に入ってきているともいわれています.そこで,第4の選択肢として可逆性のあるオルソケラトロジーが話題になってきています.
わが国のオルソケラトロジーのはしりは昭和30〜40年にハードコンタクトレンズを用いて屈折度が軽減することの発表と思われます,しかし,効果がわずかで,かつ不安定であり,また,持続性のないことから定着しませんでした.最近のオルソケラトロジーは酸素透過性が高く特殊なレンズ設計に基づいた専用のレンズを用い,弱度や中等度の近視に有効であることが米国のFDAでも承認されています.わが国の眼科医はこの方法に懐疑的な面がありますが,この方法にも正面から向かい合っていく必要があるのではないでしょうか.その意味ではWinklerとKame両博士によるOrthokeratology Handbookの訳本である本書は役立つものと思います.
本書には角膜の構造からオルソケラトロジーの理論と実際的技術が症例を交えて詳細に書かれています.オルソケラトロジーでは効果の予測が難しいのですが,この予測法の記載もあります.また,夜間レンズを装用し昼間は裸眼でという方法の注意点・問題点とか,子供への適応などについても慎重に書かれています.この方法の不適応や欠点,倫理的な面についても記載されていて,オルソケラトロジーを始める,または始めてみたい人には必読の書と思います.
しかし,オルソケラトロジーの長期予後は現在明らかではなく慎重に行われる必要があります.たとえば,角膜内皮細胞などの検討すべき問題も多いと思われるからです.
現在,オルソケラトロジーレンズは厚生労働省から認可されておらず,医師の責任のもとに輸入して使用されているのが現状です.早期に厚生労働省の認可が下りることを期待しています.
東京医科歯科大学名誉教授
所 敬
監訳者のことば
本書は,オルソケラトロジーについて書かれた書籍の中で,現在一般に入手しうる唯一の本である.オルソケラトロジーの原理が簡潔に解説されている内容から,米国では教科書的な位置づけをされてきた.今回,その貴重な原著が,日本オルソケラトロジー協会理事各氏の協力を得て日本語訳として発刊されるにいたった.これは今後,日本においても急速に普及していくであろうオルソケラトロジーの歴史にとって大変意義深い.
オルソケラトロジーの診療が日本で本格的に開始されたのは,2000年5月のことである.以来,筆者の施設での診療実績は1,000症例を越え,協会加盟施設においても,その症例数は着実に増加している.しかし米国において40年もの実績がある本治療が,わが国に本格導入されてまだ日が浅いため,オルソケラトロジーに関する情報は混乱を極めた.それゆえ,正確な情報を求める声が各方面から上がっていた.その声に応える形で,協会では市民シンポジウムを開催したり,各地で医師を対象に説明会を開催したりして,可能な限り情報発信に努めてきたが,本書の翻訳もその活動の一環である.
オルソケラトロジーは,実は10年ほど前に日本でも導入されかかった時期がある.当時,大阪医科大学や神戸大学において治験的に診療が実施された.その効果と安全性は文献に報告され,角膜内皮や小児症例についても検討が加えられた.しかし残念ながら当時のオルソケラトロジーは,まだClassicalな段階であって,現在一般に行われている効果的なAdvanced Ortho-Kの技術ではなかった.したがって効果が十分とはいいがたく,広く普及するまでには至らなかったのである.
しかしすでに10年以上も前に,日本でも学術的に安全性が確認され,関連学会誌でも多数報告されていたオルソケラトロジーが,これまで日本では確かな技術として認識されなかったのは,私たちの情報収集の仕方に問題があったのでなかろうか.現在までアメリカにおいては120万人以上の患者にオルソケラトロジーが実践されてきたという事実は,やはり真摯に受け止めるべきであろう.そして10年前の状況を踏まえ,より効果的で夜間装用さえもが推奨されるAdvanced Ortho-Kが日本に導入され,現在確かな近視矯正効果を上げているのも,また紛れのない事実である.2002年5月,FDAはOrtho-Kレンズの1つに,夜間装用の適応についての認可を加えるという.また第29回国際眼科学会においても,オルソケラトロジーは1つのセッションとして盛況を収めた.オルソケラトロジーは今世界的にも再評価の時を迎えている.
本書に述べられているオルソケラトロジーの技術は,Accelerated Ortho-KからAdvan-ced Ortho-Kの技術に移行する時期のものである.したがってAdvanced Ortho-Kを実際の患者に実践するためには,本書に述べられた内容のみではまだ不十分である.協会ではAdvanced Ortho-Kの技術セミナーを通して,最新技術の導入を図っている.
オルソケラトロジーは,non-invasiveでreversible,しかもtailor-madeな医療である.これは現代の医学が志向する低侵襲で可逆的,しかも患者それぞれの病態に応じてオーダーメイドに対応する個別医療そのものである.米国で40年以上も前に開発されたこの技術が,21世紀の医療のkey-wordをいずれも具現化している事実にただ驚嘆するばかりである.本書を読まれてその先見性に共感する方は,この治療に積極的に参加されることを強く望みたい.かくいう私も,オルソケラトロジーによって自身の視力向上を成しえた患者の一人である.おそらく日本人医師として初めてオルソケラトロジーを受けた私が,この技術をぜひ日本に紹介したいと熱望したのも,それが上記の3条件を満たす安全で効果的な治療法であることを,医師として直感的に感じ取ったからにほかならない.
しかし,オルソケラトロジーが真に安全で効果的な技術として,日常の診療に普及していくうえで,絶対に譲ってはならない条件がある.それは本書にも述べられているように,オルソケラトロジーのレンズデザインに関わる医師の技術である.オーダーメイド医療と称するごとく,Advanced Ortho-Kを実践するには,まずトライアルレンズの最適なフィッティングに基づいて,最終的には11カ所のレンズパラメターを,レンズを処方する医師自らが決定する厳密な能力が求められる.昨今,そのような技術に基づかずに治療を展開する安易な風潮が見受けられるのは,非常に残念なことである.本来のオルソケラトロジーとはかけ離れたこのような実態に,本家の米国からも懸念の声が上がっている.本治療に参加する医師は,その正統で繊細な技術を研鑽されることをお願いしたい.
最後に,わが国におけるオルソケラトロジーの適切な普及に日々ご尽力いただいている,日本オルソケラトロジー協会の諸先生方とともに本著を発刊できたことに謝辞を申し上げたい.そしてご多忙にもかかわらず,日頃からオルソケラトロジーに適切なアドバイスを賜り,本著の発刊にあたっても翻訳の細部にわたり貴重なご助言をいただいた東京医科歯科大学名誉教授所 敬先生に心より感謝申し上げる.さらに,日本語版発刊によせてお言葉をいただいたDr.David T.WakabayashiおよびDr.Tim K.Togikawaに深謝する.コンタクトレンズ診療に関わるメーカー各社のご配慮により,わが国におけるオルソケラトロジー診療が順調に展開されつつあることに,また本書の発刊においてお世話になった医歯薬出版の塗木誠治氏に格別な謝意を表したい.また何よりも,日本に正統なオルソケラトロジーが導入される原動力として,この先進的な治療の主体となってくださった患者様全員に,大いなる感謝の意をお伝えしたい.
2002年5月20日
日本オルソケラトロジー協会理事長
三井石根
日本語版発刊によせて
1995年にアメリカで出版された本書の日本語版の序文に私が携わることになり大変光栄であります.共著者のひとりDr.Rodger T.Kameは,私の古くからの友人であり,また仲間でもありました.ともにSouthern California College of Optometryの卒業生である私たちは,Japanese American Optometric Societyの創立に携わり,彼と私でこの協会の会長を務めました.
Dr.Kameは数年にわたり母校Southern California College of Optometryの理事を,生前2000年には副議長の要職を務めました.Dr.Kameの名は国内外にわたり広く知られ,同僚,学生および友人に敬愛されていました.
1960年代初めから彼が関わったオルソケラトロジーに関する研究は,1995年にこのハンドブックが出版された以降も発展し続け,さらに進歩しつつあります.
新しい技術の展開に伴って,多くの開業医はオルソケラトロジーに対する考え方や実際のフィッティングの方法を変えてきました.しかしながら,患者さんの利益が最優先される基本的な姿勢は今なお変わっておりません.このハンドブックによって,患者さんのビジョンを改善するために,コンタクトレンズおよびオルソケラトロジーに関心をもっている専門家の皆さんは大いに啓蒙されることと思います.
1960年に始まったオルソケラトロジーは現在なお著しい技術革新を続けております.そしてそれは,アメリカでも技術の優れた限られた数の専門家によってのみ行われております.
私は,このハンドブックが日本オルソケラトロジー協会の先生方のご尽力により,日本語訳として出版されることにより,患者さんの機能的なビジョン回復に関心を抱いている日本の専門家の方にとっても大きな力になることを望んでいます.
David T.Wakabayashi,OD,FAAO
Assistant Professor,
Southern California College of Optometry
Technical Advisor of Japan Orthokeratology Association
推薦のことば (所 敬)
監訳者のことば (三井石根)
日本語版発刊によせて (David T.Wakabayashi)
Recommendation (Tim K.Togikawa)
口絵
序章 (三井石根)
1章 概 論 (三井石根)
オルソケラトロジーの歴史
オルソケラトロジーと屈折矯正手術
2章 角膜トポロジーの基礎 (篠塚康英)
ケラトグラフィー
角膜構造変化の力学:オルソケラトロジーの基礎
ハードレンズの影響
スペクタクルブラー
角膜の力学
ハイドロゲル作用
臨床上の証拠
設備
遠視
3章 アクセレレイティッド・オルソケラトロジーの基本手技 (廣田直人)
リバース・ジオメトリー・レンズ(RGL)
レンズの適合性を決める要素
レンズデザインを決めるには
レンズの処方と発注
リテイナーレンズの処方
トラブルシューティング
<症例 1> コンタクトレンズをはじめて装着する患者に対する従来型のオルソケラトロジー (廣田直人)
<症例 2> コンタクトレンズをはじめて装用する患者に対するアクセレレイティッド・オルソケラトロジー (大沢満雄)
<症例 3> 軽度近視でRGP装用の経験者 (松崎 栄)
<症例 4> ソフトコンタクトレンズ装用者における進行性近視の患者 (小栗章 弘)
<症例 5> ソフトレンズでは奏効しなかった近視性単乱視の患者 (吉村 弦)
<症例 6> RGPレンズ装用者で中等度の近視性複乱視の患者(篠塚康英)
<症例 7> 中等度近視でRGPレンズを装用中の患者 (三井石根)
4章 夜間装用療法 (吉村 弦)
<症例 8> 眼鏡装用者の場合
5章 小児に対するオルソケラトロジー (大沢満雄)
<症例 9>
6章 屈折矯正手術後のオルソケラトロジー (小栗章 弘)
<症例10>
7章 オルソケラトロジーの治療における患者指導 (松崎 栄)
オルソケラトロジーにおける倫理
患者教育
治療費
資料1 視力表示の換算表 (三井石根)
資料2 角膜曲率半径におけるディオプトリー表示とミリメートル表示の換算表 (三井石根)
資料3 National Eye Research Foundationについて (三井石根)
用語解説 (三井石根)
索引
監訳者のことば (三井石根)
日本語版発刊によせて (David T.Wakabayashi)
Recommendation (Tim K.Togikawa)
口絵
序章 (三井石根)
1章 概 論 (三井石根)
オルソケラトロジーの歴史
オルソケラトロジーと屈折矯正手術
2章 角膜トポロジーの基礎 (篠塚康英)
ケラトグラフィー
角膜構造変化の力学:オルソケラトロジーの基礎
ハードレンズの影響
スペクタクルブラー
角膜の力学
ハイドロゲル作用
臨床上の証拠
設備
遠視
3章 アクセレレイティッド・オルソケラトロジーの基本手技 (廣田直人)
リバース・ジオメトリー・レンズ(RGL)
レンズの適合性を決める要素
レンズデザインを決めるには
レンズの処方と発注
リテイナーレンズの処方
トラブルシューティング
<症例 1> コンタクトレンズをはじめて装着する患者に対する従来型のオルソケラトロジー (廣田直人)
<症例 2> コンタクトレンズをはじめて装用する患者に対するアクセレレイティッド・オルソケラトロジー (大沢満雄)
<症例 3> 軽度近視でRGP装用の経験者 (松崎 栄)
<症例 4> ソフトコンタクトレンズ装用者における進行性近視の患者 (小栗章 弘)
<症例 5> ソフトレンズでは奏効しなかった近視性単乱視の患者 (吉村 弦)
<症例 6> RGPレンズ装用者で中等度の近視性複乱視の患者(篠塚康英)
<症例 7> 中等度近視でRGPレンズを装用中の患者 (三井石根)
4章 夜間装用療法 (吉村 弦)
<症例 8> 眼鏡装用者の場合
5章 小児に対するオルソケラトロジー (大沢満雄)
<症例 9>
6章 屈折矯正手術後のオルソケラトロジー (小栗章 弘)
<症例10>
7章 オルソケラトロジーの治療における患者指導 (松崎 栄)
オルソケラトロジーにおける倫理
患者教育
治療費
資料1 視力表示の換算表 (三井石根)
資料2 角膜曲率半径におけるディオプトリー表示とミリメートル表示の換算表 (三井石根)
資料3 National Eye Research Foundationについて (三井石根)
用語解説 (三井石根)
索引