やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

7,480円(税込)
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プロセスモデルで考える 摂食・嚥下リハビリテーションの臨床
咀嚼嚥下と食機能

定価 7,480円 (本体 6,800円+税10%)
  • 総頁数:184頁 / カラー
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2013年3月
  • ISBN978-4-263-44383-5
  • 注文コード:443830

咀嚼と嚥下の統合でかわる摂食嚥下機能のすべてがここに――

内容紹介

プロセスモデル(咀嚼嚥下複合体)とは何か.噛むこと,飲むことが同時に行われるとき,摂食・嚥下機能はどう変化するのか.
本書では,「食べる」という実際的な状況下で起こる現象を総覧し,咀嚼嚥下時における評価,対応をまとめていく.

◆本書は,一般的な摂食・嚥下リハビリテーションの専門書ではなく,プロセスモデルに注目して摂食・嚥下機能を解説しています.
◆基礎編では,プロセスモデルの定義から,二相性食物や孤発嚥下(isolated pharyngeal swallow),あるいは嚥下惹起や呼吸機能との関係のなかで,咀嚼嚥下のメカニズムを解説しています.臨床編では,咀嚼嚥下に着目し,嚥下惹起遅延の概念やstage II transportのコントロールを視野に入れながら,評価,対応についてまとめています.
◆孤発嚥下やCTによる評価,咀嚼・嚥下・呼吸の相関など,最新の考え方が網羅されています.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約1.67MB)

目次

Part 1 基礎編
Chapter 1 咀嚼嚥下のモデル
Chapter 2 プロセスモデルとは
Chapter 3 二相性食物
Chapter 4 咀嚼嚥下にかかわる運動
Chapter 5 嚥下惹起のメカニズム
Chapter 6 咀嚼,嚥下,呼吸の関係
Part 2 臨床編
Chapter 1 プロセスモデルの臨床への応用
Chapter 2 評価(咀嚼を考慮した評価)
Chapter 3 対応(咀嚼を考慮した対応)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【監修略歴】
才藤栄一【さいとうえいいち】
 1980年 慶應義塾大学医学部卒業
 1986年 慶應義塾大学医学部リハビリテーション科助手
 1990年 東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科医長
 1995年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座助教授
 1998年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座(現リハビリテーション医学Ⅰ講座)教授(~現在)
 2007年 ジョンズホプキンス大学客員教授(~現在)
 2011年 藤田保健衛生大学副学長(兼務,~現在)

【編集略歴】
松尾浩一郎【まつおこういちろう】
 1999年 東京医科歯科大学歯学部卒業
 1999年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野入学
 2000年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座研究員
 2002年 ジョンズホプキンス大学医学部リハビリテーション講座研究員
 2005年 ジョンズホプキンス大学医学部リハビリテーション講座講師
 2008年 松本歯科大学障害者歯科学講座准教授
 2013年 藤田保健衛生大学医学部歯科教授(~現在)
柴田斉子【しばたせいこ】
 1994年 東京女子医科大学医学部卒業
 2000年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座助手
 2003年 八尾はあとふる病院リハビリテーション科医長
 2007年 関西医科大学医学部リハビリテーション科助教
 2010年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座助教
 2012年 藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学I講座講師(~現在)

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才藤栄一 監修/松尾浩一郎柴田斉子 編