漢方・中医学の理論と診療の実際をコンパクトに記述
内容紹介
●現代医学教育を習得した医学生・研修医・プライマリケア医に,臨床にいかに中医学を取り入れるかを重点に,漢方・中医学の理論と診療の実際をコンパクトに記述.内科医である著者が実践してきた“漢方薬を用いて診療を行う”治療効果について提示し,わかりやすく解説.
● 医学生・薬学生には,漢方・中医学の基礎を学ぶ上でのテキストであり,また漢方に興味を持つ医師には第一歩となる手引き書.
目次
第2章 診療に漢方を取り入れよう
第3章 漢方的診察法 その1:総論および望診,聞診,問診について
第4章 漢方的診察法 その2:舌診について
第5章 漢方的診察法 その3:脈診について
第6章 西洋医学的診断の意義
第7章 漢方で使われる薬
第8章 重要処方を理解する(1)十全大補湯
第9章 重要処方を理解する(2)五苓散・猪苓湯
第10章 重要処方を理解する(3)二陳湯
第11章 重要処方を理解する(4)桂枝茯苓丸
第12章 重要処方を理解する(5)黄連解毒湯・白虎加人参湯
第13章 重要処方を理解する(6)六味丸
第14章 『傷寒論』について
第15章 『傷寒論』ダイジェスト
第16章 漢方理論のまとめ
第17章 鍼灸について
第18章 漢方診療に関するQ&A
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
入江祥史【いりえよしふみ】
1965年 長崎市生まれ
1991年 大阪大学医学部医学科卒業
1995年 大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)
2000年 ハーバード大学医学部生理化学センター留学
2003年 慶應義塾大学医学部東洋医学講座助手
同病院漢方クリニック医長
2005年 慶應義塾大学医学部漢方医学講座非常勤講師
2008年 証クリニック吉祥寺院長
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