内容紹介
●感覚に頼る原始的な方法といわれることの多い漢方診断について,客観的に詳解.
●ベテラン医師から学んだ技術を元に,著者の経験および臨床上のヒントを加え,初学者でも学びやすいよう構成.
●付属DVDには,臨床現場で行われている診察を収録.舌診(良くない例など),脈診(脈の取り方など),腹診(患者の姿勢,腹部の観察法,腹証と使用方剤など)の診察法
をリアルに体感できる.
●冒頭で四診について概説し,診断学に必須である“漢方・中医学理論”を簡明に解説.診療の手順に沿って,望診→ 舌診→ 聞診→ 問診→ 脈診→ 腹診の順に詳解.
●望診,聞診,問診は,系統的かつ実践的に解説し,漢方処方を行う際に役立つ.
目次
第2章 漢方・中医学の診断学を支える理論
第3章 望診
第4章 舌診
第5章 聞診
第6章 問診
第7章 切診その1 脈診
第8章 切診その2 腹診
第9章 四診以外の診断法
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1965年 長崎市生まれ
1991年 大阪大学医学部医学科卒業
1995年 大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)
2000年 ハーバード大学医学部生理化学センター留学
2003年 慶應義塾大学医学部東洋医学講座助手
同病院漢方クリニック医長
2005年 慶應義塾大学医学部漢方医学講座非常勤講師(〜現在)
2008年 証クリニック吉祥寺院長
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入江祥史 編著