内容紹介
食形態の多様化や輸入食品の増加といった社会的な食環境の変化により,食品衛生学の学習対象が広範囲となってきている.食品衛生法の改正に伴う見直しをはかり,食品衛生上の問題点についてナビゲーターを配置.セルフ・チェックの問題解答・解説を組み入れ,学習の効果をねらったテキスト.
目次
2:食品衛生行政と統計にみる食品衛生
3:食品衛生法および関係法規
4:細菌やウイルスが原因となる食中毒
5:食品が広める感染症
6:化学物質が原因となる食中毒
7:カビが原因となる食中毒(真菌中毒症)
8:食品の変質とその防止
9:食品毒性学の基礎
10:食品成分の安全性評価と衛生管理
11:食品添加物
12:環境汚染物質による食品汚染
13:器具および容器包装の衛生
14:食品に混入する異物とその対策
資料
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中川 一夫【なかがわかずお】
1946年 石川県に生まれる
1970年 京都大学薬学部卒業
1993年 京都女子大学家政学部教授
藤田 修三【ふじたしゅうぞう】
1952年 大阪府に生まれる
1975年 神戸大学農学部卒業
1990年 三重短期大学生活科学科教授
2003年 青森県立保健大学教授