歯科医院 必携!
災害に備えるための「はじめの一歩」がここに――
内容紹介
診療所では,震災に備えて何をそろえ,どのような準備をしておけばよいのか.情報や貴重品は,どう守るのか.
また,実際に震災が起きたら,被災した人をどのように守り,受け入れるのか.
あるいは被災後,訪問診療先や避難所でどのような歯科保健活動を展開するのか.
そして,診療所を再開するにはどうしたらよいのか.
本書では,こうしたテーマについて,「守る(ま)・開く(ひ)・届ける(と)・続ける(つ)」の4章に分けて,歯科医院で備えておくべき災害対策,災害が起きたときのスタッフの心構え,地域との関わり方,診療所の再開までについて,わかりやすく解説しました.キーワードは「ま・ひ・と・つ」です.覚えておいていただき,できることから対応してみてください.
■■歯科医院での防災対策を見直してみませんか?■■
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中久木康一【なかくきこういち】
1998年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
2001年 スリランカ・ペラデニア大学歯学部 口腔病理学 留学
2002年 東京医科歯科大学大学院歯学研究科 修了
東京医科歯科大学歯学部附属病院 医員
2003年 静岡市立静岡病院口腔外科 専攻研修医
2004年 北里大学病院形成外科 非常勤医師
2006年 東京医科歯科大学歯学部附属病院 医員
2009年 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
顎顔面外科学分野 助教
*2007〜2009年度 厚生労働科学研究費補助金
「大規模災害時における歯科保健医療の健康危機管理体制の構築に関する研究」
研究班 研究代表者