内容紹介
多くの先人達によって今日の医学があることを示した,ビジュアルで読みやすい医学史.本書は「日経メディカル」に連載された「医学史探訪」を,国外編/国内編と1冊に編集.100余人の歴史的人物とその人と著作を探訪.先人たちの人間ドラマが伝わります.
目次
国内編
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1954年 東京大学医学部卒業,同大学生物系大学院修了,医学博士.東京大学医学部内科,アメリカ糖尿病学会研究員,トロント大学バンティング・ベスト医学研究部員,ベスト研究所員を経て,千代田区に診療所を開く.アメリカ糖尿病学会会員,日本医史学会会員.東京大学,筑波大学で西洋古典語を教える.医学史,医療問題,言語学および「古事記」についての著述と文学創作を行う.
「インスリン物語」(医歯薬出版),「ガレノス・霊魂の解剖学」「ガレノス・自然生命力」「サンスクリット語の構文と語法」「種痘医北城諒斎・天然痘に挑む」(以上,平河出版社),「古事記の真実・神代編の梵語解(天の巻,空の巻)」(愛育社),「糖尿病と戦う」(主婦の友社),「糖尿病と薬害」(日本経済新聞社),「心あたたまる医療を求めて」(新星出版社),「職業としての医師」(三一書房),「知られざるヒポクラテス」(篠原出版),「桑田立斎先生」(同顕彰会),「ラテン語の構文と語法」「あなたの中のお医者さん」(西洋古典研究所),「糖尿病とたたかう」(ベスト新書),創作「日蝕海峡」「群青列島」(毎日新聞社),「流氷の光る日」(徳間書店),「医者と侍」(講談社),「連翹」「星侍」「幕府天文方書物奉行・高橋景保」(以上,愛育社)などの著書と,「心臓外科の歴史」(中央公論社),「先進14ヵ国の医療システム」(毎日新聞社),「タバコの政治学」(勁草書房),「ウィルスの脅威」(岩波書店)などの訳書がある.東京大学医学部戦没碑建立の発起人でその記念誌「春来り花は咲けども」の編者である.
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二宮陸雄 著