がん看護の臨床の場で広く役立つ有用なテキスト「がん看護の実践シリーズ」の第2弾目!
内容紹介
●女性の部位別がん罹患数および壮年期女性のがん死亡原因の1位を占める乳がんについて,現状における課題から病期経過に応じた看護ケアのあり方までを,豊富な図,写真,イラストや事例,コラムなどを取り入れながら,わかりやすくまとめた.
●乳がんの死亡者数が年々増加している現況を踏まえ,課題である「予防・検診」「乳がん告知」を専門の医師・放射線技師・看護師が詳述.
●乳がん体験を自分らしく生きるサバイバーやその家族に寄り添い,豊かな交流を体験できるよう,がんと共に生き抜く4つの時期を配置して,各病期経過に特有な看護の実際について解説.
●「急性期の生存」の時期では手術から退院後の生活に向かう患者への支援を,退院後の「延長された生存」の時期ではサバイバーとして外来治療や補完代替療法を選択しながらセルフケアに取り組む過程への支援を,そして最終章には「長期生存期」から再発期・進行期を経て「終末期の生存の時期」を生きるサバイバーへの緩和ケアを取り上げた.