●看護援助がどうあるべきかを健康生活モデルを軸にして,分かりやすく提示したテキスト!
内容紹介
●本書では,高齢者の理解につながるよう高齢者の実態をありのままに捉えるための視点と,それを支える看護実践を提示する.
●第1章では,高齢者の実像を理解するための視点として『健康生活モデル』を提唱する.
●第2章では,高齢者の暮らしの場にかんして,どこで,どのように生活しているのか,住まい方や暮らしぶり,その暮らしの場で生じやすい問題について述べる.
●第3章,第4章では,高齢者援助にかんして,『健康生活モデル』に基づく看護援助の基本的な観点に触れ,加齢によって起こってくる身体の変化と生活への影響,および看護援助を述べていく.「息をする」「食べる,飲む」「排泄する」「眠る」「動く」「見る」「話す・聞く(コミュニケーション)」「皮膚を保つ」「記憶する・考える(認知)」「こころ」について展開する.
●第5章では,豊かな生涯を全うするための援助として,人との交流,介護家族への支援,終末期について述べる.
第6章では,加療が必要な高齢者への看護技術として,薬物療法,手術療法,感染対策について述べる.
目次
第2章 生活と場(水野敏子)
第3章 健康生活モデルに基づく看護援助の方法
第4章 高齢者の健康生活状態の特徴,変化と看護援助
第5章 豊かな生涯を全うするための援助
第6章 健康生活を維持するための治療的看護援助