内容紹介
●頭部外傷の急性期ケアから慢性期リハビリテーション,また,退院から在宅生活までのトータルケアについての詳細な知識を,最新情報を盛り込み,豊富な図表を用いてポイントを明示して解説した,本邦初のケアスタッフ待望の1冊! ●頭部外傷の疫学や分類などの基本的知識から治療戦略まで,また,急性期・回復期・慢性期ケアにおいて,リハビリテーションスタッフが知っておくべき知識を解説.また,高次脳機能障害(後遺障害)のさまざまな認知障害を取り上げ,豊富に事例を収載し,その評価やアプローチについてわかりやすく解説.さらに,新しく提示された高次脳機能障害診断基準についても取り上げた! ●執筆には第一線で活躍する専門家があたり,特にこれまで取り組みが遅れていた,退院から社会生活への移行とその後の生活支援について,家族支援や社会福祉制度も含めて具体的に詳説.また,巻末には知っておきたい関連情報も収載した,医療や介護・福祉にかかわるスタッフの必携書!
目次
II.頭部外傷では何が生じているのか(道免)
III.頭部外傷の重症度を知る(前島)
IV.頭部外傷の治療戦略 (石田)
V.頭部外傷に対する治療とケア―事故直後の処置から後遺障害(高次脳機能障害)の対応まで
VI.障害克服への道―退院から社会生活まで (生方)
VII.在宅生活における諸問題とその対応(大塚)
VIII.知っておきたい関連情報(東川)