内容紹介
●障害があっても生き生きとした元気ある自分に生まれ変わってもらいたい.生涯をかけてこれに関わってきた地域リハビリテーションの先駆者・大田仁史教授の35年間のあゆみと実践・思想のドキュメントアルバム.
●300枚余の写真などを通して心にふれる著者の肉声がひしひしと伝わる.
目次
川柳:「老人は死んで下さい国のため」……4
なぜ同じ姿で寝たきりなのか……8
リハビリテーション医療の手始めと高円寺駅前病院……17
「先生に聞いても無理」なこと……21
内外からみたリハビリテーション医療……29
今も昔も変わらぬこと……36
台湾からの一通の手紙……38
通信指導とスクリーニング……40
訪問活動のマニュアルづくり……47
在宅ケアとドッキング……52
保健婦さんの活動……57
離島をどうする……64
老人保健法が後押し……76
障害者の行くところ……88
閉じこもりの予防……102
思想としての地域リハビリテーション……114
思いを深めること……128
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
大田仁史 おおたひとし
1936年 香川県高松市に生まれる
1962年 東京医科歯科大学医学部卒業
1963年 東京医科歯科大学整形外科学教室
1973年 伊豆遁信病院第二理学診療科部長
1990年 NTT伊豆遁信病院リハビリテーションセンター長
1993年 NTT伊豆遁信病院副院長
1995年 茨城県立医療大学教授
1996年 茨城県立医療大学附属病院長
現在に至る
日本整形外科医学会会員,日本パラブレジア医学会会員,同評議員,日本リハビリテーション医学会会員,同評議員,日本老年医学会会員,全国地域リハビリテーション研究会世話人代表,日本リハビリテーション病院・施設協会副会長,日本在宅ケア学会理事ほか
[著書]いきいきヘルス体操(1985),心にふれる(1993),堪忍袋の緒(1993),芯から支える(1994),かばい手の感想(1996),介護予防(2000)[以上荘道社],骨・関節X線像の読み方(1977),地域リハビテーション原論(2001),地域リハビテーション最前線(監修,1999)[以上医歯薬出版]その他多数
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大田仁史 著