内容紹介
痙性歩行の治療手段の一つとして,編著者の長年の臨床経験に基づいて,脳性麻痺児・者の機能的治療法として確立された「踵歩きギプス療法(heel gait cast : HGC)」の成果と理論的根拠を図表を多用して明らかにしながら併せて豊富な臨床例を提示した.
目次
第2章 臨床編(踵歩きギプス療法の実際)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
穐山富太郎 あきやまとみたろう
1936年 長崎県に生まれる
1961年 長崎大学医学部卒業
1984年 長崎大学医療技術短期大学部教授
2001年 長崎大学医学部保健学科教授
2002年 長崎市障害福祉センター長
医学博士.長崎県立整肢療育園々長,長崎大学医学部教授を経て,現職.専門は整形外科,リハビリテーション医学. 「ハイリスク新生児への早期介入」(医歯薬出版,1996年),「ブラゼルトン新生児行動評価 第3版」(医歯薬出版,1998年),「脳性麻痺ハンドブック―療育にたずさわる人のために―」(医歯薬出版,2002年)など著書・翻訳書多数.