●医療と“お金”のいまを理解するための決定版!
内容紹介
●医療スタッフにとって,現代医療を把握するに必須の“経済的視点”を得るのに格好の一冊!
●“病院可視化ネットワーク”活動を通して明らかになった知見を下敷きに,医療経済学の基本から最新トピックまで徹底解説!
●週刊「医学のあゆみ」の好評連載「初学者のための医療経済学入門」に加筆修正を加え,内容をアップデートした.
目次
2.わが国の診療報酬制度の現状と課題
3.後期高齢者に関する医療費分析
4.特定保健指導で医療費は削減できるのか
5.視界ゼロを脱するかDPC/PDPS ──今後の政策・運営方針への示唆
6.DPC導入と外来抗がん剤治療の変化──1日定額払いによる“外来シフト”はあったのか
7.“ 医療の見える化”の現状と課題── P4Pは日本になじむか
8.クリニカルパスの普及は何をもたらすか──医療の標準化は可能か
9.症例数が多くなると医療成果は向上するのか
10.医師の技術料の国際比較
11.いわゆる混合診療は日本になじむか
12.どこまで公的医療保険で面倒みるか
13.セルフメディケーションの経済学
14.うつ病のコスト
15.求められる“救急医療の見える化”
16.地域包括ケアは連携か“範囲の経済”か
17.医療格差の現状と課題
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
川渕孝一【かわぶちこういち】
1983年 一橋大学商学部商学科卒業
1987年 シカゴ大学経営大学院修士課程(MBA取得)修了
1989年 民間病院・企業を経て厚生省国立医療・病院管理研究所(現在の国立保健医療科学院)医療経済研究部勤務
1995年 同研究所主任研究官
1996年 国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部主任研究官に併務
1998年 日本福祉大学経済学部経営開発学科 教授
2000年〜 東京医科歯科大学大学院医療経済学分野 教授
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川渕孝一 著