診療放射線技師をめざす学生のための最新テキスト!
内容紹介
●本書は平成27年4月1 日施行の診療放射線技師法改正,ならびに業務拡大に伴い,放射線技師養成校で新たな科目となる「医療安全管理学」について記述されたテキストです.
●「医療安全管理学」では診療放射線技師の責任および業務の範囲を理解し,感染管理および医療安全に配慮して,造影剤の投与など適切に検査に伴う行為ができる能力を身につけることを学びます.そして造影剤の投与に伴う危険因子を認識し,特にアナフィラキシーなど重篤な合併症の発生時に適切に対処するため,速やかに医師等に連絡し,自らが一次救命処置を適切に実施できる能力を修得することを学びます.
●また,各モダリティ別の医療事故事例に対して,原因,対処,そして管理の方法などが論理的かつ具体的に述べられており,医療安全管理学の教育での使用はもとより,臨床現場のスタッフの方々にとっても役立つ内容となっています.
目次
第2章 医療事故とヒヤリ・ハット
第3章 患者の権利とインフォームドコンセント
第4章 公衆衛生と衛生管理
第5章 造影剤の薬理作用と副反応
第6章 モダリティ別医療安全の実際