内容紹介
漢方医学の根底にある精神や考え方に重点を置き,著者の永年の治療経験からの症例をもとに解説.漢方医学のすばらしさを知り,漢方医学の知恵が健康に役立つことを理解できる.漢方診療に携わる医師・薬剤師・鍼灸師に必携の書.
目次
漢方医学のものさし
高齢者への補気剤の応用
誇大広告にご用心
どのようなときに受診すべきか
癌・老化の原因物質,活性酸素-フリーラジカルの秘密
緑茶の効用-フリーラジカルの秘密
便秘と病気
肝癌と肝炎ウイルス
杏林(きょうりん)
アレルギーと漢方
赤痢から市民を守った黄連(おうれん)
痛みと漢方
学と術
風邪とインフルエンザ
明治以後の漢方
漢方医学を学ぶことの意義
漢方一貫堂医学の世界
あとがき
参考文献
索引
おわりに
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
長坂和彦(ながさかかずひこ)
1962年 山梨県生まれ
1987年 富山医科薬科大学医学部卒業
1987年 同大学和漢診療学講座(寺澤捷年教授)入局
1993年 医学博士(葛根湯の抗ウイルス効果に関する研究)
1998年 諏訪中央病院・東洋医学センター長
1999年 日本東洋医学会評議員
2000年 和漢医薬学会奨励賞受賞(附子の研究)
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長坂和彦 著