やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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DVD 術者の視野で見るインプラント治療1
Step by Step 下顎遊離端欠損
DVDビデオ付

武田孝之 編著/井上敬介 著/矢島安朝 協力
発行時参考価格 12,000円
  • 総頁数:96頁 / カラー
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2009年7月
  • ISBN978-4-263-44590-7
  • 注文コード:445900

他にはない“術者目線”の動画で,エキスパートのインプラント治療を体感!

内容紹介

●術者と同じ視野での2倍拡大の動画により,インプラントの臨床を“体感できる”シリーズ,堂々の発刊! 従来の術者目線から外れた動画と違って,自分で行う手術のようにインプラントの臨床を学べます.
●自己流の曖昧な手術をしてはいないでしょうか? 十分に原則を理解し,綿密なシミュレーションをしたうえで,自信をもって手術に臨みたいと思いませんか?
●シリーズ第1弾では,下顎遊離端欠損を取り上げました.もっともポピュラーな位置ですが,実は視野が限られ,器具も思うように挿入できず,また,下顎管およびオトガイ孔への神経損傷,舌側への穿孔に伴う動脈損傷など,リスクも考えなくてはならない部位なのです.
●安全・安心のインプラント治療のために,ぜひ動画を見ながらテキストを手にしてください.確実な診療を行えるようになっていただけるよう,診断用テンプレートやサージカルガイドの製作法から,植立手術,印象,装着までを,Step by Stepで紹介してあります.
●シリーズ続編も,順次発刊予定.ビギナーからベテランまで,必ず新たな発見のある,自信を持ってお届けするDVDシリーズです.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約448KB)

序文

DVD術者の視野で見るインプラント治療 発刊にあたって
 インプラントに関する情報は世にあふれ出ており,より先端的,審美的な治療に衆目が集まっている.しかし,日常臨床における基本的な治療のステップを確認しようとすると,参考となる有益な情報が少ないことに気づかされる.さらに,マニュアルに書いてあることを理解しても,治療技術の詳細な注意点はわからない場合も多い.
 最近では動画を使った技術伝達も徐々に出てきているが,当然のごとく術式の理解を深めるための撮影条件であるために,術者として手術を行う場合には,全く異なる視点,視線となる.それゆえ,実際に術者となると,狭窄した視野のために,折角収集した情報,技術も十分に発揮できない場合もでてくる.いわゆるシミュレーションが十分にできない状況下で,手術を迎えることとなってしまう.
 そこで,本シリーズでは,日常的な基本症例を対象とし,わかっていると思いがちなことについても,一つひとつ注意点を明確にして,さらに,術者の拡大鏡につけたカメラを用いて,術者と全く同じ視点,視野でインプラント治療の基本臨床術式を伝達することを企画した.
 本書で基本を理解していただき,動画で実際の臨床をご覧いただくことにより,確実な治療を行う手立てとなれば幸甚である.
 2009年初夏
 武田 孝之

Step by Step 下顎遊離端欠損・序
 インプラント治療に取り組みを始める代表的症例が下顎遊離端欠損であろう.
 その理由として,従来法と比較してインプラントの効果を患者さんが実感しやすく,かつ補綴的側面としての有効性が高いこと,そして,インプラント適用に対してリスクが低いと一般的に考えられていることがある.
 しかし実際は,後方領域では視野は限られ,器具の到達性も悪い場合も多く,さらに,下顎管およびオトガイ孔への神経損傷,舌側への穿孔に伴う動脈損傷など,高いリスクを伴う部位であるともいえる.
 最後方臼歯の影響を受けるため,起始点の付与一つとってみても,サージカルガイドを使用したにもかかわらず的確に位置づけることが難しい.さらに,任意の軸方向にインプラント窩を形成することも簡単ではない.また,補綴処置を進める場合も,開口量が制限された症例では,適切に処置を進めることも容易ではない.
 本書では,限られた視野のなかで実際に陥りやすい失敗も実感していただき,そのうえですべての動作を一歩一歩確実に進めるために確認すべきことを網羅した.初心者のみならず,手馴れた術者においても初心に戻って基本的動作の確認を行い,実際の臨床でのエラーを可及的になくすことに役立てていただければ幸いである.
 本書の作成にあたり,多大なる協力をいただいた東京歯科大学教授・矢島安朝先生,武田歯科・広瀬理子先生,そして井上貴詞先生はじめ後藤歯科医院のスタッフの方々,さらに機器の面で協力をいただいたオーラルケア,シロナデンタルシステムズ,デンツプライ三金の関係各位,撮影から発刊にわたってすべての面でご尽力いただいた医歯薬出版にあらためて感謝いたします.
 2009年6月 吉日
 武田 孝之
 井上 敬介

目次

第1章 手術に臨む前の準備/手術の前に行っておくこと
 1 医療面接
 2 診察・検査
 3 下顎遊離端欠損症例における確認事項
 4 治療のゴールの設定
  ●column 1:診断用テンプレートの作製法
 5 植立計画の立案
 6 サージカルガイドへの改変
第2章 インプラント体の植立手術
 7 手術前準備
 8 切 開
  ●column 2:切開の基本(矢島安朝)
 9 フラップの剥離
 10 スターティングポイントの決定・植立窩の形成
 11 パイロットドリルによるドリリング
 12 植立深度の決定
 13 最終形成ドリリングと最終確認
 14 インプラント体の植立
 15 縫合・術直後の注意・投薬
  ●column 3:縫合の基本(矢島安朝)
 16 術後確認
 17 抜糸・洗浄
 18 オッセオインテグレーションの臨床的確認
  ●column 4:手術法としての1回法と2回法の選択
  ●column 5:起こりやすい失敗と原因
第3章 印象から装着まで
 19 補綴処置全体の流れの中でエラーを抑えるための対応法
 20 印象採得・咬合採得
 21 模型・アバットメントの作製
 22 フレーム試適と鑞着コアの採得
 23 プロビジョナルレストレーション
 24 メタルフレームの試適とシェードテイキング
 25 上部構造の作製
  ●column 6:固定法・材質・連結の是非
 26 上部構造のチェックと装着
 27 咬合・清掃性の確認
 28 メインテナンス

 付
  ・DVDについて
  ・アンキロスの特徴
  ・サージカムの特徴
  ・ガリレオスの特徴

書評

本書の書評をご覧いただけます!

書評:鈴木 尚先生 (『歯界展望』2009年10月号掲載 PDFファイル:約156KB)
書評:木村健二先生 (『歯科技工』2009年11月号掲載 PDFファイル:約178KB)
書評:梅原一浩先生・佐々木智美先生 (『補綴臨床』2009年9月号掲載 PDFファイル:約146KB)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【編著者略歴】
武田孝之【たけだたかゆき】
 1980年 東京歯科大学卒業
 1985年 同大学大学院修了(歯学博士)
  同大学歯科補綴学第二講座助手
 1986年 袖ケ浦歯科医院勤務
 1990年 武田歯科医院開業
 2005年 東京歯科大学臨床教授

 日本補綴歯科学会 専門医 指導医
 日本口腔インプラント学会 専門医
 九州インプラント研究会会員

【著者略歴】
井上敬介【いのうえけいすけ】
 1997年 東京歯科大学卒業
 2001年 同大学大学院修了(歯学博士)
  同大学歯科補綴学第三講座病院助手
 2003年 同大学歯科補綴学第三講座助手
 2004年 同大学水道橋病院助手
 2007年 医療法人真稜会 後藤歯科医院継承

 日本補綴歯科学会 認定医
 日本口腔インプラント学会 専門医

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