やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

4,950円(税込)
品切れ
本書には改訂版がございます.
詳細はこちら.

フローチャート式 歯科医のための救急処置マニュアル

発行時参考価格 4,500円
  • 総頁数:152頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2003年9月
  • ISBN978-4-263-44158-9
  • 注文コード:441580

偶発症や事故発生! こんなときどうする?
まさかのときにあわてないための偶発症対応マニュアル.クリニックに必置!

内容紹介


●「フローチャート」によって,偶発症発生時に必要な救急処置のポイントや注意事項を早急かつ的確に把握できる.
●偶発症の症状別に項目を分け,それぞれの対応について要点を網羅し,簡潔・平易に解説.
●偶発症を未然に防ぐために,高齢者や有病者,全身疾患を疑われる歯科患者さんの診療のポイントについても記述.

序文

はじめに

 万が一,あなたの歯科医院を訪れた患者さんが突然,意識をなくしてしまったらどうしますか?
 高齢社会に伴い,歯科医療現場においても治療中やその前後に偶発症が起こる危険性が増加しています.一般的には問診表の記入,バイタルサインの測定などにより偶発症の大半は予防できると言われていますが,診療前に待合室で,あるいは診療待ちのチェア上で患者さんが意識をなくしてしまったり,心肺停止状態になった事例も報告されています.
 予期せぬアクシデントに直面した際,医師の応援を要請し,救急車などの出動を依頼することも重要ですが,救急車の到着を待つ間,歯科医師だけでなくその場にいるスタッフも,医療者の一人として目の前の患者さんに救命処置や救急処置を行うことが求められています.
 しかし,実際に患者さんの様子が急変したとき,落ち着いて全身状態をみて,的確に対応するということは容易ではありません.
 そこで本書では,まず症状別にフローチャートを示し,それぞれの対処法が書かれている「I.症状からみた対処法」のページをすぐに開けるよう工夫し,「そのとき」何をしたらよいか,ひと目でわかるように原因,症状,対処法を大きく分けてまとめました.
 また,II,IIIでは救急処置と救命処置について,使用薬剤から処置の実際までを,場面ごとにチャートと写真を中心としてビジュアルに構成しています. さらに,「IV.偶発症予防のためにできること」では,そもそも偶発症が起こらないように,日頃からどんなことに気をつけて診療すればよいか,問診や対診のポイントからバイタルサインの見方と評価までを,わかりやすく示しました.
 一人でも多くの歯科医師およびスタッフが,さまざまなリスクのある患者さんに対して安全な歯科医療を実践できるように,本書を存分に活用していただければ幸いです.
 2003 年9月
 見崎 徹
 伊東隆利
 渋谷 鑛

執筆者一覧
 医療法人伊東会 伊東歯科医院
  伊東隆利
  岸田 剛
 日本大学歯学部 歯科麻酔学講座
  見崎 徹
  高田耕司
  岡 俊一
  金 博和
  高橋一郎
  廣瀬倫也
  山崎陽子
  松崎 哲
  川島輝昭
 日本大学松戸歯学部 歯科麻酔学講座
  渋谷 鑛
  卯田昭夫
 〔順不同〕

 This book was originally published in Japanese
 under the title of:
 SHIKAI-NO TAMENO KYUKYUSHOCHI MANYUARU
 (Flow chart “Manual of Emergency Care for Dentists”)
 Editor:
 ITO,Takatoshi
  Ito Dental Clinic
 SHIBUTANI,Koh
  Professor,Department of Anesthesiology
  Nihon University School of Dentistry at Matsudo
 MISAKI,Toru
  Associate Professor,Department of Dental Anesthesiology
  Nihon University School of Dentistry
 2003 1st ed.
 ISHIYAKU PUBLISHERS,INC.

 7-10,Honkomagome1chome.bunkyo-ku,
 Tokyo 113-8612,Japan

目次

フローチャート式歯科医のための救急処置マニュアル

はじめに
症状からみたフローチャートIV

I 症状からみた対処法
 循環器
  1 血圧が急激に上昇したら
  2 血圧が急激に低下したら
  3 頻脈がみられたら
  4 徐脈になったら
  6 胸痛や胸部不快感を訴えたら
 脳・神経
  7 患者の応答が鈍くなってきたら
  (意識レベルの低下・意識消失)
  8 頭痛を訴えたら
  9 吐き気を訴えたり,嘔吐したら
  10 けいれんが起こったら
 呼吸器
  11 呼吸困難や窒息感がみられたら
  12 呼吸が弱くなったら
  13 チアノーゼがみられたら
  14 気管・食道に異物が落ちたら
  15 気道閉塞が起こったら
 その他
  16 四肢冷感・冷汗がみられたら
  17 浮腫・発疹がみられたら
  18 興奮がみられたら

II 救急処置
 1 救急時のバイタルサイン測定の留意点
 2 救急薬・救急用品の使用法
 3 救急薬品の投与(筋肉注射,静脈注射,点滴静脈注射)

III 救命処置
 心肺蘇生法のABCフローチャ-ト
  意識の確認,気道確保,人工呼吸,心臓マッサージ,バイタルサインの測定,救急薬剤の投与,翼状針を用いた静脈路確保,静脈留置針を用いた静脈路確保

IV 偶発症予防のためにできること
 1 安全な歯科治療のための提案
 2 問診(医療面接)のポイント
 3 内科(主治医)対診のポイント
 4 訪問歯科診療を安全に行うためのポイント
 5 バイタルサインの見方と評価
  1 脈拍
  2 血圧
  3 動脈血酸素飽和度
  4 呼吸
  5 心電図モニター

文献
索引

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

見崎 徹【みさきとおる】
 1975年 日本大学歯学部卒業
 1991年 日本大学助教授歯学部歯科麻酔学教室
 役職等 日本歯科麻酔学会認定医・指導医
     日本歯科麻酔学会理事・評議員
     日本歯科心身医学会理事・評議員
     日本麻酔・薬理学会理事・評議員
     日本有病者歯科医療学会評議員

伊東隆利【いとうたかとし】
 1968年 日本大学歯学部卒業
 1972年 鹿児島大学大学院医学研究科修了(口腔外科)
 1975年 鹿児島大学医学部講師(歯科口腔外科学講座)
 1991年 医療法人伊東会 伊東歯科医院院長(熊本市)
 役職等 日本有病者歯科医療学会常任理事
     日本口腔外科学会指導医・評議員
     日本大学歯学部兼任講師

渋谷 鑛【しぶたにこう】
 1979年 日本大学松戸歯学部卒業
 1994年 日本大学松戸歯学部麻酔学教室教授
 役職等 日本歯科麻酔学会認定医・指導医
     日本歯科麻酔学会常任理事
     日本麻酔・薬理学会理事
     日本歯科医学会評議員

執筆者の関連書籍を探す場合は下に表示された名前をクリックしてください

見崎徹・伊東隆利・渋谷鑛 編/岸田剛・高田耕司・岡俊一・金博和・高橋一郎・廣瀬倫也・山崎陽子・松崎哲・川島輝昭・卯田昭夫 執筆

この商品を買った人はこんな商品も買っています

関連領域からさがす