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糖尿病の新規治療薬
−そのポジショニングと治療への展望−
33巻1号 2016年1月15日 p.27-32
MAIN THEME 特集 糖尿病の新規治療薬―そのポジショニングと治療への展望― 持効型溶解インスリンの新しい製剤 2型糖尿病治療をどう変えるか 金澤憲・他
はじめに
 糖尿病は慢性の高血糖状態を根幹とする代謝症候群であり,2 型糖尿病はインスリン分泌能低下とインスリン抵抗性を引きおこす遺伝的要因に加え,過食・運動不足・肥満・ストレスといった環境的要因や加齢が関与して発症する代謝疾患である.
 糖尿病治療薬の開発は,低下した膵β細胞機能の補完と,上昇したインスリン抵抗性の解除を主眼になされてきた.インスリン注射は血糖コントロールにおいて最も強力な手段であり,特徴の異なるインスリン注射を組み合わせることによって,内因性インスリン分泌の模倣を可能としている.
 そのなかで持効型溶解インスリンアナログ製剤はわが国で2003 年に登場し,それ以降インスリン注射における基礎インスリンとして糖尿病治療の要となった.たとえば経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な症例に対して1 日1 回の持効型溶解インスリンを投与する,いわゆるBasal supported Oral Therapy(BOT)は,糖尿病専門医だけでなく多くの医師によって処方され幅広く認知されている.外来でのインスリン導入に際しても持効型溶解インスリンで治療開始し,その後超速効型インスリンを追加する方法が,最も低血糖と体重増加が少なく,HbA1c 6.5% 未満を達成しやすいことが明らかになり,数々の臨床研究によって食後インスリン分泌障害が多いとされる日本人2 型糖尿病患者において追加インスリン効果を最大限に引き出すためには適切な持効型溶解インスリンを十分量躊躇なく補充することが重要であるとされた.しかしながら実際の診療では,ALOHA スタディの結果が示すように導入後の基礎インスリンの用量調整が不十分で,結果として導入時に目標としたはずの治療成果が得られていないようである.……(雑誌本文は続きます)
MAIN THEME 特集 糖尿病の新規治療薬―そのポジショニングと治療への展望― 持効型溶解インスリンの新しい製剤 2型糖尿病治療をどう変えるか 金澤憲・他
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糖尿病の新規治療薬
33巻1号 2016年1月15日
隔月刊(A4判,120頁)
発行時参考価格 2,400円
注文コード:003301
雑誌コード:17729-01
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