この度は上記書籍をご購入下さいまして誠にありがとうございました.
平成24年版臨床工学技士国家試験出題基準が公表されたことに伴う加筆等につきまして,第1版第5刷と第1版第6刷の変更点を下記に示しました. また,誤りにつきましてもここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます. 2013年5月15日更新 |
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ページ | 行など | 第1版第5刷 | 第1版第6刷(訂正,変更箇所) |
4 | 左段の注 | 追加 | インシデント(incident):予期せぬできごとやエラーが発生したが,患者・来訪者・職員には届かなかったもの,および届いたが傷害が発生しなかったもの.また,予期せぬできごとやエラーが発生しそうになったが止めることができ,「ひやり・はっと」したものも含む. |
4 | 左段の注 | 追加 | アクシデント(accident):予期せぬできごとやエラーが発生し,それによって患者・来訪者・職員に傷害が発生したものをいう. |
30 | 10,17 | 2010年現在, | 2012年現在, |
31 | 左段の注上段部差し替え | JIS T 0601-1は,2012年6月1日にIEC 60601-1第3版に合わせた内容に改訂されてJIS T 0601-1:2012となったが,改訂前のJIS T 0601-1:1999も2017年5月31日まで有効であるため,本書では1999年版を元に解説する.なお,2012年版については一部参考として紹介する. | |
31 | 3 | 第2版(1988年)の翻訳版 | の翻訳版 |
43 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012では,「外装漏れ電流」は「接触電流」と名称が変更となった.接触電流では単一故障状態において従来考慮されていなかった保護接地した外装からの漏れ電流も含まれることになった. |
43 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012では,「患者漏れ電流T〜V」はまとめて「患者漏れ電流」となり,以下のいずれかの電流という表現となった. |
43 | 左段の注 | 追加 | ・患者接続部から患者を経由して大地に流れる電流.※1999年版の患者漏れ電流Tの状態はこれに該当する. |
43 | 左段の注 | 追加 | ・外部の電源から患者に意図しない電圧が現れることに起因し,F形装着部の患者接続部を経由して大地に流れる電流.※1999年版の患者漏れ電流UやVの状態はこれに該当する. |
45 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012では@,AEなどは電気的な単一故障状態としてまとめられている.また,BやCの状態は単一故障状態と表現せず,漏れ電流測定時の特別な試験条件として表している. |
46 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012において,接地漏れ電流の許容値は,人が触れることがないことから正常状態で5mA,単一故障状態で10mAに緩和されている. |
48 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012における患者漏れ電流の測定において,機器が信号入出力部をもつ場合は,そこに外部電圧を負荷した場合の患者漏れ電流も測定することになっている.また,複数の装着部をもつ場合は,同一形の全ての装着部の患者接続部を一緒に接続した部分に流れる電流として新たにそのベクトル和である「合計患者漏れ電流」の許容値も設けられた.※具体的な許容値についてはJIS T 0601-1:2012を参照のこと. |
49 | 左段の注 | 追加 | JIS T 0601-1:2012では,1999年度版における患者漏れ電流UやVに相当する信号入出力部やF形装着部に電源電圧が現れる状態を単一故障状態とせず,特別な試験条件として扱っている. |
50 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012附属書Dでは,AP類,APG類の図記号が若干変更になったほか,「緊急停止」や「単回使用」の図記号などいくつかが加わった.新たに加わった図記号についてはJIS T 0601-1:2012を参照のこと. |
51 | 表3-5のキャプション | 付属書 | 附属書 |
54 | 左段の注 | 追加 | (参考)JIS T 0601-1:2012では,表示光について既定色・推奨色といった表現はなくなり,以下の意味となっている. |
54 | 左段の注 | 追加 | 赤:警告,操作者による即時の対処が必要 |
54 | 左段の注 | 追加 | 黄:注意,操作者による速やかな対処が必要 |
54 | 左段の注 | 追加 | 緑:使用の準備が完了,その他の色:赤,黄又は緑の意味以外の意味. |
92 | 下から2全てトル | (1)配管端末器の種類とガス別特定コネクタ | |
92 | 下から3 | 6)配管端末器 | 6)配管端末器(アウトレット) |
97 | 下から1 | ボンベはヨーク形が, | ボンベは”ヨーク形”が, |
142 | 下から5,Eの次に挿入 | F診療用粒子線照射装置 | |
142 | 下から4 | F | G |
186 | 5 | 2011年6月現在 i第24回臨床工学 | 2012年6月現在(第25回臨床工学 |
186 | 6 | 合格者は29,215人である(2008年 | 合格者は30,789人である(2010年 |
186 | 7 | よると16,558人が医療施設で就業している). | よると13,767人が病院(除診療所)で就業している). |
付録 | 平成19年版臨床工学技士国家試験出題基準 | 平成24年版臨床工学技士国家試験出題基準に差し替え |