やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

無歯顎補綴治療学 第4版

(第4版第3刷:2024年1月20日発行)

正誤表

 この度は,上記書籍をご購入くださいまして誠にありがとうございました.
 以下の箇所に関して誤りがございましたので,ここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます.

2024年2月9日更新

箇所
150 8行目 顎頭安定位 顆頭安定位
150 10行目 口腔周囲筋 顎口腔系筋群
156 下から11行目 発語 発音
157 下から5行目 発語 発音
159 下から11行目および
下から2行目
発語 発音
160 6行目 発語 発音
227 下から16行目 下顎義歯 下顎義歯

(第4版第3刷:2024年1月20日発行)

追加情報

2024年2月9日更新

箇所 1〜2刷 3刷
12 下から11行目 平成28(2016)年には51.2%に達した 令和42022)には51.6%に達した
12 下から1行目 装着された補綴装置の内訳について,平成28 年度調査結果では,85 歳未満の各年齢階級ではブリッジ装着者が最も多く,85 歳以上の年齢階級では部分床義歯装着者と全部床義歯装着者が多く,ほぼ同数であった.平成17 年度から平成28 年度までの調査結果を比較すると,60 歳未満の各年齢階級でブリッジ装着者が大幅に減少していた.また,部分床義歯装着者の割合と全部床義歯装着者の割合が入れ替わるのは,平成17 年調査では80〜84 歳の階級であり,平成23 年の調査では85 歳以上の階級であったが,平成28 年調査では85 歳以上でも入れ替わっていない.このことは,全部床義歯装着者の高齢化を示している(図3-4). 平成17年から令和4年までの調査結果をみると,各年齢階級を通じて部分床義歯装着者の割合は経年的な変化は少なく,ブリッジは全年齢階級を通じておおむね増加しており,特に80歳以上の年齢階級で顕著である.全部床義歯装着者の割合は経年的に大幅に減少している.特に74歳以下の年齢階層における全部床義歯装者は激減しており,このことは全部床義歯装着者の高齢化を示している(図3-4).
13 図3-2 2016年歯科疾患実態調査データ 2022年歯科疾患実態調査データ
14 図3-4 2022年歯科疾患実態調査データを追加
35 1行目 (図4-12 C) (図4-12 B,C).
87 下から8行目 また,医療の主体も医師立脚型医療(DOS)から患者立脚型医療(POS)へと移行しており,医療の目的が延命から生命の質の尊重へと変化し,QOL の重要性が つまり,医療の目的が延命から生命の質の尊重へと変化し,客観的指標に基づく医療者側の評価のみならず.患者による主観的な評価の重要性が
88 2行目 日本補綴歯科学会でも口腔関連QOL を指標とした症型分類が行われており こうした背景から口腔関連QOL を指標とした欠損歯列患者の症型分類が行われており
114 16行目 酸化亜鉛ユージノール印象材を用いる 酸化亜鉛ユージノール印象材などを用いる
150 6行目 採得する 記録する
150 8行目 調整しながら 調整して
152 図10-12 図説 図10-12 中切歯の口裂における露出状態
わずかに開口したとき,一般的には上顎中切歯は上唇下縁から1 mm 程度露出しており(a),下顎中切歯は下唇上縁と同じ高さにある(A).・・・
図10-12 上下顎中切歯の口裂からの露出状態
一般的に,わずかに開口した状態で上顎中切歯は上唇下縁から1 mm 程度露出しており(a),下顎中切歯は切縁が下唇上縁と同じ高さにある(A).・・・
153 1行目 有歯顎者における計測 有歯顎者を対象とした計測
153 8行目 外側縁に向かって走る 外側縁に向かって皮膚表面に走行する
153 9行目 垂直に走る 垂直に走行する
153 10行目 下唇の下部 下唇赤唇部
154 下から5行目 その値と鼻下点から その値と下顎安静位における鼻下点から
154 下から2行目 鼻下点から 下顎安静位における鼻下点から
155 2行目 上唇結節から 下顎安静位における上唇結節から
155 5行目 鼻下点から 下顎安静位における鼻下点から
156 下から3行目 1 つの決定法として,下顎安静位からその安静空隙量を 決定法の1 つとして,下顎安静位からその安静空隙量分を
157 12行目 以下の方法が 以下に示す種々の方法が
157 下から6,8行目 安静な位置に誘導する. 安静な下顎位へ誘導する.
159 2行目 短縮した 減じた
159 11行目 決定する方法 決定し,義歯装着時の違和感を軽減する方法
159 14行目 通常の発音時では上下顎歯列の咬合面間に間隙が生じ, 通常の発音時は上下顎歯列の咬合面間に間隙が生じるが
159 下から8行目 上唇線などの 上唇線,下唇線などの
159 下から7行目 上顎中切歯 上顎中切歯
159 下から5行目 臼歯部咬合堤 臼歯部咬合堤
160 下から1行目 嚥下位は有効 嚥下位を基準とすることは有効
161 8行目 水平的位置関係が側方へ 水平的位置関係側方へ
161 9行目 下顎位の記録を 下顎位の記録
227 下から2行目 咬合平衡の議論 咬合平衡(→p.233参照)の議論
309 図22-10 図説 D: 粘膜面観 D: 義歯床粘膜面観
310 図22-11 回転支点を削除
330 4行目 2021 年1 月末で679.2 万人 2022 年1 月末で689.7 万人
330 下から12行目 平成28(2016)年 令和42022)年
330 下から11行目 51.2% 51.6%
338 6行目 摂食に関する指導 摂食や栄養に関する指導

(第4版第2刷:2023年1月20日発行)

正誤表

 この度は,上記書籍をご購入くださいまして誠にありがとうございました.
 以下の箇所に関して誤りがございましたので,ここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます.

2023年3月3日更新

箇所
306 5行目 研究用模型上 作業用模型上
310 図22-11 図説E 下顎義歯人工歯が排列される. 下顎義歯人工歯が排列される.

(第4版第2刷:2023年1月20日発行)

追加情報

2023年3月3日更新

箇所 1刷 2刷
37 下から17行目 平衡側 balancing side,あるいは非作業側 non-working side 非作業側 non-working side,あるいは平衡側 balancing side
37 下から16,14,3行目 平衡側 非作業側
38 図4-15〜17 平衡側 非作業側
39 1,2,7,9行目,図4-19,20 平衡側 非作業側
40 9,22行目,図4-21 平衡側 非作業側
41 2,9行目,図4-22,23 平衡側 非作業側
42 下から4行目,図4-25 平衡側 非作業側
43 コラム4行目 平衡側 非作業側
93 図7-15 □辺縁封鎖はあるか
□周囲筋群と調和は適切か
□辺縁封鎖は良好
□周囲筋群と調和している
93 図7-16 症例2. ・食事中のむせの発現 ・食事中のむせあり
94 9行目 アプローチが存在する アプローチが想定される
95 下から10行目 それらの中から適切な それらの中から必要かつ適切な
108 図9-1 写真差替
108 図9-2 写真差替
110 図9-3 写真差替
110 図9-3 図説 @モデリングコンパウンド,Aブラックコンパウンド,Bイソコンパウンド,Cペリコンパウンド @モデリングコンパウンド,Aイソコンパウンド,Bペリコンパウンド
127 図9-34 写真A〜C差替
127 図9-34 図説 B:簡易的に咬合採得されたシリコーンパテを介してプラスターレス咬合器に装着する.
C:装着された研究用模型から上下顎の顎間関係を観察する.
B:プラスターレス咬合器に装着して上下顎の顎間関係を観察する.
127 図9-35 写真差替
127 図9-35 図説 (内側はトレーレジン部,外側はモデリングコンパウンド部を示す) (内側の破線はトレーレジン部,外側の実線はモデリングコンパウンド部を示す)
127 下から7行目 (図9-34 B,C (図9-34 B)
128 下から6行目 ブラックコンパウンド コンパウンド
129 図9-36 写真A〜D差替
129 図9-36 図説 ブラックコンパウンド コンパウンド
129 図9-37 写真差替
129 図9-37 図説 下顎個人トレーは,フィンガーレストを両側の第一大臼歯近心辺縁隆線相当部に設置する. フィンガーレストは上顎個人トレーでは口蓋部の中心に,下顎では両側の第一大臼歯近心辺縁隆線相当部に設置する.トレーの柄は上下唇の運動を妨げないように上下顎ともに中切歯の植立方向に合わせて取り付ける.
130 図9-38 写真AB差替
130 図9-39 写真AB差替
131 図9-39 図説 ブラックコンパウンド コンパウンド
131 12行目 術者の第2指を 術者の指を
131 下から10行目 (図9-40 E,F). (図9-40 E).
131 下から7行目 筋突起があたって,側方運動が 筋突起があたって,疼痛を生じたり,側方運動が
131 下から1行目 (図9-40G), (図9-40F),
132 図9-40 写真A〜G差替
132 図9-40 図説 すなわち,左側側方運動によって右側の頰側面が(E),右側側方
運動によって左側の頰側面が形成される(F).翼突下顎ヒダを印記するために大きな開口を行わせる(G).
すなわち,側側方運動によって側の頰側面が(E),側側方
運動によって側の頰側面が形成される(E・F).翼突下顎ヒダを印記するために大きな開口を行わせる(F).筋圧形成の終了後はトレーの十分な吸着が認められる(G).
132 下から1行目 軟化する(図9-42 A) 軟化する.
133 図9-41 左写真のみ差替
133 図9-41 図説 ブラックコンパウンド コンパウンド
133 4行目 (図9-42 B). (図9-42 A).
133 5行目 (図9-42 C). (図9-42 B,C).
133 下から11行目 頰側の大臼部後方は 頰側の大臼部後方は
133 下から2行目 術者が指で 術者が指で
134 図9-42 写真A~E差替
134 図9-42 図説 A:トーチランプで下唇小帯付近を軟化する.B:下顎前歯部の歯槽部とオトガイ筋(矢印).C:唇側前庭部のオトガイ筋の運動を記録する.・・・ A:下顎前歯部の歯槽部とオトガイ筋.B,C:唇側前庭部のオトガイ筋の運動を記録する.・・・
135 図9-42(つづき) 写真F~K差替
135 図9-42 図説 K:前歯部から臼歯部へ至る辺縁を形成する.これによって小臼歯部から大臼歯部へかけては,両側の顎舌骨筋線下方の口腔底までの筋圧形成がなされる.辺縁封鎖がなされているため,開口しても下顎トレーは外れない. K:下顎個人トレーの全周が辺縁封鎖されることにより開口してもトレーは浮き上がらない.
136 図9-43 写真差替
137 図9-44 写真ABD差替
137 図9-44 図説 A:上顎個人トレー.B:上顎口腔内の状態.・・・D:完成したシリコーンゴム印象材による精密印象. A:筋圧形成が終了した上顎個人トレー.B:上顎の口腔内.・・・D:完成した上顎の精密印象.
138 図9-45 写真ABD差替
138 図9-45 図説 A:下顎個人トレー.B:下顎口腔内の状態.・・・D:完成したシリコーンゴム印象材による精密印象. A:筋圧形成が終了した下顎個人トレー.B:下顎の口腔内.・・・D:完成した下顎の精密印象.
162 図10-20 図説 下顎を後退位に誘導する. 下顎を適切な位置に誘導する.
182 5行目 平衡側 非作業側
188 下から15行目 平衡側 非作業側
189 下から8,2行目 平衡側 非作業側
190 図11-13,14 平衡側 非作業側
191 1.2行目 平衡側 非作業側
195 下から8,7行目 平衡側 非作業側
210 8行目 近心舌側咬頭 近心口蓋側咬頭
219 2行目,図12-49 平衡側 非作業側
220 図12-51 平衡側 非作業側
221 3,13行目,図12-52,54 平衡側 非作業側
222 4行目,図12-56 平衡側 非作業側
225 8行目 平衡側 非作業側
227 コラム8 11,30行目,図 平衡側 非作業側
233 コラム9 4,5行目 平衡側 非作業側
249 1行目 平衡側(非作業側 非作業側が
249 4,5行目 平衡側 非作業側
250 下から4,2行目 平衡側 非作業側
251 7行目,図15-11 図説B 平衡側 非作業側
304 下から2行目 臨床心理士など多くの他職種 臨床心理士など多職種
305 3行目 他職種 職種
311 下から4行目 単独歯欠損を含め 単独歯欠損から無歯顎まで
313 下から3行目 診断用ガイドプレート 診断用テンプレート
314 6行目 診断用ガイドプレート 診断用テンプレート
317 図23-6 図説B 診断用ガイドプレート 診断用テンプレート