(第1版第1刷:2026年1月20日発行)
補足情報
日本蘇生協議会の蘇生ガイドラインが「2020年ガイドライン」から「2025年ガイドライン」に変更されたことに伴う修正箇所を下記にまとめました.ご活用ください.(本資料は,新潟大学大学院歯科麻酔学分野教授・岸本直隆先生,大阪歯科大学非常勤講師・佐久間泰司先生による)
2026年7月31日更新
| 頁 | 箇所 | 現行 | 修正後 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 465 | 右段21行目 | 国際的なコンセンサス(心肺蘇生と緊急心血管治療のための科学と治療の推奨に関わる国際コンセンサス,International・・・ | 国際的なコンセンサス(2025年版は「心肺蘇生に関わる科学的根拠の国際コンセンサスと治療推奨2025」,International・・・ | |||
| 466 | 左段7行目 | 2020年ガイドライン | 2025年ガイドライン5) | |||
| 466 | 左段18行目 | ・・・が重要となる. | ・・・が重要となる.救命の連鎖の定義は,国や地域,成人か小児,院外心停止か院内心停止かによってさまざまなものが提示されているが,本稿ではJRCが提唱する救命の連鎖を記載した. | |||
| 467 | 図15-V-1 図説 | 日本蘇生協議会,JRC蘇生ガイドライン2020, 医学書院,2021, 51. | 日本蘇生協議会,JRC蘇生ガイドライン2025, 医学書院,2026, 27. なお 図15-V-1は教科書掲載のものから変更はない. |
|||
| 468 | 右段6行目 | 脈拍の確認はG2020ではすべての医療者が行うことになった. | 脈拍の確認はG2020以降,すべての医療者が行うことになった. | |||
| 468 | 右段8行目 | 具体的な方法は・・・リンク先を参照. | 削除 | |||
| 469 | 左段14行目 | ・・・場合は,人工呼吸デバイスを用意するなど,事前に準備しておくべきである. | ・・・場合は,感染予防の観点や酸素投与ができることからバッグバルブマスク(BVM)の使用が望ましい. | |||
| 469 | 左段15行目 | 人工呼吸デバイスにはフェイスマスク,バッグ・バルブ・マスク(BVM)などがある. | 人工呼吸デバイスにはBVMのほかにフェイスマスク,フェイスシールドなどがあるが, | |||
| 469 | 左段20行目 | ・・・過換気にならないよう注意する. | ・・・過換気にならないよう注意するが,実臨床では換気が不十分なこともみられるため,適切に人工呼吸を実施すべきである. | |||
| 469 | 右段11行目 | マスクを顔面に密着させる(図15-V-4,).BVMは,・・・利点もある. | マスクを顔面に密着させる(図15-V-4,).2025年ガイドラインにおいて,医療従事者による人工呼吸はBVMの使用を基本としている.BVMは,・・・利点もある. | |||
| 469 | 右段下から2行目 | BVMにリザーバーをつけ,酸素を毎分10L以上流すことにより患者に100%酸素を供給できる.過換気にならないよう注意する. | この際,BVMにリザーバーバッグをつけ酸素を毎分10L以上流しながら(100%酸素を供給)人工呼吸を行うことが望ましい. | |||
| 470 | 右段7行目 | もう1枚は左側胸部(腋下5〜8 cm)に貼る | もう1枚は左側胸部(左腋窩の尾側,中腋窩線上)に貼る | |||
| 472 | 右段16行目 | 脈のある心室頻拍は電気ショックではなく同期化カルディオバージョンの適応になる. | 脈のある心室頻拍で,患者の血行動態が不安定であれば,同期電気ショックの適応になる. | |||
| 472 | 右段下から10行目 | ショックボタンを押す.電気ショック時に・・・ | ショックボタンを押す.ショックボタンを押さなくても自動的に電気ショックを行う機種(オートショックAED)もあり,その際もAEDの音声メッセージに従う.電気ショック時に・・・ | |||
| 473 | 左段下から12行目 | (項目新設) 付)胸骨圧迫比率(chest compression fraction : CCF) CPRでは胸骨圧迫のほかに人工呼吸,AED操作などさまざまな動作を行うが,このとき胸骨圧迫を中断している(AED操作中には中断しなくてもよい機種もある).CPRでは胸骨圧迫を中断している時間が短いほうが蘇生率が高いので,中断時間をできる限り短くすることが望ましい.CPR時間のうち,実際に胸骨圧迫を行っている時間の割合をCCFと呼ぶが,CCFを60%以上にするよう心がける.
|
||||
| 474 | 図15-V-14 | 削除 | ||||
| 474 | 右段下から5-7行目 | ・・・(ボックス5).乳児には・・・両母指圧迫法を行う(図15-V-15).胸郭包み込み両母指圧迫法は,・・・ | ・・・(ボックス5).乳児に対する胸骨圧迫手技は,1人法に際して長年,2本指法が用いられてきたが,圧迫の深さが不十分であるなど胸骨圧迫の質が十分ではないことが示されている.2025年のガイドラインでは乳児に対する胸骨圧迫手技として,胸郭包み込み両母指圧迫法(図15-V-15),あるいは片手法を行うことが推奨されている5).胸郭包み込み両母指圧迫法は,・・・ | |||
| 475 | 図15-V-15 | 図15-V-15 乳児で・・・を行う. | 図15-V-15 乳児の胸郭包み込み両母指圧迫法 | |||
| 477 | 右段3行目 | 電気治療には,電気ショック(除細動),カルディオバージョン,ペーシングなどがある. | 電気治療には,電気ショック(除細動),同期電気ショック,ペーシングなどがある. | |||
| 479 | 図15-W-5 図説 | 日本蘇生協議会,JRC蘇生ガイドライン2020, 医学書院,2021, 50. | 日本蘇生協議会,JRC蘇生ガイドライン2025, 医学書院,2026, 82. なお図15-W-5は教科書掲載のものから変更はない. |
|||
| 514 | 文献 第15章 心肺蘇生法 | 5)日本蘇生協議会監修:JRC蘇生ガイドライン2015.医学書院,2016. | 5)日本蘇生協議会監修:JRC蘇生ガイドライン2025.医学書院,2026. |
