在宅訪問における口腔ケアの実際 第2版 増補
修正表 2010年6月15日更新 |
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修正箇所 | 修正内容 | ||
p27 【文章修正】 (3)認知症 |
認知症は年々増えています.三大認知症は,アルツハイマー病,脳血管性認知症,レビー小体型認知症といわれています. | ||
p33 【項目追加】 ◆唾液の役割 |
H免疫力の強化. I食品の発ガン性を減少. J活性酸素の消去. K成長を促すホルモンの分泌. |
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p34 【文章修正】 5)口腔粘膜,舌苔,口蓋の付着(5行目〜) |
舌の清掃は,ほとんどの在宅療養者が行っていませんが,自浄作用が働いていてきれいな方もいれば,口腔機能が低下して唾液の分泌量が減少し,自浄作用がほとんど働かず,舌苔が多量に付着している方もいます.舌苔の付着は,口腔清掃不良や,上部消化管(食道,胃,十二指腸)の吸収障害,薬の副作用などによって起こります. 舌苔が付着している方は口蓋にも汚れがついています.食物残渣をはじめ,細菌や痰などが付着し,ときには口蓋に厚くこびりついています.特に,口呼吸の方は,口腔内が乾燥しており,口腔清掃が不十分な方には歯石沈着がみられます. |
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p38 表3の 2 に追加 | *水量は100mlでも可 | ||
p41 上図差し替え・ 図説修正 |
湿潤剤,歯磨剤,唾液の分泌低下の方・口腔乾燥症の方などの浸潤ケアに用いる. | ||
p42 図説追加 | USは,粘膜ケアに使用. | ||
p45 文末に追加 | (清掃時の力加減などに合わせて,使用する用具を選択) | ||
p59 【文章修正】 F | 疼痛やしみるところがないか,確認して行う(エアなども使用) | ||
p59 最終行追加 | A,I〜M,Q,Rについては,必要に応じて行う. | ||
p60 【文章修正】 Q | 歯面にフッ化物または湿潤剤,歯周病の予防薬などを塗布する. | ||
p60 【図説修正】 | ・キシリトール入りのガム(甘味料に50%以上キシリトールが入っていること)を食後や間食時に噛むことを推奨してもよい. ・1回に2粒を5〜20分くらい噛むと,咀嚼力の向上や口腔内の保清に効果がある. |
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p62 【数値修正】 左上図の図説修正 |
200〜250g ⇒ 200g前後 | ||
p63 【図説修正】 左図「舌の清掃・マッサージ」 |
舌苔が多量の場合は,歯磨剤・湿潤剤を歯ブラシにつけて舌を清掃する(必要に応じて舌ブラシも使用).歯磨剤・湿潤剤での舌清掃は,汚れを効果的に除去できる. | ||
p64 文頭に追加 | 口腔粘膜清掃・マッサージは,口腔粘膜に一定の刺激を加えるため,嚥下反射,咳嗽反射の賦活化にも効果がある. | ||
p69 表6のB文末に追加 | 最初は臼歯頬側から磨く. | ||
p73 @【語句変更】 下から2行目 |
保湿剤 ⇒ 湿潤剤 | ||
p76 【文章修正】 中段(1) |
(1)日頃も訪問時も変わらずきれいに清掃しておく方 | ||
p90 【文章修正】 下部のA |
両手で相手の頬を挟み,軽く左右に曲げてから,少しずつ頸部を右に向け,正面に戻す(写真1,2) | ||
p90 【写真番号修正】 下部のB〜D |
(写真5)⇒(写真3),(写真2)⇒(写真4),(写真3)⇒(写真5) | ||
p91 【写真番号修正】 | 4⇒2,5⇒3,2⇒4,3⇒5 | ||
p108【数値修正】 A | 30度 ⇒ 30度以上 |