(第2版第3刷:2022年2月10日発行)
正誤表
この度は,上記書籍をご購入くださいまして誠にありがとうございました.
以下の箇所に関して誤りがございましたので,ここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます.
2022年11月2日更新
頁 | 行 | 誤 | 正 |
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89 | ↓2 | 「疾病への脅威の認知」および「健康行動の実施による恩恵(有益性)と負担(障害)」に影響を与える. | 「疾病への脅威の認知」に影響を与え,「人口統計学的要因(年齢・性別など)」,「心理社会的要因(性格,家族など)が「健康行動の実施による恩恵(有益性)と負担(障害)」に影響を与える. |
89 | 図U-4-1 | ※図内に矢印追加 「健康行動の実施による恩恵と負担」→「健康行動の意思決定」 |
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105 | 図V-1-4 | 図内の「心身機能・身体構造」,「活動」,「参加」を両矢印で結ぶ.![]() |
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144 | ↓19 | Bleading On Probing:BOP | Bleeding On Probing:BOP |
316 | ↓30 | 食事摂取カルシウムに加え,1〜2g/日の・・・ | 食事摂取カルシウム650mg/日に加え,1〜2g/日の・・・ |
318 | Coffee break:妊娠糖尿病 | 妊娠糖尿病の診断 B負荷後2時間値≧1543mg/dL |
B負荷後2時間値≧153mg/dL |
344 | 表W-1-11 | 小学校低学年:前歯が乳歯から永久歯に交感し,・・・習慣をつける必要がある. 小学校中学年:・・・しっかりと噛む習慣をつける. |
小学校低学年:前歯が乳歯から永久歯に交換し,・・・習慣を付ける必要がある. 小学校中学年:・・・しっかりと噛む習慣を身に付ける. |
353 | ↓7 | および周術期等口腔衛生処置として算定できる・・・ | および周術期等専門的口腔衛生処置として算定できる・・・ |
435 | 表付-2-14 | 〔タンパク質〕妊婦(中期)推奨量:+10 | 〔タンパク質〕妊婦(中期)推奨量:+5 |
(第2版第2刷:2021年3月10日発行)
正誤表
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2022年1月13日更新
頁 | 行 | 誤 | 正 |
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4 | ↑19 | 処置すべてのことをさす「診療行為」である. | 処置すべてのことをさす. |
12 | ↑4 | 2)特異的防御 | 2)特異的予防 |
23 | ↓17 | 吸啜反射,咬反射)・・・ | 口唇反射,吸啜反射,咬反射)・・・ |
30 | ↓8 | 遊離歯肉縁よりも歯冠側歯面に形成されるプラークを歯肉縁上プラークという. | 歯肉辺縁よりも歯冠側に付着しているプラークを歯肉縁上プラークという. |
30 | ↓17 | 遊離歯肉縁よりも歯根側歯面の歯周ポケット内に形成されるプラークを歯肉縁下プラークという.歯面もしくは歯肉内上皮に付着している付着性プラークと,・・・ | 歯肉辺縁よりも根尖側に付着しているプラークを歯肉縁下プラークという.歯肉縁下プラークのうち,歯根面に付着している付着性プラークと,・・・ |
31 | ↓16 | 遊離歯肉縁よりも歯冠側歯面に形成される歯石を歯肉縁上歯石という. | 歯肉辺縁よりも歯冠側に付着している歯石を歯肉縁上歯石という. |
31 | ↓22 | 遊離歯肉縁よりも歯根側面に形成される歯石を歯肉縁下歯石という. | 歯肉辺縁よりも根尖側に付着している歯石を歯肉縁下歯石という. |
38 | ↓5 | 発赤,腫脹,熱感,疼痛が限局し,歯肉の付着や歯槽骨の吸収が・・・ | 発赤,腫脹,熱感,疼痛が限局し,付着の喪失や歯槽骨の吸収が・・・ |
42 | ↓9 | 全身性修飾因子は,年齢,人種,性別以外に糖尿病,肥満,骨粗鬆症,・・・ | 全身性修飾因子は,年齢,人種,性別以外に糖尿病,骨粗鬆症・・・ |
42 | ↑5 | 喫煙,ストレス,ビタミンCやビタミンDなどの栄養障害,薬物,・・・ | 喫煙,ストレス,ビタミンCやビタミンDなどの栄養障害,肥満,薬物,・・・ |
114 | 図V-1-10内 | <吹き出し>現在観察されている状態(症状・徴候)の(主な)原因 | 関連因子によってもたらされた対象者の問題状況 |
<吹き出し>関連因子によってもたらされた対象者の問題状況 | 現在観察されている状態(症状・徴候)の(主な)原因 | ||
126 | 表V-2-3内 | 1日3回歯を磨きますか?⇒1日に何回歯を磨きますか? | (削除) |
146 | ↑3 | D歯肉縁上歯石,歯肉縁下歯石の有無,硬さの探知 | D歯肉縁上歯石や歯肉縁下歯石の有無,歯石の性状の把握 |
153 | 表V-2-14内 | [オーラルクロマ判定パターン] (CH3)2H |
(CH3)2S |
215 | ↓23 | Aバイオフィルムは破壊はできない 超音波スケーラーのようなキャビテーション効果はないため,バイオフィルムの破壊は期待できない. |
Aキャビテーション効果が劣る パワーの調節とチップの形状やブラシチップの使用により,プラークの除去やバイオフィルムの破壊は可能だが,超音波スケーラーと同等のキャビテーション効果は期待できない. |
272 | 表V-4-4 | 【薬効成分】内:クロルヘキシジングルコン塩酸 | クロルヘキシジングルコン酸塩 |
439 | 中断↑1 | カリオスタット®・・・179 | カリオスタット®・・・177 |
443 | 中段↓15 | 特異的防御・・・12 | 特異的予防・・・12 |
(第2版第1刷:2020年3月20日発行)
正誤表
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2021年1月14日更新
頁 | 行 | 誤 | 正 |
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3 | ↓25〜囲み | 第二条 厚生労働大臣の・・・ | 第2条 この法律において「歯科衛生士」とは,厚生労働大臣の・・・ |
1.歯牙露出面・・・ | 一 歯牙露出面・・・ | ||
2.歯牙及び口腔・・・ | 二 歯牙及び口腔・・・ | ||
(3の前に挿入) | 2(略) | ||
12 | 表T-1-3内 | 「機能喪失阻止」欄のルートプレーニング | (削除) |
「早期発見・即時処置」欄のスケーリング | スケーリング・ルートプレーニング(SRP) | ||
12 | ↓4 | 表U-1-2,3 | 表T-1-2,3 |
13 | ↓8 | スケーリングなど歯周病の進行阻止 | スケーリング・ルートプレーニング(SRP)など歯周病の進行阻止 |
↓13 | 歯周外科治療やルートプレーニング,歯科保健指導・・・ | 歯周外科治療や歯科保健指導・・・ | |
36 | ↓5〜6 | Streptcoccus mutans | Streptococcus mutans |
Streptcoccus sobrinus | Streptococcus sobrinus | ||
92 | ↓20 | 問題中心対処 | 問題焦点コーピング(問題中心対処) |
↓21 | 情動中心対処 | 情動焦点コーピング(情動中心対処) | |
113 | ↓7 | (2)診断句 | (2)原因句 |
139 | 表V-2-8内 | 含漱法 | 含嗽法 |
140 | ↓14 | 含漱法 | 含嗽法 |
157 | OHI-Sの表内 | ![]() |
![]() |
160 | ↑2 | 歯肉炎の進行度を評価する. | 歯周炎の進行度を評価する. |
PMA Indexの表内 | P 歯間歯頸部 | P 歯間歯肉部 | |
161 | ↓6 | 2.1〜3.0は高度の歯肉炎と判定することもある. | 2.1〜3.0は高度の歯肉炎と判定することもある.歯周プローブによる出血は,歯肉辺縁に沿ってプローブで擦過して評価する. |
歯肉炎指数の表 | 注意点の欄 | (削除) | |
164 | ↓9 | (5)根分岐部検査の指数 | (6)根分岐部検査の指数 |
166 | ↓3 | ![]() |
![]() |
↓4 | ![]() |
![]() |
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167 | ↓9 | 歯根の状態(プラーク,・・・) | 歯面の状態(プラーク,・・・) |
192 | ↑9 | ポケット底に挿入できたら第1シャンクと歯軸を平行にするように・・・ | ポケット底に挿入できたら第1シャンクと歯面を平行にするように・・・ |
193 | ↓12 | 歯冠側に向かって歯軸方向に垂直な操作 | 歯冠側に向かって歯軸方向に操作 |
194 | ↓2 | [キュレット]#5/6 | [キュレット]#1/2,#3/4,#5/6 |
図V-3-19内 |
バックポジション 唇側:3-1近心,1-3遠心 舌側:3┼3近遠心 フロントポジション 唇側:3-1遠心,1-3近心 |
バックポジション 唇側:3-1近心,1-3遠心 舌側:3-1近心,1-3遠心 フロントポジション 唇側:3-1遠心,1-3近心 舌側:3-1遠心,1-3近心 |
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(顎模型の図,ミラー像の修正) | 各歯左側は青色に変更 | ||
195 | ↓2 | [キュレット]#5/6 | [キュレット]#1/2,#3/4,#5/6 |
図V-3-20内 |
バックポジション 唇側:3-1遠心,1-3近心 口蓋側:3-1近心,1-3遠心 フロントポジション 口蓋側:1-3近心,3-1遠心 唇側:3-1近心,1-3遠心 |
バックポジション 唇側:3-1近心,1-3遠心 口蓋側:3-1近心,1-3遠心 フロントポジション 口蓋側:1-3近心,3-1遠心 唇側:3-1遠心,1-3近心 |
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198 | ↓3 | [シックル]頬側遠心・近心#2 舌側遠心・近心#3 |
[シックル]頬側遠心・近心#3 舌側遠心・近心#2 |
199 | ↓3 | [シックル]頬側遠心・近心#3 舌側遠心・近心#2 |
[シックル]頬側遠心・近心#2 舌側遠心・近心#3 |
208 | 図V-3-39 | (出典追加) | (E・M・ウィルキンス/遠藤圭子ほか監訳:ウィルキンス歯科衛生士の臨床 原著第11版,医歯薬出版,東京,2015.) |
(図V-3-39の横に側注追加) | パワースケーラーは各種メーカーにより,周波数が異なります. | ||
211 | ↑8 | 振動数は4,000〜8,000Hzで・・・ | 振動数は2,500〜7,000Hzで・・・ |
213 | ↓9,↓10 | 歯肉縁下ポケット | 歯周ポケット |
215 | 図V-3-44 |
(図修正) ・8時〜12時:上顎口蓋側及び下顎舌側に該当箇所追加 ・下顎のポジションの区分:4番/5番の間ではなく,3番/4番の間に境界線が入る ![]() |
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215 | 図V-3-45 | 図説B歯肉縁上(下顎前歯部),C歯肉縁下(下顎前歯部) | 図説B歯肉縁上(上顎前歯部),C歯肉縁下(上顎前歯部) |
図V-3-45 | 写真BとCを入れ替え | ||
225 | ↑2 | 平均粒子径65μm,25μm(歯肉縁下対応) | 平均粒子径65μm(歯肉縁上対応),25μm(歯肉縁上・歯肉縁下対応) |
226 | ↓5,↓7 | ノズルは歯肉から | ノズルは歯面から |
230 | 表V-3-14 | フッ化第一スズ(NaF2) | フッ化第一スズ(SnF2) |
233 | ↓11 | B歯面清掃 | B歯面乾燥 |
265 | ↓12 | 日本工業規格(JIS) | 日本産業規格(JIS) |
268 | ↓5 | 現在販売されている歯磨剤の90%以外は医薬部外品・・・ | 現在販売されている歯磨剤の90%以上は医薬部外品・・・ |
275 | 図V-4-6 | (図AとBを差し替え) | ※フロスを第3指に巻きつけている図に差し替え |
296 | ↑9 | (禁煙して3カ月以内) | (禁煙して6カ月以内) |
↑7 | (3カ月以上) | (6カ月以上) | |
310 | ↓23 | 後期で+500kcalである. | 後期で+450kcalである. |
320 | 表W-1-9 | <摂食機能・行動など>↓6 授乳感覚が定まらず・・・ | 授乳間隔が定まらず・・・ |
325 | ↓2 | 幼児期前半は乳臼歯萌出,乳歯列完成の時期であり, | 幼児期前半は乳臼歯が萌出し,3歳頃に乳歯列が完成する. |
329 | ↓6 | 1歳を過ぎたらフッ化物配合歯磨剤の使用をすすめる. | 歯の萌出直後から低濃度(500ppm)フッ化物配合歯磨剤の使用をすすめる. |
331 | ↓1 | かするものである.子どもの自立心や・・・ | かにするものである.子どもの自立心や・・・ |
↓4 | 3歳頃に第二乳臼歯が萌出して乳歯列が完成することから, | 3歳頃に乳歯列が完成することから, | |
350 | ↑1 | D主食のエネルギー比率を40〜50%にする. | D主食のエネルギー比率を50〜65%にする. |
354 | ↓12〜27 | フレイルには,身体的,精神・心理的,社会的要因が存在しており,「栄養(食/歯科口腔)からみた虚弱型フロー」の概念図(図W-1-20)では,4段階で示されている.老年期は就業や子育てから離れて社会的な役割が変化し,生活圏の縮小や生きがいの喪失が生活や健康に影響をもたらす.また,加齢によるさまざまな機能低下(図W-1-21)により疾患や障害を抱えている場合には,家庭内に閉じこもりがちとなり社会性が低下して,第1段階の「社会性/心のフレイル期」にあてはまることとなる.また,第2段階の「栄養面のフレイル期」では,食べこぼしやわずかなむせなどの軽度の口腔機能の低下であるオーラルフレイルが,フレイル前駆症状あるいは加速因子になり,第3段階の「身体面のフレイル期」に移行する.身体面のフレイルの最大の要因はサルコペニア(加齢性筋肉減少症)で,加齢と栄養不良,廃用,疾患による筋肉量の減少をさす.また,ロコモティブシンドローム(運動器症候群)は,加齢に伴う筋力低下や関せ宇T・脊椎疾患,骨粗鬆症による運動器障害のために立つ・歩く・走る・座るなどの移動機能に低下をきたした状態で,第4段階の「重度フレイル期」にあたる要介護になるリスクが高い. | フレイルは,骨格筋を中心とした身体的な虚弱のみならず,精神心理/認知の虚弱および社会的な虚弱が存在する.そして,それらの複数の要素が絡み合い,負の連鎖を起こしながら自立度が低下していく.この要素のうち,口に関するささいな衰えを放置し,適切な対応を行わないことが,口腔機能のみならず,心身の機能低下に繋がることへの警鐘としてオーラルフレイルという概念が生じた.日本歯科医師会ではオーラルフレイルを「老化に伴う様々な口腔の状態(歯数・口腔衛生・口腔機能など)の変化に,口腔健康への関心の低下や心身の予備能力低下も重なり,口腔の脆弱性が増加し,食べる機能障害へ陥り,さらにはフレイルに影響を与え,心身の機能低下にまで繋がる一連の現象及び過程」と定義してその概念図を示している(図W-1-20).老年期は就業や子育てから離れて社会的な役割が変化し,生活圏の縮小や生きがいの喪失が生活や健康に影響をもたらす.また,加齢によるさまざまな機能低下(図W-1-21)により疾患や障害などを抱えている場合には,家庭内に閉じこもりがちとなり社会性が低下して,「第1レベル:口の健康リテラシーの低下」にあてはまることとなる.「第2レベル:口のささいなトラブル」では,食べこぼしやわずかなむせなどの軽度の口腔機能の低下が生じる段階である.ここでは,軟らかい食品を選ぶなどの食形態の選択の誤りが習慣化することとなり,さらに進行すると「第3レベル:口の機能低下」に移行する.このレベルでは,明らかな口腔機能の低下を認めるとともに,加齢や低栄養状態などから筋肉量の減少をさすサルコペニア(加齢性筋肉減少症)が顕著化される.さらにロコモティブシンドローム(運動器症候群)は,加齢に伴う筋力低下や関節・脊椎疾患,骨粗鬆症による運動器障害のために立つ・歩く・走る・座るなどの移動機能に低下をきたした状態で身体的フレイルの最大の要因となり,「第4レベル:食べる機能の障がい」に移行し要介護になるリスクを高める. |
355 | 図W-1-20 | 栄養(食/歯科口腔)からみた虚弱型フローの概念図 | オーラルフレイルの概念図2019年版 |
図W-1-20 | (図差し替え)![]() |
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図W-1-20 | 出典差し替え | (公益社団法人日本歯科医師会:歯科診療所におけるオーラルフレイル対応マニュアル2019年度版.オーラルフレイルとは.2019.) | |
355 | 図W-1-21 | 出典差し替え | (鎌田ケイ子ほか:新体系看護学全書-老年看護学.メヂカルフレンド社.東京,2012,11-29.) |