やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

ポケットマスター PT/OT国試 必修ポイント
PT実地問題 2018

(第4版第1刷:2017年9月20日発行)

正誤表

 この度は,上記書籍をご購入下さいまして誠にありがとうございました.
 以下の箇所に関して誤りがございましたので,ここに訂正するとともに深くお詫び申し上げます.

2018年2月26日更新

箇所
31 問題2の解説 1.図=母指対立筋 1.図=長母指外転筋
127 問題1の解説 3.両側杖歩行は後ろに行う. 3.両側杖歩行は平行棒内歩行獲得後に行う.
134 問題3の解説 3.ステイ付弾力性サポーター 3.支柱付弾力性サポーター
135 問題1の解説 5.チェアバック型装具 5.ナイト型装具またはチェアバック型装具
238 問題45の解説 5.麻痺側下肢はステージVであり,分離運動がある程度可能であるため,視覚代償は必要ない. 5.視床出血による視床障害があるので感覚の再教育はできない.感覚障害は改善しないため,(リスク回避のために)視覚による代償は必要である.
285 問題1の解説 電気刺激療法=TENS( transcutaneous electrical nerve stimulation:経皮的電気刺激 )は〜(中略)〜があり,適切. 電気刺激療法=TES( transcutaneous electrical stimulation:治療的電気刺激 )は〜(中略)〜があり,適切.
治療的電気刺激(therapeutic electrical stimulation:TES)=痙縮を軽減する.
機能的電気刺激(functional electrical stimulation:FES)=中枢神経麻痺による中枢神経 からの出力減少に対して末梢神経に電気刺激を行って筋収縮能力を改善する.
経皮的電気刺激療法(transcutaneous electrical nerve stimulation:TENS)=鎮痛・除痛効果(ゲートコントロール理論).
286 問題2の解説と解答 1.運動覚試験=行動で判断する.
3.内果での振動覚試験=骨突出部に音叉を当てる=口頭で訴えるので信用できない.
答〇×××× 1
1.運動覚試験=被検査者の口頭返事なので障害の程度がわかりにくい.
3.内果での振動覚試験=振動覚検査は検査者も振動を感じながら検査するので,検査結果の信頼性が高い.振動を感じる時間を計るのでデータも的確である.
××〇×× 3
293 問題1の解説 3.4.前骨間神経支配筋=長母指屈筋,深指屈筋2・3指,方形回内筋,短母指外転筋,短母指筋浅頭,母指対立筋,虫様筋 3.4.前骨間神経支配筋=長母指屈筋,深指屈筋2・3指,方形回内筋.
※短母指外転筋以下は削除.
323 問題1
図の下
1.Galant反射の抑制
2.下肢のキッキング促通
3.正中位指向の促進
4.体幹伸展筋の促通
5.頭部回旋運動の促通
すべて削除(問題とは無関係の文章)
352 問題1の解説 2.足背動脈の触診 − リズムの不整=拍動の弱さが見られる 2.足背動脈の触診=閉塞性動脈硬化症では拍動の弱さを感じる.
356 問題5の解説 2.強度=運動時の目標脈拍90/分
<目標心拍数の公式>目標心拍数=(予測最大心拍数−安静時心拍数)×運動強度( %) +
安静時心拍数
{(220 − 70)− 70 }× 0.5 + 70=40 ÷ 0.5 + 70=90
予測最大心拍数=220−年齢
2.強度=「110/ 分を超えない心拍数を目標とする」が正しい.
<心房細動があるときの心拍数の目標>
@ 安静時心拍数は80/ 分を超えない.
A 24 時間平均心拍数が100/ 分以下であること
B 最高心拍数が年齢から予想される最高心拍数の110%を超えない.
C 運動時の心拍数が110/ 分を超えない.